CAPTAINの航海日記

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CAPTAIN @ Re:滋賀県彦根市(03/21) >滋賀県彦根市さんへ デマはやめましょ…
滋賀県彦根市@ 滋賀県彦根市 2025年8月1日【午前8時00分滋賀県北西地…
CAPTAIN @ Re:松本さん(03/17) >松本さんさんへ ???
松本さん@ 松本さん 2025年8月5日【大地震発表決定】
CAPTAIN @ Re:昨晩の地震(03/17) >松本さんへ すみません。コメント頂戴…
2011.09.06
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テーマ: 癌(3566)
カテゴリ: カテゴリ未分類
9月1日のことになりますが、山下俊一氏が「朝日がん大賞」を受賞しました。
この賞は、朝日新聞社の協力を得て日本対がん協会が表彰しているもので、将来性のある研究や活動等を対象に贈られるものなんだとか( 参考 )。
ちなみに、山下氏の業績については、以下の通り紹介されていました。

「1990年に長崎大学医学部教授に就任し、被爆地・長崎で放射線と甲状腺がんの臨床と基礎研究に携わるなか、1991年以降はチェルノブイリ原発事故後の学童検診を現地で主導。約20万人に及ぶ甲状腺検診から、放射性ヨウ素内部被曝による小児甲状腺がんの激増を科学的に明らかにすると同時に、早期発見と早期治療体制の確立に尽力した。以後、約20年にわたり、海外のヒバクシャを対象に医療支援活動や分子疫学調査を実施している。特に、放射線と健康リスクの最前線でのグローバルな研究実績は、放射線被曝による刻印遺伝子群の探究と疾患関連遺伝子群の発見、そして海外ヒバクシャの集団コホートの登録・生体資料収集バンク構築などに結実し、今後の包括的がん研究と患者還元型研究の世界的なモデルと評価される。
また、今年7月からは福島県立医科大学副学長にも就任。3月に発生した東京電力福島第一原発事故の現地で、原爆医療とチェルノブイリの実績をもとに、低線量慢性放射線被曝による発がんリスクの評価と長期にわたる県民健康管理プロジェクトに携わり、健康リスクの有無を調査研究すると同時に、新たな放射線医療科学の世界拠点と体制づくりの中心的存在として、注目される。」

要するにチェルノブイリでの調査、研究の実績と福島県で現在行っている活動が受賞理由のようなのですが、今年受賞したというのはいささか不自然な気がします。私は山下氏の業績については肯定的に評価していますが、この大賞授与が山下氏の権威にハクをつけるために行われたのだとしたら、キナ臭い雰囲気が漂いますね。今月11、12の両日に日本財団の主催で福島県立医科大学にて「放射線と健康リスク」をテーマとした国際会議が催される( 参考 )ことを考えると、妙にタイミングの良い表彰である点も気になります。少なくともチェルノブイリでの業績は文句のつけようがないのだから、何も今年贈らなくても良いように思うのですが…
とは言うものの、政治信条的には水と油の朝日新聞社と日本財団が山下氏を下支えし、 これだけの方々
あれれ? 日本対がん協会の常務理事のメンバーを眺めていたら、日本医師会の原中会長の名前がありますね。確かこの団体、確か校庭利用の「20ミリシーベルトルール」に対して こんな声明 を出したはず。この主張は「年間100ミリシーベルトまでならば大丈夫。今は非常時なのだから基準は段階的にしか下げようがない」とする山下氏のスタンスとは大きく異なるのに、それでも山下氏を評価してくれた訳ですか? もし原中氏が山下氏の受賞に賛成したのだとしたら、日本医師会ってずいぶん節操のない団体ですね(笑)


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Last updated  2011.09.07 06:15:40
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