全35件 (35件中 1-35件目)
1
先日ホスピスで旅立たれた93歳女性の言葉人生最良の日はいつだって今日今日がいつでも一番若いんだから明日はまた一つ歳をとるし、死んでしまうかもしれないのよ今日が最良の日となるよういかに過ごすかが大切1930年生まれ数多の苦難をいつも必死で乗り越えてきたんだろうなあ
2024.02.29
コメント(0)
作りたい女と食べたい女 [ 比嘉愛未 ]NHKホームページから抜粋不動産屋を訪れる野本さん(比嘉愛未)と春日さん(西野恵未)。二人入居可という条件が、家族や建前上結婚を前提としたカップルに限定されていることが多いと知り、げんなりする。野本さんは実家から届いたあずきを調理。2人で同性同士のカップルである自分たちについての思いを話し合う。さて、最近はLGBTsが熱いわけで。『舟を編む』でも今ちょうど「恋愛」という言葉に焦点をあてて、恋愛は異性間だけではないことを論じているし、『ふてほど』でも、キヨシに対する若き井上が抱いた同性愛的な愛情について論じている。つくたべ、は一番現実味がある話かな。世の中に一緒にいるけど法的に守られていないカップルはどれだけいるのか、という話で。パートナーに遺産を渡してあげたくても、相続させる事ができない。病院でも病状説明、見舞いに関しては不文律がある。病状説明を本人以外の誰にするかは本人が決めること。そもそも個人情報だから。でも、順番には気を遣う。やはり、家族が優先。そして、今回の不動産屋のように、結婚を前提に付き合っている相手に、家族より先に説明しても波風は立たない。しかしカミングアウトが出来ていないLGBTsのパートナーに対し、家族、親族より先に説明しようもんなら、どこからか「家族が望まない相手に、患者の個人情報を勝手に伝えていた!」などとクレームが来るし、患者の容態が悪化して付きっきりで見舞いをする時期になると、本人が望んでいてもやはりその場には居づらくなってしまう。困ったことだ。
2024.02.28
コメント(0)
第7話は2/20の朝ごはんのシーンから始まる。互いにやりたいことリストをチェック。二人でキャンプに行くことに決定し、実際にいくこともでき楽しむこともできた。退職届も出した。そんな折、一馬から単独ライブに招待される二人。一馬は自らの「ドンマイ、ドンマイ、僕は好きだよ、」のネタに乗せて、二人のことを大好きとアピール。瞳に結婚を申し込む。瞳も一馬の隣にいき結婚を認めて、と雅彦に迫る。「認めます。二人を路頭に迷わせることだけはするな!」と雅彦。良かった良かった。余命一ヶ月にしては元気すぎかなみなさんのおかげです 木梨憲武自伝 [ 木梨 憲武 ]
2024.02.27
コメント(0)
恋愛に悩んでいる岸辺さん、辞書を引いてみると、どの辞書も「異性同士が・・」と異性愛を例文としてあげていることに気づき、それは同性愛者に対する差別ではないかと、馬締さんに相談する。馬締さん、改めて編集会議を提案、松本先生、荒木さんを交えて話し合うこととなった。松本先生「新しい言葉は10年観察してみて判断できる。冷静で平等な、言葉の観察者で無くてはならない。」と諭す。馬締さんがフォローする。「感情論ではない根拠と異性を外しても成り立つ語釈が必要、ということがわかりました。」松本先生「新しい語釈を考えてみてはくれませんか」岸辺さん「私なんて・・」と言いかけて考えることにした。2017年の岸辺さんは悩んでいる。天童くんもLGBTsに関するニュース(左利きとLGBTsの割合は7.6%で一緒)をメールで飛ばして応援してくれる。そして、彼氏(鈴木伸之)からも連絡が来る。自分の想いを言葉にしようと決意して彼氏にあう。彼氏の決意は固いようだと気づき、馬締さんに言われた通り、明らめて(物事の事情を明らかにすること)、諦めて(断念すること)、明らめる(心を晴らすこと)事ができた。そして、その経験を踏まえて、異性愛だけではない恋愛の語釈を発表する。3年、観察しよう、という結論を得る。天童くんからありがとう、と言われる。彼は同性愛者だったのだ。原作の世界観を壊すことなく、でも忠実過ぎるわけでもなく、良いドラマに今のところ仕上がってます。安心して観てられます。☆☆☆
2024.02.27
コメント(0)
謝罪の王様 [ 阿部サダヲ ]あらすじはホームページから土下座を武器にする“謝罪師”があらゆるテクニックでトラブルを丸く収める。宮藤官九郎が脚本を手掛け、阿部サダヲ、井上真央ら豪華キャストが共演した話題のコメディ。帰国子女の典子(井上真央)はヤクザな男の車を相手に事故を起こし、欧米での生活習慣から日本流の謝罪ができずに騒ぎをこじらせてしまう。困り果てた彼女は自称“謝罪のプロ”の東京謝罪センター所長・黒島(阿部サダヲ)に相談、黒島はあらゆる手を講じてなんとか危機を回避する。これをきっかけに、典子は黒島のアシスタントとして働き始め、サラリーマンの沼田とOL美咲のセクハラ事件、俳優夫婦のトラブル、ついには国際問題までをも手掛けることに。さて、ここからは私の感想話のミソは、わき毛ボーボー自由の女神、にある美咲の代理人は、アメリカ帰りの国際弁護士箕輪(竹野内豊)で、彼は典子の大学時代の恩師でもある。しかも、彼は典子の父親でもあった。典子は幼いころ、映画で見たセリフの影響を受け、国際弁護士になるために勉強中の父親、箕輪に、「わき毛ボーボー、自由の女神」と叫んでは興味を引こうとしていた。試験当日に寝坊した箕輪は、腹立ち紛れに「わき毛ボーボー、自由の女神」を繰り返す典子を叩いてしまい、それが原因で妻とは離婚してしまうことになる。しかし、この文句は国際問題を解決するキーワードであった。クドカン流に伏線が敷き詰められ、それがラストですべて回収される、見事なクドカン流エンターテインメント!楽しめました。私の評価は☆☆☆☆☆であります。
