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2017/10/29雨。台風じわじわ接近。低気圧で快くない一日。昨日の疲れと低気圧のミックスでちょっと体調悪かった。昨日のチクルスは、おれは実はけっこう緊張してた。この歌曲の回は、自分としては勝負の企画だった。「青春ショパン」のチクルスの中では一番の「賭け」でもあった。出演者も多いので人件費が嵩む。今まで歌をやったことないので、集客は全く読めない。構成も凝ったのでそれがお客様に伝わるかどうかも心配。リスキーな企画だった。結局やってみたら電話予約もめちゃ多いし、プレイガイドの売れ行きも異例なほど良く、結果としてバッチリ満席になった。賭けには一応勝ったし、お客様も喜んでくださったし、演奏はとても素晴らしかったし、うれしいことばかりだが、その分疲れた...。終日、雨音を聞きながら自宅で過ごしました。市長選は期日前で投票済。ちょっとチクルスのPR関連の作業をして,軽く勉強した程度。DVDで堀禎一監督「憐 Ren」 (2008)観る。例によって隅々まで丹念に撮られた繊細な作品。これで堀監督の劇映画は一応全て観てしまったことになる。アイドルものもピンクもネットとDVDで全作品観た。そのうち「したがるかあさん」と「夏の娘たち」はスクリーンで観た。もう新作が観られないのが寂しい。とゆーか悔しい。あとはドキュメンタリーの天竜区シリーズだなー。。。観たい!何とかなならんかなあ。「妄想少女」や「魔法少女」は優れた夏の映画だったが、これは秋から冬の映画。「魔法少女」と同様に忘却に関連のある作品。「魔法少女」の場合は忘却と抗うが、この作品の場合はヒロイン憐を忘却した方がノーマルで、憐のことを覚えている方が異例とされる。バスケのシーンが非常に印象的。そして見事な自転車のシーン。岡本玲ちゃんよかった。たぶんこれは岡本玲ちゃんの代表的な映像作品になるだろう。堀監督はアイドルを奇跡的に美しくかわいく撮る天才。馬場徹くんも中山麻聖くんも相変わらずかっこいい。「妄想少女」の二人。終盤の長回しはすごい。ただ、中山麻聖くんの重要な長台詞の内容がやや難解でわかりにくいのが惜しい。速水今日子さんの出演はうれしい。しかも大きな芝居場もあるし。クレジット見るとほたるさんも先生役で出てたみたいだけど...おれにはよくわからなかったー(泣)。憐のおばあちゃん役で宮下順子さん。最高。憐がおばあちゃんと住む古びた日本家屋が素敵。光の具合と構図が奇跡的に繊細。観てよかった。好きな作品だ。合掌。沖田×華「こりずに毎日やらかしてます。発達障害漫画家の日常 毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家で (本当にあった笑える話) 」読。こりずに毎日やらかしてます。 発達障害漫画家の日常 [ 沖田×華 ]沖田×華「とことん毎日やらかしてます。トリプル発達障害漫画家の日常 (本当にあった笑える話) 」とことん毎日やらかしてます。 トリプル発達障害漫画家の日常 / 沖田×華 【本】続けて一気に読。おもろい。超楽しい。しかも勉強になる。おれも後遺症で注意障害やら感情のコントロールがうまくいかないとか様々なことがあったので、とても他人事とは思えない。沖田先生相変わらずやらかしまくりだけれども、いろいろ工夫してうまく障害と折り合いをつけて、楽しく生きてしかもしっかり仕事してるのが本当にすばらしいと思う。夕食、韓国風の丼。タイ米。うまいー。このタイ米は結構値段の高い米。とても美味しい。もっとたくさん食べたいが、我慢して120gくらいにしておく。
2017/10/30

2017/10/28雨を心配しながら、会場入り。リハに立ち会って、細かく打ち合わせ。今回は通常のチクルスと違ってレクチャーとの絡みがあるし、出演者も多め。出入りや段取りがちょい複雑。軽くレクチャーもしながら綿密にリハをした。14時開演。満席。ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。青春ショパン番外編 其の壱「ショパンと歌曲 歌に込めた想い」ソプラノ:東田枝穂子 バリトン:近藤圭フルート;羽生田聖子 ピアノ:青木かおり前半はショパンとイタリアのベルカントオペラの関係について解説しながら、ベッリーニ、ロッシーニの歌曲、ドニゼッティのフルートソナタを聴いていただきました。会場がイタリアオペラな雰囲気になったところで、後半はショパンの歌曲をたっぷり歌ってもらいました。近藤夫妻はしっかりポーランド語で準備してくれて、「戦士」と「帰郷」の2曲以外は全てポーランド語による歌唱になった。後半はポーランド語の響きに包まれた時間になりました。おれは、企画段階ではポーランド語は難しいのでドイツ語でもやむなし...と思っていて、実際ご夫妻にはそのようにお伝えした。何と、それがほとんど原語歌唱になった。もう、本当に、望外の喜び。近藤夫妻のチャレンジ精神にひたすら感謝感謝。ピアノのかおりちゃんも一生懸命ポーランド語の歌詞を読み込んでくれて大変だったと思う。ありがとう。ショパンの歌曲はショパンの初恋の時期、ワルシャワ蜂起の時期、婚約破棄の時期。という具合に3つに分けてまとめました。ワルシャワ蜂起の歌曲と併せて革命のエチュードを、婚約破棄の頃の歌曲と合わせて別れのワルツを弾いてもらいました。こうやって聴くと、革命も別れのワルツもちょっと違うイメージになる。ポーランド語の響きで満たされた会場で、ショパンの心情が生々しくダイレクトに表現された歌曲と併せて演奏すると、ショパンの心情が一層深く伝わってくる。特に、「いとしい人」と別れのワルツは音楽的内面的に非常に密接な関係があると思っているので、この並びにはおれは猛烈にこだわっていた。かおりちゃんにも、「いとしい人」の後奏で別れのワルツと同じテンポ、雰囲気に移行させてそのまま流れるようにワルツに入って欲しいとお願いした。おれは音のバランスについて意見することがあっても、演奏に注文つけるようなことはほとんどしない。この場合はプログラムの構成意図と密接に関わるので、けっこううるさく注文つけさせてもらった。「革命」の並びも同様にこだわりました。アンコールは聖子のフルートも入って「魔笛」のパパパのデュエットで可愛く〆ました。ショパンの大好きだったベッリーニで始めて、同じく大好きだったモーツァルトのオペラで終演。演奏はみなさんとても素晴らしかった。贅沢な午後になりました。出演者のみなさん本当にありがとう!聖子のフルートが入ることで、華やかなイタリアオペラの雰囲気を更に盛り上げることができた。聖子のソロ、久々に聴いたが、音質も音楽も以前よりずっと豊かになって、とてもよかった!枝穂子さん!祈、安産!いちにっさんでスッキリ元気よく生まれますように!とてもいいコンサートになって企画者としては嬉しい限り。いい気分だ。会場を出ると雨。台風、こっちに向かってるんだなあ。次回は12月2日「青春ショパン番外編其の弍「ショパンの室内楽」竹風堂善光寺大門店3階大門ホール2017年12月2日(土)14時開演ogozze[ヴァイオリン:川崎妃奈子/ピアノ:松田紫帆] +チェロ;小島遼子レクチャー:加藤晃ショパンチェロとピアノのための序奏と華麗なポロネーズ ハ長調Op.3ヴァイオリンとピアノのためのバラード第1番 ト短調Op.23 (イザイ編)練習曲集Op10より[No.3,5,9,12]ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8ぜひともご来場ください!この「室内楽」で2017年の青春ショパンはおしまい。2018年はガラッと雰囲気が変わってスクリャービンです。こちらもぜひお願いします!お問い合わせは以下までpianozyklusnagano@y-mobile.ne.jptel:070-6477-2702権堂のレストランとまとで家内と簡単に食事して帰宅。さば焼がうまかったー!パスタも良い。
2017/10/30

スクリャービン ピアノソナタ・チクルス 全6回レクチャー&プロデュース:加藤晃 会場:竹風堂善光寺大門店3階大門ホールエクスタシーの時間は時間の一瞬であることをやめる。それは時間を吸収する和声と旋律の間に差異はない。それらはひとつで同じものだ (スクリャービン)2018年は帝政末期のロシアに生まれた天才的な作曲家兼ピアニストであり、神秘主義者で哲学者でもあったアレクサンドル・スクリャービンのピアノソナタ全曲を作曲順に聴いていただきます。恍惚と神秘の狭間でまどろむスクリャービンの音楽世界は、中毒性を持つドラッグのように魅惑的です。vol.1 2018年2月3日(土)久保亮太 ソナタ第1番ヘ短調Op.6、他vol.2 2018年3月17日(土)石坂 愛 ソナタ第2番「幻想ソナタ」嬰ト短調Op.19、第3番嬰ヘ短調Op.23、他vol.3 2018年5月19日(土)小山香織 ソナタ第4番嬰ヘ長調Op.30、第5番Op.53vol.4 2018年8月5日(土)高橋早紀子 ソナタ第6番Op.62、第7番「白ミサ」Op.64vol.5 2018年9月1日(土)松橋朋潤 ソナタ第8番Op.66、第9番「黒ミサ」Op.68、他vol.6 2018年11月24日(土)久保田千裕 ソナタ第10番Op.70、詩曲「焔に向かって」 Op.72お問い合わせpianozyklusnagano@y-mobile.ne.jptel:070-6477-2702
2017/10/29

2017/10/27午前、実家。断捨離断捨離。ヨーカドー5階シネマポイントアンドレイ・タルコフスキー「惑星ソラリス」(1972)本当に久々に観た。好きな作品だ。水、火、風...久々のタルコフスキー節に心地よく酩酊。「水」で始まって、「水」で終わる。「火」の印象もタルコフスキーらしく鮮烈だ。原作の小説。スタニスワフ・レム『ソラリスの陽のもとに』は既読。おれはSFにどっぷりハマっていた時期があって、映画とは関係なく原作を読んでいた。おれは「ノスタルジア」(1983)や「サクリファイス」(1986)が公開されてた頃、タルコフスキーの過去作がいろいろ上映されて、おれはその時にタルコフスキー作品をほとんど観ることができた。今回はその時に観て以来。人間の潜在意識を実体化してしまうソラリスの海(知性を持つ有機体)。惑星ソラリスの軌道上に浮かぶ宇宙ステーションでは次々と異変が起る。主人公クリスの潜在意識下にある自殺した妻ハリーが現れる。幽体としてではなく、しっかりと実態を伴って現れる。SF的設定で描かれるラブストーリー。愛とノスタルジーがタルコフスキー独特の時間感覚の中で息苦しいほど濃密に描かれる。悲しみに溢れた映画。液体窒素飲んだハリーの一連の場面(凍って死んで蘇生してゆく)は、ホラー映画としても秀逸すぎるほど秀逸な描写。宇宙船のドアを強引に突き破ろうとするハリーの場面も同様。その描き方の根底に妖怪などを扱ったこわーいロシア民話のベーシックを感じる。無重力状態のシーンは夢幻的。ひたすら美しい。好きな場面だ。バッハのコラール・プレリュード 『イエスよ、わたしは主の名を呼ぶ』BWV 639の使い方が最高。宇宙船内部のデザインは今見ても感覚的にそんなに古く見えない。すげえ。ブリューゲルの絵....未来都市のイメージとして東京の高速道路が使われる。今となっては正直やや浮いた感じの場面だが、日本人ならちょっと「おっ」と思うシーン。もちろん宇宙船の物語が主要な部分なのだが、おれは地球のシーンがものすごく好きだ。地球のシーンと宇宙のシーンの間に、映像的な印象の乖離がないのが凄い。トーンとリズムが一定してる。広大なソラリスの海のイメージの中で語られる、インナーワールド。そのことが象徴的に表現されるラストシーン.....タルコフスキーの映画のわんこや馬が好き。本当に大好き。惑星ソラリス 新装版 【BLU-RAY DISC】ヨーカドー5Fシネマポイントではしばらくするとまたタルコフスキーを上映するとのこと。11月はなんとサムペキンパーの「戦争のはらわた」「戦争のはらわた」はもちろん観ます。当然。異常に充実したラインナップ。ありがたいです。最近は長野に居て映画の状況に不満を抱くことがほとんどない。感謝してます。実家。レッスンひたすら断捨離。万大で夕食。最高にゆったり癒される。家内はかつ重 「もつ煮」と「酢の物」ここの「酢の物」は最高に旨い。今日は断捨離で疲れまくって、午後からずっとこの「酢の物」が食べたかった。サワー飲む。
2017/10/29

