全7件 (7件中 1-7件目)
1
こちらでの食事はだいたいコンドミニアムのキッチンでご飯を炊き、スーパーで買ったものを料理することが多いが、アメリカのキッチンはシンプルなのにとても機能的で使いやすい。高さがじゅうぶんにあることも使いやすさの一つだと思うが冷蔵庫、電子レンジ、食器洗い機がコンパクトにはめ込まれているのでゴチャコチャした感じにならないのでスッキリとしている。ヨーロッパや日本のように食器に凝る国民にとっては味気ないのかもしれないが、そういう趣味があまりない粗雑人間の私などにはとても向いている。最近は普通のスーパーでもオーガニックと表示されたものが増え、選ぶのに困るほど種類のあるパンも全粒粉のものが多く「12種類の発芽雑穀入り」なんていうのもある。2日もするとカビが出てくるので要注意だ。ヨーグルトや牛乳は濃厚でとても美味しいし安い。お米は10キロ1800円くらい、牛肉など3人で丁度よいくらいの大きな一切れが600円くらいだ。日本にいると必ず国産牛を選びアメリカ産などには見向きもしないのに、ここへ来るとアメリカ牛が「国産」だから抵抗なく買ってしまうというあまりの順応性のよさに我ながら呆れてしまう。ハンバーガーなども日本では決して食べないのだが、こちらへ来ると平気で食べるし、でっかいアイスクリームとアップルパイのデザートにも手が伸びる。それとベーコン。日本のスーパーで売っているようなベーコンはあまり脂が溶けないのでいつまで焼いてもチリチリにならないから買う気がしないが、(自然食品のものは驚くほど高い)こちらのはスライスしたものが20切れくらい入っていて約500円。 身体にあまり良くないのはわかっているけどつい1枚は朝食に食べてしまう。 かくして今日も遊んでばかりの一日が暮れて行く。陽が沈んだ後の空は毎日表情が違うが、今日は特に美しかった。
2010年11月29日
私の公式の誕生日は3月23日だけれど、実際に生まれたのは前年の11月23日だと母から聞かされたのは30歳近くなってからのことだった。婚姻届と出生届が同時に出されているのはいわゆるデキちゃった結婚だったのか、一人娘だった母が父の籍に入るのための手続きが複雑で時間がかかったという母の説明通りなのか真相は不明だが、とにかく私には二つ誕生日があることになる。そして奇しくも3年前の11月23日の、それもなんと、私が生まれたのと同じ時刻に、子どもたちのパパである元の夫が亡くなったので、この日は彼の命日ともなってしまった。カウアイ島で過ごすのはいつも大体この頃が多いので、以前にも友人たちから祝ってもらったことがあるが、今年も娘や二人の友人がコンドの筋向いにあるBEACH HOUSEというレストランで祝ってくれることになった。ここは以前はこのコンドが所有していたカジュアルな店だったのだが、今ではオーナーが代ってカウアイでのナンバーワンレストランとなっていてお料理はとても美味しい。店の扉を開け放した前の芝生やビーチはサンセットを見る絶景ポイントなので、夕暮れともなると人々が集まって来て腰を下ろしじっとサンセットを待っている。私のいちばん好きな時間だ。担当のウエイトレスはミッシェルという陽気で可愛い女の子。知っている限りの日本語を使ってサービスしてくれて、最後にはお店からのプレゼントのアイスクリームを持って来て”Happy Birthday"を一緒に歌ってくれた。添えられたカードにはウエイター、ウエイトレス全員のサインと共に「おもでとは。てんじょうビです」のたどたどしい文字。思わず噴き出してしまったけれど、その心遣いがうれしい。「長生きしてね」の娘の言葉と友情に包まれた幸せなウン十六歳の誕生日ではあった。みんなありがとう!ほんとうに私は幸せです!