2024.02.26
コメント(0)
由比産婦人科に「小学生の娘が性被害に遭ったようだ」との一報が入り、榊(原田美枝子)はじめ職員は急いで受け入れ態勢を整える。由比(瀬戸康史)は男性である自分が少女に応対しない方が良いと考え、旧知の婦人科医・長谷川(原田夏希)を呼び寄せ、診察に当たらせようと準備する。やがて母親(占部房子)に付き添われ現れた女の子を見て、アオイ(清原果耶)は絶句する。性被害を訴え、病院にやってきたのはアオイが図書館で知り合った友達、亜美(根本真陽)だった。誰にも心を開くことなく頑なに口を閉ざす亜美。由比は、被害届を出しましょう、と亜美の母、継父に相談する。警察沙汰になることでセカンドレイプが起こることを心配する二人。アオイのこれまでと変わらない態度をみて心を許した亜美は、自分に暴行を加えたのが、継父であること、さらに継父との生活に笑顔を見せる母を思い、被害を言い出せなかった事実を告白する。ラスト アオイの台詞望めば救いの手は差し伸べられる。私はそう信じることにした。子供への性暴力はたいてい身近な人間が犯人だという。 今作のように、親しい間柄では当たり前のこと、誰でもしていること、それができないのは悪いこと、でも親が知ったら悲しむから黙っておくことなどと誘導するのだろう。アメリカでは厳しい刑罰が下るとともに、出所後も居住場所に制限が課せられるようだ。それぐらいの法律が日本にも必要。
2024.02.25
コメント(0)
池尻さん(木野花)は辺見(岸井ゆきの)には本音を言う。「死んでたまるか」が口癖なのに、ふと「怖い」ともらす。辺見が精一杯の思いを語ると、池尻さんもいつもに戻る。しかし、とある辺見の夜勤の日、起座位のまま旅立つ。口の中からは土地の権利書が。福山さん(樫山文枝)は余命宣告されているが、自分の年金で生活している息子のために長く生きたいと言う。それしかしてやれることがないと。急変し意識消失した福山さんの前にその息子が現われる。母に言いたいことがあるから手術をしてほしいと言う。手術をしようという主治医の広野(松山ケンイチ)手術が成功し目を覚ました福山さん。就職が決まったと嘘をついてあげる息子さん。看護師の赤根さん(内田慈)は下咽頭がんのステージⅢ。抗がん剤治療のために休職して入院。それを聞いた息子が「大学を辞めて看病する!」と話すと、「大学辞めるなら、私も治療を止める」と赤根さん。「脅迫だよ、そんなの!」と泣く息子に、「あたしの生き甲斐を奪わないで!」と言い返す。幸村さん(根岸季衣)は相変わらず色ボケのまま、幸せそうに暮らしている。大土谷さん(きたろう)は気切チューブのカフの空気が抜けたのか窒息寸前に。苦しくて力が入りチューブがなかなか入れ替えられない。辺見は思わず赤根さんが来るから頑張って、と声をかける。力が一瞬抜け無事チューブを入れて貰って助かる。放射線治療を終えて見舞いに来てくれた赤根さんに、「生きろ」と口パクで言う。くみさん(泉ピン子)は人工呼吸器で延命してもらった夫の手を握りながら息絶える。佐古さん母子は安定して暮らしている。母はくみさんと話したという。夫の爪がちゃんと切られていて、私がいなくなっても大丈夫なんだな、とくみさんは話したといい、自分もそう思っていると。「人の生死を分けるものはなんだろう。」という辺見のナレーション。居酒屋で「私達頑張って生きてますよね。」と慰め合う辺見と広野。「誰かが見届けてくれるから安心して逝ける。人は思うように死ねない。恰好悪かったり、迷惑かけたり、寂しかったり。焦って逝くことなかったのに。」とまだ本庄(古田新太)の自殺を引きずっている辺見。本庄と出会った喫煙できる波止場近くの駐車場で朝日を眺める辺見のアップでラスト。「死ぬってなんだろう」一つの答えをわたしたちは持っている。人は生きてきたように死んでいくホスピス医、柏木哲夫の教えである。
2024.02.25
コメント(0)
【中古】 レッツゴー!忍法帖/劇団☆新感線,古田新太,阿部サダヲ,馬渕英里何,入江雅人,池田成志,いのうえひでのり(原作、演出)「父親に会って欲しい」と渚(仲里依紗)に連れられた市郎(阿部サダヲ)は、ホテルのラウンジで犬島ゆずる(古田新太)と対面していた。なぜか市郎のことを「おとうさん」と呼ぶゆずるに対し、 “おとうさん”はそっちだとイライラする市郎。そのやり取りを見ていた渚は、市郎にある写真を見せるのだった。一方、昭和では、サカエ(吉田羊)がひょんなことからキヨシ(坂元愛登)のクラスに不登校の生徒がいることを知る。キヨシも令和では不登校だったと知った純子(河合優実)は、キヨシにその子の話し相手になってあげればと提案。SNSのない時代にどう連絡を取ったらいいか頭を抱えたキヨシは、昭和ならではの連絡手段を思いつくさて、今回はすべてのネタがバレてしまう。渚は市郎の孫である。ゆずるがおとうさんと呼ぶ=ゆずるは純子の夫渚は市郎と出会った時に母親を阪神・淡路大震災で亡くしたと告白していた。ゆずるは純子と結婚後、実家のある神戸に戻り、紳士服の仕立て屋になり、大震災の前の日に市郎を神戸に招待した。そして、大震災の日の朝まで3人で酒を酌み交わし、ゆずるは家に、市郎と純子は神戸駅に向かった。つまり、市郎と純子は大震災で亡くなってしまう、ということ。ん?市郎は今後、1986年に戻ったら、1995年になれば大震災を回避する行動をとってしまうよね。ドラマでなければ普通。これからどうなる?興味津々!