2017/10/26午前、病院。リハビリ。有意義でした。頑張ろう。短い診察(これが面倒...お上のお達しで仕方なくやってるだけの診察。現場の負担が増えるだけ。意味なし)病院出てヨーカドー地下こすげ亭で昼食コロッケそば420円関東ではふつうだが、長野でコロッケそばは珍しいので試してみた。関東のそば用のコロッケはそれ専用の独特なコロッケを使うが、ここは普通のコロッケ。でも、つゆに浸っていても意外と崩れないのは驚き。サクサク熱々なコロッケでこれはこれでよし。フードコートで実花&春さんに偶然遭遇。こうちゃんは爆睡してました小さなお地蔵さんみたいだな。かわゆす。映画館是枝裕和監督「三度目の殺人」いやあ、役所広司さんがひたすら凄いな。圧倒的に凄い!参った!福山雅治さんも素晴らしいけど、あらゆる点で役所さんに圧倒されまくってるとゆー感想を述べてもきっと福山さんは怒らないだろう。おれは是枝作品に特に興味があるわけでもないし、そんなに観てるわけでもない。すずちゃん出てるし、上映終わっちゃうし、一応観に行っただけ。平日昼間だけど一応メンズデーそれなのに非常に寂しい入り。おれ含めて5人。シネコンでこれは寂しい。広瀬すずちゃん最高だったー。おれはすずちゃんの映画はちゃんと追いかけて観てます。「海街diary」「ちはやふる」も「チアダン」もちゃんと観てる。こーゆー傾向はもうおれの宿痾なので、笑って放置して下さい。斉藤由貴さん、超素晴らしかったー。とんでもない迫力。圧倒的。特にすずちゃんとのキッチンでの二人芝居の場面は最高によかった。斎藤さん、私生活のことなんかどーでもいいよ。もっと女優としてどんどん活躍して欲しい。検事役の市川実日子ちゃん、よかったー。最高。いろんな謎は解決されず、伏線も回収せず、全て観客の判断に委ねる。あんまり親切な映画とは言えない。従って、完全に受け身で観ると、なんだかわからないつまらない映画になるだろう。おれはこーゆースタイルはもちろん「あり」だと思うし、けっこう楽しんで観た。うーん、でも、正直言っていまいち乗れなかったな。おれは「海街diary」の方がずっと好み役者さんたちがホントに素晴らしいなーと思って観てた。実家、レッスン。断捨離。チクルス関連の作業。遅くなったので例によって「テンホウ」で夕飯。テンホウは家族連れがうれしそうに賑やかにメシ食ってるのが好きだ。餃子、旨い。からあげ440円家内は きのこ醤油ラーメン590円けっこうしっかりしたきのこがたくさん入ってる。おれはチャーメン。つまり「炒麺」やきそばだね。530円生中飲む。月末はビールが安いのだ。
2017/10/28

2017/10/25雨。寒い。体調いまいち家内はチラシ挟み込みで午前休みついでに市長選と市議会議員補欠選の期日前投票やってきた。柳原のはねだし屋で昼食。激混みでした。生そばの製造工場の敷地内にある小さなお店。工場の製造過程で売り物にならないはね出された蕎麦(工場だけど、手打ちだそうです)を使用してるので、太さが色々。工場の敷地内だから輸送の手間もない。その代わり激安で提供できる。とゆーことらしいです。もちろん味は同じ。違うのは不揃いだってことだけいちばん平べったいのは、きしめんよりも幅がある。しかも厚い。もりそば (中) 300円中だけど、これはもう(大)に近い感覚。この異常なコスパの良さ。すごい! この厚い平べったいのがあるのが楽しい。特に際立って美味しい蕎麦ではないけれども、普通に旨いし、イベント感あるし、値段を考えたら申し訳なくなるほど美味しい。かけそば(並)300円と肉200円この肉を乗せれば肉そばになる(はずだけど...)。普通に肉そばもあるのだが、この日は券売機では売り切れになっていて、肉単品なら買えた。肉そばに使う肉とこれは違うのかな。謎だ....まあ、値段変わらないからいいけどこの肉がとても旨い。肉単品あると、冷たい蕎麦と一緒に注文できるのもよい。おれはここの蕎麦は、冷たい「もり」よりも温かい「かけ」の方がずっと旨いと思った。帰宅。家内は午後から仕事。午後、90分くらい断水。読書したり、いろいろ準備したり。佐藤優「人生の極意」読む。おもしろい。読んでよかった。読者の相談に佐藤さんが回答する人生相談のスタイルの本。人生の極意 (扶桑社新書) [ 佐藤優 ]夕食トリッパ。家内の力作。めっちゃうまい。酒が欲しくなるがふつーに水飲む。パラタ1枚
2017/10/26

2017/10/24終日自宅レクチャー原稿書いたり読書したりの一日。原稿は年内の分は書けているので。2018年のスクリャービンの原稿に取りかかる。年が明けてからでは遅すぎる。東京場所とジュニアオケをやりながらじっくり原稿書けるとは思えない。冬になると体調いまいちな日も増えるし...レクチャー関連の読書。ニーチェ「この人を見よ」読了。おもろい。ニーチェ最後の作品。光文社古典新訳文庫の丘沢静也氏の訳で読んだ。とても読みやすい訳。ニーチェの諸作品、特に「ツァラ」を読んでるのが前提の本。ニーチェ自身による自作解説といった感じの本。できれば何冊か読んでる方がおもしろいと思うが、何も読んでなくてもそこそこ楽しく読めると思う。はじめの三つの章のタイトルが既にもうぶっ飛び。「なぜ私はこんなに賢いのか」「なぜ私はこんなに利口なのか」「なぜ私はこんなに良い本を書くのか」わはは、おもろいおっさん。ポジティブで健康的に明るい論調。元気が出る。この時期のニーチェは、健康状態も精神状態もいまいちだったはずだが(この作品の翌年には精神病院に入院してしまう)、この作品にはそんな気配もない。ひたすら明晰で、元気よく極論しまくる。痛快だ。時々大爆笑する。ニーチェ作曲の合唱曲を聴いてみた。おれはリリアーナ・カヴァーニの「ルー・サロメ/善悪の彼岸」を日本公開時に観ているのだが、当時のおれはもちろんニーチェについての知識は皆無。ドミニク・サンダが主演とゆー理由だけで観に行ったのだ(おれ、ドミニク・サンダ。大好き)映画は、「ドミニク・サンダが魅力的だったなー」とゆー程度のぼんやりした印象しか残ってない。今観たらきっと違うだろう。チャンスあったら観直してみよう。この人を見よ 光文社古典新訳文庫 / ニーチェフリードリヒビルヘルム 【文庫】昼食はトゥンセラーメン。激辛で有名な商品だが、おれ的にはそんなでもない。ふつーに食える美味しい辛口ラーメンとゆー程度。おれはプルダックポックンミョンの方がずっと辛いと思う。韓国 ラーメン トゥンセラーメン 5個入り【※激辛】【韓国ラーメン】三養 プルタク炒め麺 5袋入り ◆ ブルダック サムヤン SAMYANG 輸入食品 輸入食材 韓国食材 韓国料理 韓国土産 乾麺 インスタントラーメン 辛い 【韓国食品】 ★楽天最安値挑戦★ プルダック夕食、今日もチゲ。きのこのチゲ。↑は火を入れる前火を入れるとこんな感じ。今日は珍しく〆にうどん。超うまいセリーグのCS、なんとまあベイスターズ勝って日本シリーズへ。見事な下克上。おめでとう!カープファンの皆様のお気持ち、お察しします...(T ^ T)
2017/10/26

2017/10/23台風、終日雨の予報だったが、普通に曇りになった。なあんだ。映画一本観ただけで、あとはレクチャーの準備、フロイデの準備。読書。どこにも出ない。昼食、『農心(ノンシム)』安城湯麺(アンソンタンミョン) <韓国ラーメン>。安定のおいしさ。アマゾンで沢島忠「人生劇場 新 飛車角」(1964)観る。鶴田浩二と佐久間良子が引き続き出ているものの、これは完全に尾崎士郎の原作から離れた作品。吉良常も瓢吉も一切出てこない。主人公の鶴田浩二は角さんという通称だとゆーだけで「飛車角」とは全く関係ない人物。佐久間良子もおとよではなく、まゆみ。別人。100%笠原和夫さんのオリジナル脚本。ロードムービーテイストの侠客映画であり、ラブストーリーでもあるとゆー非常に独特な映画。タイトルはヒットした前2作と同じ鶴田浩二と佐久間良子だから、その流れでつけられただけだろう。ひどく紛らわしい。まあ、ありがちなことだけど...あまりのことに最初ちょっとびっくりして当惑してしまったが、これがすごく面白かったのだ。力作。得した気分。おれはこれは秀作だと思う。ロードムービーテイストの侠客映画でラブストーリーでもあるとゆー非常に独特な映画。戦争から復員した侠客鶴田浩二が見たのは、荒廃した戦後の浅草。侠客道も地に落ち、戻ってみると組も、親分は病気で寝込んで統率力はほぼなく、モラルも何もない凶暴なヤクザ集団に変貌していた。昔ながらの侠客鶴田浩二は絶望して、戦争で居場所がわからなくなった妻を探し始める。前作の「続 飛車角」でも最高だった長門裕之が、この作品ではより一層の大活躍で、超最高。ストリップの一座のマネージャー(プロデューサー)役。飄々としていい加減なところもあるが人情家で優しい。こーゆーのやらせたら長門裕之の右に出るものなし。ストリップ一座の旅公演に同行して妻(佐久間良子)の行方を追う鶴田浩二。ストリップのお姉ちゃんたちと一緒に行動し生活する鶴田浩二が、すばらし。屋台で長門裕之を相手に泥酔して泣き言を言って絡む鶴田浩二などなど、ちょっと通常では考えられない鶴田浩二の姿がたくさん見られるのもこの作品の楽しさのひとつ。佐藤慶が凶暴なヤクザ役をシャープに好演。西村晃が最高に不気味でこわい。志村喬、超最高!八名信夫とか東映のコワモテさんたちがみんな若くキレッキレ!夕食。スンドゥブチゲ。本格的。うまーい。晩酌しない。〆もしない。コメも食べない。あったまって良い。もちろんヨンジョンさんのレシピですいつもお世話になっています。
2017/10/25

