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2025.06.14
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テーマ: 癌闘病記(421)
カテゴリ: QOL

#がん治療
​がん患者の就労問題を問う。仕事を生きがいや生活の質向上につなげるには/Newsweek​
●治療中の就労は身体活動量を増やし治療に有利な可能性も
●就労は収入源として重要、生活費、治療費のためでもある
→状況にもよるががん治療中も仕事を続ける選択はアリ
https://www.newsweekjapan.jp/stories/lifestyle/2025/06/552856.php

どちらの方の記事かと思ったら、佐藤典宏先生の記事でした。
主に食事のことについて学ぶばさせていただいていますから、やはり先生のご主張部分には賛同できるポイントが多いのだなと思いました。

ただこれも、どのような状態であるかが大事です。

体力を失って、歩くのもやっとと言う状況なら、無理に働くことで生命の危険が出て来ないとも限りませんからね。
体力的には特に問題ない、という方へのメッセージと言えます。

QOLを考えるうえで、がんに対する精神的な向かい方は、かなり重要な要素ではないでしょうか。

もし、私ががん治療をしていて、仕事も何もせずにじっとしているだけなら、がんの事ばかり考えたり、進行時に見られるような症状はないかと一日中やきもきすることになると思います。

そういう「やきもき」は、がん治療において何の役にも立たないことがわかっているのに、そうなってしまうのです。

精神的に強い方なら、きっとこの限りではないと思いますが、小心者の私なら十中八九そのような状態でしょう。

ですから、仕事だけではなく、趣味でも何でもよいのですが、がんではない物事を根拠として、体を動かしたり、何か全く別の事を考えたりするのは、とても重要だと思うのです。

実際、がんと診断された方のうち、相当な割合で抑うつ症状が見られると言います。これは当然のことです。

がんとの関わりを一定時間捨てるという意味でも、私は仕事というのは好都合ではないかな、と思います。

うちの会社には、大腸がんを経験してそろそろ10年程になろうかという従業員がいます。再発もなく元気です。

年齢は72歳です。現役のフィールダーとして、今もあちこち飛び回っているのですが、私は自分のお手本だなと考えています。
また、当社の従業姿勢としても理想だとも思うのです。

全ての仕事が当てはまるわけではありませんが、働くことは、それそのものが福祉であり得ると考えます。
そういう観点からすると、

・がん治療中の方の治療経過の改善が見込める就労とは、、、
・高齢者が健康寿命を延ばすことが出来る就労とは、、、
・若齢者に負担をかけない高齢者の生き方としての就労とは、、、

などなど、色々と福祉と就労を置き換えて考え、実践してみるだけの社会的価値があるように思えてきます。






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最終更新日  2025.06.14 09:15:02
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