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本来の用途ではないが、使ってみたら意外にも効果が高かった。
日常生活でこんな経験はないだろうか。実は、医学の世界でもこ
ういったケースはたくさんあるようだ。既存の医薬品を全く別の疾
病の治療に使うと、大きな効果があるという例は枚挙にいとまがな
い。
最近ではむし歯や歯周病の治療に使用されている口腔機能水「
パーフェクトぺリオ」が、新型インフルエンザウイルスを99・9%不活
化することが確認された。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研
究科ウイルス制御学の山岡昇司教授らの研究でわかった。
パーフェクトぺリオとは、次亜塩素水重炭酸ソーダを電気分解して
得られる中性から弱アルカリ性のPHを有する次亜塩素酸電解水。
強力な抗菌活性を持ち、腐食性も少ない。そのため、医療器具や
治療台の消毒だけでなく、口腔内治療への応用が進められている。
そして、今回は新型インフルエンザウイルス不活化だ。低濃度、
短時間処理で有膜、非有膜ウイルスに対して、強い不活化を示した
という。ウイルス感染の予防や拡大を未然に防ぐ開発が行われるこ
とが期待される。
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