2017/10/23台風で強い雨。午前実家。レッスン。低気圧で体調最悪。昼過ぎ、大雨の中投票へ。衆院選。この雨で投票率が下がらないといいな。老母はきっと行かなかっただろう。そもそも老母は選挙になーんの興味もないのだ。特に意図を表明するために棄権してるのではなくて、ただなんとなく行かないだけ。死んだ老父がしっかりしてた頃は、老父が問答無用で老母を引きずるように投票に連れてっていた(老父は偉かった)。老父が歩けなくなってからは、それ以降軽く10年以上はずーっと投票してない。天候に関係なく、行かない。行くべきだと諭したこともあるのだが、もちろん、聞く耳持たず。投票の後 山とも庵で昼食おれは茸せいろ1100円。最高にうまい。癒しだ。ひどい体調だったが熱燗1合でなんとか血が通って来た。家内は胡桃だれ釜揚げうどん。850円だったかな。帰宅。あまりに体調悪く、午後はふて寝。低気圧にやられまくってどうしようもない。頭重感と、麻痺側の過緊張。台風嫌いCSファイナル。楽天完敗。がーん。これで今シーズンの楽天はおしまい。ここまで接戦続きだったが、今日は先発美馬が崩れて、一方的なワンサイドゲームになった。やっぱりソフトバンク、めっちゃ強いチーム。すごすぎる。おめでとうございます!それでも、今年の楽天は全体におもしろかった。来シーズンに期待。夕食。カマス。大根おろし、野菜煮物。雑穀ご飯60g中日ビルで10尾買ったカマス冷凍して大事に食ってるが、もう半分以下になっちゃったな。選挙特番ちらっと見て寝る。与党圧勝。特におもしろくない。派手に登場した希望の党は派手に自滅。逆に立民が健闘。もちろんいろいろ思うことは多いが、政治的なことはめんどくさいので書かない
2017/10/24

2017/10/21昨日の高校オケの疲れそのまま...午前、横たわって読書中心で過ごす。体を冷やさないように気をつける。この人を見よ [ ニーチェ ]ニーチェ「この人を見よ」読み始め。「ツァラ」を読んでることが前提の本。めっちゃおもろい。時々爆笑。訳もよくて、とても読みやすい。ワーグナーやシューマンについても言及される。ニーチェは音楽について語ることがけっこう多い。昼食、レバカツ1枚、ごはん60g午後CSファイナル観戦。負けー(泣)。崖っぷち。いい試合だっただけに無念。銀二もウィーラーも打ってご機嫌だったのになあ。岸がもうちょい長く投げてたらどうだっただろう...すごい試合がずっと続いて、見てる方もけっこう疲れた。楽天、踏ん張ってほしいな...夜、お好み焼き屋さんで母校の部活の打ち上げ猛烈に賑やかで疲れた。お好み焼きひっくり返すだけで異常に盛り上がる。どうしてあんなに元気がいいのか。しかも最後、3年生の引退挨拶からは号泣大会 ^^;。むむー。今年は細かいところまで事情がよくわかっていて、彼らの気持ちもわかるので、一層疲れる。おれも3年の引退はとても寂しいものすごく愛着のある学年。マイナスからの出発で本当によく頑張った子たち。さて、来月から切り替えて新体制の1、2年の指導...
2017/10/23

2017/10/20朝は諸々準備。朝イチに有村架純ちゃん。かわゆすDVDで佐藤寿保監督「華魂 幻影」華魂 幻影 [ 大西信満 ]劇中映画「激愛」の川瀬陽太さん、いかにも典型的青春映画な感じが新鮮。でも、ちゃんと佐藤寿保監督らしいマッドな展開になる。廃屋のシーンからの川瀬さんはまじヤバい。狂気。まさに「激愛」...。いやあ凄い。「回転」には笑った。あれはなんだ(笑)ダイナマイトのシチュエーションは「気狂いピエロ」かな...実際に閉館する映画館を舞台にした「映画愛」な作品。そして「フィルム愛」な作品。 クライマックスで使われる飯田橋「くらら劇場」の客席。すっごい雰囲気だなー。あのシートカバー!なんともいえない風情。おれはくらら劇場行ったことない。(ハッテン場だったらしいね。)作品と同様に、ここは実際に閉館してしまった。古い小さな映画館を愛おしむように撮ってゆく監督。映写室は上野オークラの旧館の映写室を使ったらしい。ここも今はもうない。劇中映画「激愛」が異常な展開になってくるのに歩調を合わせるように映画全体がカオスに向かってゆく映画館の客席で繰り広げられる狂乱のカオスは圧巻。佐藤寿保監督の独壇場。監督元気いいなー。すごいテンション。前作の「華魂」のカオスの上を行ってるかも。くらら劇場で長年醸成された「気」の影響ももちろんあるだろう。三上寛さん最高。変態&純愛でよかったー。閉館の挨拶のシーンは、グッときました。真理アンヌさん、相変わらずお綺麗。しかもすごい迫力。フィルムまみれの最後。映写室から溢れ出るフィルムは、文字通り監督の思いが溢れ出てるってことでしょうね。映画はデジタル化され、フィルム上映の機会は減るばかり。フィルムの牙城だったピンク映画も基本的にデジタルに変わった。ピンク四天王のおひとりの佐藤監督の感慨もさぞかし深いだろう。そうした深い思いが古びた映画館内の狂乱のカオスとして、アナーキーに元気よく爆裂するところが佐藤監督らしくて素敵だ。新人のイオリさん、ものすごい美しい身体。雰囲気も素直で素敵だと思う。これまた新人の稲生恵さん、あっぱれだった〜。変態的に迫る三上寛さん相手に一歩も引かない 気合の演技。素晴らしい。大西信満さんシブい。レンタルだがメイキングが入ってて嬉しい。たのしく観た。脚本は前作に引き続きいまおかしんじ監督。今年もいまおか監督の新作を劇場で捕まえることができなかった。「つちんこ」以後、なかなか捕まえられない。昼食男子ラーメン食う。トッピングは王道のチーズと卵辛くてあったまる。【韓国ラーメン】パルド男子ラーメン 5袋入り ◆ ノンシン/NONGSHIM・輸入食品/輸入食材/韓国食材/韓国料理/韓国土産/乾麺/インスタントラーメン/辛い/激安 【韓国食品】 ★楽天最安値挑戦★午後は身体を冷やさないようにして堤未果「沈みゆく大国アメリカ 逃げ切れ!日本の医療」読んだ◎堤さんがレポートするアメリカの現状は、マジで怖い。考えさせられる本。読んでよかった。おれは脳出血で倒れて今も闘病中。病院と離れて暮らすことは不可能だ。国民皆保険の日本だからこそ、ここまで回復できたし、今も安心して何とか暮らせてる。医療のサポートがあればこそ。だからこの本に書いてあることはおれにとっては他人事ではない。このアメリカの何百倍も幸せな状況だけは何としても維持して、できることならよりよく改善していってほしいと願うばかり。日本の医療にもいろいろお上からの規制や指導が入って、現場が非常に面倒になってるきてることは、おれも肌で感じる。やっぱりちょっと嫌な気配を感じている。それが何なのか、堤さんの本を読むとちょっと理解できる。長野の医療について取り上げられているのは長野人としてはちょっと鼻が高い。沈みゆく大国アメリカ 逃げ切れ!日本の医療 (集英社新書)[本/雑誌] / 堤未果/著16時30分から長野高校管弦楽班ブラームス1番死ぬほど疲れた。前回に引き続き2楽章。ようやく肉厚のそれっぽい音が出るようになってきた。19時ちょい前まで。本番まで間がないので(11/4に2楽章だけ発表するらしい)猛然とがんばる。試験明けの生徒たちもさぞかし疲れただろう。帰宅。ビール飲みながらCSファイナル。練習後のビールうまーい。カマスの干物、うずらたまごフライ雑穀ご飯60gなど。
2017/10/22

2017/10/19相生座/ロキシーローラ・ドワイヨン「少女ファニーと運命の旅」観た。とてもよかった。テンポ良くサスペンスフルな良作。ナチス時代の実話。最近はこーゆー映画が多い...。ローラ・ドワイヨンはジャック・ドワイヨン監督の娘さん。ジャック・ドワイヨン監督の作品は「ラ・ピラート」と「ポネット」しか観てない。どちらも好きな作品だ。 ローラ監督の今回の作品は感動的な実話で、 深く考えさせる内容だが、そーゆーことを完全に除外して「映画」としてだけ観ても 、 逃避行モノとして、とてもよく出来てると思う。語られている重い内容を別にすれば、サスペンス映画として存分に楽しめる。エンタテインメントとして十分以上に優秀な作品。子供たちの逃避行なので、なんとなく川遊びになっちゃったり、いつのまにかごっこ遊びになっちゃったり、「遊び」が入ってくるのが良い。子役たちの演技もみんな素晴らしい。心に残る台詞もたくさん。みなさん、ぜひ映画館で!とてもいい映画です。戦時中のフランスのユダヤ人問題についてちょっと調べてみよう。権堂にオープンしたばかりの「レストランとまと」で家内とランチ。韓国系のお店。パスタ押しのお店らしいけど、今日は韓国ランチをいただきました。パスタはぜひ次回に。 スンドゥブチゲ 990円美味しかったー!あったまるー。家内はビビンパ 990円セルフのコーヒー付き。居心地よく、とてもいい店。また行こう。夜も行ってみたい。実家。レッスン。断捨離。帰宅、夕食。鱈のピリ辛鍋あまりに寒いので熱燗1合CSの第二戦。観戦。勝った!連勝でうれしいが、ギリギリな一点差勝負で、手に汗握って疲れた....ううう、やっぱり内川、打つんだね。すげー。あまりにすごすぎて、内川には打たれても仕方がないよって気分...
2017/10/21

