全34件 (34件中 1-34件目)
1

2017/08/30昨日は北朝鮮のミサイル騒動で「ひよっこ」休止になったので、今日は昨日の分と二話連続で放送。朝イチに三男が登場。びっくり。キリンラーメン みそ味みそ味は久しぶりだー。旨い。小笠原製粉 キリンラーメン みそ味 6食詰【楽天24】【あす楽対応】[小笠原製粉 キリンラーメン ラーメン]あした酒井監督の魔法学校行くので、ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ「リトルマーメイド」(1989)観た。エンディングは何度観ても泣ける。おれはこーゆーのに弱い。号泣。音楽はもちろんメンケン!メンケン、天才炸裂してる。すごすぎだ。 Part of Your World Under the Seaレッスン。帰宅。夕食。浜松の干物、やっぱりうまーい!
2017/08/31

2017/08/29北朝鮮がミサイル発射。早朝、緊急速報と不穏なサイレンが市内に鳴り響く。嫌な感じの朝。北朝鮮頼むわー。長野も範囲内だったんだね(-_-)相生座/ロキシー絶対に絶対に観なければいけない「陸軍」(1944)を観てきた。木下恵介監督作品。あまりにも圧倒的な田中絹代の演技。そして、笠智衆と東野英治郎のやりとり(なぜかいつも喧嘩になっちゃう)の素晴らしさ。杉村春子、若いー。木下恵介監督の天才的な映画造りに驚愕する。あまりにも見事な人の動かし方。ハッと息を飲むほど斬新な構図。終盤、人混みの中、息子を必死に追いかける田中絹代を追うキャメラ。路地のショットがすごすぎ。「陸軍省後援 情報局國民映画」と冒頭に出る通り、日本の国民の戦意高揚のためのプロバガンダ作品。木下監督は陸軍省の検閲を通すために、巧妙に作ってゆく。注意深く観ていればそこかしこに隠された監督の裏の意図がよくわかるようにできてる。東野英治郎が述べる「元寇でカミカゼが吹かなかったら...」とゆー話。東野英治郎が前線に行った自分の息子の安否の事ばかり心配して怒鳴りつけられる場面。などなどなど...微妙なシグナルを観客に送り続ける。最後はこれとゆー反戦的な台詞は一言もなしで、完全に反戦映画にしてしまう。監督は最後のシークエンスを脚本にしっかり書かずに(一行くらいだったらしい)軍の検閲を通して撮って公開してしまった。最後のシークエンスは出征の見送りに行くと泣いちゃうからとゆー理由でうちに残っていた母親が、呆然とほとんど幽鬼のように薄暗がりで「軍人勅諭」を復唱し続ける場面から始まる。すると、出征の軍隊ラッパが聞こえてくるいてもたってもいられなくなった母親は家を飛び出し、出征の行進を追いかけ、息子の姿を探し求める。木下監督が描いたのは戦地に出征する息子を案じて涙ながらに必死に追いかけ、手を合わせてただ祈る母親の姿。この約8分間のシーンは台詞はほとんどない。キャメラは息子を追いかける母(田中絹代)を執拗に追うだけ。日本映画史でも非常に有名なシークエンス。田中絹代が異常に凄い。この行進はリアルな出征の行進を撮ったものらしい。そして、この行進の兵隊さんたちの多くは戦死してしまったとのこと....死ににゆく息子を心からの笑顔や万歳で送り出す母親などいない。異常なご時世だったから、やむなく笑顔で万歳して送った母親も大勢いただろう、そんな母親たちだって、心からの笑顔や万歳で送ったはずもない(涙)。できるなら戦争など行って欲しくない、死なずに生きて帰って欲しいとひたすら願う、当然のことだ。監督は、そーゆーごく当たり前の母親の心情を丁寧に撮った。イデオロギーとは無縁の素直な心情。そんな当たり前のことを、命がけで撮らなければいけなかった不幸な時代。昭和19年。軍に睨まれたら大変なことになる。それでも撮った。実際、木下監督は「女々しい映画を撮った」と軍に睨まれて、映画撮れなくなって松竹に辞表出して無職になった。その頃の木下監督については 原恵一監督が「はじまりのみち」とゆー素晴らしい作品にしてる。はじまりのみち [ 加瀬亮 ]「陸軍」の最後のシークエンスはほぼ丸ごとこの作品で観られる。木下恵介を演じたのは加瀬亮。渾身の名演。加瀬亮とユースケサンタマリアと濱田岳のトリオが本当に素敵。濱田岳が超いいです。Amazonでも400円くらいで観られる。興味ある方はぜひ。「陸軍」のDVDはこれ。木下惠介生誕100年::陸軍 [ 田中絹代 ]9/1までやってます。10時50分から。この作品をしっかり劇場で鑑賞できる極めて貴重な機会。時間大丈夫な皆さんはぜひぜひ!相生座/ロキシーへ!帰宅して昼食。ロコモコ風納豆丼。放課後の部活。頑張りましたー。10月のコンクールまで諦めずに磨いていこう。そのまま学校近くのやなぎやで夕メシ家内は冷やし担々麺。おれは麻婆茄子つまみに生中2これだけは外せない。オニオンフライ。300円。激うま。ミニチャーハン食
2017/08/30

2007/08/28「ひよっこ」早苗さんのお見合い事情について愛子さんに更に突っ込んで欲しい。三男、いい奴すぎて泣けるー。うう(泣)午前、浜松から送った干物到着。アジとサバ嬉しい。昼食、安城湯麺。ピリ辛程度の辛さ。辛いのが苦手でもこれならいけるんじゃないかな。『農心』安城湯麺ラーメン|アンソンタン麺(5個入りパック)■1個当り106円NONG SHIM 韓国ラーメン インスタントラーメン マラソン ポイントアップ祭これはほとんど辛くない。ピリ辛程度。おれはこれがけっこう好きで、時々食べます。午後はがっつり寝て過ごす。昼食後横になって起きたら夕方で、もう、薄暗かった。ニーチェ「ツァラ」を読んでる。昔は困難を極めたが、今は意外にすんなり読めてる。ツァラトゥストラ(上) (光文社古典新訳文庫) [ フリードリヒ・ニーチェ ]昔あんなに悶絶しながら我慢して読んだのが嘘のようだ。読書も時期を選ぶ。順番も大事。若い時期に背伸びして難解な本に挑戦するのは、おれは良いことだと思う。若い諸君、身の程をわきまえることなくどんじゃか難しい本にチャレンジしてどんどん挫折しよう!挫折した分だけ、年取ってから楽に読めるようになる。,,,,と思う(おれ的には)。ちゃんと挫折分は戻ってくるよ(とゆー実感がおれにはある。個人差あると思うけど)夕食、浜松の干物など。めっちゃうまい。こんなにうまい干物、久々に食った。浜松さすがー。
2017/08/29

2017/08/27ものすごくよく寝て、起床。おれはこの浜松の古いホテルがいちばんよく眠れる。なぜだ。ゆっくり朝シャワー。無料のバイキングの朝食。ホテルに迎えにきていただいて、9時半からいつものあいホールで楽友会オーケストラ浜松の練習。すごくいろいろよくなってた。素晴らしいことだ。だったん人、威風堂々、新世界。ヘビー級。めっちゃ疲れた。でも楽しい練習になって、ご機嫌。このオケ、大好き。12時30分まで。ホールで名古屋の面々と偶然遭遇。驚愕。東海地方っておれが思ってるよりも狭い??駅近くのマイン・シュロスとゆービアレストランでオケのみなさんとランチ。せっかくなので失礼して、ビール飲ませてもらいました。ミュンヒナー。うまーい。午前の労働が一気に報われた感じがするー。ハヤシライス。うまいー。ごちそうさまでしたー。こだまでのんびり東京へ。のんびりなので、だらだらと飲み続け。ベビースターうめえ。ニーチェ読む。池袋でちょっとお茶。男とだって「必要があれば」喜んでデートするよ。可愛い女子とは必要なくてもデートするけど。ルミネのタリーズ。やっと座れた。混みすぎでしょ(^_^;) さすが東京。東京駅から「あさま」で長野へ。高崎まではやっぱり混むねえ。ハイボール。ニーチェ。せっかく「あさま」乗ったのに眠くならない。20時30分頃長野着いたらいいバスがない(ーー;)さすが長野。でもこんな程度でいいよ。おれは東京も名古屋もついていけない。無理。モノも人も多すぎる。しんどい。長野にいても観たい映画いっぱいやっていて、うまいものも超いっぱいあって、興味深いコンサートもたくさんやってる。どんなに頑張っても全部観られないし、聴けないし、食えない。ネット時代だから、情報の量は今や世界中どこでもほとんど変わらない。おれは長野で十分満足。東京名古屋は時々行くところ。タクシーで帰宅。うどんを1/3人前くらい食ってすぐ寝る。ああ、疲れた。
2017/08/28