2010年11月26日
私が14年前に初めてカウアイ島へ来るきっかけとなったのは、軽井沢への列車の中でたまたま隣り合わせになったキミエさんというアメリカ国籍の女性との出会い・・・ということはいつかブログに書いたと思うが、彼女の古い友人のノリコさん夫婦もやはり私と同じ14年前がカウアイ島初体験だった。私たちはキミエさん夫婦の部屋に泊めてもらい、あちこちドライブに連れて行ってもらううちにすっかりカウアイ島が好きになって、ここのコンドミニアムに1週間無料で滞在出来る権利を思わず買ってしまったのだ。日本の同じような会員制の所の権利が何百万円もするのを知っていたので、部屋の広さや設備、経営方針など比べると驚くほど安かったのも動機の一つだが、北軽井沢へ引っ越したばかりの私にとってはそれでもかなり大変な出費だったことは事実。1年間の分割にしてもらって生活費を切り詰めながら支払ったけれど、今となってはそれに替えられないほどの「心の財産」となって、どれだけ癒され心が豊かになったかわからない。その後resaleで安くなったのを友人と二人でもう一週間買い増ししたので、今は1週間の年と2週間いられる年が交互に来る。キミエさんたちとは初めの頃予約を同じ時期にして、年に一度の合流を楽しんでいたが、ここ2,3年はあまり会わなくなり少し疎遠になっていた。キミエさんのご主人のジーンは心臓の手術を3回もしていて、今は目の病気もあってほとんど失明状態。車の運転も出来なくなったと聞いていたので心配していたら、今年は丁度来ていて、今週いっぱい同じフロアにいることがわかった。ノリコさんも足の手術をして歩くのが不自由と聞いていたけれど、やはり同じ週隣りの建物に滞在している。ご主人のガーランドは耳が遠くなり嗅覚もなくなったそうだがとても元気。この4人のシニアたちは全員81歳。あちこち故障を抱えながらもそれを年齢のせいにしたり、出かけない理由にはせずにどんどん旅行に出かけ、時には人の助けも借りながら積極的に生きているのが素晴らしい。私も年齢の割には元気で、よく若い人たちから「目標です」と言われるが、私にとっては彼らが目標。いくつになっても年齢を言い訳にせずに積極的に生きて行きたいと思う。
2010年11月23日
昨日午後2年ぶりのカウアイ島Lawai Beach Resortにチェックイン。http://www.lawaibeach.org/1年来なかっただけでとても久しぶりの感じがするが、変わらぬ景色と波の音、そしてフロントのスージーの笑顔と"Welcome home!"の声に心底癒される。今年は1週目が娘と一緒、2週目は息子夫婦が来るので車の運転をせずに済むと思っていたら娘が免許証を忘れて来たという。仕方なく真っ赤なフォードの運転席に座って各機器を点検してからそろそろと右側車線へ滑り出す。国道は50マイル(80キロ)だからさすがに怖い。北軽ではいつも「スピード出さないで!」と言われるのに、ここでは「もっとスピードアップ!」と言われる始末。バックミラーを見ると後ろに何台も連なっている。途中いつも行くスーパーで当座の食料品を買い込んで、汗びっしょりになりながらも無事チェックインが済んでほっとする。部屋の準備がまだ出来ていないとのことなので、2年前工事をしていた所がどうなっているかを見に再び車で行ってみると、カパアのココナッツマーケットプレイスを少し小さくしたようなモールが出来ていた。ショップもあるがギャラリーが多く、中央にはオーガニック商品の専門店があった。そこでハムとチーズのクレープとシーザーサラダで遅いランチを摂る。値段は高めだったがとても美味しかった。歩いても来られる距離にこういう店が出来たのはとてもうれしい。飛行機の中ではいつも通り少し居眠りしただけだったので10時になったらどうしようもなく眠くなりバタンキュー。朝の8時までぐっすりだったので、これでもう時差は解消。2日目の今日はサンセットは残念ながら雲にさえぎられて見られなかったが、空には大きな満月が輝いていた。陽が沈んだ後の夕暮れのビーチもまた趣があってなかなかいいものだ。
2010年11月21日