2017/10/18家内は東京出張。早朝に出発。おれも朝のうちに色々準備。東京場所の準備。オケとしては大きなチャレンジになる作品を取り上げる。偉大な音楽を大好きな人たちと一緒にチャレンジできるのが、本当に楽しみ。充実した数ヶ月になりますように!午前、ネットで沢島忠「人生劇場 飛車角」(1963)観る。東映任侠路線の先駆けとなった歴史的名作。おれは初。これはたしかに気合の入った力作。とても面白かった。飛車角は鶴田浩二。宮川を高倉健。内田吐夢の傑作「人生劇場 飛車角と吉良常」も飛車角=鶴田浩二 宮川=高倉健だったが、こっちの沢島監督版の鶴田浩二も健さんも若い!これも良きかな。吉良常が月形龍之介。月形龍之介、最高だ。絶品の吉良常。おれは内田吐夢版の辰巳柳太郎の吉良常よりも、月形龍之介の吉良常の方が好みだ。瓢吉が若き梅宮辰夫。ほっそりしたハンサムで、これが辰兄ぃだってことを理解するまでかなり時間がかかった。わはは。おとよを演じる佐久間良子。美しい。熱演。田中春男の出演が嬉しい。おれは沢島監督の作品は「股旅三人やくざ」(1965)以来。あれもよかったなー人生劇場 飛車角 [廉価版][DVD] / 邦画昼食、レトルトのハヤシライス。ご飯は雑穀米約60g。60gってのはだいたい小ぶりのご飯茶碗に1/4くらい。レトルトはマイサイズってやつ。100kcalの。大塚食品 マイサイズ 100kcal ハヤシ 150g午後、病院。リハビリ。この時間のリハビリは久々。午後の病院のちょっとぼんやりした雰囲気は嫌いじゃない。空いてるのも良い。ただ、午後のリハビリはなんとなく入院時を思い出すのがイヤ(-。-;。同じ理由でハロウィーンの飾り付けも好かん。おれがいちばん苦しい時期を過ごした急性期の病棟はハロウィーンの飾りでいっぱいだったのだ。帰宅。沢島忠「人生劇場 続飛車角」(1963)これまた初めて観る作品。主要キャストは基本変わらない。おもしろかった。ここに長門裕之、東野英治郎などが加わる。長門裕之は超最高。こーゆー軽妙な役で彼の右に出る者なし。テキ屋の話なので、鶴田浩二の軽妙な啖呵売を見ることができる。思ったよりいい感じの口上で驚く。それだけでもこの作品は貴重。しかも長門裕之とタッグ組んで一緒に啖呵売りをやっちゃう。最高。そういえば健さんも「日本侠客伝 斬り込み」で口上やってたなー。東野英治郎、悪役っぽく登場するが、即座にいい役に変容してびっくり。佐久間良子はおとよに加えて東野英治郎の娘(お澄)の二役。おとよと正反対の勝気な性格のお澄だが、お澄の時の佐久間良子はメイクや髪のせいもあるのか、いまいちかわいく見えない。無念。主題歌を歌う村田英雄も第1作に引き続き出演。「日本侠客伝」でも彼は素晴らしい演技だったが、ここでも実に素晴らしい。上手い!北島三郎もそうだが、演歌の人は演技がホントにうまい人がいる。人生劇場 続 飛車角 【DVD】家内出張から戻ってきて夕食。家内が買ってきたお惣菜。かにチャーハンも食った。うまいね。CSファイナル観戦。3-2でなんとか勝利。超危なかったー。はらはらだったが勝ってよかった。この試合は終盤の継投がキーだったのかなと思う。やっぱり内川って怖い選手だー。WBCなんかで内川が出てくると「いよっしゃあ!」と思うが、敵チームで、こーゆー場面で出てくるとまじ怖い。しかもちゃんと打っちゃうし...
2017/10/20

2017/10/17午前は自宅でガス屋さん待ち。冬に備えてガスファンヒーターのクリーニングをしてもらっていて、クリーニング済みのファンヒーターが届くのだ。昼前に実家へ。粛々と断捨離。司食堂で支那そば650円最高に癒される。千石劇場。エドガー・ライト「ベイビードライバー」楽しみにしてた作品。めちゃおもしろかった。エドガー・ライト監督は未知の監督。今回初めて知った。割引デーでもない平日昼間なのに、思ったより入ってた。意外。これはもしかすると土日や割引デーはもっと入ってるのかもしれない。主人公ベイビーが延々と聴いているiPodのノリノリの音楽に乗せて銃撃戦が行われ、車は走ってドリフトし、人は動く。主人公のベイビーは耳に障害があって、耳鳴りが気になるので、耳鳴りを消すために常にiPodで音楽を聴いているとゆー設定。そして、天才的なドライバー。あらゆる動作が、その音楽と一体化して演出されてる。銃が音楽のビートに乗って撃たれるところなんか超シビれる。テキーラとか、もうその他いろいろミュージカルに近いが、非常に斬新なスタイル。興奮させられた。ノリノリで最高の音楽映画。かっこよくておしゃれ。とりわけ前半がすっばらしいと思う。監督の感性の勝利。特に音楽関係のみなさんには超おすすめ。まじかっこいい。シンプルでクールでスタイリッシュ。 ベイビーのアンセル・エルゴート、とてもよかった。 ジェイミー・フォックス、 ケヴィン・スペイシー、さすがー。ヒロインのデボラ のリリー・ジェームズ、かわゆす。ダイナーの場面が素敵。ウォルター・ヒルが声だけ参加。こうやってリスペクトを示すの、いいね。長野は10月終盤までやってるみたいですね。みなさんぜひウォルター・ヒル監督の『ザ・ドライバー』おれ、観てないなー。ぜひ観てみよう。アジャーニも出てるし...徒歩で自宅戻って断捨離作業の続き。夕食、万大家内は親子丼。カキフライ。単品。おれはこれをつまみに熱燗1合とサワー1〆にひとくちうどん(温)ここのうどん、超うまい!大好き。
2017/10/19

2017/10/16雨。寒い。終日自宅。地味に東京場所の準備。名古屋場所とアタマの中をすごく変えなきゃいけないのかと思ったら、落ち着いて考え始めてみるとこれが意外とそうでもない。けっこうアタマの中では同じような流れで行けそう。もしかするとLisztやってたせいもあるのかも。19世紀のキーマン、Liszt。フロイデ、22日本番ですね。意欲的なプログラム。 ヒンデミットの「いとも気高き幻想」はなかなかLIVEで聴けない曲。お近くの方はぜひぜひ!DVDで増村保造「清作の妻」(1965)観る。圧倒的。傑作だ。ものすごく強い映画。新藤兼人の脚色 林光の音楽日露戦争の頃の貧しい村のお話。生活のために村を出て、金持ちの老人(殿山泰司)の妾をしていた美しいお兼(若尾文子)老人は死んで、お兼に多額の遺産を残す。村に戻ったお兼を待っていたのは村人の冷たい視線。この息苦しい共同体の描き方が本当にすごい。これは戦時の日本そのものの縮図でもあるだろう。完全に村八分の状態で放心したように過ごすお兼。そんな中でお兼は絵に描いたような模範青年 清作(田村高廣)と出会う。恋に落ちた二人は周囲の反対を押し切って結婚。以下ネタバレです。ネタバレなしで観たい方はこの先読まないで!清作に召集令状が届く。出征の日、思いあまったお兼は五寸釘で清作の両目を潰す...思い切りネタバレだがこれはもう古典的名作なので、あらすじもネタバレ全開でそこら中に書かれているので、ここにも書いちゃう。ご了承を。お兼は前科者となり、清作は非国民と罵られ、(二人は共謀して兵役逃れをしたのではないかと疑われている)それでも二人は一緒に暮らし続ける。お兼も清作も、ただひたすら愛に生きたいだけ。それを共同体が許さない若尾文子の鬼気迫る演技に圧倒される。凄い!感動的な名演技だと思う。「鬼気迫る」とゆー点で言えば増村監督の彼女の出演作の中でも白眉と言えるかもしれない清作の妻 [ 若尾文子 ]昼食。他人丼作って食う。雑穀米60gで。堤未果「沈みゆく大国アメリカ(逃げ切れ!日本の医療)」読み始め。沈みゆく大国アメリカ(逃げ切れ!日本の医療) (集英社新書) [ 堤未果 ]夕食。ツナのシチュー。ほとんどおれが作りました。
2017/10/18

2017/10/15ホクト母校の部活のお付き合い。大ホールの本番聴く、とてもよかった!これで3年は部活引退。ひと区切り。ここからは受験に専念1、2年の新体制に移行する。3年生、いい子たちだったな。彼らと練習するのはとても楽しかった。部活の存続の危機「どん底」からの出発だった。彼らの「頑張り」は本当にすごかった。感動的。思い入れの強い子たちなので、おれは超寂しい。ちょっとしょんぼりな気分でホクト出る。家内と合流して日の出らーめんで昼食ギョーザ魚介醤油らーめん中華そば帰宅。部活の相手で超疲れて、暗くなるまで居眠り夕食フライドグリーントマト。トマトを片付ける時期の季節料理。赤くならなかった緑のトマトのフライ。めっちゃ美味しいです。サーモン刺。ヤンニョムで食べる。つまり「フェ」です寒いので日本酒。ツイッターの激熱いTLに刺激されて居てもたっても居られなくなり、トビー・フーパー監督の傑作「悪魔のいけにえ」(1974)をAmazonで久々に観る。すげえ。監督の類い稀な感性に酔うよくある賑やかなスプラッタホラーとは似て非なる作品。過激なゴア描写を期待して観る人は肩透かしを食らうだろう。何度観てもチェインソー一家の狂いっぷりが異常。この作品の怖さはスプラッタにあるのではない。それにしても「音」がものすごい。これはやっぱりスクリーンで観たいよなあ。新文芸坐やスコーレで観た人が羨ましいよう。「悪魔の起源-ジン-」と「マングラー」も観てえ。【送料無料】 悪魔のいけにえ 公開40周年記念版 【BLU-RAY DISC】ポエムだ...。美しい...。
2017/10/17

青春ショパン番外編其の弍 「ショパンの室内楽」竹風堂善光寺大門店3階大門ホール2017年12月2日(土)14時開演ogozze[ヴァイオリン:川崎妃奈子/ピアノ:松田紫帆]+チェロ;小島遼子レクチャー:加藤晃ショパンチェロとピアノのための序奏と華麗なポロネーズ ハ長調Op.3ヴァイオリンとピアノのためのバラード第1番 ト短調Op.23 (イザイ編)練習曲集Op10より[No.3,5,9,12]ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.8ショパンの作品はピアノソロの作品がほとんどですが、室内楽のための作品も少し残されています。12/2はその中から1828-29年に書かれたチェロとピアノのためのポロネーズとピアノ三重奏曲を中心に選曲しています。青春まっただなかのショパンの作品です。どちらの曲も、ショパンの恩人であるラジヴィウ公爵と非常に深いつながりのある作品です。公爵はプロイセンの領土であったポズナンの総督を務めて居ましたが、プロイセンの同化政策に心を痛め、命がけでポーランド固有の文化を守るために尽力した人物でもあります。今回は併せてイザイ編曲のバラード第一番も聴いて頂きます。この素晴らしいアレンジは、日本では、2014年のアニメ「四月は君の嘘」によって広く知れ渡るようになりました。この前に「歌曲」の番外編があります。10/28ですぜひとも併せてご来場ください!お得なセット券もございます。お問い合わせpianozyklusnagano@y-mobile.ne.jptel:070-6477-2702
2017/10/16

2017/10/14家内は午前中あちこちでチラシ挟み込み午後、市民芸術館へ。尾高先生指揮のensemble NOVAのコンサート「オーケストラでめぐる世界音楽の旅 vol.2 ドイツ」ワーグナー:ジークフリート牧歌ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」素晴らしく充実した演奏会だったー。豊かなサウンド。尾高先生、すごいー。本当に幸せな午後でした。松橋くんのソロも超素敵。繊細でフレッシュ。このチラシのジークフリート牧歌の作品番号の表記。Op.103となってますね。なんで?ワーグナーは「Op.」は使用しない。正しくはWV103ですね。うーん、惜しい...帰宅していい気分で夕食。少し日本酒飲む。
2017/10/16