2017/08/26移動日家内に送ってもらって長野駅。12:01のしなの。キャベツのおやき1個つまみにチューハイ飲んで松本手前から中津川までめでたく爆睡。勝ち。千種で遅い昼食。あんかけ家でミラネーズ。スコーレでフィンランド映画、ペッカ・パリッカ「ウィンター・ウォー 厳寒の攻防戦 」 (1989)観る。凄かった。力作。あっとゆー間の197分。フィンランドのみで上映されたオリジナルバージョン(197分)のデジタルリマスター版1939年のフィンランドとソ連のいわゆる「冬戦争」の映画。あっとゆー間の197分。塹壕戦、接近戦、白兵戦は本当にむごい。悲惨。残酷。兵力、軍備で圧倒的に勝るソ連軍に対し、軍備も兵力も極度に貧弱なフィンランド軍が勇敢に粘り強く立ち向かってゆく。厳寒の中の長い戦い。ものすごい人数のソ連兵が戦車や飛行機と共に殺到してくるのを見るだけで、その絶望的な軍事力の差に唖然としてしまう。戦争の描写は長く、激しい。内臓も普通に飛び出るし、手足はちぎれる。とにかくもう、容赦無くどんどん血みどろで死んでゆく。そーゆーところをリアルに克明にしっかり撮る。残虐なところは「プライベートライアン」よりちょっと凄いかもしれない。この作品はもう20年くらい前のものなのでプラーベートライアンよりも早い時期の作品。戦場の血みどろな残酷をそのまま描くとゆー点では、先駆的な作品とゆーことかもしれない。残酷描写苦手な人はつらいでしょうが、こーゆーのは是非目を背けずに観て欲しいと思います。ちょっとトラウマになった方がむしろ良いです。実際の戦場はもっとひどいのだから。フィンランドの過酷な寒さがよく伝わってくる作品。寒さに強いはずのソ連兵が、この「冬戦争」では数多く凍死したらしい。フィン人の方がもっと寒さに強いってことかな。観終わっても、「フィンランドは勇敢で強いなあ!」とゆー感じの単純な感想にならないのが、この作品の良さ。どうしようもない虚しさが漂う....フィンランド軍は、前線にもサウナを作る。塹壕と一緒にサウナも作っちゃう。ソ連軍と対峙してる時でも兵士たちはサウナでしっかりあったまる。塹壕の生活の描写がリアルで興味深かった。塹壕にちょっと入ってくるニャンコがよかった。【メール便送料無料】ウィンター・ウォー[DVD]【D2017/5/2発売】たぶんDVDは120分くらいの通常版じゃないかと思いますが、興味ある人はぜひ。新幹線で浜松へ。20時すぎに着く。むつぎくは閉店の時間だし、駅ナカの石松餃子はけっこうな行列だったので、即、あきらめる。駅前の呑兵衛で餃子浜松餃子は軽いのでこのくらいあっとゆー間に食える。ちょっと足りないくらいだ。他は何も食べない。餃子だけ食う。おれは餃子の時はご飯要らない。餃子とアルコールで100%満ち足りる。ホテルにチェックイン。軽く明日の予習。Elgar、Borodin。
2017/08/28

2017/08/25朝から実家ずーっと雨。時々結構激しく降る。じっくり浜松の準備。昼食、金ちゃんヌードル。大好物。やっぱりめっちゃ旨いと思う。おれはカップヌードルやカップスターよりずっと好き。西日本じゃないと簡単に購入できない。徳島製粉 金ちゃんヌードル 85g×12個入/箱〔ケース〕女池充「白衣いんらん日記 濡れたまま二度、三度」(1997)観る。おれが今回観たのはネットのR15版なので例によってちょい違った題名で「新人看護婦日記」とかなってましたが、同じモノ。これはめっちゃよかった。驚きの傑作。小林政広さんの脚本がマジ素晴らしい。圧倒的。ものすごい凝ったトリッキーな作りなのに、極めて自然に物語が流れる。すげえ!一気に殺伐とした展開になるのだが、サトウトシキ監督のように超クールな雰囲気で進まないのが女池監督。そこがやっぱり女池節、良い。女池監督らしく音楽とダンスが最高。エンディングの海辺でのダンスを見てると、幸せでうるっとくる。「ハレンチファミリー」のラストのダンスはあまりのことにおれはぼろぼろ泣いた。これはそこまでじゃなくて、もっと軽い感覚だけど、それもまたとてもよかった。アパートの部屋のヒロインのワイン飲みながらの独りのダンスも秀逸。これは女池監督のデビュー作になるのかな。デビューでこれか…やっぱり女池監督すげえわ。新作を心待ちにしてます。本当に、心から…。万大で夕食。家内はとろろ定食。ひとくちそば(冷)400円ここのそばは独特。おれは大好き。これは〆用の小さいサイズの蕎麦(温もできます)。おれは定食ではなく、単品の料理にこれを合わせるのが好き。単品のとんかつ(上)1500円超美味しい!大満足。元気出たー。生小、サワー2杯。帰ってすぐ寝る。
2017/08/27

2017/08/24朝から病院。リハビリ、採血、定例の診察リハビリはメンテ中心。優しい。ありがたい。診察の待ちは60分程度。ふつうです。この暑いのにおれは左側が超冷える。特に今年はひどい感じするので、リハビリの担当さんにも先生も相談してみた。おれは知覚機能も調節機能も麻痺してる部分あるので、「仕方ない」とゆー簡単な結論(泣)むーん、仕方ないね...。うまく付き合ってくしかない。暑い時は人間は汗をかいて熱を逃して調節する。その、熱が逃げていく時の感覚をおれは「超冷たい!」とゆー風に極端に捉えてしまう。暑くて暑くて大汗かいてるのに、左だけめっちゃ冷えてる時が多い。だからクーラーめちゃ効いてるところにくると、左側だけ異常なほど冷える。痛いほど冷たく感じる。だから新幹線とかは大変...。長袖の羽織るもの必須。脳の認知部分がぶっ壊れてるので、間違って判断してる。脳の不思議。こーゆーのは説明しても他人にわかってもらえないことが多い。おれは冷たさを猛烈な痛さとして認知したりすることも多い。脳が全然間違った判断をするんですな。めんどくせー。実家寄って帰宅昼食 男子ラーメン食う。男子ラーメンは初。何が「男子」なのかはよくわからない。うまいです。麺も韓国らしくしっかりしてる。辛さはふつうに辛いです「辛ラーメン」よりちょい辛いかなって感じでしょうか。『Paldo』男子ラーメン|男ラーメン(5個入りパック)■1個当り125円[パルド][韓国ラーメン][インスタントラーメン][韓国料理][韓国食品] マラソン ポイントアップ祭午後、爆睡。夕方まで目が覚めなかった。山崎雅弘「ポーランド軍と第二次大戦」読◎。kindleで100円「残像」を補完するための読書。これは良書。夕食。ゴーヤチャンプルーベランダのゴーヤ、うまい!新鮮な苦味が最高。肉はスパムで。
2017/08/26