2024.02.24
コメント(0)
BBM ベースボールカード 087 岡本和真 読売ジャイアンツ (レギュラーカード) プレミアム2023 GENESIS球春きたる、オープン戦が開幕した。開幕戦にふさわしい伝統の一戦、ジャイアンツ対タイガースタイガース先発は昨年10勝をあげた伊藤将司。ジャイアンツはエース戸郷翔征松原、オコエがヒットで出塁、今年から背番号5を背負った門脇が送りバントで主砲、岡本和真に。ジャイアンツファンの期待を一身に背負ったキャプテンは、無理することなくライトへ流し、先制タイムリーヒット。去年は得点圏打率.233と抑え込まれ、41本の本塁打でキングに輝きながらも、打点が100に届かなかった。今年は3割、40本、100打点をクリアしてほしい。投手では戸郷は別格として中継ぎでケラー、菊池が光った。野手では背番号002中田歩夢。7回満塁のチャンスにセンター返し見事なタイムリーヒットを放った。そして昨年不振で背番号9を返上した松原の猛打賞が光った。去年はウォーカー、ブリンソンという、たいして打てもしないのに守備の下手な外国人に悩まされた。そんな外国人選手ならいらんて、ほんまに。
2024.02.23
コメント(0)
作りたい女と食べたい女 / (2DVD) NSDS-54033-NHK春日さん(西野恵未)に自分の希望を押し付けているのではと悩む野本さん(比嘉愛未)は、矢子さん(ともさかりえ)からアドバイスを受ける。ふたりで手料理を食べながら、あらためてお互いに向き合う時間をもって・・・異性間だろうが同性間だろうが、恋愛には対話が必要ただ、春日さんが遠慮する、自己主張が弱いことは生育歴に問題があったからそれも含めて相手を思いやる気持ちが必要そういったことを教えてくれる良いドラマですね
2024.02.23
コメント(0)
紗也子(水川あさみ)の妊娠が判明し、アオイ(清原果耶)や榊(原田美枝子)ら由比産婦人科の面々は祝福する。紗也子は産休などを最小限にとどめ、今まで通り全力で仕事をしていくと由比(瀬戸康史)に宣言するが、激しいつわりなどで業務に支障が出始めてしまう。思ったように働けずにいる自分にショックを受けた紗也子は、夫・広紀(柄本時生)にも気持ちを分かってもらえず、不安になる。そんな中、妊娠する前は多くの仕事を抱えていたキャリアウーマンの妊婦・弥生(滝沢沙織)を巡って、ある事件が起こる。広紀の台詞あいつが何に不安で、俺に何の助けを求めているか、本当のところがわかりません。紗也子の台詞あたしはただ、あなたに甘えたかっただけ、なんて言えるわけない。由比の彩也子への台詞女性が復帰したいと思った時にいつでも戻れる職場を(社会が)作ること。あなたはうちに必要な人材です。NHKドラマ10 透明なゆりかご オリジナル・サウンドトラック [ 清水靖晃 ]
2024.02.22
コメント(0)
みなさんのおかげです 木梨憲武自伝 [ 木梨 憲武 ]フジテレビホームページから自分たち父娘のせいで川上一馬(濱田岳)が芸人をやめ、それに反発した川上龍之介(石塚陸翔)が家出する事態に責任を感じた椎名瞳(奈緒)は、一馬との結婚をやめると宣言。一馬はショックを受けるが、瞳の胸中を察して了承する。同じ頃、人生ノートを書き終えた椎名雅彦(木梨憲武)は、一度は受け入れたはずの死を前に、やはり瞳と別れるのが寂しいと阿波野弘(光石研)に本音をこぼす。そして、脳裏にはある考えが…。一方で、日に日に症状が悪化していることから、これ以上は隠し通せないと、中井義広(矢柴俊博)と加賀屋吾郎(葵揚)に自分が末期の膵臓(すいぞう)がんであることを告白。治療は受けないという雅彦の強い覚悟に、2人は言葉を失う。一馬との婚約を解消し、これで心おきなく雅彦のことに専念できると思っていた瞳だったが、助産院での仕事が忙しくても、夜勤明けで体が疲れていても、心はどこか落ち着かず、眠りにつくことができない。雅彦もまた、瞳と一馬の結婚が破談になったと聞いても手放しで喜ぶ気にはなれず、もやもやした気持ちを抱えたまま日増しに強くなる痛みと闘っていた。そんななか、瞳から結婚をやめたと報告を受けた岸圭吾(深澤辰哉)が、突然、椎名家を訪ねてくる。瞳を心配して元気づけようとする岸の優しさに触れ、自らを奮い立たせていつも通り助産院へ向かうが…。ここからは感想雅彦は死ぬまでにしたいことのリストに、瞳と一馬の仲を引き裂くこと、瞳は父親にしたいことのリストに、一馬との結婚を認めさせること、を挙げていたが、今回はそこ。冒頭は瞳がそのリストを消し婚約解消へ。でも、瞳の落ち込む姿を見て雅彦がそのリストを消し、瞳と一馬の仲を取り持つようにホームパーティを開く。これもリストの中の一つ。ラスト、瞳の手帳にはまた、一馬との結婚を認めさせることが復活する、というストーリー。ドラマの中のカレンダー、2/16を指していたシーンがあった。このドラマは本年の1/1がスタート。余命3か月のひとがすでに1ヶ月半生きていることになる。しかし、それほど痩せていないし、まだ元気にしている。思い出してほしい。星野仙一さん、11月末の野球殿堂入りを祝う会ではもうフラフラで、その次の日からは、ほぼ外に出ることはなくなっていた。しかも大分痩せていた。雅彦もあと1ヶ月半の余命ならもう少し弱っていなくてはリアリティに欠けるのでは。
2024.02.21
コメント(0)
NHKドラマ10 透明なゆりかご オリジナル・サウンドトラック [ 清水靖晃 ]アオイ(清原果耶)がヤカンを焦がしたのがきっかけで、最近平穏だった母・史香(酒井若菜)との関係が再びギクシャクしはじめる。そんな時、アオイの小学校の友達だったミカ(片山友希)が入院してきて、ふたりは再会を喜び合う。ミカは夫も両親もいない孤独な状況での出産が迫っていたが、自分が赤ちゃんだった時の母子手帳を肌身離さず持っていた。それを見たアオイは、母に怒られてばかりだった子ども時代を思い返す。ミカもアオイも母親に愛されていなかった。ミカは母の再婚相手、いわゆる継父に嫌われて施設へ預けられた。でも母子手帳の中ではミカは母親に愛されていた。それが支えだった。アオイはギクシャクした関係のまま母親が離婚。中学生になった時にADHDと診断され、関係が修復に向かい今に至る。ミカが出産する。幸せそうなミカを見て、アオイも自分の母子手帳を探してみると果たしてタンスの中に。アオイの母もアオイを愛していた時期がちゃんとあった。今日も焦げたやかんでお湯が湧き、紅茶を二人で飲んでラスト。母親だから必ず子供を愛せる訳では無い。子供を愛せないなら虐待する前に、殺してしまう前に、里子に出す、施設に預ける。それが当たり前になるような母子に優しい社会にすることが大切。このドラマの設定は1997年。26年経つのに母子を取り巻く状況は何も変わっていない。