2017/10/13寒い一日。まったくもうわけがわからん。身体の調子は、当然いまいち。乱高下する気温に身体は翻弄されるばかり。これはもうがまんするしかない。がまん がまん。いろいろ準備。増村保造監督「華岡青洲の妻」(1967)圧倒的な約100分。豪華なキャスト!大映最高のスタッフワークが結実した超見事な映像にため息。有吉佐和子の原作を読んだことのある人はご存知の通り、これは医学がどーのこーのとゆー以前に、嫁と姑の凄まじいまでの愛憎劇。鬼気迫るやりとりを、ひたすら客観的に観察するように、冷静に解剖するように撮っていく。圧倒的だ。華岡青洲の妻改版 (新潮文庫) [ 有吉佐和子 ]嫁の若尾文子はもちろん最高に素晴らしい。でも、姑の高峰秀子がぶっちぎりでものすごい。あまりにすごすぎてぶったまげた。華岡青洲は世界で初めて全身麻酔による手術(乳癌)を成功させた名医。嫁と姑が体を張り合って、青洲の麻酔薬の人体実験に競うようにその身を差し出してゆく...異常な鍔迫り合い。この作品は視線のドラマとして、超一級。圧倒的だ。息詰まるような視線の戦い。絡み合うような嫁と姑の会話の戦いも息苦しいばかりだ。市川雷蔵はいつもとちょっと違う雰囲気。同じ増村監督の「陸軍中野学校」はそれほど感じなかったが、この作品はかなり趣が違うように思った。伊藤雄之助、すげえ。渡辺美佐子も素晴らしかった。癌の患部を容赦なく生々しく超リアルに撮ったりするところがやっぱり増村監督。最終的に麻酔薬を人体で試すまで、動物実験を繰り返してたくさんの猫が死ぬ。おれはにゃんこやわんこが超好きだから、フィクションとはいえ、こーゆー描写は正直言ってきつかった。でも、すごい傑作。驚愕。華岡青洲の妻 【DVD】昼食。簡単に納豆ごはん。薬局寄ってじびかの薬ゲットして実家。レッスン。帰宅。夕食。鮭切り身など。白ワイン。コメは食わない。今日から東京場所の準備スタート。気分変えていこう。
2017/10/15

201710/12午前、実家へ。業者さんと打ち合わせ老母と少し話する。違和感だらけやはり、しっかりしてた頃の母とは完全に別の人。歳とったんだな....と思う。老父は晩年は認知症で完全にぶっ壊れていた。いろいろ思いだす。人間は耐用年数すぎたら、どうしても壊れてくる。昼食簡単に おからコロッケ とごはん午後は相生座ロキシー。片嶋一貴監督「いぬむこいり」奇天烈(褒めてます!)な作品。4時間超える長尺。四章構成の寓話。スコーレは分けて上映してたと思うが、長野は途中休憩入れて一気に上映。前売り券買って、楽しみにしていた。思ったよりお客さん入ってた。うれしす。退屈せず、一気に観ることができた。2時間台の映画でもこれより長さ&退屈さを感じる作品はいっぱいある。ゲバラとか革命とか米軍機(オスプレイ)の墜落とか、いろんなことがいかにも若松プロっぽい感じ。おれはそーゆーところも含めてとても楽しんで観ました。有森也実さんの主演。これは彼女の代表作ってことになるかもなあ。と思う。そのくらい素晴らしかった。有森さんのコメディ演技が楽しい。なんとなく様になってないボクシングがかわゆす。何やってもうまく行かない冴えないおばさん 梓が、どんどん事態に巻き込まれて最終的には女神のような存在になってゆく。すごいアキラ役の武藤昭平さんは本来ミュージシャンらしい。おれは初めて知った。詐欺やら何やらでいい加減に飄々と生活してるぺてん師をごく自然に演じる。なかなか素敵。三章で犬男が出て来てから物語は一気に雰囲気を変える。一気にダークファンタジーへ変貌する。犬男との全裸での異様な情事有森さんの天晴れな女優魂に拍手。有森さんはアラフィフのはずだが、その身体の綺麗なこと!有森さんがざっくり着る白いTシャツ似合うなー。素敵だ。綺麗な着物にハードなブーツと小さいパラソルで現れる韓英恵さんが素敵。韓英恵さんは「獣道」以来か。素敵な女優さんだ。犬男の造型はやっぱり予算限られてるからそれなりにチープ。でも、いぬむこいり伝説の説明に人形劇使ったり、船のシーンもフェリーニがやるみたいに演劇のセットっぽくやったりしてお客さんを「作り物」に慣れさせてるので、いざ犬男が出現しても造型がチープでも意外と違和感がない感じで受け入れられるようになってる。予算の限界を感じざるを得ない部分は当然あるが、その中でものすごくうまく撮ってると思う。前半のキーマン。石橋蓮司さんと柄本明さん、悪かろうはずがない。二人とも最高だった。べンガルさんの戯画的演技もハマってる。江口のりこさん、ぶっ飛んだ怪演&快演。PANTAさんものすごい風格だー緑魔子さんスケスケの衣装でほぼお尻丸出しに近い感じで妖艶に舞う。演技もぶっ飛んでてど迫力。素晴らし。三章以後の異様さが際立つ作品だが、おれは前半のゆったりした三線店の居候の部分がけっこう好き。実はおれは有森さんの「星空の向こうの国」(1986)を公開時に観ている(超絶可愛いかった若き有森さん!)。確か文芸座ル・ピリエだったと思う。長野の 初日舞台挨拶 に行けなかったのは痛恨の極み。夜はバーンチェリーで会食。エビとカシューナッツ炒め超楽しい一夜に感謝。
2017/10/14

2017/10/11午前病院 リハビリヨーカドーこすげ亭でざるそば450円北野武監督「アウトレイジ 最終章」いつものように超おもしろい。最終章かー。ちょい寂しい。のーんびりした釣りのシーンが何とも寂しくて印象的。まずはなんと言っても塩見三省さん!おれと同じ半身麻痺の状態での演技ってこともあって、おれはどうしても感情感入して観てしまう。感動(泣)。そんなこと以上に、塩見さんの演技の凄さに参った!西田敏行さん、具合悪そうでちょっと気になった。しっかり休んで大事にして欲しいです。大森南朋さんがうまくハマってて驚く。素晴らし。北野組のときの大杉漣さんって良いなー。ピエール瀧さんもっと凶暴に吠えまくる役なのかと思いきや、親分や兄貴分に気弱にヘコヘコする場面多く、意外だった。しかもMだし(笑)監督、一作目の石橋蓮司さんのときもそうだったけど、口をむちゃくちゃするのが好きなのかなー。実家へレッスン。断捨離少し。池上彰/佐藤賢一「日本の1/2革命」読了。おもしろい。日本の1 / 2革命 集英社新書 / 池上彰 イケガミアキラ 【新書】夕方じびか夕食おでん
2017/10/13

2017/10/10暑い一日。わけがわからん。ヨーカドー5階シネマポイントアンドレイ・タルコフスキー「僕の村は戦場だった」(1962)観る。この作品が長野で上映されてるってことが驚異的。ありがたいこと。【送料無料】 僕の村は戦場だった HDマスター 【DVD】興行である以上映画館がどんなに良心的なプログラム組んでも、お客さんが集まらなければ意味無い。長野は人口規模も小さいので仕方ない面もあるが、こーゆー芸術的良作にお客さんが集まらないケースがとても多い。(ならばシネコンがいつも良い入りなのかとゆーとそうでもない)黒澤明や小津安二郎の有名作や、ヴィスコンティやコッポラにはそこそこ集まる。原田要さんの映画や人生フルーツにがっつりお客さん集まったりもするもうちょいってところまで来てるのかな。…映画を観る層が徐々に厚くなっていけばいいなあ。おれは長野に居ながらにしてこーゆー感じでいい映画が提供される状態が幸せなので、微力ながらできる限り足を運ぶようにしてる。うちで無為にテレビぼんやり見て過ごすくらいなら、スクリーンでいい映画を観る。10月下旬になるとタルコフスキーの「惑星ソラリス」が上映される。来月はペキンパーの「戦争のはらわた」も上映が決まってる。うれしい!シネコンでは黒澤明が続く(天国と地獄、野良犬)さて、本当に久しぶりに観た。「僕の村は戦場だった」リマスターされて本当に美しくなって感激。ひたすら素晴らしい。タルコフスキーの長編デビュー作にして大傑作。悲しくて残酷。それでも驚異的に美しい作品。独ソ戦の映画だけど、大きな戦闘シーンは一切無し。でも、ひたひたと怖い。独ソ戦真っ只中のソ連。ドイツ軍に母親を殺された少年イワンがまだローティーンなのにソ連軍のパルチザンに身を投じ、偵察兵として活動してゆく。時折挿入される詩的で幻想的なシーン(イワンの記憶の断片)の美しいこと。母と妹、林檎、海辺。夢幻的だ。過酷な現実。甘美な記憶。長回しの白樺林のシーンが素晴らしく印象的。カメラの主観客観が替わって行くのがスリリング。カメラの動きが官能的だ。凄い。そして塹壕を跨いでのキス。鳥の声や水音、照明弾の音など、音響が極めて繊細。これは優れて「水の映画」。序盤、イワンがいっぱしの偵察兵のように気高く大人っぽく振る舞う姿が健気...。大人たちはみんなイワンを心配して、戦争は大人がやるから幼年学校へ行けと言うが、イワンは頑なに拒否する。終盤では生々しい記録映像も使われる。ゲッペルスの一家心中の遺体の映像...歴史的映像...。残酷な動画ですがYoutubeで普通に見られます。気分のいい動画じゃないのでリンク貼りません。興味ある方は検索してください。”Goebbels and his family death”です悲しく残酷なラスト。ドイツ軍による処刑者のファイル....いい気分で昼食大平庵中もり650円。旨い。実家。少し断捨離など。東京場所の曲の楽譜見てあれこれ考える。母校の中学の部活。16時から。暑い。つらい。コンクール前の追い込み練習。今日はおれは自分は彼らの前に立って指導せず、コンクールの審査員のように彼らの演奏を聴いて講評を述べてダメ出しする程度にするつもりでいた。今日は基本的に終日「休み」のつもりだったのだ。でも、顧問の先生は合唱の方にも行かなきゃいけない。最初一回は顧問の先生の指揮で聴かせてもらって、あとはおれががっつり引き受けることになった(^_^;)暑くて汗びっしょり。子供達、コロコロとよく笑って、楽しい練習になった。あと数日間、この雰囲気が残りますように!疲れた...終了後,家内迎えに来てくれてきらく食堂で夕飯。常連さんとお母さんとのんびり世間話をしながらの食事。お通し きのこおろし。家内はから揚げ定食生中1、熱燗1合おれはお通しと冷奴食って、家内のから揚げ2つくらいもらってつまんだだけ。そんな程度で十分。大満足。ビールが超絶美味しかった。
2017/10/12

