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2004年11月15日

4時間の拘束･･･。

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土曜日の３時くらいに、あるお客さんから電話があった。
５０過ぎのくらいおばちゃんからである。

「ずいぶん前にハガキを返信したんだけど、
何の連絡もないのはどういうこと？」

少々クレーム気味である。

先月に新商品のＤＭを発送しており、その内容
について詳しい説明が聞きたいということで、
その旨を返信用のハガキに通信欄に書いて
１０日くらいに前に返送したらしい。

したとのことである。

が、実際には、まだうちにはその返信が
届いていない。
かといって、お客さんの電話の印象からして
「届いておりません」と言っても
「送りました！」の水掛け論になるのは目に
見えているし、お客さんともめるのは避けたい。

お客さんの要望としては、
「送られたＤＭの資料を見ただけでは
よくわからないので、家に来て説明して
ほしい」

「すぐにお伺いできますので、ご都合の
良い日を教えていただけますか？」
と聞くと、お客さんは
「私は忙しいんです」

？

「では、いかがいたしましょう？」
と聞くと、
「こんな資料だけみてもわからないので、
家に来て説明してください」

？？
う～ん、なんだろう･･･｡

まあ電話では、相手の顔が見えないのでお客さんも
言いたいことが言える。
私の経験上、大体のクレームは、本人に会って
話しさえできれば収まることが多い。

ということで、なんとか今日の午後３時以降に
訪問するアポがとれた。

で、本日の３時にお客さん宅へ訪問。

「どうぞ」
と中へ通され、早速話を始めた。

まずはハガキの返信に対する未回答について
「この度はご連絡が遅くなりご迷惑をおかけしまた。
大変申し訳ございませんでした」
とお詫び。

それからＤＭで案内している商品の説明を始めた。

今までにお客さんに送っているＤＭの数は半端ない。
お客さんは送られてきたＣＭを全て保管しているのだが、
お客さん自身がどの商品に対する質問をしたかったのかを
覚えてなかった。
1時間ほどかかったが、なんとか全ての商品の説明をし、
その中の一つの商品に申し込んでくれることになった。

お客さんの不満もほぼ解消でき、その上で契約が取れた。
なんとも喜ばしいことである。

「どうもありがとうございました。今後とも･･･｡」
と締めようかとしたとき、
「あなたいくつ？」
と質問された。

「○○歳です･･･｡」
と答えると、
「若いねぇ。
でもね、若いときに苦労しとかないと、
大人になって･･･｡」
と説教が始まった。

自慢話も混ぜた説教は1時間ほど続いた。
最初の方はところどころ
「そうですよねぇ。」
「本当ですか？」
相槌は打ったが、さすがに３０分以降は
辛くなってきてしまい、ほとんど聞いてるフリ。

１時間くらい経って、そろそろ終わるかなと思うと、
今度は自分の職場の若いやつの文句が始まった。

「最近の若い子は･･･｡」

お決まりのフレーズ。

気持ちが表情に出ないように必死でこらえながら、
なんとか相槌を打つ。
「そうですよねぇ。」

それからクドクドと３０分･･･｡

で、やっと若者批判の話が終わった｡

お願いだから、これで最後にしてくれよぉ･･･

甘かった･･･。

また違う話題が始まってしまった。

今度の話題は「男女平等」とか「男女差別」について。

最初は、なんかまた面倒くさそうだな、
と思っていると、そのおばちゃんの見解が私的に
ちょっと意外だったので、思わず私も口を開いてしまった。

どうせ、もっと女性の働きやすい環境を作るべきだとか
そんな話かなと思いきや、
「今の女性は、自分のやりたいようにしたいだけで
男女平等だの言ってるけど、まったくわかってないね。」

私もその意見には賛成。

もちろん、男女差別を肯定するわけでもない。

私個人の意見としては、そもそも男女差別とか
男女平等なんてことを言うこと自体、まったく
意味の無いことだし、そんなことを気にするほうが
おかしいと思っている。

この話題はちょっと長くなりそうだ。

こんな中途半端なところで終わると、
これを見た女性からかなり反感を買いそうだが、
とりあえず次回にまたあげますのであしからず･･･。

ちなみに今日はおばちゃんに４時間の拘束後、
無事解放されました。

ではまた･･･｡

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