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2006/11/12
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毎日毎日、家事ばっかりやってもやっても追いつかなくって

思わず

「奈美悦子じゃねーんだよ!!!」

と間違えちゃってもコレ仕方ないといいますか。

市原悦子ね。

家政婦は見た!

家政婦!

もう私、家政婦!!!

成人5人分の家事を毎日こなす、家政婦!
















もう冬も近いが、気持ちの良い秋晴れだ。

こんな日に、ディズニーシーに行っている妹は

さぞ気持ちの良い休日を送っている事であろう。

家では、私が妹のパンツを干していると言うのに。

でも洗濯が本当に気持ちよかった。

こんな日の洗濯や、お布団干しは最高だと思う。

でも毎日毎日洗濯しているというのに、どうしてこんなに量が多いのだろう。

先日、その原因を突き止めたのだが

兄上!どーして毎日、長袖Tシャツがきっちり3枚ずつ洗いに出してあるの?!!

どーゆうこと?!

毎日、不思議におもいながら洗濯をしています。
















きっと、兄上は朝T、昼T、夜Tと、TPOでTシャツを変える

そんなお洒落さんに違いありません。

あと、シーツは、夜中に床擦れをするたびに変える、

そんなお洒落さんに違いありません。

だから私は耐えなくてはならないのであります!



きっとこれからの人生で、家事を負担におもうことが

だいぶ減るんじゃないかって

これは修行なんじゃないかって

そう思っています。

最近、私はお仕事を休職中なもので、

実家で肩身の狭い思いをしています。

ですから、申し訳程度に、

自然と家事も多くなるのですが、

何せ、母親がバリバリの社員な上に、元々家事が嫌いな性質ですので、

どーしてもやる人がいなくなるんです。














『働け!このニートめが!』

とか罵倒を浴びせられるのも、

毎日家政婦のように家事をこなすのも、

もうそろそろ飽きてきたので

明日からまたお仕事復活します。

だいぶ休んでしまったので、本気モード突入です。

しかし乍らケータイの無い毎日は快適です。

快適以外の何者でもない。

強迫観念から開放されます。














記号をつけるならば、Rという人物が居たとする。

Rは、音楽家でありますが、

恥ずかし乍ら、いつだって、私の嫉妬や羨望の対照だった。

私は、10代の頃に、一度挫折していて

まぁそれも中途半端な夢だったので、挫折と呼べるかどうかもわからんのですが

兎に角、自分がずっとやりたかった事、

そして足らずに諦めざるを獲なかった事を

Rは、19にして見事、成し遂げたのである。

19で、Rが華々しくデビューを遂げた時、

私は初めて、自分がきっとこうなりたかったのだという事を

目の前で見せ付けられたような気がして、絶望、嫉妬した。

同時に、Rは、夢を成し遂げられなかった私の、

夢そのものでもあったのだ。

私は、Rに嫉妬し乍らも、Rの作品に感動し、打ち震え、

そして同時に、粗捜しも怠らなかった。













実に馬鹿馬鹿しい話である。

スタァに、嫉妬している自分は実に情けない。

憚らずに云うならば、

そこには

『自分がRだったかも知れないのに』

そんな感情が少なからずあったのかも知れない。

これは、恥ずかしすぎて誰にも云えない話である。

だから、こうしてここに、恥を承知で吐き出しているのだ。

愚かしい。

自分は、どうやってもRには成れなかったのだ。

それだけの努力を怠って、結果がこれなのだ。

いい加減、それを認めろよ、とおもうのだが、

なりたかったけれど、なれなかった自分、その象徴がきっとRで、

だからそれから、Rはいつでも私の人生に憑いてまわった。

Rを見る度に、Rに成れなかった自分の人生の糞さに厭気が差し、

Rを見る度に、「お前の人生はなんなんだ!お前の人生はなんなんだ!」

そう云われている気がした。

私は気が狂いそうになった。















先日、Rの元旦那さんとお逢いする機会があった。

私がずっと想像していたその人は、

インテリで、癖があって、プライドが高くって、

気難しい人なのだろうと思っていた。

しかし、実際に逢ってみると、

その人は、イメエジとは全く違う人物であった。

気さくで、明るい、ロックにーちゃん、と云ったところであった。

とても優しい感じのする方だった。

驚いた。

イメエジなんてものは、本当に当てにならないものだ。













音楽を生業にしている友人が増えれば増えるほど、

矢張りRの周りの人物とも接触する事が増えて、

その話のどれもが、Rを褒め称え、賞賛し、崇めるものだった。

私の好きな人でさえ、

「Rちゃん」「Rちゃん」と、何かにつけて彼女を誉めた。

Rの影は、こんな私にとっての安息の場所にさえ、憑いてまわった。

R、またお前なのか。

憎らしく思った。

私はまた、Rに対して嫉妬を抱くことになった。

莫迦らしい。

Rと私は、住んでいる世界さえ、全く違うのだ。

おこがましいにも程があるというものだ。笑える。













こうして、私の周りではいつも、

Rの影がちらついて、話題の中で登場し、

まるですぐ側まで来ている気がするのだが、

それでもきっと

私がRに出逢う事は、一生涯ないのだろうと思う。

こうして私はいつまでも、Rの影に脅え、嫉妬し、羨望し、

Rの影を意識し乍ら生きていくのだろうと思う。

Rは、きっと実際には存在しない人物だろう。

Rは、私の中だけで存在する。

それは、Rの元旦那さんがずっとそうだったように。

実際に、私が描いていたRの元旦那さんは、実在しない人物だったのだ。

それと思われる人は、全く別の人物であった。

Rも、またそうなのであろう。




















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Last updated  2006/11/12 03:59:47 PM
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