2017/10/09「わろてんか」てんちゃんいきなり成長。葵わかなちゃん、かわゆす濱田岳くんの出演はうれしい。朝のうちに集中してやってチクルスの歌詞の作業など完了。午前実家。断捨離少し。頑張って芝刈り。暑くて大汗かく。夏日だったようだ。どうかしてるね。こないだ暖房つけてフリースとか着て他のに...身体がついていかない暑すぎて丁寧にできなかった。残念。昼過ぎまで。テンホウで昼食とんかつ単品と餃子家内は醤油とんこつおれはスープを味見させてもらっただけ。スープうまいね。おれは生ビール庭仕事後のビールが最高に美味しい!ビールはこうやって飲むのが一番正しいのかも帰宅ニーチェ「ツァラトゥストラ[下]」読了。物語仕立て(聖書のパロディ...)で書かれていて、そこにうまく乗れなくて、思ったより時間かかった。物語っぽいところと詩的な部分の扱いがわかってくるとうまく乗れるようになってきて、「善悪の彼岸」のように読みやすいアフォリズムの形態のようにどんどん軽快に読める。訳の丘沢さんの解説がとてもおもしろくてタメになる。訳は、ホントに読みやすい。昔おれが読んだ訳はもっと固くて難解だった気がする。「ダンス」「笑い」「大いなる正午」これは一応チクルス用の義務としての読書。そのわりに楽しんで読めた。こーゆーのって幸せなことだ。スクリャービンはニーチェに心酔していた。レクチャーするおれがニーチェがわからないのでは話にならない。特にニーチェについて詳しく話をするつもりはない。たとえニーチェの思想についてレクチャーで全く触れなくても、おれは一応のことはわかっている必要がある。できれば年内にもう一冊くらい読めたらいいなと思ってる。おもしろいので、読めるような気がする。12月の「ショパンの室内楽」のレクチャー原稿書き始める。一気に半分くらい書けた。アウトプットが楽しい。池上彰/佐藤賢一「日本の1/2革命」読み始めるおもしろい。どんどん読める。アンダーライン引きながら一気に半分くらい読んだ。フランス革命の部分が非常に興味深い。刺激的。わかりやすい。読みやすい。フランスの王政の実態も勉強になった。「参勤交代」と「ヴェルサイユ」の対比がおもしろい。明治維新との対比も非常におもしろい。日本の1/2革命 (集英社新書) (新書) / 池上彰/著 佐藤賢一/著夕食タイカレー実家で収穫したナスやパクチー使った実家の恵みカレー。
2017/10/12

2017/10/08朝食、ホテルの部屋でコンビニおにぎり1個早稲田松竹エドワード・ヤン監督「恐怖分子」(1987)観たかった作品。観てよかった!最高だった。ホラーっぽいタイトルだが、ホラーではない。怖い作品だけど...(ほんの少しホラー的要素も感じなくもないかなって程度)隅々まで素晴らしく、一瞬も気を抜くことができなかった。静かで、強靭な作品。不安や恐怖、心の闇がどんどん増殖して、最終的にカタスロフに至る過程が、克明に繊細に描かれる。台北ストーリーやクーリンチェに比べると、全体の手触りはかなり硬質。ハード。終盤の爆発的な展開は見事としか言いようがない。空間の捉え方は、例によって優れてエドワード・ヤン的。凄い構図の連続。若いカメラマンが惹かれる少女が良い。刑事さんがちょい平泉成さんを思わせる感じだった。二本立ての「台北ストーリー」は観ないで退場。ほんとは観たかったけど。東京駅。さすが連休、人多い。長野へ。車中で昼食。ごはん食べない。これだけ。ひたすらニーチェ読む。BGMはBiS早めに長野着。帰宅して一気にチクルスの事務作業。夜まで集中。歌詞とかプログラムなど。歌詞はめんどくさい作業だが、楽しく、勉強になる。日本語って難しいね。…本来は「歌詞対訳」とゆー形で載せるべきだと思うが、今回は原詩がポーランド語で特殊なので、お客様が原詩を見ながら日本語訳を追うのが困難。思いきって日本語だけにしてます。夕食あんかけ焼きそば麺はこないだ中日ビルで買った麺。驚くほど美味しい麺。あんはパーポーで簡単に美味しく。パーポー 30g×2袋[タマノイ酢 中華料理の素]
2017/10/11

2017/10/07東京へ。長野を離れてアタマ空っぽにして一日半くらいどっぷりシネフィル生活&読書生活を送るのが目的。移動中はひたすらニーチェ「ツァラトゥストラ[下]」読むまず阿佐ヶ谷へラピュタ阿佐ヶ谷で夜21時からの「したがるかあさん」の整理券ゲット!この日はトークショーあるので、どうしても早い番号の整理券が欲しい。ラピュタは小さい会場なので、満席も予想される。確実にゲットしたい。昼食は簡単に新宿駅の そばいち で冷やしたぬき悪くない。美味しかった。池袋。新文芸坐へルキノ・ヴィスコンティ「山猫」(1963)4K修復版観る。お客さんかなり入ってましたね。うれしいこと。長野で「家族の肖像」やったときも、長野にしてはわりとお客さんは多かった。ヴィスコンティの人気って相変わらずなんだなー。「山猫」は本当に久しぶりに観た。大好きな作品。修復版、あらゆる点が確かに美しく蘇った。本当に細かいところ、隅々までが豊かに美しい。おれがむかし観たプリントとは全く別モノだ。本物の貴族の豪奢と優雅。感激。多数のエキストラのうちの多くが実際のシチリア貴族の末裔たちだったりする。ヴィスコンティ監督自身も貴族の血を引く人物。徹頭徹尾「ホンモノ」....ニーノロータのゴージャスな音楽も艶やかになってる!超絶下手くそなシチリアの田舎の軍楽隊のサウンドもその悶絶の下手くそさも超鮮明になった。おれは「ヨーロッパの下手くそな軍楽隊みたいな雰囲気」でなんてオケにリクエストしたりすることがたま〜にあるけれど、その時おれが思い浮かべてるのは100%この「山猫」の軍楽隊です。アラン・ドロンのタンクレディ、光り輝くような存在感と演技。圧倒的だ。最高に魅力的なクラウディア・カルディナーレ。この二人を慈しむように、まぶしいように、ちょっと悲しい眼差しで見つめるサリーナ伯爵には万感の想いが込められる。場違いに響きわたるクラウディア・カルディナーレの下品な爆笑も力強く魅力的。新しい社会の生命力の圧倒的な輝き。やはり何と言ってもサリーナ伯のバート・ランカスターだろうなー。「家族の肖像」の老いた教授も素敵だけど、「山猫」の獅子王のような風格はやっぱり最高。貴族の気品と野蛮さ。光り輝くような気品と野蛮と悲しみ。クラウディア・カルディナーレとのダンスのシーンは何度観ても凄い。圧巻。パオロ・ストッパのドン・カロージェロ、利殖に長けたちょっと小狡い小市民ぶりが絶妙すぎる。何度観ても心から素晴らしいと思う。その他リーナ・モレリ(サリーナ夫人)、ロモロ・ヴァリ(神父)などヴィスコンティ組の常連役者たちの演技の素晴らしいこと!今はイタリア統一の歴史も、19世紀ヨーロッパの情勢についても、昔と違って基本的な知識があるので、そーゆー点でずっとおもしろく観ることができた。今年は「家族の肖像」のリマスタ版も観られて、更に「山猫」も観ることができた。なんて幸せなことだろう!ありがたいことだ。大満足。ひたすらうっとり陶酔の約3時間だった。やっぱり「山猫」は文芸座くらいの大きいスクリーンで観るのがよい。高田馬場のホテルにチェックイン。例によってひたすら読書。夜、阿佐ヶ谷。映画の前に日乃屋カレーで軽く夕食。カツカレーが人気みたいだけどおれはトッピング無しのオーソドックスな日乃屋カレー(七分盛)ここは少なめ(七分盛)のカレーがあるのが良い。ラピュタ阿佐ヶ谷で堀禎一監督「したがるかあさん 若い肌の火照り(東京のバスガール)」観る。満席。素晴らし。R18オリジナル版。もちろんフィルム上映。フィルム上映いいなあ。フィルムの質感は、いい。フィルムの傷すら愛おしく感じる。おれはR15版を観てるので、これで二回めの鑑賞。スクリーンでの鑑賞は初。傑作。改めて凄い作品だと思う。オリジナルとR15との違いもよくわかった。「ギアチェンジ」のシーンとか、そーゆーやや直接的なシーンが切られてるだけで、だいたいそのまま。よく笑うお客さん多くてよかった。楽しい場面多い作品なので、大勢で笑いながら観るのがやっぱり楽しいよね。終映後は速水今日子さんとほたる(葉月蛍)さんの堀禎一監督を偲んでとゆータイトルでトーク。大好きな女優さんのトーク、しかもこの夏46歳で急逝した堀監督についてのトーク 。これは参加しないわけにいかない。興味深いお話たくさん。参加して本当によかった。「笑い虫」も観直そう。「天竜区」シリーズ、観たいよー。浜松北部とはいえ長野のお隣の地域の映画。長野でやってくれんかなあ。堀監督、どうか安らかに!合掌。大満足でホテル戻る。チューハイ飲みながらニーチェ「ツァラトゥストラ[下]」読み続ける「ダンスと笑い」
2017/10/11

2017/10/06朝、アンヌ・ヴィアゼムスキーの訃報。ショック...。女性で70歳なんてまだまだ若い。思い出深い映画がたくさん。「バルタザールどこへ行く」もう一回観たいな。合掌。どうか安らかに!風強く ひどい天候。頭重感。午前家内とちらっと実家へ。業者さん来て、相談。老母の御機嫌激しく斜め参った(・・;)難しいお年頃....昼前に自宅戻って、あとは夕方までずっとデスクワーク。チクルスのレクチャー原稿完成!(*^◯^*)歌曲だとまったく違った切り口で話をすることができる。ものすごくおもしろい家内は午後は仕事へ。昼食プルダックポックンミョン食ってみる。韓国の有名な激辛炒め麺。確かにめちゃ辛い。辛いとゆーより「痛い!」。辛いの苦手な人はこれは無理です。おれはうまいと思う。これだけ辛いとストレス解消にもいいかも。中本で北極食える人ならこれは余裕。味仙の台湾が大丈夫な人もたぶん大丈夫...じゃないかなあ...。【※激辛】【韓国ラーメン】三養 プルタク炒め麺 5袋入り ◆ ブルダック サムヤン SAMYANG 輸入食品 輸入食材 韓国食材 韓国料理 韓国土産 乾麺 インスタントラーメン 辛い 【韓国食品】 ★楽天最安値挑戦★ プルダックチクルスの歌詞の作業開始。複数の日本語訳を見比べながらの作業。夕方、DVDで小沼勝「ブルーレイン大阪」(1983)観る。しっとり語られる正統派メロドラマ主題歌は、八代亜紀 なかなかいい曲。志水季里子さんの主演デビューとゆーことかな。 実に美しい!志水さんは堀禎一監督の遺作で傑作「夏の娘たち」にもご出演。志水さんのエッセイ(このエッセイとてもおもしろい)によると、ブルーレイン大阪はもともと決まっていた主演女優が突如降板して、それで志水さんに話が来て急遽主演ってことになったようだ。当時のにっかつとしてはこれは「大作」ってことになるだろう。尺も79分と長め。主題歌は八代亜紀だし、配役もかなり豪華。日活時代からの伝統 歌謡メロドラマの流れを汲む作品...と言っていいと思う。ロックシンガーになる夢を諦めてクラブのチーママをやってる待子。待子の元カレのカメラマン、そのカメラマンを慕うサーカスのおんな芸人の女の子(久我冴子)、待子の今の恋人のミュージシャン志望の若者。この4人の微妙な四角関係をていねいに描く作品。なかなかよかったです。水に浮かぶ赤い靴、水面に映る大阪のネオンの光が印象的。鮮やか!サーカスの道化の赤い鼻や道化の仕草などがよかった。こーゆーところは本当に小沼節だ。こうした目立つ場面じゃなくても、ごく普通のシーンも丁寧に注意深く撮られていて、それがまたうれしい。この時期の志水さんはちょい宮下順子さんに似てる。美しい!終盤にちょっとだけバイクとタクシーのチェイスのシーンがあって、タクシーの運ちゃん役が高橋明さんで「やばいかな、轢いちゃうのかな」とおれは反射的に思った。高橋さんだと躊躇なく轢きそうなんだよなあ。特に大事に至らず、安心しました(笑)。汐路章さんが医者役で登場。ゴージャスな配役だー。これまたマッドでやばい医者だったらどうしよう。とドキドキしながら観てたが超マトモだった。これまた安心しました(笑)志水季里子さんはこのあと神代監督の「美加マドカ 指を濡らす女」(1984)相米監督の「ラブホテル」(1985)と出演していく。超絶ものすごいラインナップだ....にっかつ後期を代表する作品ばかり!夕食、ささみのピカタタニタレシピです。うまー
2017/10/10

