2017/07/05
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テーマ: 社交ダンス(9449)
講習会の最後はスタンダード講習会でした。

午前中に個人レッスンを受けた時にヴェニーズ・ワルツを少し見ていただこうかと思ったんですが、講習会のテーマがそれだとのことだったので違う種目を見ていただいたんです。

7月2日(日)の14:15~16:15、ここだけ参加の方もいらっしゃいました。

講師は石原正幸コーチです。





ヴェニーズ・ワルツにはスタンダードの基本が詰まっているそうでステップの数は少ないけどきちんと踊れると他の種目にも好影響なんだそうです。


ナチュラルターン
リバースターン
チェンジステップ
フレッカール




競技会のルンバでオープンベーシック、ファン、ホッケースティックをずっと繰り返してる人はいませんが、ヴェニーズ・ワルツはそれに近いものがありますね。

それだけ踊りの質が見られてしまうという怖い種目です。





まず重要なのは初期アライメント、どっちに向かって立つかです。

ナチュラルターンから入る時は、男性中央斜め、女性壁斜め、つまりLODに対して45度だそうです。





カウント123のうちの1はドライブアクションで大きく前進、もしくは大きく後退ですが、この時需要な点が2つあります。


1 足をLODに向かってまっすぐ出すこと。

2 コメンス・トゥ・ターン。


この二つをやらないと、距離が進まない上にカクカクした踊りになります。2は回転の準備と言う意味です。





カウント123のうちの23はスイングですが、ただのスイングではなく1歩目のエネルギーを引き継いだスイングをする必要があります。

そのためにも1歩目のコメンス・トゥ・ターンが必要になってくるんですね。





スローワルツに対してヴェニーズワルツはスイングが少なめでハーフスイングと呼ぶそうです。



カウント23でピョンピョン跳ぶのは間違いなんですね。





リバースターンはナチュラルターンのようにスイングはありません。

ほとんど平だけどほんの少しだけ左スウェイをかけるのがコツだそうです。

リバースターンで一番まずいのは右スウェイがかかってしまうことで、これになるとホールドが崩壊するので、ちょっとだけ逆に振れている方が見ている人が安心できるとのこと。





確かに上手い人の踊りは安心してみていられますものね。



そういう細かいこと、全然やってませんでした。






コーナーを回る時ナチュラルターンの方が普通に回れるんですが、リバースで回る時は男性が重心を左に持って踊ると上手くいくそうですよ。





踊ったことある方は実感されてると思いますが、一方向にばかりずっと回転していると首がもげそうになるし、目も回るんですね。

そこでときどき右回りと左回りを切り替える必要があります。

ナチュラルからリバースに、リバースからナチュラルに、それぞれ男性前進の場合と女性前進の場合があって、全部で4つのチェンジステップがあるそうです。





最後にフレッカールも習いました。

私たちの競技ルーチンにも入っているのでフットワークは知っているんですが、遠心力に対抗するのがいつも大変だったんです。

男性も女性もこれを踊る時は重心を中心に集めておくというのを聞いて、ああなるほどと思いました。





あまりにも詳しくヴェニーズワルツを教えていただいたことで踊りこみの時間がなくなってしまったんですが、本当にお得なヴェニーズワルツの全てが詰まった講習会でしたね。





前回のレッスンの様子は こちら

次回は8月19日(土)です。

ご興味ある方は下記のサイトをご参照下さい。

競技ダンスクラブBeauty





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Last updated  2017/07/05 07:47:11 AM
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