早稲田にあった預言カフェが高田馬場に移ったと聞いたのは半年くらい前のこと。9月から新しい読書会の場所となった「夢々」さんの近くなのになかなか行く機会がなかったけれど、ようやく一昨日の読書会の前に行くことが出来た。 JR高田馬場駅「戸山口」改札口を右へ出て線路沿いの道を新宿方面に行くと右側「ユーキャン」のビルのすぐ先にそれはある。(土日以外の2時~6時) 以前よりずっと広くなって順番待ちの人のための椅子も屋内にズラリと並んでいる。 入口の紙に名前を書いて待つこと10分ほど。 美味しいコーヒーを飲み終わる頃小型録音機を手に目の前に座った方は今回は初めての男性。 そしていただいたメッセージは次のようなものだった。 どこかで誰かが見ていてくださる、という思いに胸がいっぱいになって今回も涙が出てきてしまった。 「主は言われます。愛する娘よ、私はあなたを祝福します。 そしてあなたの忠実さ、あなたの勤勉さを知っています。 あなたは自分をごまかさないで自分自身に正直に向き合って来た、そういう人です。 そして教師的で、自分自身を十分に尽くして来た、そのような人ですよ。 その犠牲的な時間、そのようなものを少し感じるんですけども、あなたはそれを喜びながら仕えて来た、そのように思います。 非常に「仕える」という心、そのようなものを持っている人です。 ですからそのためにあなたは相当な権威を得た、そのように考えてください、と主は言われます。 人に仕えれば仕えるほどその権威が高められていく、そのようなものですよ。 ですからあなたは今は見ていないかもしれないけれど、非常に大きな権威を持っている人で、その権威は人々からの信頼という形となって現れていますよ、と主は言われます。 ですからあなたが何かをしようとする時に、ほんとうに応援する人、あなたに協力したいと願う人たちが立ち上がっていると思います。 ですから見えない部分にあるそのようなつながり、それを大切に考えてください。 そしてそれに対して自信を持って進んでください、と主は言われます。 あなたがいったん立ち上がると、丁度おいもの根っこのところでつながっているようなものがあります。 それはあなたがほんとうに努力してきた、仕えてきた、そのことによって得たものですよ。 ですからそれを用いて行きなさいと主は言われます。 あなたがリーダーシップを取るためにあなたに私はさらに智慧を与えて行きます。 ですからこれからはさらに人の前に立つ機会が多くなって行く、そのように思います。 ですから何を自分が教えたらいいのか、何を語ればいいのかというような不安も確かにあります。 でも心配しないでください。あなたが経験したこと、あなたが見て来たこと、それをただシンプルに語ればいいのです。オブラートにくるんだり、体裁よく見せたりしないで、そのままでいいのですよ。 荒削りと見える、そのほうがかえっていいでしょう、と主は言われます。 そしてそれが人の心に波打って届く、そのような方法で表して行ってください、と主は言われます。どんなに形がよく見えても、それが表面的なものであればそれは力のないものですよ。 でもあなたが出そうとしているものは一見体裁が悪く見えるかもしれないけれど、その奥底に響く、そのようなものになります。 ですから心と心のつながり、そういうことを大切に考えて行ってください、と主は言われます。 そしてストレートにすること、それがとても大切ですよ。何か変化を見せたり、横からとか裏からとかではなくて正面から進んで行ってください。 あなたの気性がそれを願っています。そしてそうする時にあなたの良さが現れていくでしょう、と主が言われます。 人々の中に私はあなたを遣わして行きますよ、と主は言われます。 ですから人のいるところに自分を置いて行ってください。そのほうがチャンスが開かれて行くと思いますよ。ですから重いカバンではなくて身軽なカバンを持って進んでください。 歩きやすいように、フットワークが軽くなるように、行動しやすいようにしてください。 いっぱい用意して準備が万端になってから出て行くのではなくてそのままシンプルに出て行く、それがポイントとなりますよ、と主は言われます。 でもその場面場面であなたに智慧が与えられますよ。ですからどう振舞うべきか、どうすべきかはその時にわかっていきますよ。そしてそれが更なる経験を満たすものとなるでしょう、と主は言われます。」
2010年11月12日