2017/10/05朝から病院。まず採血。激混みでした。リハビリのあと定例の診察。待合室、人多すぎで、やっと座れる状態。それだけでぐったり疲れる。会計待ちもいつもよりだいぶ長かった。職員さんも皆ちょい浮き足立ってる印象。いやあ混んでると大変だー。月初めだからかな。昼過ぎにようやく病院出て権堂。イーストプラザで集中してレクチャー原稿書く。歌曲の回はずっと脳内でシミュレーションしてたので資料なくてもどんどん書けちゃう。集中して一気に半分以上書いた。ここではスマホで書いてた。みなさん10/28「青春ショパン」番外編其の壱ぜひぜひご来場下さい!ショパンの歌曲をたっぷり聴いて頂きます。遅めの昼食。ヨーカドー地下こすげ亭で ざるそば450円午後はリドリー・スコット監督「エイリアン: コヴェナント」(2017)観た。ネットで批判的なレビューをたくさん目にしていたので、正直ビビっていた。で、恐る恐る観てみたら意外と楽しめて安心した。おれはけっこう楽しんで観ました。「プロメテウス」観といてよかったー「コヴェナント」は「プロメテウス」の続編つまり「エイリアン」の前日譚の続編とゆーこと。まだ続くらしいですね。中盤は完全にゴシックホラーの趣。おもろい。「プロメテウス」よりかなりシンプルにわかりやすくなっていた。B級スプラッタホラーテイスト満載。話が壮大になって哲学的になりすぎるのもどうかと思うが、ここまで一気にわかりやすくしなくてもいいのに...「プロメテウス」もそうだったが、「コヴェナント」も乗員たちがどいつもこいつもお馬鹿ばかりでこればかりはさすがに参った。イライラする。まるでドリフの探検隊のコントだ。どうしてこんなに不注意な奴ばかりなのか。人間よりエイリアンの方が知能がよほど上に見える(本当にそうかも・笑)。コントなのだとしたら、ドリフの探検隊の方が上質。マイケル・ファスベンダー最高。ナルシズムの極地みたいなシーンもある。たぶん、腐女子たちにはたまらないだろう。この作品のエイリアンはいくらなんでも愛らしすぎるように思う。凶暴なのに実にかわいい。こんなに かわゆす でいいのか。この作品はエイリアンよりもアンドロイド中心。監督の興味は明らかにアンドロイドにある。ブレードランナーに接近してる。序盤にピアノで弾く「ヴァルハラ城への入城」はよかった。これは後でオケのバージョンで戻ってくる。この目配せはワーグナーの「指輪」の知識がない人には何のことかわからないだろう。おれはそこそこ知ってて今回ばかりは本当に得したと思った(⌒▽⌒)「指輪」と関係が深い作品。巨人もそうだし...ちょっと細かく検証してみたくなった。「コヴェナント」は全体にシンプルにはなったが、監督は壮大な神話的世界の構築を諦めた訳ではないようだ。後味の悪い作品。いやーな感じで終わる。ヒロイン(キャサリン・ウォーターストン)は、まあ、素朴な感じとゆーことか。マイケルファスベンダーが美しすぎてだいぶ損してるかも。おれは、かわいいと思いますけどね。戦うヒロインのタンクトップ姿はやっぱりかっこいい。いかにもエイリアンシリーズって感じがする。良き伝統...シャワー室のシーンは思い切ってエログロの方に行くのかと思ったら、期待したよりもあっさり終わってしまっておれ的にはちょっとがっかりだった。どうせR15なんだし、R15の範囲内でもうちょいエログロに行けなかったのかな。無理?もっとエロに行っちゃうとR18になっちゃう?個人的には思い切ってエロに行って欲しかった。そもそもエイリアンの造型がエロそのものなのだから、エロの方向に行くのはごく自然なこと。エロでスプラッタホラーなんて最高にキワモノっぽいが、それでいいのだ。お客さん少なくてびっくりしたー。長野の平日昼間ってことを考慮しても、「エイリアン」でさすがにこれは寂しい。長野はエイリアンの上映はそろそろ終わりっぽい。短い。むむー。帰宅してスマホで一気に途中まで書いたチクルスのレクチャー原稿を確認。ほとんど直す必要なかった。年号など数字関連の間違いもなし。意外と書けるものだ。歌曲中心だから詳細に語れることも多いです。みなさまぜひ!夕食、カツオのたたきなど。
2017/10/09

201710/04昨夜の高校オケのダメージきつすぎ。ダメだこりゃ。疲れが上書きされてゆく。午前は何もしない。昼食。納豆ごはん。雑穀ご飯60g。60gで慣れてきた。驚くほど少量。午後、ほとんど使命感に駈られて突き動かされるように千石劇場。予告を観て絶対に観なければいけないと思っていた。ここで観ないと長野の上映は終わってしまうので、焦って行ってきた。ショーン・エリス『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』(2016)凄かった。観て良かった。ナチス統治時代のチェコで起こったレジスタンス部隊による決死のハイドリヒ暗殺作戦の映画。力作。壮絶な作品。しかもこれは実話。恐ろしくてやばい映画だ。実話と言っても決して大昔の話ではない。「つい最近の話」だ。様々なことを考えさせられる作品。東欧諸国の過酷な歴史に思いを馳せる。この作品はチェコ、イギリス、フランス合作だが、チェコ主導の合作とのことで、チェコ主導ってところが特に意義深いと思う。言語が英語なのはちょい惜しい気がしたが...終盤に現れる恋人の幻は余計かと思う。それにしてもプラハロケの威力は凄い。ラストの教会での戦闘シーンがホントに凄い。ナチスの拷問が直視できないほど酷すぎる(泣)あんまりだ。この凄まじい実話をベースにした作品は複数ある。どちらもハリウッドの作品。フリッツ・ラング監督「死刑執行人もまた死す」(1943)このラング監督の作品は何と1943年の作品。まだ大戦中だ。反ナチプロパガンダの一環で作られたにしてもすごいこと。しかも脚本はブレヒトも協力してる。何とまあブレヒトだよ!音楽はハンス・アイスラー!悶絶必至のスタッフ陣だ。これは超好きな作品なのでDVDを所有してる。またじっくり見直そう。ルイス・ギルバート「暁の七人」(1975) これは未見なので機会あったらセぜひ観たいと思う。マルティヌーの「リディツェ追悼」も、ちゃんと聴き直そう。リディツェ村への仕打ちによく表れているように、ナチスの報復行動が極めてドイツ的に几帳面かつ熱狂的徹底的に行われるのが超怖い。帰宅して夕食、きのこたまごうどんタニタレシピです。ハイドリヒ暗殺作戦や当時のチェコ、東欧についていろいろ調べて、検索。考えさせられる。今月はシネフィルな感じで過ごしてアタマを入れ替える。東京場所の前に気分変えたい。
2017/10/08

10/03疲れ全く抜けず。それなのに夕方高校オケ「わろてんか」観る。千葉雄大くん超魅力的。夕方のブラームスの準備少し。さすがに丸腰では行けない。昼食ラタトゥイユを60gの雑穀米にかけて食う。昼寝。午後も休養。ひたすらチャージ。ネットでリドリースコット「プロメテウス」(2012)初めて観る。エイリアンシリーズの第5作。「エイリアン::コヴェナント」を観るので、観ておこうと思って。おれはエイリアンは第1作から第3作まで観ていて、第4作は観てない。第1作と第2作は言うまでもなく大傑作で、おれも大好きな作品だ。繰り返し観てるデヴィッド・フィンチャーの第3作「エイリアン3」はコケたらしいが、エイリアン3 【BLU-RAY DISC】おれはけっこう好きだ。「プロメテウス」は第1作の「エイリアン」(1978)の プリクエル/前日譚全体としては何やらいまいちよくわからない感じだったけれど、部分的には心踊る部分も多くて、とにかく映像が美しくて唸る。グロなシーンがよかった。帝王切開のところは超すごい。監督、元気だなー。マイケル・ファスベンダーのアンドロイド、素晴らしー。シャーリーズ・セロン、なんだかアンドロイドっぽく美しい。やっぱりいくら何でも話を壮大に広げすぎのような気がする。エイリアン枠で無理に神話的世界まで行かなくても....それだけ監督の思い入れが強いってことでしょうか。でもリドリー・スコット監督が元気に新作を撮り続けていることは、おれは単純にうれしい。お元気なうちにトニー・スコット監督の分まで撮ってほしい。16時30分から長野高校オケ新体制になって初。ブラームス1番の2楽章。疲労でボロボロなので、ちょっと静かにやらせてもらおうかと思ってたが、どんどん音が変わるのが楽しくて結局いつものようなテンションで練習。フラフラで19時ちょい前に終了。明日が心配。間違いなくダメでしょう。でも、これでいいのだ。 練習後ちょっと用があったのだが、けっこう時間あったので家内と合流して「きらび」で軽く夕食。串揚げ数本。小さい牛丼。これうまかったー。もちろん家内と半分ずつ。小さいサイズなのに600円超。肉が良い。食後、用事済ませて帰宅。丁寧に仕事しよう、と改めて思う。
2017/10/07

2017/10/02例によってひどい疲れ。「わろてんか」の初回ぼんやり見る。ゆっくりチェックアウトして地下鉄で栄。中日ビルへ。好きな場所だったのに、取り壊しになってしまう。残念。もう閉めてしまってる店舗もちらほら。寂しい。B1F入り口にある喫茶店「ジロー」で休憩。禁煙席のないスモーカー天国ふだんのおれなら敬遠する店だが、ここは雰囲気が素敵なのでなんとなく入ってしまう。雰囲気がいいとスモーカー天国でも入ります。おれはそんなに気にならない。ここはランチのメニューがすごいのだ。ランチタイムだけ中華料理屋みたいになるのだ。おれはランチはまだ試したことがなくて、いつも黒板に書かれたランチのメニューを見てすごいなーと思ってるだけ。そう思ってるだけで、一度も試さないままこのお店も閉店になってしまうのかなあ。買い物、少し。我々が大好きな「塩干食品 たかはし」さんで、干物など。ここがなくなるのは痛い(泣)我が家で使うしらす干しやカチリなどはここで買うことが多い。らーめん亭で早めの昼食。このお店はどうなってしまうのだろう....好きな雰囲気だったのに。どこかに移るにしても新しいところじゃこの雰囲気は絶対に再現できない。「ジロー」もそうだけど...叉焼麺600円五目麺500円例によってランチタイムはものすごい混雑。早めに入ってよかった。中日ビルは1966年の建物。そういえば同じく建て替えになる信濃美術館も1966年。そりゃガタもくるよ。実際、これらの建物と同い年のおれも死にかけてポンコツになった。建物も人間も通常であれば耐用年数50年くらい。肝に銘じよう。おれはまだチャンスあるが、家内はこれでラスト中日ビル。なんとなく物悲しい気分で中日ビルを後にした。地下鉄で名駅。小雨。時間あったのでナリタで買い物。14時のしなので長野へ。車中、コンパルの名物エビフライサンドつまみに韓国ビール(ナリタで買った)エビフライサンドうまい。帰宅。寝る。夕食中日ビルで買ったカマスの干物など。小さめのカマスだが、実にうまい。10匹買ったのであと8匹ある(⌒▽⌒)冷凍して大事に食おう。
2017/10/06