2017/08/23身体のご機嫌よくない午前は小雨の中がんばってじびかへ帰りは歩きの調子めっちゃ悪く、とてもつらかった。どうしても美味いものが食いたくて山とも庵で昼食。大もりそばううう、うまい!大満足。癒しだ。うまいものは癒し。お酒(夜明け前)一合頼んで、香りのいい蕎麦を少しずつゆっくり噛み締めながら食う。そんなことしてるうちにちょっと身体がほどけてくる。粋な食い方じゃないかもしれないけど、うまい酒と一緒の時はこーゆー食べ方がおれは好き。おれは蕎麦通でも何でもないので、好きなように食う。たぶん板わさとかで酒飲んで、〆にもりを一枚ざざっと食うのが粋なのかな。そーゆー食い方も嫌いじゃないけど。じっくり蕎麦食いながらゆっくり酒飲むのも好き。難しいこと考えず、思ったように食えばいいってこと。だいぶ身体楽になって帰宅。午後はいろいろ作業&読書。高村正彦/三浦瑠麗「国家の矛盾」読◎国家の矛盾 (新潮新書) [ 高村 正彦 ]読んでよかった。良書。左傾向の人も右傾向の人も読んで欲しい本。瑠麗さんの本なんか読んでると「右?」と思われるかもしれないが別にどう思われようと構わない。おれは右でも左でもない。おそらく瑠麗さんもご自分のことを特に右とか左とか考えていないのではないか。強いて言うと右って程度なのかなあ。リベラルの基本があってその上でちょい右とゆー感じ?身もふたもなくリアルに遠慮なくズバッと言い切るので、右に見える。彼女の論調は鋭いけれど、基本的に優しくて思いやりに満ちてるところが好きだ。"compassion"とゆーことを大事にする人。極端に右に振れても左に振れても"compassion"ってことはできなくなる。瑠麗さんは一貫して"compassion"とゆー基本を大事にするので、おれは心から信用してる。シンプルに言えばおれは極端なのは好かん。極端な右も極端な左もついていけない(^_^;)。夕食。きゅうりの中にチーズ入ちくわを詰める。大きいきゅうりがあると、できる。これうまいです。見た目もおもろい肉、ナス、赤キャベツ、ほんの少しライス、をワンプレートで。
2017/08/26

2017/08/22身体、いまいち。堆積した疲れが抜けていかない。高村正彦/三浦瑠麗「国家の矛盾」読み始め。国家の矛盾 (新潮新書) [ 高村 正彦 ]週末のスコア見る。浜松用。トゥンセラーメン食う【激辛ラーメン】トゥンセラーメン120g×40個 1box★農心/韓国食品/地震/防災/一番 安い/韓国ラーメン/辛いラーメン/韓国食材/大人気 ラーメン/チャングンソク/激辛/卵/インスタントラーメン権堂ヨーカドー5Fシネマポイント。アンジェイワイダ「残像」(2016)観た。感銘を受けた。鮮やかな色彩に満ち溢れた息苦しい映画。おれはワイダ監督の良き観客ではなかった例えばワイダ組のイエジー・ラジヴィオヴィッチといえば「大理石の男」や「鉄の男」よりもまずゴダールの「パッション」を連想しちゃうドイヒーな観客。だいたいワイダ監督の作品は学生時代に「灰とダイヤモンド」「鉄の男」「ダントン」を観た程度。ワイダ監督80年代に流行って立て続けに公開されてたのだ。ちょうどポーランドの民主化運動がものすごく盛り上がって「連帯」の活動が世界的にも注目されていた時期。「ダントン」はもちろんフランス革命の映画。重厚で凄まじいフランス語による作品。おれはこの作品をドパルデューやパトリス・シェロー出演のフランス映画のように記憶していて、本当にもう失礼極まりないのだが...そういえばダントンってワイダ監督の作品だったっけ...のような認識しか持っていなかった。ワイダ作品だから当然そこにはポーランドの「連帯」のあれこれだとかポーランドのことが色濃く反映されていたんだろうけれど、フランス革命やポーランド史の知識皆無で、「連帯」のニュースを何となく聞き流していた程度だった当時のおれは、本当にもう、バカみたいにぼんやりワイダ監督の作品を観ていたのだ。大バカ者です。ゴダールのパッションだって、よく考えると非常に政治的な作品で、当時のポーランドの「連帯」の動きや戒厳令と密接に関係があるのだ。そもそもゴダールだって相当に政治的な映画を撮る監督。でも、おれはそーゆー方向から「パッション」を考えなかった。ワイダ監督本当にごめんなさい。合掌ゴダール監督もすまん。知識がある今観ると、ワイダ監督の諸作品は全然違うんだろうなあ。「パッション」も全然違うだろう。実際今回「残像」観たら全然違った。少しずつ観直してみよう。この「残像」は大戦後の1948年から1953年、ソ連の強い影響下に置かれてスターリニズムが吹き荒れた時代、共産主義による迫害に不屈の精神で立ち向かった実在の前衛画家ストゥシェミンスキ(1893―1952)の生涯を描いた伝記ドラマ。当時のポーランドの息苦しさがリアルに迫ってくる。舞台はポーランド第二の都市ウッチ。ストゥシェミンスキはマレーヴィチ、シャガールなどとも関係の深い画家。前衛画家は当然スターリニズムの敵だから、「社会主義リアリズム」を当局から強要される。音楽でいえばショスタコーヴィチやプロコフィエフなどと同様の辛酸をなめていたのだ。しかもストゥシェミンスキは第一次世界大戦で片手片脚を失った障害者。障害者ゆえの過酷さも不自由さもリアルに自然にさりげなく描かれる。当時はバリアフリーなどとは無縁の社会。考え方も、街も、バリアだらけの時代。理念的にも物理的にもバリアフリーの概念などなきに等しい。そうした中でストゥシェミンスキは前衛画家として成功し、教育者としても、多くの学生たちから慕われる存在になっていた。ストゥシェミンスキの講義の場面(ゴッホの作品の分析)や、彼が語る絵画論は圧巻。興味深い。ストゥシェミンスキの作品と同様に画面からも鮮やかな色彩が満ち溢れる。「色」そのものが重要なテーマのひとつ。ワイダ監督はこの作品を撮った時にもう90歳だが、驚くほど若々しく瑞々しい感覚で斬新に「色」を撮ってゆく。パレードのためにスターリンの大きな赤の旗がかけられるアパート。窓から入る赤い光で部屋は赤く染まり、カンヴァスも赤く染まる。あまりにもわかりやすいダイレクトな暗喩だが、凄まじいインパクトがある。終盤、雪の積もった墓に供えられる青い花。感動的だ。ワイダ監督とゆーと「長い映画」って反射的に思っちゃうが、これは99分。非常にコンパクトだ。おれはそこに監督の「老い」は感じなかった。むしろ無駄のなさ、強い凝縮力を感じた。隅々まで緊張感の漲る美しい作品。終盤のショウウィンドウの場面、すごい。ワイダ監督、安らかに。合掌。ヒロインのハンナ(ゾフィア・ビフラチュ)がとんでもなく美しい。ポーランドは美人が多いってゆーけど、確かにそうかも。ストゥシェミンスキを演じたボグスワフ・リンダは圧巻の名演技。この人もワイダ組で「ダントン」にも出てたようだ。全然気がつかなかった。すみません。午後は青春ショパン05の準備など。ぜひご来場下さい。残席僅かです!気になる方は急いでご予約を!夕食沖縄の地ビール ゴーヤーDRYを飲んでみた。夕食、沖縄の地ビールを味見。おもろい。ほのかにゴーヤの風味が残る。おれは嫌いじゃないです。爽やかでいいんじゃないかな。苦味は気にならない。そもそもビールだって苦いんだし。ゴーヤーDRY 3缶セット 350ml【沖縄】【地ビール】【セット】【ご贈答】【贈り物】投げ売りのお惣菜のとんかつで煮カツ。ツルヤブランドの蕎麦。美味しくてびっくり。
2017/08/25

