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2005/03/31

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この体は自分のもの

気持性格思考体温未来現在過去

全て

「―上田」

貴方と二人の空間。
これも自分のもの。

「なに。」

貴方は本に夢中でこっちを向いてはくれない

「好きだよ。」

それを口にすると貴方は視線をずらす。
それは…恥？

「もう竜也以外は好きにならないよ」
「だから、なに。」

―支配して。

なんて言えない。ただ貴方のモノになりたい。
貴方だけの

「愛してるよ。竜也をイチバン」
「そんなの、口だけだよ。」

そんなことない。
オレは貴方だけを愛すよ。ずっと。

「雄一…」

そう
名前を呼んで。
命令して。
支配して。

「雄一…？」
「オレは竜也だけ。愛すよ。」
「雄一どうしたのっ」

ただ貴方のモノになりたいだけ。

「なんか、変だよ。」
「そう？」

こんな思いは貴方だけに。
ほかの人には絶対抱かない感情

「竜也」
「な、なに？」

「オレを支配して…？」

支配されたい。
オレは貴方以外の命令なんか聞かないよ
だから…

「し…はい？」
「そ。オレは竜也だけのモノだから」
「や、だよ。支配なんて。」

どうして。
貴方のモノになれるのに。
貴方以外は

「竜也。支配して？全部。オレの全てを。」
「やだっ。怖いよ、雄一…」
「怖くないよ。好きに使えばいい。言われればなんでもするよ。セックスもキスも。キライになれば捨てればいい。」
「雄一…？」
「子供のお使いだって影武者だって暗殺だって。竜也の言うことには従うよ。絶対。全部。」

―オレを壊して

「雄一ぃ…」
「死ねって言われれば死ぬよ。」
「やだぁ。雄一！」

なんで。

なんで。

なんで

泣くの。

今のでキライになった？

「ゆいちはものじゃないよ」
「……」
「雄一は人だよ！？なんでそんなことっ」
「竜也が好きだから」

「ばかぁっ」

そうかもね。
オレ
バカかも。

「オレを」
「…？」
「ボロボロになるまで壊して」

―ギュ

「そんなこと、言うなっ」
「竜」
「ふざけんな！」
「…」
「それ以上言うならキライにっ、なる…から」

首に回された腕が
力なくほどかれる

「だから、もう、言わないで」
「うん」
「オレ。雄一が好きだから。キライになりたくない」
「ごめんな」

どうして。
貴方はオレなんかを好きになったんだろう

「雄一…？」
「なに？」

「命令。

キスして…？」

「いいよ。」
「そのあと抱いて？」
「おおせのままに」

「そして。

もうそんなこと思わないで」

「うん」

支配されなくても
オレは貴方のものだよ。

死ぬまでずっと

ＥＮＤ

疲れた。
ラブレス読んだ後ってこんなの書きたくなるよね
てか中丸変態？
あ、一応中上です；

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