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2009.10.15
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JR山手線の車窓から富士山を眺めることができた唯一のスポットで、商業ビルが建設され、今夏以降は見えなくなっている
「都心の富士」として眺望を楽しんできた通勤客や愛好家から、惜しむ声が上がっている。

富士山を望めたのは山手線の高田馬場-目白駅間(東京都新宿区)。
大気が澄んだ冬の早朝などに車窓から南西の方角を見ていると、ビルの間に頂上周辺が垣間見えた。
ほんの1秒足らずだが、希少な眺望が逆に人気を集めていた。

山岳展望ファンでつくる「山の展望と地図のフォーラム」代表で筑波大付属高教諭、田代博さん(59)が9月下旬、車窓から富士山を探していたところ、新しいビルに隠れてしまっていた。
田代さんは「通勤・通学時のささやかな楽しみにしていた乗客は多かったはず。首都圏の貴重な展望ポイントを失い、大変ショック」と話す。

新しいビルの関係者によると、線路から約100メートル離れた新宿区内に8月、4階建ての商業ビルが完成した。
山手線では以前、原宿-代々木駅間の車窓からも富士山を望めたとされるが、建物の高層化が進み、田代さんの話では、高田馬場-目白駅間が最後のスポットだった。





恥ずかしながら山手線から富士山がまだ見えていたことも知らなかった。

日本人にとってやはり富士山は特別な存在。
関東平野からであれば遠くても冬の晴れた日ならその姿を拝むことは可能で、東京でも富士山ビュースポットはたくさんあった。
しかし、ビルが建てばそれまでだ。

20数年前に自分が世田谷に住んでいた頃、アパートの近所の環7の歩道橋に上ると富士山が見えた。
夕方になると、黄昏の中に東名高速の灯が浮かび、その先に富士山が鮮やかな姿を見せていて、その時間帯になるとひとり歩道橋に上って景色を見ているのが好きだった。
それがある日から、ビルが建ってしまい見えなくなった。

現在自分が住む府中のアパートも窓から富士山が見えるのが選んだ決め手だった。
ところが数年間その方向に新しいマンションが建った。
今でもかろうじててっぺんは見えているが、以前のような雄大さはない。


そう言えば都内には江戸時代からたくさんの「富士見坂」が存在するが、現在でも富士山が見える富士見坂は1か所だけだという。

江戸は遠くなりにけり、である。





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Last updated  2009.10.15 00:58:46
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