2017/08/21身体の状態いまいち。緊張強くしんどい(天候のせいだと思う)疲れもなかなか抜けてこない。午前、楽しみにしていたTシャツ到着。テンション上がる。楽天のウィーラー選手とハクション大魔王のコラボTシャツ。昼食パーポー使って八宝菜もどきを作って食う。うまい。パーポー簡単でよし。タマノイの粉末は気持ちよく溶けて素人がぼんやりやっても実にいい感じの「とろみ」がつくのが素晴らしい。パーポー 30g×2袋/タマノイ酢レンタルDVDで堀禎一監督「妄想少女オタク系」(2007)観る。超おもしろい。傑作ラブコメ青春映画。原作があるんだね。未読。川瀬陽太さん、葉月蛍さん。速水今日子さん(声だけ)が出演で国映感濃くて嬉しい。ほっそりした川瀬さん、もっと出番あったらよかったのにな...葉月蛍さん教室入ってきた瞬間にすぐわかった!すっごいオーラだ!ちょっとやばいオーラ(絶賛してます)。エロい。全体に、エロティックな気配が濃厚で、どこからでも即座に国映ピンク映画に転換できそう...それがとてもよかった。腐女子、BLがテーマなので、当然エロが重要に決まってる。国映ファミリーの堀監督はこの作品にはまさに適任だったでしょう。腐女子なので、徹底して妄想のエロ。おれは乙女ロードは通ったことがある程度だし、BLは未知の領域。知識皆無。BL一切読んだことない。知識あるともっと面白いのかもしれないが、知識なくても十分楽しい。光が超素敵だ。窓から入る外光の美しさは堀監督の大きな特徴。この作品でもその特徴は存分に発揮される。ラストの陽光にきらめくプールの光は素晴らしいと思った。プールでイノセントに仲良く戯れる男子2人。それをプールサイドから満足気に見つめる妄想腐女子2人。感動的。阿部くんのおうちの座敷の場面のすだれ越しに入る柔らかい夏の光。素麺(作りすぎて揚げれば完璧だった)。お祭りに行こうと誘いに来る浴衣姿の女の子2人。そこにお母さんから声がかかる。おれはここで速水今日子さんが(東京のバスガールのように)和服姿または割烹着で現れるのではないかと一瞬期待したが、声だけだったー。無念。これまた堀監督らしく音響がすごい。学校の吹奏楽の練習の音の扱いの見事なこと!。単なる背景音だったのが徐々に存在感を増幅して、場面の心理描写を補完するサウンドトラックになっていく場面は鳥肌が立った。光や音に対する堀監督の感覚の繊細さに改めて酔う。美術室のシーンがどれも本当に素敵だった。キャストはみんな素晴らしい。特に甲斐麻美ちゃんは絶妙だ。堀監督の演出力もあるだろうが、若い子たちの演技が驚くほど細やか。みんな魅力的だった。監督の演出に応える能力がみんなにあったとゆーことだなー。素晴らしー。森下悠里、異様なエロさ。清々しく爽やかにカミングアウトする塚本先輩、よかったー。セルのDVDには特典のメイキングとか入ってるのかな入ってるなら買っちゃおうかな。メイキング見てみたい。(レンタルには特典入ってなかった。おれの探し方が悪いのかな...)妄想少女オタク系 【DVD】夕方から例によってものすごい雨。時々雷。今年はどうかしてる夕食イワシ刺沖縄そば
2017/08/24

2017/08/20なか卯で朝食。定番 はいからうどん。うどん、うまい。しんのすけにホテルまで迎えにきてもらって南文化小劇場。おれ、南は「初」だ。アンサンブルエネルジコの練習。午前はDvorak。1楽章に多めに時間かける。いい雰囲気になってきた。どこかで2楽章に時間かけよう。次回以降。感動的な楽章。それにしてもなんて素晴らしい交響曲!しんのすけ夫妻と「まるさ水産」で昼食。マグロほほ肉ステーキ丼 1080円 うまい。午後は 延々とLiszt。まず協奏曲第1番の初合わせ。ソリスト深谷亜希ちゃんとの初合わせ。今日は合わせに思い切って時間をかけた。亜希ちゃん素晴らしい出来。オケと合わせにくいような部分は初回からほとんどない。余裕ある!本番楽しみです。みなさん是非ご来場ください。10/1名古屋市しらかわホールです。引き続き、マゼッパ。難しい曲。初回よりもだいぶ慣れて見通しよくなってきた。やたら忙しい上にトリッキーな場面が多い。なかなか大変ですが、速く忙しくても冷静さをキープできるように磨いていきましょう。そもそも異常な情景をテーマにしてるので、音楽も不健全に病んだ感じがあって、しんどい。夢見るように美しい場面もどこか不穏だし、勇壮な勝利のマーチもちょっとグロテスク...。16時までしんのすけに送ってもらって金山駅。金山駅構内で電車の時間まで軽く一杯。至福の時間。どて煮(玉子入)、生ビール17:44の「しなの」で長野へ。車中末次由紀「ちはやふる[35]」読。ちはやふる 35 BE LOVE KC / 末次由紀 スエツグユキ 【コミック】ふつうに到着。最近夕方のゲリラ豪雨多いので、夕方はJRもちょい心配。何事もなくてよかった。
2017/08/23

2017/08/19午前、実家でレッスン。家内に駅まで送ってもらって、お昼の「しなの」 で名古屋へ。缶チューハイ。駅売店の一番安いチープな小さい幕の内弁当。自由席は混んでたようだ。さすが夏休み。木曽谷は爆睡して通過できた。勝ち。千種で降りて栄。栄はお祭りやってました。「たません」の屋台いいなー。名古屋文化。長野ではもちろん「たません」の屋台は見ない。そそられるがスガキヤでおやつ食べる予定なので我慢。たませんでは遅くまで持たない。ホテルに早めにチェックイン。ちょい明日の予習。身軽になってホテル出て、スガキヤへ。遅い夕食までこれで持たせる。めでたく肉入りヽ(´▽`)/炭火焼き豚丼か....。うーむ、興味深い。ナディアパークへ。おがわくん&きんちゃん&まりちゃん&いとうくんカルテットのレッスン。曲はDebussy。秋に全楽章弾くんだとのこと。おお、意欲的だー。Debussy素敵だ。なんていい曲。とてもよく準備してあって楽しいレッスンでした。いい感じに仕上がるんじゃないかな。楽しみだね。磯丸水産でみんなで飲み。たのしー。イカ焼きうまい貝もうまい。ビールのあとハイボール。まぐろも美味しい!大満足でホテル戻ってすぐ寝る。
2017/08/22

32017/08/18朝、とてもうれしい知らせありヽ(´▽`)/午前、気分良くLisztに没頭。SchubertからLsztにいきなり飛ぶなんてと思うかもしれませんが、SchubertとLisztは同じSalieri門下としてベーシックで繋がっている(Beethovenも!)、生き方や作風は確かにものすごく違うけれども、おれは抵抗なくやってる。小岩信治「ピアノ協奏曲の誕生 19世紀ヴィルトゥオーソ音楽史」読。良書。刺激的。超勉強になる本。きっとこの本も何となく重版もされず徐々に入手困難になって行くのだろうなあピアノのみなさんは読んだ方がいい本だと思いますぜひ!ピアノ協奏曲の誕生 19世紀ヴィルトゥオーソ音楽史/(株)春秋社【メール便なら送料無料】 【音楽書籍】昼食は納豆キムチ丼、いつも通り。午後、読書に没頭。ニーチェ「道徳の系譜学」読みきった。読みやすいアフォリズム形式の「善悪の彼岸」に比べるとがっつり長い論文形式なのでちょいつらいところもあった。それでも「善悪の彼岸」読んでたので、なんとかめでたく読破。例によって過激で挑発的。ニーチェの極論はおもろい。「極論芸」だね。終盤、ワーグナーについて多めに論じられる。ニーチェは音楽のことをけっこう多く取り扱うので、音楽関連の人もとっかかりがあって、読みやすいと思う。やっぱり「善悪の彼岸」から読むのがいいです。」道徳の系譜学 (光文社古典新訳文庫) [ フリードリヒ・ニーチェ ]善悪の彼岸 (光文社古典新訳文庫) [ フリードリヒ・ニーチェ ]夕食生姜焼きと焼き野菜。うまーい。
2017/08/21

2017/08/17昼食、ノグリラーメン食う。麺が太くしっかりしてて食べ応え満点。おれは韓国ラーメンではこれが一番好き。超おすすめ。【韓国食品・ラーメン】 農心 ノグリラーメン120g辛いのダメな人は甘口もあります。5083 農心 ノグリラーメン (純味)120g 【韓国食品・ラーメン】午後、駅で小宮山愛ちゃんと合流。青春ショパンの演奏動画撮りたいので遠いところ来てもらった。動画は ↓ エチュードスケルツォ2番ショパンピアノチクルス「青春のショパン」vol.5竹風堂善光寺大門店3階大門ホール2017年9月2日(土)14時開演ピアノ:小宮山愛練習曲Op.10から別れの曲・黒鍵・Op10-8・革命ノクターンOp.32-2スケルツォ第2番 Op.31レクチャー&プロデュース:加藤晃ぜひご来場ください。残券少なくなってきてますので、興味ある方は早めのご予約を!愛ちゃんと駅前で軽く飲んで解散。お疲れちゃん。マグロメンチ超好きー。18時台に早めに解散。夜ものすごい雨。最近こんなんばっかりだなー。
2017/08/20

