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本日ご紹介するのは「アミガサウリクラゲ」。
クラゲと呼ばれる生き物は、それなりの数がいますが、基本的には大きく分けると「刺胞動物門」「有櫛動物門」「軟体動物門」の各動物門に分けられます。
普通に見られるミズクラゲやカツオノエボシ等のいわゆるクラゲが「刺胞動物門」、ゾウクラゲの仲間が「軟体動物門」に区分されます。
そして今回紹介するウリクラゲ等が含まれるのが「有櫛動物門」となります。
「有櫛」の通り、ここに含まれるクラゲ類は一般的に英名の「comb jelly」を訳して「クシクラゲ」の名前で呼ばれています。
では、ここで言う櫛とは何かというと、写真では虹色に輝いている部分を指します。
クシクラゲの仲間は、基本的にこの光り輝く「櫛板列」が8列あるのが特徴で、この微細な繊毛が融合してできた「櫛の歯」に相当する櫛板を動かすことで、移動しています。
ちなみに櫛板の虹色の輝きは、自らの発光ではなく、外部の光が屈折・反射することによって生じる構造色であり、光を当てないと全く見えなくなります。
さて、本日ご紹介したアミガサウリクラゲについては、体長15cmで、一見するとただのウリクラゲとよく似ていますが、体は扁平で反口端は尖った円錐形に近く、水管は網目状になることから区別でき、名前の由来にもなっています。
本種は、日本沿岸の浅海域で見られますが、分布深度は広く深海にも生息しています。
さらに本種は生物発光することが知られており、刺激を与えると体全体が青白く光ります。
また、このようにゼラチン質で弱々しく見えますが、こう見えて遊泳力が強く肉食性で、他のクシクラゲ類を襲って餌にしています。

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