2024.02.20
コメント(0)
舟を編む (光文社文庫) [ 三浦しをん ]冒頭は2017年7月5日、岸辺みどりさんが海辺で慟哭する場面からのスタート。登場人物順には岸辺みどりさん(池田エライザ)その彼氏(鈴木伸之)馬締さん(野田洋次郎)その上司?多分、西岡(向井理)佐々木さん(渡辺真起子)バイトの天童くん(前田旺志郎)かぐやさん(美村里江)松本先生(柴田恭兵)荒木さん(岩松了)時間は小説で言えば第四節、大渡海の編集開始13年目からのスタート。みどりさんは、読者モデルから女性ファッション誌編集者に。モデル時代から上から目線の女と陰口をいわれ、女性誌編集部の同僚女性からもハブされ、カメラマン志望の彼氏にも最後に別れを告げられてしまう人間として描かれている。女性誌から外され、辞書編集部にきたみどりさん。その歓迎会の席で、辞書を軽んじた一言を発し、天童くんはそれに怒って帰ってしまう。松本先生に「激おこ、プンプン丸でしたね!」と言われてしまう。でも「大海を渡る、それにふさわしい舟を編む、あなたの柔軟さが私達の舟を強くしてくれるでしょう。」と松本先生はみどりを諭す。「私なんて、」と謙遜するみどりに、松本先生は、「なんて、という言葉を辞書でひいてみてください。」家に帰り、なんて、を調べるみどりさん。そこに書かれていた意味とは・・・みどりさんのこういった人物設定は原作にはないが、「なんて」を説明させることで、辞書の大切さを視聴者にわからせる意味合いを作ったのかな。原作では「右」を馬締さんに説明させることで、馬締さんの辞書づくり能力を描いていた。原作も読み、映画も観た。映画は原作に忠実に作っていたように記憶しているが、映画を上回る作品になりそうな予感がします。
2024.02.20
コメント(0)
お別れホスピタル(10) (ビッグ コミックス) [ 沖田 ×華 ]ホームページから抜粋クリスマスが近い。意識の戻らない娘に10年声をかけ続ける佐古さん(筒井真理子)に、「目を覚ましますよね」と聞かれた辺見(岸井ゆきの)は戸惑う。しかし先輩看護師の赤根(内田慈)はすかさず「きっと」と答える。サンタさんみたいなものだと言う赤根。みんな頼りない命を前に望みをつなぎながら生きている。脳梗塞を繰り返す池尻さんは、そんな母娘の姿が気に入らず暴言を吐く。そして母娘に異変が…クリスマスに奇跡は起こるのか。今回は事件が盛り沢山佐古さん親子は一時退院を希望する。さあ、退院という時に、母親ががんと闘病中であり悲観していることを知る赤根。辺見に退院を止めて、と叫ぶ。聞けば誕生日とクリスマスパーティーをしたら心中しようと思っていたと。アル中患者(キム兄)に暴言を吐き謹慎処分を受けるケアワーカー。辞めます、と挨拶に来てそのアル中患者に諭される。「お前は頑張ってここまできたやないか。今、辞めたらワシと一緒になる。ワシはお前の未来の姿やで!」辺見の妹(小野花梨)は引きこもり。母親が過干渉が嫌になって辺見のところに転がり込み、居候を始める。池尻さん(木野花)は拘っている土地の権利書について話してくれ、「これは私の意地!」と。福山さん(樫山文枝)は、佐古親子を見て母親っていいねと言って池尻さんにキレられたり、自分はだめな母親だったと池尻さんに話して同情されたり。咳が続いていた赤根さん、受診前に浪人中の息子から何か嬉しい報告があったと思いきや、診察室で咽頭がんステージ3と告げられてしまう。何か凄い事件が起こるわけではない。病院にいればよくよく起こること。ただ、医療者がきちんと患者さんを人としてみることで、患者さも医療者も救われることがある、ということを描いている。医療者には辛いね。
2024.02.19
コメント(0)
大腸がん 検査キット 自宅 早期発見 ガン 検査セット 健診 健康 【コンビニ受取対応商品】【あす楽対応】【送料無料】 05P03Dec16職場の定期検診には胃がん検診としての胃カメラ、大腸がん検診としての検便が毎年実施される。ついに大腸がん検診が陽性になってしまった。今、午前4:17。寝る前に飲んだプルゼニドとラキソベロンで1時間毎にトイレに行っている状態。9時になったらニフレック2リットルが待っている。さて検診が陽性になったからと言って、どれほど心配する必要があるのか。日本対がん協会が2017年度に全国の支部で行った大腸がん検診の結果では、受診者数は253万7352人、うち精密検査が必要と判定された人(要精検者)は15万4004人(要精検率6.07%)、この中で精密検査を実際に受診した人(精検受診者)は10万5826人(精検受診率68.7%)。この検診を通してがんを発見された人の数は4400人、その割合は0.17%でした。つまり、検便では10000人あたり600人は陽性になる。この600人のうち内視鏡検査を受けるのは400人。その400人の中でがんが発見されるのは17人。つまり検便して陽性になり内視鏡検査を受けても、96%の人は何にもない、ないしは良性のポリープでした、痔でした、ということなのだ。一方、がんと診断される4%の何人が進行がんで、何人が早期癌なのか、の記載がない。それをきちんと記載してほしいなあ。もう一つ、2019年、新たに大腸・直腸がんと診断された人は男性12万人、女性8.7万人の合わせて約20万人。検診を通して大腸がんが見つかったのは4400人な訳だから、何らかの症状が現れてからしか検査は受けない、ってことを意味している。
2024.02.19
コメント(0)
私が勤務する緩和ケア病棟は16床ある。大概、満床の状態だ。田舎は緩和ケア病棟が少ないのだ。だから入院希望者が後を絶たない。待機する日数も長くなりがち。なので、疼痛がコントロール出来た方には一時退院をお願いして、ベッドを譲ってもらうこともしばしば。一時退院した人も決して元気な訳では無いから、時には訪問診療が必要になる。なのに、田舎には訪問診療をしてくれる開業医も少ない。となると、自分で行かざるを得ない。今日も訪問診療に行き、帰ってきて本日入院した患者さんの診察と家族への面談をし、それから14人の病棟患者さんを診て、あれこれ指示を出した。30分程度、残業した。つい先日、非常勤医師二人のうち一人が一身上の都合だと言ってやめてしまった。金曜、土曜は一人で診察する羽目になってしまった。外来して、入院をとって、病棟患者を全員診察して。その非常勤医師がいた頃は、病棟患者の半分を診てもらえたので、一人一人丁寧に話を傾聴出来たのだが、今は症状を把握し治療するだけで精一杯だ。正直、医者不足はしんどい!