2017/10/01 午後〜アンサンブル・エネルジコ第14回演奏会本番14時開演オープニングはリスト:交響詩「マゼッパ」ピアノの超絶技巧練習曲集の「マゼッパ」は言うまでもなく難曲だが、交響詩の「マゼッパ」もかなり難しい曲。特に弦楽器は音並べるだけでも大変。トリッキーな箇所もあって、オケ全体のアンサンブルもちょいちょい難しい。「切り抜ける」って感じのところがたまに出現する。ドキドキだ。エネルジコは大健闘でした。よくまとまってた。作品の異様な雰囲気も客席に過不足なく伝わったのではないかと思う。傑作「ファウスト交響曲」とほぼ同時期の作品。そのためか、ちょっと似た感じのところがある。興味深い。続いて、リスト:ピアノ協奏曲第1番そう、今回のエネルジコは前半リストだけだった。こーゆー選曲は珍しいかも。ソリスト亜希ちゃんよかったー。見事でした。身内のソリストと演奏できるのはいい。幸せなことだと思います。亜希ちゃんはピアノ弾いてなければ、オケの一員としてチェロ弾いてます。本番も落ち着いててとてもよかった。終盤も「落ち着いて」スリルを楽しめた。素敵なリストでした。亜希ちゃんと一緒に演奏するのは楽しい。お疲れちゃん&おめでとう。アンコールは「ため息」でした。おれも指揮台に座ってステージで聴かせてもらいました。美しかった。協奏曲直後のツーショット。後半はDvorak06素敵な交響曲だった。楽しくて、しかも超感動的。この曲と別れるのがマジさみしい。オケもいい音してました。無理なく自然に鳴ってたと思う。管楽器が大事な曲。特に金管。この曲はものすごくトロンボーンが活躍する。Dvorakとしては異例なほどの活躍だと思う。今回はリストもトロンボーンが大事だし、全体にトロンボーンに大きな負荷のかかるプログラムになった。トロンボーンチーム大健闘でした。とてもよかった。ホルンもとても大事なシビれる場面が多い。若手中心のチーム。よくやってくれました。木管もとてもよかったDvorakはもちろんリストも木管大活躍だったですが、みんなホントによく頑張ったね。素敵でした。弦楽器はここ数年の積み重ねが効いていてなかなかいいサウンドうれしいなーと思って振ってました。いい音してましたよ。ありがとう。今後もこの方向で執念深く磨いていきましょう。本番中は足が痛むことなく、自分の麻痺もあまり意識しすぎることもなく全体にリラックスした楽しい気分で指揮台に居ることができた。そのかわり指揮台降りて歩いた途端に足首に激痛が(^^;;でも、別に構わない。演奏中に痛くなければおれ的には100点。御の字だ。ホテル戻ってシャワータクシーで金山打ち上げに向かうときには足の痛みはほとんど消えていた。安定のはまてー打ち上げやったー!超たのしい!亜希ちゃん先生、開放感ハンパないね。うーん、よかったよかった。フルートちゃんたちと子供たちがいっぱいいて幸せだ。無法地帯だね(^◇^;)もちろんこれでいいのだ子供まみれいつも楽しい打ち上げありがとー!お疲れちゃん!いつもの中締め。おれはここで失礼しました。幸せでした。みんなお疲れちゃん。ありがとう。
2017/10/05

2017/10/01午前朝のテレビは選挙ばかり。ぐったり。9時すぎに会場入り。ホテル近いので楽ちん。交響曲、マゼッパの順でリハ。交響曲、気分良し。マゼッパはよく鳴るホールで鳴らすとかなり凄まじい。ラストに協奏曲のリハ。バランス問題なし。亜希ちゃんリラックスしてとてもいい状態だった。何の心配もなし。終盤はかなりスリリングに煽ってる。それでもまだ余裕がある。素敵だ。本番もう少し煽ってもいいかなあ、とか、やばいことを思ってしまうほど...。リハ後。昼食は気分変えたくて外に出る。会場近くのカマロしらいちゃんたちと同席させてもらって楽しいランチになった。リラックスできてよかった。しらいちゃん、ありがとー家内はイワシフライ。おれはチキンカツカレーもちろん、ゲンを担いでます。
2017/10/04

2017/9/30「ひよっこ」最終回しっかり観てタクシーで長野駅。「ひよっこ」毎朝超楽しみだった...シーズン2とかやらんかなあ。10時のしなので名古屋。ロジウラのマタハリ春光乍洩でランチここはいつも気になってたお店。スコーレで映画観る前か観たあとに入りたいと思っていたが、チャンスがなかった。店の前のわんこおれはタイカレー。レッドカレー。スープ付き。とても美味しいカレー!満足家内は「今日のごはん」豚肉・ナス・ピーマンの辛味噌炒め。スープ。ごはん。ちょっと味見させてもらったけど、うまかったーこーゆー定食いいなあ。おれも次回「ごはん」にしよう。「カレー」も「今日のごはん」もドリンク付きで850円。東海道線で大府駅にむらせくん迎えにきてくれて練習会場へ。15時から大府で練習。20時まで練習。疲れたー。会場にあった折り鶴で作ったオブジェ。すげえ。ホントに細かいところまでぜんぶ折り鶴なのだ。なかなかの迫力しんのすけに送ってもらって伏見のホテル。夕メシは新京で。ホテルからすぐ。ほんとは一宮の本店に行ってみたいけど、とりあえず伏見店。名物のゲソ天このゲソ天うまい!気に入った。イカが柔らかい。ベトコン風焼きそば細麺が独特で良い。本命のベトコンラーメンは明日午前中弦の1プルトめのみなさんのこと考えるとちょっとやばすぎるかと思って...やめておいた(^^;;生中とレモンサワー。一週間ぶりの酒は旨かった以上二品を家内とシェアして食っておしまい。隣席は車椅子の青年でしたが、お店のホールの女の子の対応が良くて気持ちよかった。おれは一応歩いているけれども、ほんの少しのことで車椅子にならなかっただけこーゆー時はとても他人事とは思えない。車椅子使ってる人がごく自然にこうやって気分よく食事を楽しんでるのを見ると、本当にうれしく思う。いい気分でホテル戻ってシャワー浴びて就寝。
2017/10/03

2017/09/29「ひよっこ」もうおしまいだなー朝イチに有村架純ちゃん。 かわゆす朝寒く、昼はふつーにちょっと暑い。長野っぽいと言われればそれまでだが...(長野は日較差が大きいことで有名な困った場所なのだ)正直言って身体がついていかない。 きつい 。 体調悪くしんどい。 地味にエネルジコ準備。 既にDvorak06ロスな気分。 エネのみなさんとこの素敵な作品を練習できなくなるのかと思うと、かなしいよう。 亜希ちゃんと協奏曲の練習できなくなるのもさみしい。いろいろさみしいね。 昼メシ、キリンラーメンみそ味。うまい。【小笠原製粉】キリンラーメン みそ6食詰午後は翌日の荷物準備など。 調子よくないので、横になる。 ツァラトゥストラ(下)読む。 ひたすら体調優先 夕飯は干物などで軽く。
2017/10/02

2017/09/28朝から雨。頭重感がひどい 身体の状態よくない。低気圧きらい 相生座/ロキシーへアンヌ・フォンテーヌ「夜明けの祈り」(2016)観る。どうしても観なければいけなかった作品。来週観るつもりだったが、来週は来週で 観なきゃ いけない沢山作品あるので ここで観ておかないと処理しきれない。 ホントに観てよかった。 ポーランドとフランスの合作。1945年ポーランドの実話を元にした作品。大戦が終わってソ連軍が入ってくる ナチの支配が終わったと思ったら今度はソ連の支配下に置かれるポーランド。ポーランドに入ってきたソ連兵は山の修道院にまでなだれ込んできて何日も居座ったかかと思うと、修道女たちを毎日犯し続ける。結果として修道女たちは妊娠してしまう。修道女たちは信仰と自分に降りかかった現実との折り合いをつけることができない。もちろんいくら祈っても何も解決しない。ソ連兵に伝染された進行性の性病(梅毒)は確実に進行するし、妊娠すれば胎児は成長してその日がくれば出産に至る。宗教は「救い」だが、どうにもならないこともある。ここにやってきたフランス赤十字の女医が強い意思で修道女たちを救ってゆく。女医マチルドを演じたルー・ドゥ・ラージュ最高。超名演。マチルドはコミュニストなので無神論者だから、 宗教とは関係なく医師として命を守るとゆーシンプルかつ自然な使命感でこの難しい事態に対処してゆく。特に修道院みたいな厳しい戒律で縛られた場所では、事態は一層難しく複雑。 信仰は救いになるどころか、皮肉なことに被害者である修道女たちをより一層苦しめることになる。そう。大切なものは「救い」でもあるが「強い苦しみ」にもなりうるのだ。結果として無神論者マチルドの「命を守る」とゆーシンプルな使命感に修道女たちは救われることになる。マチルド自身もソ連兵に犯される寸前までいくような危ない目にあってからはより一層修道女たちに心を寄せてゆくことになる。修道女マリアのアガタ・ブゼクが素晴らしかった。マチルドの同僚役のヴァンサン・マケーニュ、素敵。信仰とは24時間の疑いと1分の希望。 凄まじい内容だが、物語は極めて淡々と静かに描かれる。映画としても隅々まで禁欲的で極めて美しい。カロリーヌ・シャンプティエの撮影は圧倒的だ。 感激。 音楽の使い方も良かったー。ラストで「希望」が示されるのは救い。 ワイダ監督の「残像」から、ポーランド作品を続けて観て考えさせれること多し。 悲しいことだが、戦時性暴力の問題は過去の問題ではない。ISなど戦闘が行われている場所では、今もふつーに起こってるし、戦闘のない地域でも米軍の基地があるところなんかでは基地の外でも中でも同じことが頻発する。まずは公式サイトを見てみて下さい。で、ちょっとでも興味あるなと思ったらぜひぜひ迷わずロキシーへ!長野ロキシーは10/6まで。東京ではかなり大入りが続いたらしいが、納得。これは確かにすごい。東京もまだやってるところありますね。東京の方もぜひぜひ!映画館出たら雨はほとんどやんでいた。実家で昼食。カップヌードルナイス豚キムチカップヌードル ナイス 濃厚!キムチ豚骨(1コ入)【カップヌードル】午後レッスン。低気圧と寒さで絶不調。むむー(-。-;フリース着てちょうどいいなんてどうかしてる。薬局寄ってから帰宅。夕食。カツオのカツ
2017/10/01
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