UK:ナッシング・トゥ・ルーズ/闇の住人(ポリドール) 来日記念盤と左上に記されている通り、当時出たシングル盤。B面のIn the dead of nightはトリオでの再録で練習テイクじゃないかと思うほど録音の質がワイルドw ライナーで「80年代のスーパーグループになることは間違いないでしょう」と書かれているのも今読むと「それはエイジアでだったなw」と突っ込みたくなる。ウェットンのアゴとホッペが何故白くなっているのかは今でも謎だw アセモか?
The League of Gentlemen:HEPTAPARAPASSHINOKH/Robert Fripp:MARRIAGEMUZIC 写真はB面。A面のリーグ・オブ・ジェントルメンの人をバカにしている読めないタイトルも笑わせてくれるが、B面には人を食ったように小さく33回転と表記されている。知らずに掛けると・・・でも、B面のフリップのソロはフリッパートロニクスだけにあんまり関係ないかw 一応リーグ・オブ・ジェントルメンのアルバムより前に発売されたのでワクワクしながら聴いて、随分驚かされたものであった。 EGレーベルのエディションEG名義のシングル第一弾である。第二弾は引き続きリーグ・オブ・ジェントルメンでDISLACATED、B面はやはりフリッパートロニクスで1984の編集ヴァージョン(どこが編集だかわからんw)似たようなものなのでコチラは写真は割愛。バンド名はイギリスのコメディ番組から取った様で、フリップとハスケルが学友だった頃に一緒に組んだバンド名が流用されている。過去の自分のアイデンティティーを当時の友人に余り確認しないでホイホイ使うのは、どうもフリップ先生の良くない点で、ハスケルはともかく、ピーター・ジャイルズやグレッグ・レイクらを怒らせて後で謝ったりするのであるw
Gordon Haskell:PEOPLE DON'T CARE/SILHOUETTES (1979) 60年代にパワフルなバンド活動やライターとしても充実したソロキャリアを積んだハスケルが、70年代からクリムゾンに足を突っ込んだのが不幸の始まりだったのはファンならご存知の所。リザードを録音したのはいいが、その後のツアーで前2作の演奏と歌も担当すると思った途端逃げ出したハスケル。「オレは好きでクリムゾンに入った訳じゃない」と言いつつも、その後の米ソロツアーも途中で逃げてウェットンらツアーメンバーに迷惑を掛けた事を後のインタビューで悔いている。
上の写真は79年に英RCAから唐突に出てきたジェントリーな一枚。AB両面共に後に「ゴードンが70年代後半に作っていたサードアルバム」みたいな売りでまとめられたCD「Serve At Room Temperature」で聴くことが出来る。77年の山口百恵のロンドン録音アルバム製作者の回顧インタビューで「ゴードンは自分の歌のデモをたくさん持ってきてアドバイスを求めてきた」と述べているので、常に曲作りは欠かさなかったのであろう。ちなみに素朴なとてもいい奴だったそうである。写真でシングルの一部がマジックで塗り潰されているのは、当時経営が行き詰ったVICTORのロゴが消されている為である。やる事が大雑把ですな。当時その経緯が輸入レコード店でも説明してあったもんだ。
Gordon Haskell:5-10-15/WHISKY さて、こちらは81年に出た黒歴史的一枚。何を思ったかデデデデ、ディスコサウンドですwww ディスコビートに乗せてハスケルがセクシーに「ファァァァィヴゥ~」とかカウントするんである。恥ずかしくてもう25年以上聴いていないw B面は後の編集盤に収められているのにA面は収められていない。もしかしたら私の知らないなんかのCDに収まっていたりするのかもしれないが、今の所聴いたことがない。本人も今更発表しなおす気もないかもしれないしw