今日は世田谷のけやき美術館での亜希子さんのお話し会に行って来た。東京へは8月以外はだいたい月に2度くらいは来ているのだが、なかなか時間が合わなくて、山川さんの講演会やスピリットダンスに行けないでいる。でも今年は春の川崎での会にも行けたのでラッキーなほうだ。このけやき美術館はたしか今から4年ほど前のお話し会に来たことがあるのだけれど道はうろ覚え。駅の交番で教えてもらってたどり着くと、すでに会場は超満員。ざっと50人は集まっていたのではないだろうか。山川夫妻が最初の本「アウト・オンナ・リム」を訳されてから今年で25年ということで、今日はお二人の人生の転機となったアメリカでのセミナーや人との出会いのお話や、この25年間の世の中の変化、人々の目覚めの広がりなどについて、いつもながらのよどみない熱のこもったお話しぶりで2時間があっという間に過ぎてしまった。ここ2,3年ほどすぐれなかった体調もすっかり回復されたようで、とてもお元気な様子に一安心。25年と言えばエイトスターダイヤモンドも今年で25年、龍村監督が「ガイヤシンフォニー」を撮り始めたのも25年前と聞き、そういえば私がスピリチュアル系の本を読み出したのも、そういうことに興味のある人とつながり出したのもやはり25年くらい前のことだったように思う。亜希子さんも言われるようにこの25年間の人々の変化には目ざましいものがある。それでも尚まだ全く興味を持たない人が私のまわりにも多いけど、それはそれでしかたのないこと。眠っている人を揺り動かすことぐらいは出来てもそれ以上のことは出来ない。私自身25年くらい前までは眠ったままだったのだから。それがある時ふと目が覚めて、起き上がり、立ち上がって今は前を向いてどんどん歩いている。少し小走りになっているかもしれない。なのに、決して疲れることもなく毎日がイキイキと輝き楽しくてたまらない。老化現象は仕方ないとして体調はまったく問題なし。悩むことも落ち込むこともなくなってしまった。(たとえそのタネはあっても)不安や恐怖というものがなくなってしまったら、誰でも同じようになれるので、みんなもそうなればいいのに、と自分が歩いて来た道を振り返ってちょっともどかしく思っているのは事実だけれど・・・
2010年11月09日
関東地方に台風14号が近づいたこの週末、北軽井沢のオートキャンプ場「スイートグラス」で彗星の捜索家である木内鶴彦さんのお話と各種のワークショップが1泊2日で行なわれ、夜はバーベキューとミュージックセッションのお楽しみもあった。悪天候にも関わらず100人以上の人が各地から集まって盛況だったが、雨のためにハートレー彗星の観測とキャンプファイヤーが出来なくなって残念。でも、立花 隆氏から「世界でただ一人の死亡体験者」と言われ、宇宙の創生から未来まで見て来た木内さんのお話はとても時間内ではおさまらないほど豊富で、昨年中国で死にかけた際の2度目3度目の体験などびっくりするようなお話ばかりだった。彼が作った「太古の水」がどうして体内の老廃物をきれいにするのかなどの説明も科学者らしく、詳しいことは知らぬまま1000倍希釈を化粧水に1万倍希釈を飲料水に使っていた私もようやくその理屈がのみ込めた。このイベントの主催者は以前から親しくしている近所の若いHさん夫婦。慣れないことで大変だったと思うが、これからも続けると意欲満々。次回は私も出来る限りお手伝いをしたいと思っている。そして昨日は東京へ来て青山劇場のブロードウエイミュージカル「ワンダフルタウン」を娘と一緒に観劇。今から4年前のフィンドホーンツアーに参加した劇団四季出身ののんちゃんが出演しているからで、一昔前のニューヨークが舞台の楽しい作品だった。のんちゃんの歌のうまさは先刻承知だけどダンスを見たのは初めて。20人ほどのダンスアンサンブルが実に見事で素晴らしかった。大勢の中で踊っていてものんちゃんはすぐにわかるほど普段の動きがダンスそのものであることに気がついた。主役の別所哲也も俳優や司会者としては知っていたが、あれほど声量たっぷりで歌が上手とは知らずびっくり。ヒロインの安欄けいは宝塚出身だから当然歌も踊りも見事。これからまだ来月末まで地方公演が続いているので、のんちゃん、風邪引かないように気をつけてね。
2010年11月01日
全7件 (7件中 1-7件目)
1