2017/08/16「ひよっこ」わんこ、かわいいなー。レギュラーにならんかな朝から相生座/ロキシーへ宮尾哲雄監督「原田要 平和への祈り・元ゼロ戦パイロットの100年」観た。お客さんよく入ってて素晴らしい。傑作だ。ものすごく泣いたー。長野の皆さんぜひ!8/25まで相生座/ロキシーでやってるので、是非是非!とても大事な作品。中高生にはぜひ観て欲しい。小学生sでも高学年ならたぶん大丈夫かな。低学年でもおませちゃん&おませくんはぜひ!戦時中の長野市の様子もたくさん紹介される。自らが零戦に搭乗して最前線で戦い、大勢の人間を殺めざるを得なかった原田さんの言葉と生き方...言葉もないです。柔和な笑顔。その笑顔の背後にある壮絶な歴史と痛切な思い。何という偉大な人物。厚みのある取材。徹底して集められた貴重な資料。素晴らしい構成&丁寧な編集。壇ふみさんのナレーションも落ち着いたトーンで素晴らしい。これは観てよかったです。ちなみに家内は生前の原田さんの講演を聞いてる。長野の皆さんはもちろん必見だが、これは全国で上映されるといいなあと思う。いや、これはきっとそうなるでしょう。大勢の人に観て欲しい作品。製作の経緯についてはこの動画でロキシーの田上さんがお話されてます。おれはそのまま居残って木下惠介「二十四の瞳」(1954)何度も何度も泣く。原田要さんの映画を観たあとなので、より一層の感慨を持って観ました。今のおれは中高生の指導なんかもするので、指導者側、大石=小石先生(高峰秀子)に激しく感情移入してこの作品を観る。たまらない気持ちになりますね...教員は命の大切さを教え、生徒のことを第一に考える。それが仕事常に子どもたちの命優先で考えているから、死なないで欲しいと本能的にただシンプルに願う。イデオロギー関係なし。そう願うことは教員としてはごく自然なこと。家族も同じ。そんなシンプルな思いを、素直に言葉や態度で表すことすら禁じられていた時代。プロレタリアートや資本家という単語の意味を子供たちにちょっと説明しただけで、「アカだと疑われるから気をつけなさい」と校長先生に注意される。ここまで酷くなくても、これに近いようなことは今もちょいちょいあるだろう。息苦しい学校。教室は子供がいるからまだいい。子供がいない職員室は超息苦しい....(今も昔も変わらない)複雑な気分の小石先生に向かって無邪気に「兵隊になりたい!」と勇ましく宣言する男子。男の子たちは戦争ごっことか勇ましいことが大好きだしバカだから、放っておいても自然にそうなる。更にそれを助長する戦意高揚のための子供向けの好戦的な絵本や歌やおもちゃだけが周囲に溢れ、一層兵隊に憧れるようになる男子たち....木下恵介監督の天才にひたすら圧倒される。何という豊かな情感に溢れた映画。細かい演出以前に、人の動かし方が本当にすごい...「陸軍」も絶対に観る!高峰秀子、圧倒的名演技。若き天本英世のかっこいいこと!男先生の笠智衆、最高。唱歌関連のシーンがひたすら素敵。清川虹子は若き日からすでに清川虹子!木下惠介生誕100年::二十四の瞳 [ 高峰秀子 ]夕方、お墓へ。送り盆。送ってきました。夕食。焼きそばシュウマイソース焼きそばの味がするシュウマイ。チープでおもろい。【冷蔵】マルちゃん 焼そばシュウマイ 8個 東洋水産 | 食品 通販к300ж明宝ハムの「ハムトン」うまーい。明宝ハム ハムトン 120g【クール便配送限定】【秘密のケンミンSHOW】<おつまみ ギフト プレゼント 明宝ハム ギフト プレゼント Gift>
2017/08/19

2017/08/15「ひよっこ」直純先生、一瞬出てうれしい。大きいことはいいことだ。午前はひたすら横になって過ごす。昼食手打ちスタ麺『三養』手打麺|スタ麺(5個入りパック)■1個当り104円サムヤン 韓国ラーメン インスタントラーメン 辛い うまい マラソン ポイントアップ祭午後長野グランド。超激混みの映画館、すっばらしい。ジョン・ワッツ『スパイダーマン:ホームカミング』観る。楽しい。アイアンマン/トニー・スタークは登場するが、若く頼りないスパイダーマンのお目付役に徹する。トニー・スタークはまだまだ元気に枯れないでいて欲しいなあ。ペッパー(グウィネス・パルトロー)ちょっと出てくれてうれしい。超うれしいのはハッピー(ジョン・ファヴロー)が登場し、しかも出番がめちゃ多いこと。おれはハッピーとペッパーが好きなのだ。スパイダーマンのトム・ホランド、好演。太っちょの友人とのやりとりがよかった。悪役がマイケル・キートン。さすがだー。実家。仏壇に手を合わせる。ようやくお盆。岩淵弘樹監督「悪い夏(2016年の東京のある男たちの)」観た。何とも言い様のないムード...。帰宅。夕食。ナリタで買った冷麺。を食う。スープもナリタ。超旨い。
2017/08/18

08/14二日酔い完全になし。意外と飲まなかったってことか。疲れはひどい。&虚脱状態。廃人状態で呆然と「ひよっこ」ホテルの無料朝食。ここは丁寧にサービスしてくれるのはいいけど、内容は意外とチープ。和食はできない...これならバイキングの方が断然いいな。その方が楽しい。ゆっくりチェックアウト余分な荷物は長野に送って、身軽になった。地下鉄で名駅。コメダでちょっとコーヒーと思ったら、エスカのコメダは何と待ちの大行列。地元のみなさんはコメダに並ぶなんてことしないはずなので、観光のみなさんだね、きっと。もはや観光名所だ。驚愕。おれもコメダに待って入るなんてことはありえない。即、すぐそばのふつーの甘味処みたいなところに入った。コメダに入りたいのではなくて、ふつーにちょっとコーヒー飲みたいだけだから。家内はくずきりとか食ってました。ラジャラニでランチ。家内はマトンのカレーセット。(家内はカレーの辛さは ちょっと辛く と注文したのだが、けっこう辛い。心配な人はここでは甘口mildと言った方がいいです中辛とかピリ辛みたいな中庸な辛さの概念が彼らと日本人とはだいぶ違うっぽい。)おれはマトンのビリヤニ 大満足!ナリタで買い物家内は日持ちのする様なもの(韓国味噌とかコチュジャンなど)は一昨日のゾリステンの練習中に一人でナリタに行って買って長野に送っていたので、すぐに発酵してしまうキムチ用のアミの塩辛とか冷蔵必須のものを購入。他にそば豆腐(そばムッ)など。名駅はものすごい混雑。これだけでドッと疲れる。さすがお盆。14時の「しなの」で長野へ。よく寝た。多治見から松本あたりまでぐっすり。バスで帰宅。涼しい長野。ナリタで買ったそば豆腐(そばムッ)。早速食う。さっぱりしてて良い。うまい。【そば粉 韓国 豆腐】そばムッ 500g【大阪 鶴橋 徳山物産】伊勢のひりょうずめっちゃうまい。大満足。ゴージャスな練り物。伊勢ひりょうず【6個入】ものすごく早くベッドに入って眠ってしまう。
2017/08/18

