真実一路

真実一路

2025.07.26
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テーマ: 参議院選挙(162)
カテゴリ: 政治・選挙
参議院選挙が終わった。大方の予想どおり、自公与党の惨敗だった。
しかし壊滅的な大負けとまでは言えない。石破総理は自公与党で50議席以上との目標を出していたところ、結果は47議席。目標を下回ったが、マスコミや識者たちは選挙後半に「40議席を割る」との観測を出していたのだ。私はその予測に懐疑的だった。比例代表のほうは石破不人気の影響が出るだろうが、選挙区ではそう大きくは減らないとみて「46~48議席」と予想していた。これは当たった。

しかし石破政権が国政選挙で連続2回、都議選を含めれば3連敗した事実は重い。有権者(国民)は石破政権にNOを突きつけたわけで、石破さんもここまできてまだ総理職にしがみつこうとは思ってないだろう。しかし潔さがなく、幼稚な事由を並べ立ててのらりくらりと辞任を引き延ばしている。各方面の観測によると、どうやら8月末くらいまで延命したいようだ。その理由は「戦後80年談話」を出したいかららしい。愛国者としては、これはなんとしてもやめさせたい。なぜなら、その内容はおそらくチャイナと半島二国を喜ばす「敗戦国懺悔謝罪談話」になるだろうからだ。

さて、いずれにせよ石破総理は降りるとして、新総理(総裁)は誰になるのか?
すでにいく人か名前は挙がっており、なんといっても高市さんにいつもの小泉進ちゃん、それに加藤勝信、林芳正、河野太郎、茂木敏充各氏も資格はあるだろう。まず小泉進ちゃんはあり得ない。自民党の総裁選に出るには本来議員としての十分なキャリア、重要閣僚や党三役などの経験が必要である。彼は人気はあるが、キャリア、経験ともに足らず、いまはまだ総理職を担える力はない。では誰が?-
私が最有力と考えているのは林芳正氏だ。国会は衆参両院で与野党逆転となった。この後も自民・公明の連立政権でやっていくなら、野党の協力を得なければ法案を通せない。とりわけ立憲民主党の協力が必要だ。左派野党が喜ぶのは石破さんのような親中韓総理だ。その点で林さんならうってつけ。河野氏も考えられるが、河野さんは麻生派。現キングメーカーの岸田さんは旧宏池会の議員を総理につけたいと考えているだろう。まだしばらくは政権と党を自分がコントロールしたいはず。

ちなみに、有力視される高市さんはどうだろうか?私は「いまはない」と思っている。高市政権となれば、左派野党からの総攻撃がはじまる。法案は通せず、内閣不信任案が出されるだろう。では衆議院の解散-総選挙で切り返せるか?勝つのはちょっと難しい。なぜなら、すでに無党派保守層が自民党を離れ国民民主党や参政党に移っているからだ。いずれにしても、政界は激烈な再編期に入った。政局はこの先長く混迷を続けるだろう。


高市早苗は天下を取りにいく(月刊Hanadaセレクション) [ Hanada編集部 ]





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Last updated  2025.07.31 22:02:59
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