2024.02.18
コメント(0)
不適切にもほどがある! [ 宮藤 官九郎 ]昭和世代の中学時代、クラスの女子は授業中の教室で手紙を回しており。モテる男子はその手紙を開けて読んでも怒られなかった。しかし私には読む権利はなかった、ただ回すだけ。そんな切ないことを思い出したぞ、クドカン!主人公小川先生(阿部サダヲ)は、渚(仲里依紗)を追って現代へ入りびたり。しかし、一線を越えようとするとビリビリがくる。タイムパラドックスだろうと説明を受ける渚。小川先生、現代では隠れ蓑にテレビのカウンセラーになっている。番組P(山本耕史)がきて特集でお父さん世代の懐メロを集めているが、コンプラ違反がないかを検証したいと。ジュリーのカサブランカ・ダンディは暴力的、島津ゆたかのホテルはテーマが不倫、石川ひとみのまちぶせは重い、おニャン子クラブのセーラー服を脱がさないでは男に媚びすぎ。そしてハイティーン・ブギを歌う秋津くん(磯村勇斗)、ムッチに似ていると思っていたが小川先生、ここでピンときた。そして、秋津くんの父親は純子の憧れムッチ先輩であることを突き止める。もしかして母親は純子なのかと・・そうではないことに安心する。会社に戻ると次はインティマシー・コーディネーターに引き合わされ、ベッドシーンの検証につきあわされる。所属女優の肌が見えすぎなどとインティマシーをつべこべいうマネージャーを追い出し、女優の気持ちを聞け!と。さて小川先生、SNSで返事をすぐ返さない、既読スルー、当たり障りのない返事に怒っていた。「飯を食わせてやったのに、ご馳走さまがないようなもん。」その被害者の会に突き上げられ、いつものミュージカルが始まる。一方、純子はキヨシに約束をすっぽかされムッチ先輩のもとに。パンイチになるムッチ先輩と純子。マッチの歌詞で純子を口説くムッチ先輩。いい雰囲気になったが、「俺の愚か者がギンギラギンにならないっ」と。必死で純子を探すキヨシ、駅の伝言板に書かれた「キヨシのバカ!」の文字。そして二人を探し当て、純子を奪い去るキヨシ。追いかけてきたムッチ先輩、「男だったら好きなオンナを泣かすんじゃねえ!」ラスト渚の父親(古田新太)に会う小川先生。酸素ボンベを使っている渚の父は、小川先生をお父さんと呼ぶ。つまり・・・渚は純子の娘で、古田新太は純子の夫で、渚はもう死んでいる?次回に乞うご期待!といったところですね。いやあ、面白い。さすがクドカン!
2024.02.17
コメント(0)
心の野球 超効率的努力のススメ (幻冬舎文庫) [ 桑田真澄 ]レジェンドの目撃者 桑田真澄を観た。一番面白かったのは、桑田は実はマイナス思考の持ち主だったと言うこと。1年目は僅か2勝に終わり、ライバル清原は新人王。アリゾナ秋季キャンプに参加。須藤二軍監督にグランド・キャニオンに誘われた。落ち込んでいた桑田は行きたくなかったが、仕方なく出かけた。しかし、その雄大さに圧倒された桑田。ちっぽけな自分に気づき、なんにもまだ成し得ていないことを自覚。やれることをやりきって、それでもだめなら諦めよう、と思い直した。グランド・キャニオンに行ってなかったら終わってました、と話す桑田が良かった。そして、94.10.8の世紀の一戦での胴上げ投手。堀内は言う、94年の桑田が、桑田のベストだった!ジャイアンツの18番だったからこそ頑張れた、成長できた、と笑顔で話す桑田。そして、番組のラスト心に残るシーンは?と聞かれた桑田。肘の手術後、復活を信じて桑田ロードを走っていた後ろ姿、自分と向き合うのが人生にとって大事なこと、あれが自分にはふさわしいさすが、レジェンド!
2024.02.16
コメント(0)
作りたい女と食べたい女 4 (it COMICS) [ ゆざき さかおみ ]南雲さん(藤吉夏鈴)に「二人は付き合っているんですか?」と尋ねられ、野本さん(比嘉愛未)への想いを自ら確認した春日さん(西野恵未)。そして、明日はバレンタインデー。野本さんはフォンダンショコラを作り、春日さんは人気のお店でオレンジピールを買ってくる。そして二人でみぞれ鍋をつつき、楽しい時間を過ごす。互いに交換したチョコを食べながら、春日さんが切り出す。「大事な話があるんです・・・」で21話が終わり22話へ春日さんの大事な話、愛の告白かと思いきや「私、引っ越そうと思うんです。」引っ越しの理由は、毒父親に住所を突き止められてしまい、脅迫まがいの手紙を送られてくるから・・思わず「春日さんが好きです。引っ越しの手伝いをします、」と告白する野本さん。「私も好きです。引っ越すにあたり二人で住むところを探したい。」という春日さんの返事と提案に泣き出す野本さん。でも、好きというのは友情なのか、恋愛なのか、を確認する野本さんに、恋愛です、と答える春日さん!両思いになれて良かった良かった。
2024.02.16
コメント(0)
ホームページから抜粋南雲さん(藤吉夏鈴)に尋ねられ、野本さん(比嘉愛未)への思いを口にした春日さん(西野恵未)。野本さんとの関係は特別なものだと自分でも思い至る。明日はバレンタイン。仕事も忙しい中、野本さんはフォンダンショコラ作りに熱中する。そして・・・。今の世の中、NHKは原作に忠実なのかどうか気にはなるが、原作は読んでいないので、純粋にドラマを楽しんでいる。ドラマとしては本当によくできている。南雲さんはどういう役割を与えられるのかがとても気になっていた。三角関係になるのかっ!という懸念を今日は払拭してくれた。あとは、野本さんと春日さんがうまくいくと良いですな。作りたい女と食べたい女 [ 比嘉愛未 ]
2024.02.15
コメント(0)
娘の結婚に反対しながら、自らの終活を続ける父親。娘の彼氏はその父親から結婚の条件を満たすために、確かな収入を得ようと芸人をやめ、塾講師として正式採用される。結婚のために夢を諦めた彼氏に何も言えない娘。そんななか、彼氏の8歳の息子が家出をしてしまう。探す彼氏と娘。息子は街を彷徨っている途中で、娘の父親に出会ってしまい、家に連れて行かれる。そして、パパである彼氏に、「僕がいないほうがいいでしょ。二人の足枷になっているから家出したんだ。」と言い放つ。父親は彼氏に向かって「人に言われるぐらいで簡単に夢を諦めていいのか?」と問う。父親は悔いなく生きてきた自信がある。だから、人に言われて夢を諦める彼氏が気に入らないのかな。どう生きるかが大事なのだよね、父親にとっては。