2017/08/13午後/夜14時から本番。前半はシューベルト/交響曲第7番ロ短調「未完成」自然に良く響いて、とてもよかった。弦楽器としては「管楽器を良く聴く。管楽器の繊細で自然なニュアンスに正しく反応する」とゆーのが今回の大事なテーマだった。「弦楽」ゾリステンだけどね...。この曲はどっちかとゆーと管楽器中心で音造りをした。もちろん弦が主役なところは、弦の責任で一生懸命やるんですが、この曲は弦中心主義だと成立しない。弦の方が管楽器を徹底して注意深く良く聴いて、繊細に反応して弾くのが大事だと思う。東京でも同じ様にやりました。フロイデもすごく良くやってくれてとてもいい演奏だった。今回も素晴らしかったです。弦も管もとても素敵でした。みなさんに対しては、音出し、音終わりを丁寧に、シンプルに、自然に、周りを良く聴いて...以上の様なオケをやる上で基本的な事項を繰り返し言ってただけ。あとはバランスを整えていたにすぎない。特に変わったことはしてない。東京でも名古屋でも変わらない。おれが言っている核の部分は長野の中高生たちに言ってることと実はほとんど変わらない。基本中の基本を述べてるだけ。ちょっと違うのは、オケ側がうんざりするほどおれが執拗だとゆーことくらいでしょ。(中高生の放課後の練習は時間短いのだ...)そうやって練習重ねていい感じになってくると、反比例する様にどんどん精神的に追いつめられ辛くなってくる不思議。未完成、怖い曲。トロンボーン、非常に良かった!昨年から延々と未完成と付き合ってきた(うめちゃんも一緒)。ありがたく幸せな時間だったが、正直言ってしんどい時間でもあった。ようやくこれで未完成のスコアを棚に戻せるのでホッとしてる。後半は弦だけになってブロッホの合奏協奏曲第1番(ピアノオブリガート付き)、ヴィラ=ロボスのブラジル風バッハ第9番ブロッホは大昔から狙っていた曲。大好きな作品だ。ようやくステージに乗せることができた。それだけでも感無量です。ピアノ付きの曲だが、ゾリステンは自前のピアニスト(亜希ちゃん)がいるので、ピアニストの調達は何の問題もないのが強み。いい曲だー。驚きの傑作。感動的なことが終楽章ではなく、2&3楽章で続けざまに起こる。フィナーレよりもはるかに劇的で壮大。2&3楽章を中心にしたシンメトリーな構造。音楽の核心が中心の2&3楽章にある。予想通り3の終わりでしっかり拍手が来ましたけど、初めて聴く人にはこれで当然だし、この場合はむしろ自然でとてもうれしいです。セカンドの一番後ろに座ってたとゆー理由だけでソロをやらされる羽目になった子。ブラジル風バッハはゾリステン初期にやった曲。おれもオケも年月を重ねてだいぶ意識が変わってるので、かなり違う演奏になった。だいぶ余裕のあるサウンドになって、フーガも落ち着いて、音楽の見通しも良くなった。初期の頃は11拍子の難しいフーガをこなすのでおれもオケも必死で精一杯。(でも、あの必死で精一杯な感じも懐かしい。。。)それにしても、この作品のクライマックスの異様な昂揚感はちょっと形容し難いものがありますね。西欧のクラシック作品の昂揚感とは全く別種の昂揚感。亜希ちゃん、ピアノも弾いてチェロも弾いてお疲れ。今度は10/1にこの会場でリストの協奏曲です。今度は彼女はピアノだけ弾きます。チェロは弾かない(笑)。みなさまぜひご来場ください。もう、8/20にソロ合わせがある。わははてなわけで終演。女子たちのイッキの身代わりを次々と引き受けてゆく頼もしい代表幹事みんな笑ってるのが好きだ。みんなが楽しそうに飲んでるのを見たいから、がんばれる新人ちゃん。とてもよくできました◎これをフロイデの打ち上げで着ればガチャピンとムックが揃う(フロイデにはガチャピンがいるのだ)じゃ、お疲れちゃんくにみつくんいつもありがとう!また来年
2017/08/17

2017/08/13 午前良く寝た。寝足りない。ホテルの無料朝食。迎え盆。老母はちゃんとお布施持って墓に行っただろうか去年はお布施忘れて、あとでお寺に届けたのだ(・・;)9時すぎ会場入り。ホテル近くて良い。名古屋弦楽ゾリステン2017本番当日しらかわホール。いつもお世話になってます。また10月もお世話になります。10時前からリハ。ブロッホから良く鳴る曲。基本的に弾きやすい作品だが仕掛けが込み入っていて難しい場面も多くて油断できない。ヴィオラはいい場面が多く、ソロもやたら多い。新人ちゃん。今までも会場にいたし、打ち上げにもいたので、新人感はそんなになかったな。ふつーに溶け込んでたやたらとソロが多いトップサイド。人が変わるとキャラが自然に変わるので、今回はソロをコンマス以外にもどんどん回した。ラストスタンドに座っててものんびりできない。効果があれば、普通にラストスタンドにもソロを回す。こーゆーことができるのでゾリステンはおもろい。おめでとうベース大活躍だったー!すごかったー!おめでとうピアノ、会場に来てみると予想以上に鳴りまくる。驚愕の鳴り方。ffなんかちょっとのけぞるほどの鳴りだ。コンチェルトの位置よりもここの方が鳴んじゃないか。反響版の三角のカドにいるので、ものすごい鳴り方になるのかも。未完成、リハから非常にいい状態。現役がつい最近未完成やった時のコンミスちゃん。最強の助っ人(*^◯^*)この子は現役の前回のブラ2のコンミスちゃん。若くて頼りになる子が助けてくれて嬉しいねえ。大変だったトロンボーンチーム。リハの段階でとても素敵だったのでなにか追加でお願いするようなこともなかった。いいサウンドでした。オーボエの新人ちゃん。フレッシュ!とても素敵でしたよ!管セクションから離れても、トロンボーンはベースに近くして下さいとゆーおれのリクエストでこんな感じになってます。ギリギリまで粘る。ちょっと時間押したね。ごめん。楽屋で昼食外でちゃんとしたもの食おうかとも思ったが、疲れてそんな気分になれず。セブンのパスタ。補給としての食事。炭水化物必須です。(続く)
2017/08/16

2017/08/12タクシーで長野駅10時の「しなの」で名古屋。移動してすぐ練習のときは絶対グリーン車にする。伏見のホテルにチェックインして、昼メシ勝牛で。麦飯はうれしい。肉をもっと大きいのにして、ご飯お代わりすべきだった(やや電池切れになった)。タクシーで金山音楽プラザで15時から名古屋弦楽ゾリステンの練習。未完成から。管も弦もとてもよくなっていた。うれしい。とてもうれしいので、更にステップアップ目指してがんばって更に磨く。この曲は良くなってくればくるほど、オケが精神的にやられていく。おれはただ単に周りの音を良く聴いて丁寧に音を出しましょうと繰り返しているにすぎない。あとは、もう少し出てもいいよとか、もうちょい控えましょうとか、思い切ってはっきり出ましょうとか、もっと柔らかく出ましょうとか、ごくシンプルで事務的で当たり前なことしか言わない。でもオケはどんどんやられてゆく。フロイデの時も同じだった。やっぱり音楽が異常なんですね。だからやられてしまう。この人の場合は違う事情も加味されて、更にぐったりです。お疲れさん。さよちゃん来てくれる。相変わらずかわゆす。こないだエネのときは一人だったが、今日は子連れ。大きくなったなあ。「未完成」時々かなり緊迫した雰囲気になるので子供はつらいかなと思ったが、お利口にしててくれてなんの問題もなし。しげるも登場。東京飲み以来だ。うれしー後半の曲の練習20時まで疲れた。タクシーで伏見へニクバルダカラで夕メシ元気出さないといけないので、肉。とにかく肉肉肉。貪り食う。未完成のリハ終わった時点ですでに腹ペコだった。脳をフル回転させるので、ものすごく腹が減る。リブロース。うまい。トリッパも食った。ホテル戻って爆睡。
2017/08/15

2017/08/11ひよっこ見てから実家。お盆の準備。おれは庭で芝刈りなど。汗だくだく。夏はあっとゆー間に芝が伸び放題になる...家内は仏間の片付け&掃除。疲れ果てて万大で昼食家内は鉄火丼。綺麗な盛り付け!グラスビール、うめー!庭仕事の後のビールは最高。おれは天丼にした。素晴らしいクオリティ!食後、直売所で盆用の花をたくさん購入。仏前の花。お墓用の墓。うちの墓と母方の墓もあるので、結構たくさん必要。仏壇のお供え用の果物も買った。午後、大急ぎで母校の部活用の楽譜のアレンジ。violin4人用の楽譜を弦合奏用に直す。未完成の練習録音聴く。更に上を目指そう。言うことは特に変わらないだろう。更に執拗に、徹底していくだけ....あきらめません8/13本番です。よろしくお願いします。盆提灯の設置して一応仏間の準備は整った。迎え盆は老母一人で行ってもらう。帰宅して夕食。ゴーヤチャンプルーベランダのゴーヤ最高に美味しい。夜、激しい雨&雷。賑やかに緊急速報メール。最近こーゆーの多い。
2017/08/12

