『なにわの英語教育』大阪英語教育研究会(大英研/大阪新英研)

2025.11.16
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カテゴリ: 教育・子育て

今朝の新聞によると、2015~2024年度10年間に全国の公立小中学校教職員38人の過労死が認定されていることがわかったそうで、過労死ラインを超える働き方がまだ多いと考えられます。

私の経験した職場でも、教職員は真面目で前向きな人がほとんどで、生徒たちのために休む間や寝る間も惜しんで頑張る人ばかりでした。平日は授業やクラス活動の準備で遅くまで残り、休日は部活動の練習や試合引率で忙しくしています。最近はさすがに、教委・管理職や労働安全衛生委・労働組合が呼びかけて、定時に帰る日を設定し、休日には部活動オフの日をつくるようになってきています。

文部科学省は働き方改革ガイドライン(2019)をつくり、時間外勤務の上限を「月45時間、年360時間」としていますが、OECDの国際調査結果(2024)によると日本の教員の勤務時間は参加55か国・地域でまだ最長だったようです。

過労死をなくし、教職員が安心して働けるようにするために、国・地方公共団体がもっと危機感を持って教職員を増やし、報酬を手厚くし、働きやすい環境整備を進めてほしいものです。

(参考)「教職員過労死10年で38人」(朝日新聞2025/11/16朝刊1面)








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最終更新日  2025.11.16 09:00:00


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