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#がん治療研究
2種類の細菌が「阿吽の呼吸」でがん細胞破壊、新たな細菌療法につながる可能性 北陸先端科技大が成功/読売新聞
・”免疫不全”状態の大腸がん・膵がんマウスに投与→数日でがん消失→免疫力低下状態でも効果あり
・’28年実用化に向け新興企業設立計画
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20250805-OYT1T50144/
2種類の細菌がタッグでがん細胞を破壊、新たながん治療法に光 ― 北陸先端科技大の研究
北陸先端科学技術大学院大学の都英次郎教授らの研究チームは、2種類の細菌を連携させることで、がん細胞を効果的に死滅させる動物実験に成功しました。この新たな手法は「がん細菌療法」と呼ばれ、特に免疫力が低下した状態でも効果が期待できる画期的な治療法です。
チームは、がんに自然に存在する「阿形」と、発光・発熱能力を持つ自然界の細菌「吽形」を組み合わせ、「阿吽の呼吸」でがん細胞を攻撃する様子から命名。免疫不全状態のマウスに大腸がんや膵臓がんを移植し、この細菌を投与したところ、数日でがん細胞がほぼ消失しました。
現在、2028年の実用化に向けて新興企業の設立も計画されており、がん治療の新たな選択肢となる可能性が注目されています。ただし、生きた細菌の使用に対する社会的理解や安全性(免疫暴走の懸念など)の確認が今後の課題です。
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