2024.02.14
コメント(0)
ホームページから抜粋陰謀論に陥った秋瞑(美波)、雅子(松井玲奈)、麻子(河井青葉)らの暴走を止めるため、正彦(青柳翔)と誠(大東駿介)は教団の解散を宣言。そもそも金のために始めたインチキな教団だったことを告白し、全てを終わらせようとする。だが、もはや秋瞑たちには届かず、無理やり車で逃避行に連れ出される。人気のない山の中で正彦は隙を見て逃げ出そうとするが、誠は信者を見捨てるべきではないと主張する。そして……。このドラマを観ていて、オウム真理教を思わずにはいられなかった。麻原彰晃がインチキだったかどうか、金儲け目的だったかどうか、それを言いたい訳では無い。地下鉄サリン事件は1995年。遡ること5年4か月前の1989年11月に坂本弁護士殺害事件、1990年2月、総選挙にでて全員落選するが、麻原の意思はどこまであったのか、を今回のドラマを観て思ったのである。麻原より宗教心が強く、しかも賢い信者たちが、麻原の想像(創造)を超えた物語を作り出し、麻原の名のもとにその物語を実行したのでは、そんな感想を抱いた。教祖が色々な意味で絶対的な力があるのか、大川隆法さんや池田大作さんが相次いで亡くなったのに、幸福の科学、創価学会は今のところ何も起きていないのは、組織がしっかりしているからなのだろうか。
2024.02.13
コメント(0)
お別れホスピタル 1 (ビッグ コミックス) [ 沖田 ×華 ]療養病棟に入院している患者さんたち根岸希衣は元教師役。息子には「真面目で大人しい母。最後くらい羽目を外してもいいのに。」と言われているが、実は家族のいないところでは色ボケで、男性ケアワーカーに「けんさーん!」と抱きつく患者。同室には、木野花演じる、気に入らないことがあると看護師をつねる患者。高橋惠子は貧血で入院する患者役。肝臓がんと認知症を患う夫の隣にされて、その介護を病院でもする羽目に。せん妄で暴れていた夫は大人しくなってくれて、岸井ゆきのら看護師たちはホッとしている。娘も「二人は私の理想の夫婦です。」と話す。そんな三人をみて「ご家族が一番ですね。」と声をかける、主人公の看護師役には岸井ゆきの「そうとも限らない。」と呟く主治医役のの松山ケンイチ。胃瘻をつけられた男性患者にお菓子を食べさそうとし、制止するゆきのに逆ギレする妻役には鷲尾真知子。その患者の隣で寂しさからナースコールを鳴らしまくる患者にきたろう。前回、呼吸器をつけられた男性患者の妻に泉ピン子。ドラマは後半がみそ。泉ピン子は優しかった夫が認知症になって、暴力を振るうようになって、入院して肺炎になった。「1日でも長く生きてほしいと思って、呼吸器をつけてもらったけど、お父さんは本当に望んでいたのか・・・」と高橋惠子に打ち明ける。高橋惠子は「長生きしてほしいと思えるあなたが羨ましい。」と返す。そしてゆきのには、「自分が快適であることが妻の幸せだと思っている夫のことを、本当はずっと嫌いだったのかもしれない。一人になりたい。」と打ち明ける。その後、その夫はがんの痛み、腹水による辛さで、助けてくれと暴れ出す。ミダゾラムで鎮静を図る病棟長国広富之、主治医松山ケンイチ、岸井ゆきの、仙道敦子。ミダゾラムが始まった途端「今日子」と叫ぶ夫に、それまで遠巻きに見ていた高橋惠子が近づいていき、枕を整え「これでいいでしょ。早く逝ってください。」と耳許で囁く。そして夫は旅立っていく。居酒屋であの場面を振り返る二人。「愛という沼、深くても浅くても傷つく。ひとりがいいよ、楽で。」とつぶやく松山に、頷くゆきの。薬を貰いに来た高橋惠子に出会うゆきの。スッキリとした顔をして健康そう。「私達はこれで良かったんだと思う。」と最後にいう。最後はゆきののナレーション。人は愛に生きるのかもしれない。美しいけど残酷。どっちとも抱えて生きていくしか無い。
2024.02.12
コメント(0)
【中古】 Lady,go / 桂 望実 / 幻冬舎 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】23歳の南玲奈は派遣会社に登録し、時給1400円の仕事を希望するが、資格も技術もないので1200円の仕事しか来ない。突然首になり、部屋のエアコンも突然壊れてしまい、切羽詰まってキャバクラに体験入店して2万円貰い、何とか糊口をしのぐ。また派遣に逆戻りしたが、本当にお金がない。そんな時同級生のお姉さんに偶然出会う。昔はおどおどした暗い感じだったのに。雰囲気が変わっている。なぜ?話をしたらキャバ嬢をしてる、しかもNo.1。誘われてもう一度キャバ嬢に挑戦、さあどうなる?キャバ嬢で成功するには、席に座ってます挨拶(第一印象)。水割り作って話を聞いて(聞き上手)、無口な客には話を振って(話し上手)。客との会話は忘れないようにないメモを取り(顧客管理)、送るメールは返信が来るよう工夫を凝らす(営業努力)。18年前に新刊で読んだ本。公立病院で頑張っていた時期。医者としては9年目で、自分のやりたい医療を手探りしながら実践していた。医者としての成功は、数多くの患者さんを助けることと信じて。でも、医者もサービス業。数多くの患者さんの信頼を得るために、初めにする努力はキャバ嬢と一緒だな、とその時も思った。今もそれは変わらない。サービス業のすべての人に読んでもらいたい作品☆☆☆
2024.02.11
コメント(0)
なくもんか [ 阿部サダヲ ]1986年のちょっとエッチなバラエティ番組と、2024年の情報番組を対比しながら、セクハラについて考えた第3話。セクハラ上等、何でもありだった1986年と、一言一言コンプライアンスに気をつけている2024年。2024年の結論は、女性を見るときは自分の娘と思って見ましょう。うーむ、娘がいないひとはどうすれば?