2017/08/10「大事なのは復習...。おおーっ!次女がすっかりおねえちゃんな感じだなあ。弟はほぼ変わらん。男子はやっぱり幼い時期が長いね。バカでかわいいけど。「ひよっこ」OFF気味で過ごす宇賀那健一監督「黒い暴動」(2016)観る。これ、「ローリング」の後で公開されて、行く気満々だったのになぜか観逃した。柳英里紗ちゃんファンで川瀬陽太さんファンなのにこれは痛恨だった。ようやくDVDで観た。こないだの柳英里紗映画祭でも、「黒い暴動」と「あなたの白子に戻り鰹」は日が合わなかった。「あなたの白子に戻り鰹」観たいんだけどなー。さて、「黒い暴動」思ってたよりずっと良い作品。観てよかった。パラパラに青春を賭けるガングロギャルの映画。熱い映画です。3人のギャルの現役女子高時代とアラサー時代を描く。【送料無料】 黒い暴動□ 【DVD】内申点重視のイケてない女子さっきゅん(柳英里紗)がパラパラを経て、アラサーの元風俗嬢としてお洒落に颯爽と登場する。いやあ英里紗ちゃん、さすがだー!鮮やか!惚れる!最初の冴えない女子からの落差がすごい。おれは英里紗ちゃんファンなのでまず彼女のことから書いたけれども、馬場ふみかさんも平松可奈子さんもとてもよかった。川瀬陽太さんも出演。うれしい。厳しい先輩スタイリストさん役。ちゃんとシャレオツなファッション関係のプロになっちゃう。やっぱり俳優ってすごいなあ。ダメダメなエロ教師だったのに...欲を言えばパラパラのシーンをもっとがっつり観たかった。スコーレの舞台挨拶の模様が動画で観られます。おもろい。外野なんて空気!いいね菊池監督の「ディアーディアー」興味あり。観よう。DVD出てるかな。昼前、外出。むちゃくちゃ暑い。薬局で薬ゲットしてちょっとした野暮用済ませる。昼食、卵と豆腐炒め。ゴーヤ入れて肉なしゴーヤチャンプルーみたいな感じ。朝収穫したベランダのゴーヤうまい。午後、週末の準備。名古屋弦楽ゾリステンサマーコンサート2017。是非、ご来場ください。シューベルト:交響曲第7番ロ短調D759「未完成」ブロッホ:合奏協奏曲第1番(ピアノと弦合奏のための)ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第9番指揮;加藤晃 ピアノ:深谷亜希前半は超有名曲「未完成」後半はあまり知られてない弦合奏の隠れた名作とゆー構成です。未完成、みんな心削ってやってます(ToT) どうか削れまくった我々を見てやって下さい。体は痩せてませんが(笑)、心は激しく削れております。後半は、「弦合奏というジャンル」のある種の「極地」を味わっていただけるはずです。明後日、ぜひご来場下さい。14時 しらかわです会場でお待ちしております!ピアノの深谷亜希ちゃんは、10/1にリストのピアノ協奏曲第1番もあります。よろしければこちらもぜひ!10/1 14時 しらかわホール。亜希ちゃん忙しいなあ。夕食 塩そば。うまーい。もちろん西原理恵子と枝元なほみのレシピ。超おすすめです。親子でがっちょりおかん飯 / 西原理恵子 サイバラリエコ 【本】東村アキコ「東京タラレバ娘[9]」読。タラレバ、原作も完全に終わっちまったなあ...ちょい寂しい。ドラマ、スペシャルでやらんかなー。吉高、榮倉、大島のトリオはやっぱり最強だった。東京タラレバ娘(9)<完> (KC KISS) [ 東村 アキコ ]
2017/08/12

2017/08/09午前は病院ハシゴリハビリとじびかリハビリは今日はメンテだけ。優しい。ありがてえ。引き続き移動してじびか。じびかは一進一退。気長にやろう。一番館で昼食。蒸し餃子。生姜焼き単品。チューハイ1。めちゃ暑い。長電で実家へ。休憩。松商、一回戦突破。すげえ。「泰山の高きは一石にあらず」1人の100歩よりも100人の1歩いいね。夜、塚本晋也「野火」観る。2回目の鑑賞。公開時にここで観てるのでそれ以来。初見時よりも更にコンパクトでタイトに感じられ、おれ的にはより衝撃度が増した。緑の地獄。何度観ても凄まじいサウンドだ。この作品のサウンドはちょっとやばい。この作品はイデオロギーを声高に語ったりはしない。ただひたすら南方の戦場を、狂気に満ちた緑の地獄を克明に見せて行くことに徹する。ジャングルは圧倒的な光と緑で溢れ、花は美しく咲き乱れる。異様な野火のイメージ。超絶美しい自然の中で飢えに苦しみ、血みどろになって死んでゆく兵隊たち。自分の体の傷口から湧いた蛆虫まで食わずにはいられない。怪我をしてえぐられた自分の肉片は迷いなく食う。もちろん、ここまでくると人肉食まではあとほんの一歩だ。内臓は飛び出し、脳漿は飛び散り、足や手はその辺にモノのように転がる。それら飛び散った内臓や脳漿を踏みつけながら突撃する兵隊たち。戦場のリアル。監督の舞台挨拶で貴重なお話が聞けたのも有意義でした。11日まで長野ロキシー。未見の方はぜひロキシーへ!左右いろんな立場はあろうかと思うけれども、無意味に人が極限まで飢え、死んでゆく様を徹底的にリアルな表現で観るのは単純に意義深いことと思う。グロい血みどろの描写が多く、ちょっとトラウマになる人もいるだろう。でも、そこがこの作品の狙いなのだし、ちょい気分が悪くなるのを覚悟でぜひ観て欲しいと思う。実際、ホントの戦場は間違いなくこれより悲惨なのだろうし...戦争にいいも悪いもない。ただひたすら愚劣だとゆーことがイデオロギーに関係なくダイレクトに体感できる作品。ギリギリになって、この監督の挨拶付の上映は事前予約が必要なことがわかって、夕方慌てて電話した。予約とれて本当によかったー。満員でした。補助席も出た。うれしいこと!ロキシー2は席数70くらい。名古屋のシネマテークやスコーレより少し大きくポレポレ東中野よりちょい小さい感じ。それでも満席はすごいこと。監督のお話も興味深くてよかったー。監督にサインを頂きました。ありがとうございます!やっぱり長野っておもしろいところだ。こないだのドキュメンタリー特集といい、今回の戦争映画特集といい、最近の相生座/ロキシーのプログラミングは地方都市としては異常なほど先鋭的なのだが、どこからかお客さんがちゃんと集まってきて成立してしまう。今回の戦争映画の特集だって「野火」の他に戦争が題材の意欲的なドキュメンタリーをやってなんと木下恵介の「陸軍」(1944)まで上映してしまう。「二十四の瞳」もやるんだけど、「陸軍」があるのがやっぱり凄いと思う。自分のことになりますが、プロコフィエフのピアノソナタ全曲チクルスやった時もちゃんとお客さんは集まった。長野は知的好奇心の強い人が多い。おれはそーゆー長野とゆー街の知的水準の高さを信頼しています。長野のお客様の知的好奇心をくすぐるようなことをしたいといつも思ってるし、企画の知的な水準が下がらないように気を配ってる。自分の知的水準が下がったり好奇心が衰えることがないように気をつけてる。家内に権堂まで迎えにきてもらって帰宅夕食。八宝菜。タマノイ酢のパーポーを使用してみた。おれは影響されやすい男。うまいっすよ。おすすめ。長野では見たことない。関西では定番のようだ。定番感満点の優しい味。これは簡単!タマノ井 パーポー 60g
2017/08/10

