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最近の読書は、時間や集中力に応じて柔軟に本を使い分けるスタイルに落ち着いています。読書時間が5分しか取れない日もあれば、1時間じっくり読める日もある。そんな日々の中で、10冊ほどを並行して読むという方法が非常に快適で、内容の濃淡やジャンルの違いが良い刺激になります。これはぜひ多くの方に試していただきたい読み方です。
さて、最近読了した作品とその印象を簡単にご紹介します。
キャラクターの魅力が光る一冊。超常現象を論理的に語る展開が新鮮で、読み進めるほどに引き込まれました。続巻も読むことを即決。シリーズとしての期待が高まります。
『大天使はミモザの香り』 音楽とミステリが融合した独特の世界観。ユーモアも効いていて、読後感が爽やかです。
『アンスピリチュアル』(2025年新刊) SFとしての完成度も高く、テーマの深さと語り口のバランスが絶妙。今後の作品にも注目したい作家です。
以前読んだ『食卓にビールを』がユーモアSFとして秀逸だったため、他作品にも手を伸ばしました。今回も期待を裏切らない良作。独特の世界観と語り口が魅力です。
『恍惚病棟』『翼とざして』『雨の恐竜』『SAKURA 六方面喪失課』 ジャンルはミステリ中心。特に『雨の恐竜』はジュブナイル要素と恐竜というテーマが心をくすぐります。多彩な切り口で描かれる物語群は、山田作品の幅広さを感じさせます。
ベストSF1993年国内第6位作品。30年以上ぶりの再読でしたが、ドタバタ劇の楽しさは色褪せず、懐かしさと新鮮さが同居する読書体験でした。
ベストSF2010年国内第5位。歴史改変を大胆に描いた時間SFで、再読でも新たな発見がありました。構成の巧みさとテーマの深さが際立つ一冊です。
2025年新刊 川上未映子の「黄色い家」文… 2025.11.24
2025年新刊 川上未映子「黄色い家」文庫化 2025.11.24
読んだ本 アール・ミンデル「ビタミン・… 2025.11.19