2024.02.10
コメント(0)
作りたい女と食べたい女 [ 比嘉愛未 ]春日さん(西野恵未)、毒父親に絶縁を叩きつける。父親から実家に帰ってくるよう再三電話がかかってくる春日さん。どうせ大した仕事もしてないのだから、帰ってきて母親を手伝え、と言われる。野本さん(比嘉愛未)に絶縁を叩きつけたことを話す。「私を冷たい人間だと思いますか?」野本さんはこう返す。「春日さんは優しい人です。一番幸せでいられる場所でいてください。」今日は鶏肉の入ったクリームシチュー。私もよく作ります。
2024.02.09
コメント(0)
ベテランの心得 まずは自分が動かなアカンよね/堀江翔太【1000円以上送料無料】ラグビーの日本のクラブチーム、埼玉パナソニックワイルドナイツがNZのクラブチーム、チーフスを破った。堀江翔太は後半にでて、ラインアウト2つ取られた、残念!チーフスほぼベストメンバーで来ているとのこと。昨シーズンは日本でプレー、昨年のワールドカップでも活躍したダミアン・マッケンジー、姿は見えたけどこの試合は出てなかった。それも残念。でも、日本のチームがNZのチームに勝つなんて誇らしい気分です。2/10にもう2試合。応援しよう。
2024.02.08
コメント(0)
お別れホスピタル(11) (ビッグ コミックス) [ 沖田 ×華 ]NHKホームページより抜粋ある街にある病院の療養病棟。余命宣告を受けた患者さんや、病気と認知症でケアの必要な患者さんが入院している。看護師の辺見歩(岸井ゆきの)には、なぜか本音を出しやすいらしく、気難しい患者さんに振り回されたり、家族間のもめごとに巻き込まれたりしながら、限られた日々が最善であるよう奮闘する。そんななか50代で胃がん末期の、合コンしようなどと明るく破天荒な患者さん(古田新太)が入院してきて・・第1話の主だったエピソードは3つ同じ病室の女性患者さん3人が立て続けに亡くなってしまう。破天荒な患者さんの隣の高齢男性患者さん、認知症が強く弱りも進んで入院するが妻にだけは辛く当たる。そんなある日、肺炎を起こしてしまう。高齢の妻(泉ピン子)とその息子に対し主治医は、人工呼吸器をつけるかどうかの選択を迫る。息子は回復しない可能性のほうが高いならもう止めようというが、妻は納得できず人工呼吸管理に。その麻酔で眠る夫の手を愛おしそうに撫でる妻。破天荒な患者さんは、「モルヒネなんかで自分のことも訳わからなくなっちまうんだろう?」と話していた。ある日、屋上から飛び降りて死亡する。ホスピスで働く医療者として、この場面は頂けない。モルヒネなんかで自分のことがわからなくなる前に、自らの意思で死のう、とした設定に思えてしまう。少なくとも一般の方はそう理解するのではないかな、と思う。もし、一般の方がそう思っているから、そう描いたのだ、としても、それをどこかで否定してくれなくては、モルヒネに対する誤解を招いてしまう。これは私の杞憂か?モルヒネは正しく使えば、自分のことが分からなくなることはない。もちろん、せん妄は副作用として一過性に起こる。その治療は可能だ。痛さをコントロールしながら、安心して過ごすことを可能にするのがモルヒネだ。他局で木梨憲武も飲んでいるではないか。あちらも使い方は若干間違っているけど。モルヒネを肯定的に描いてくれている。あなたがたの影響力は大きいのですぞ
2024.02.07
コメント(0)
記憶にございません! スタンダード・エディション【Blu-ray】 [ 中井貴一 ]雅彦(木梨憲武)の「死ぬまでにやりたいことリスト」の1つ「神に謝る」を実行するべく、瞳(奈緒)が、雅彦の同級生だった“神健一郎”を見つけ出す。雅彦はそんな瞳に背中を押され、長年の後ろめたい気持ちを払拭するべく、喫茶店を経営している神(中井貴一)のもとを訪ねる。神に過去の自らの裏切り行為について謝る雅彦、しかし神妙な顔のままの神。神も「僕も椎名くんに謝らなければならないことがあって。」と切り返される。キーワードを言う神に対して、思い出せない雅彦。結局、ウヤムヤのまま喫茶店を後にする。果たして・・・雅彦が謝罪した神に対する裏切り行為、神も忘れずにいたが、高校生ならよくあることで、神にとっては謝られるほどのことではなかった。それほど罪は重くない。しかし、神が雅彦にした裏切り行為を、雅彦は忘れてしまっていた。しかし、その罪は重い。重いからこそ、忘れてしまっていた雅彦に、その犯した罪をその場ですぐ打ち明けられなかった神。しかし、そのキーワードをきっかけに後日、神がした裏切り行為を思い出す雅彦。忘れていたぐらいだから許せるわな。許す、許さない、これは人生を締めくくる前には必要な行為のように思う。
2024.02.06
コメント(0)
【中古】透明なゆりかご DVD-BOX中絶する私も馬鹿だけど、赤ちゃんも馬鹿だよね。ちゃんと産んでくれる人のところに行けばいいのに。アオイが働く産婦人科の前で逡巡する若い女。中絶したいがアオイに医療費を聞いて諦め、3万円で請け負ってくれるところに行くという。彼女が心配だし、どんなところなのか見たい気持ちもあり、彼女に付いていく。着いたところはただの民家。昔は産婦人科の医師、看護師として働いていた老夫婦が、闇で中絶を行なっていた。彼女は言う。病院に行けば説教されたりするでしょ。自分でもこんなことしていいとは思ってない。でも、あの老夫婦は孫を迎えるみたいにいらっしゃいと言ってくれ、またいつでもおいでよ、と帰してくれる。二度と行かないと思っていてもね。老夫婦には、つらい過去があった。中絶を終えての帰り道に、女子高生に自殺されたのだ。その子が忘れたハンカチを返そうと、道の途中で追いついた、その目の前で。きっと若き日の医師は、その子を責めたのだろう、二度と来ないようにね、なんて声をかけたのだろう。レイプにあった、裏切られた、避妊をしていたのに失敗した、など中絶をせざるを得ないときもある。逃げ道は必要なのだ。
2024.02.05
コメント(0)
