旅職人のくしゃみ
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
いよいよカンボジアへ。カオサン通りから出発。6人ぐらいの旅行者が集まってきてワゴン車に乗り込む。バンコクからアランヤプラテートという国境の町までのドライブ。どれくらいだったかな、忘れた。タイ人運転がものすごい荒くて、のろのろ走る車が前にあると、対向車線にでて追い抜いてぶっ飛ばしていくのだ。最初ははらはらしていたのだけど、慣れてくると「早く前の車追い抜いちゃえー!」と思えてくるから怖い・・・。私は運転免許を持ってはいけないタイプなのかもしれない。で、国境までは順調だった。いよいよ始めての陸路の国境越え。イミグレーション前にみやげ物屋や売店があり、そこで出国カードのようなものを書かされた。すでにそのへんではカンボジア人もタイ人もごちゃ混ぜだったと思う。ちょっとなんとも言えない表情の帽子を被ったカンボジア人の若い男がカードの書き方を教えてくる。で、イミグレーションに行くまで付いてきて最後はチップをくれという。やっぱりそうか、と思いながらもどう対処したか忘れたが、すでに物乞いの取り囲まれあらゆるものをくれといってくる小さな子ども達に私は釘付けだった。物乞いはカンボジアに入ってからもっとすごかった。子どもがはだかんぼの子どもを抱っこして「ワン バーツ!ワン バーツ!」と駆け寄ってくる。だめー!というと手に持っているペットボトルの水をくれといったり、飴や食べ物をくれといってくる。足のない人が松葉杖をついて懸命に追ってくる。これでもか、これでもかといろんな物乞いがやってくる。はっきりいって、物乞いに追われるのはつらい。見るのもつらい。できれば会いたくない。でもなんというか、彼らには彼らなりの生があって選択があって一生懸命でユーモアもある。私が同情なんかしても彼らはきっと気付かないだろうし、ものをあげたところで感謝もしないだろう。たくましく駆け回る物乞いを相手していると、疲れるけど笑えるときもある。子どもはもちろん、手足のないおじさんや、腰の曲がったおばあさんも可愛くて自分と何も変わらないと思うんだ。私のほうがよっぽど甘くてちっちゃい。で、ここからハードボイルドなカンボジアンドライブが始まる。。。カンボジアの道路は舗装されていなかった。赤土のでこぼこ道だ。中国産のバスに乗り込むがエアコンなんて当然ない。暑くて窓を開けたいけどあけると、ものすごい勢いで赤土の埃っぽい空気が入ってくる。窓を閉めていてもほこりだらけでむせる。普通の道だったら2時間ぐらいで着く距離なのにでこぼこ道をのろのろ走り8時間以上かかった。途中西洋人の旅行者二人がトイレに行きたいといって車を止めた。その時彼女達は草陰にばーっと走っていったが、ここはカンボジア、アンコールワットと地雷の国と思っていた私はひやひやした。無事だったけどね。あの疲労感はたまらんかった。シェムリアップに着いたときはすでに真っ暗で町は静かだった。宿に連れて行かれ、チェックイン。私は日本人の女の人と同じ部屋に泊まる。意外にきれいで、部屋にシャワーもある。ベッドに横になるととたんに疲れが押し寄せてきて起き上がれず、ご飯も食べずに眠りこけた。明日はアンコールワットだ。朝日見れるかな。くしょん。
2007年02月04日
コメント(0)