クラシカル・・・
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奇跡的に抜け出せて、大フィルの定期に行きました。梅田から全力疾走でギリギリ当日券、滑り込み。前半はリャードフの曲に、ダンタイソンを迎えてラフマニノフの「パガニーニ…」。マニアックにして技巧的で精妙な曲です。ナマで聴くと複雑でミニマルな要素を組み合わせまくって造られているようすや、再現(演奏)の至難さがダイレクトに伝わります。後半はショスタコの8番!ナマで聴くと別の曲のようです。凶暴極まりない。にしても、大フィル、良く鳴る、目の詰まった演奏をするようになったものです。久々に聴きましたが、立派なもんです。ああ、しかし、ショスタコの8番のナマ! 痛めつけられまくるような体験でした。そのなかに織り成す響き…決して、CDでは出来ない体験です。指揮は、ドミトリ・リスという、ウラル・フィルを育てた人とのこと。50歳少し前。指揮はダイナミックそのもの。以前、朝比奈さん時代に、パーヴォ・ヤルヴィが大フィルを振って、異例なことにブルックナーの4番と、ショスタコのヴァイオリン協奏曲を振ったときの姿を思い出してました。あのころはフェスティバルホールで、また大フィルも普段はあまり敏感に指揮者に反応しないオケだったところにムチを入れられて、、、という「カンフル剤」的状況でしたっけ。およそ「斎藤秀雄の指揮法」とは異なる印象(基礎は共通してるのでしょうが)で、新鮮でした。ナマとの比較はできないのですが(曲目も違うし)、TVで見た「ジャナンドレア・ノセダ」の「ダイナミックにしてやや乱暴」な感じが少しダブリます。でもとにかく今まで見たことある指揮の中で、一番、激しい指揮のような気がします。(ショルティも別の意味で、かなり唐突に激しい姿でしたが)しかし、大フィルの進境を見ると、大植さんのこれまでの仕事ぶりがおもいやられます。一見「情熱的!!」でありながら、実際には、一流のプロとして、結果を急がず、じっくりと積み重ねてきはったんやなあ、、、と改めて思いました。大植さんになってからは、むしろ、朝比奈時代の「とにかく、各々、フォルテ出せるだけは出す!!」みたいな合奏じゃなくなった分、バランスが崩壊しない範囲で演奏することを求めていた分、結果、シンフォニーホールででも、こじんまりと聴こえたりしてましたが、そこで表面的な効果や成果を狙って(← どこかの知事さんみたい、、)、台無しにすることなく、プロフェッショナルな積み重ねをされたようです。それに応えた、大フィルの皆さんもたいしたもんです。曲が曲だから、、、、というのもあるにせよ、以前では考えられなかった集中力に、ソロまわし、「成長するプロ」に久々に出会って、うれしかったです。まあ、大人気の橋下知事やそのとりまきの方々や関西の財界の方々からしたら、「アイツらは、努力もしないで、、」とマスコミでいいまくればよいでしょうけども。ムダな高層ビルを建てるプロジェクトに大賛成した企業やお役所が、その資金回収のため「だけ」に、都市の中心となる庁舎を移転させようとしてるクセに、人気をカサに、「改革」ぶってるようでは、何を言ってもムダですが。。。。ああ、しかし、超重厚な、凶暴なプログラムやったです、、、聴くのでも、めっちゃぐったりつかれました。(良い意味で)演奏する方の苦労は想像して余りあります。
2008.10.17
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