仮想儀礼(上下)合本版(新潮文庫)【電子書籍】[ 篠田節子 ]ホームページより抜粋ついに関係者の死という衝撃的な事態まで迎え、聖泉真法会は「カルト」の烙印を押されてしまう。マスコミや信者の家族たちに押しかけられ、世間から猛烈なバッシングを受ける中、正彦(青柳翔)と誠(大東駿介)は初期からの信者数人と出直そうとするが、社会との対決姿勢を強める秋瞑(美波)が暴走。雅子(松井玲奈)、麻子(河井青葉)が追随し、圭子(峯村リエ)、広江(石野真子)は離脱していく。そこへ思わぬ事件が…。新興宗教が大きくなるには政治家、もしくは経済界の日本を牛耳っている誰かの後ろ盾がないことには難しい、ということですね。プロ野球に新球団をとなった時に、政界、財界に後ろ楯のある三木谷さんと、何もない堀江さんが争って、堀江さんが刑務所にまで放り込まれて、日本というのは怖い国やなあ、と我々庶民は思いましたからね。
2024.02.04
コメント(0)
殿、利息でござる! [ 阿部サダヲ ]TBSホームページから抜粋再び令和にやってきた市郎(阿部サダヲ)が持っていたスマホに、昭和にいるサカエ(吉田羊)から着信が。市郎のタイムスリップ話を信じていなかった渚(仲里依紗)と秋津(磯村勇斗)だが、ビデオ通話で確かにサカエが昭和にいるとわかり、驚きを隠せない。そんなことはさておき、市郎は純子(河合優実)とキヨシ(坂元愛登)の“チョメチョメ”を未然に防ぐため、サカエに今すぐ自宅へ向かってくれと懇願するのだった。改めて渚と秋津にこれまでの経緯を説明し、初めて会った時の“渚の涙の理由”が気になっていたと打ち明ける市郎。すると、渚はこれまでに起こった出来事を語り始める…市郎は昭和10年生まれで、私の両親よりちょっと上。田舎の小中学校の教師には、市郎のような戦争さなかに生まれた人間が多くて、軍国主義者かと言わんばかりのケツバット、精神注入棒、鉄拳制裁が罷り通っていた。医者になったときも、教授、助教授クラスにはまだその世代が現役でいて、俺より先に帰る奴に俺に教わる資格はない、俺の頼みが聞けぬ奴に教えることはなにもない、と言わんばかりの人達が多かった。ハラスメントなんて日常茶飯事だったし、それに声をあげることなく我慢して生きてきた。そんなハラスメントを受けて育った最後の世代と自負する私達、第2次ベビーブーマーは、今のハラスメント、コンプライアンスにほとほと嫌気がさしている。先日、私、同級生2人、同級生の一人の後輩女性30歳と4人でゴルフをした時、我々が学生時代の30年前には飲酒運転がまだはびこっていたことを聞いて、びっくりしていた。四半世紀以上前やもんなあ。
2024.02.03
コメント(0)
ファイトソング Blu-ray BOX【Blu-ray】 [ 清原果耶 ]NHK総合で『透明なゆりかご』を一挙再放送していたので、録画しておいたのを順番に見ている。2/3から放送予定である『おわかれホスピタル』の原作者、沖田x華の前作を観てもらう意味があるのだろう。それにしても清原果耶、16歳、若い。このブログでも取り上げた「ファイトソング」、その前に取り上げた「俺の話は長い」で光る演技をみせていた。(NHKの朝の連ドラも脇役、主役で2回も出ているが、それは観ていない)第4話は順調な経過のまま38週で自然分娩した女性の話。出産までは順調だった。しかしそこから子宮が収縮せず弛緩出血が続き、後腹膜でも出血が起きてしまい、大病院に救急搬送して緊急手術してもらったが、亡くなってしまう。その日は訳が分からないまま死を受け入れた年下の夫。しかし、怒りが収まらなかったのだろう、後日弁護士を連れてクリニックに乗り込み、医者の胸ぐらを掴み刑事告訴すると通告する。クリニックは一時騒然となり、その後しばらく入院患者さんも、通院患者さんもいなくなる羽目に。さあ、クリニックはどうなる?出産は合併症が起こらないことが当たり前、病気ではないのだから、と誰もが思っているし、医療者もそれを叶えるための努力を続けてきて、日本の周産期の死亡率の低さは先進国のなかでもトップクラスだ。だからこそ、その稀な死亡事案が起きた時は、医療者は責められやすい。訴訟になった場合、お金も時間もかかる。個人の医者の場合は、このドラマのように死活問題にさえなる。妊婦側にとっては、出産に関わる妊婦や赤ちゃんの死亡、ないしは障害が残るような事故に関しては保証制度がある。それでも、いのちはお金には替えられない。両者ともに傷を背負って生きていかなくてはならない。
2024.02.02
コメント(0)
NHKドラマ10 透明なゆりかご オリジナル・サウンドトラック [ 清水靖晃 ]清原果耶主演、舞台は1997年の個人産婦人科医院、そこで看護助手として働く看護学科の高校3年生青田あおいを描いたドラマ。第1話は出産直前まで未受診のいわゆる駆け込み妊婦の話。妊娠さえすれば結婚してもらえると思っていた田中さん。でも結婚は出来なくて、中絶もできないまま、産んでしまう。しかし、懸命に世話をするアオイに心を動かされ、田中さんもいつしか可愛いと思えるように。そして、母子ともに退院。しかし、その翌日、赤ちゃんは授乳中の事故で死んでいた。第2話は自宅で出産した赤ん坊を、アオイが働く産婦人科に捨てた高校生の話。最初は身元不明の赤ん坊として「シズカ」とアオイが命名し一生懸命世話をする。ある日、両親に連れられた女子高生が登場、両親が育てると約束して帰っていく。第3話は不機嫌な妊婦アベさんの話。アオイの些細なミスをいつも責め立ててくる。でも、不機嫌な理由が、妊娠がわかった直後に夫が医療事故で脳死状態になったから。それをと知ったアオイは積極的に関わるようにする。嘘をつかないアオイに心を開いていくアベさん。子供は無事産まれ、アベさんは退院。しかし、その日に夫は亡くなってしまっていた。3話まで観た感想としては、1997年はこんな感じだったんだろうなあ、医者は上から目線の物言いだったし、インフォームド・コンセントなんて概念もほぼ無かったし。このまま、27年前の話が続くのだろうか?
2024.02.01
コメント(0)
全35件 (35件中 1-35件目)
1