2017/08/08よく眠った。10時間以上。10時間越えはおれとしては珍しい。かなりすっきり。2日連続練習の身体的な疲れはしっかり残ってるが、いつもよりややマシかも。台風のニュースとJRの運行情報確認。これなら問題なさそう。ホテルの無料バイキングで朝食。納豆ごはん、鮭など、ザ・日本の朝食をいただきました。早めにチェックアウトしてそそくさと千種駅。小雨。傘も不要な程度。払い戻し済ませ、電車の時間まで駅前コメダ。モーニングなしでブレンド。9:06のしなので長野へ。ふつうに発車、ふつうって素晴らしい!指定もけっこう一杯だ。昨日のおれと同じで名古屋足止めだった人もけっこう多いんじゃないかなー。車中は延々とGANG PARADEのペニンシュラとBeyond the Mountainをエンドレスで聴いてた。めっちゃ良い。ふつうに長野着はよかったが、いやあ暑い(^^;;バスで帰宅。シャワー浴びて洗濯。センチェ納豆ごはんで昼食。午後は休憩。夕方、家内とホクトへ。第34回桐朋学園夏の夕べのコンサート聴く。ちょっと遅刻して最初の2人聴けなかった。残念。楽しく聴きました。みなさん精一杯の気持ちのいい演奏。細かく感想を記すのはキリがないのでいちいち書きません。大学4年生にくらいなるとぐっと演奏が大人っぽくなりますねえ。下級生は必死な感じが初々しくて眩しい。センプレ必死なので演奏が単調になるのも可愛い。大4のみんながんばって!このコンサートに出なくなってからがホントの勝負。応援してます!おれはちゃんと見てるよ!雅美ちゃん、ひとみちゃんお疲れー終演後は焼肉 290で夕食。賑やかだった。人気あるなー。生ビールとお通し。ラムジンギスカン。んまい!だいたい最初はこのジンギスカンのセット2人前から始める。ドリンク2杯、お通し付で1100のセット。ここのジンギスはタレに漬け込んだジンギスではなく、生ジンギスをふつうの焼肉スタイルで食う。お通しの煮込みがうまい。他にガツやハラミ、豚バック。うまい。ライスは食わない。塩キャベツをつまみながら肉だけ食う。ビールは最初の一杯だけ。二杯目からはレモンサワー。
2017/08/10

2017/08/07ひどい疲れ。ぐったり。短期決戦のゾリステンは二日連チャンの練習が基本なので(だいたい、午後/夜、午前/午後とゆー感じの二日)かなり疲れる。チェックアウトして名駅。かき揚げきしめん在来線ホームの住よしで朝メシ。 めちゃうまい。揚げたて。注文受けてから揚げてくれる。超熱々のかき揚げがホントに美味しい。新幹線ホームのお店はその場で注文受けて揚げるような余裕はないと思うので、おそらく揚げ物は作りおきじゃないかなあ。違ったらすいません。かき揚げきしめん食うなら在来線ホームが良いと思います。ゆったりちょい飲みできるのも👌どて煮とか串カツとか、ちょっとしたおつまみもある。千種から歩いて名古屋シネマテークへ。菊池武雄「ハローグッバイ」観る。とてもよかった。ちょっと泣けた。感動。場内からはあちこちからすすり泣く音。そんなに仲が良いわけでもない女の子2人はづき(萩原みのり)と葵(久保田紗友)が学校帰りに認知症のおばあちゃん(もたいまさこ)をなりゆきで助け、おうちに送ったりとかしてるうちに、おばあちゃんが初恋の人に届けようと大事に持っていた手紙を、初恋の人に届ける手助けをすることになるとゆー話。おばあちゃんは認知症でいろいろ派手に忘れるのだが、初恋の人のことと、初恋の人が作ったメロディだけは絶対に忘れない....。クラスでは真面目さゆえに孤独で、おうちも両親が不在のことが多くやっぱり孤独なはづき(委員長)と、交友関係はキャピキャピで異性関係も派手(妊娠騒動もあったりする)な今どきな子の葵。この正反対の二人は同じクラスにいてもほぼ接点なし。優等生の葵はクラスでは「委員長」と一応持ち上げられてもいるような格好だが、その扱いはほとんど「いじめ」に近い。葵はそうしたクラスや家庭での孤立感や寂しさから万引きを繰り返す。はづきはどちらかとゆーとそんな葵をいじめる方の側にいる。この二人が偶然一緒に認知症のおばあちゃんを助けたことから、おばあちゃんとの世代を越えた温かい心の交流が生まれる。孫とおばあちゃんとゆー感じの関係性ではない。介護する側とされる側とゆー関係性でもない。女三人のなんとも言えない温かい関係になってるのが素敵だ。このおばあちゃんが媒介になって、正反対のはづきと葵の間にも友情が生まれる。遠慮なく言い合いもして、言葉も不要なほどの心の交流が生まれる。終盤、道でお互いの名前を呼び合う場面はひたすら感動的だ。停学明けの教室、はづきが無言でただ葵に近づく場面が素晴らしい。この二人を結びつけるおばあちゃんを演じるもたいまさこさんの演技が圧巻。認知症特有の多幸感や不穏が過不足なくごく自然に穏やかに表現される。萩原みのりちゃんも久保田紗友ちゃんも瑞々しくて超素敵。2人とも とてもよかった。今後注目します。もたいまさこさんの演技に自然に導かれながらの好演。渡辺真起子さんのシンクの前の演技にやられた(泣)すごいっ!この作品はあらゆる点で「やりすぎ」がなく、すごくいい距離感が保たれてるのがよかった。優しくて素敵な映画。これは長野市でもやるといいな。もう一回観たい。大ファンの川瀬陽太さんもおまわりさん役で出演でうれしい。引き続きシネマテークに残ってアニエス・ヴァルダ「幸福(しあわせ)」(1965)観る。明らかにどこからどう観てもジャン・ルノワールのピクニックへのオマージュ。溢れるような色彩はオーギュスト・ルノワール。素敵だ。子どもたちが奇跡的に可愛く、若い夫婦は微笑ましいほど幸せそうだ。とゆー感じで始まるのだが、ものすごく厳しい内容と残酷な結末はちょっとドン引きなほどだ。アニエス・ヴァルダって怖い人だ。併映でヴァルダの最近の短編「3つのボタン」。とてもよかった。シネマテーク出た時点では風が時々ちょっと強い程度で雨はそれほどでもなかった。千種駅前の吉野家で遅めの昼食。豚丼と半熟卵食い終わって長野に帰るべく千種駅行ってみると、なんと「しなの」の終日運休が決まっていた。直前まで動いてたらしい。がーん!間引き運転の普通列車を乗り継いでいけば帰れないこともないが、そこまでして帰りたくない。リスク高いし却って疲れる。途中変なところでストップしたらその方が困る。新幹線も考えたが、これもリスクあるし、値段高いしやめた。ふつうに名古屋で泊まる方が安い&安心。てなわけで早速スマホで今夜の宿の予約。近いので今池で取った。まだ余裕あって簡単に予約できた。名駅もまだ空室あったが、夜にはたぶん満室になるだろう。ホテル向かおうとしたら一気に暴風と猛烈な雨になった。ちょい小降りになったタイミングでホテルへ。千種から余裕で徒歩圏内。シネマテークからそのまま行った方が近かった...。セブンで食料と酒買ってチェックイン。大浴場でゆっくりお湯につかってから部屋で即座にビール。ご機嫌。台風関連のニュース見る。こりゃひどい。晩めしはセブンのミニ冷やし中華と揚げ鷄。ニーチェ読んでたら、ニーチェが発するものすごい睡眠光線にやられて早い時間に眠ってしまった。低気圧特有の鈍い頭痛以外は快適そのもの。
2017/08/10

2017/08/06チェックアウトして、コメダでモーニング。今日は自動的にC(小倉あん)と口走ることなく、強い意思でB(たまごペースト)をチョイス。9時に金山でうめちゃんと合流して名鉄で鳴海。鳴海、久々!生涯学習センターで練習。今日はBloch中心。エキサイティングだ。もっと演奏されるべき作品と思う。レンタル楽譜ではなく売り譜なのになあ。なんで?ニーグンばかりじゃあまりに惜しい。合奏協奏曲は第2番もあって、これまた素晴らしい作品。生涯学習センター目の前の米常でランチ。大好きな食堂なのだが、ここ何年もチャンスなかった。ゾリステンは団員練習を鳴海でやるときはここでメシ食うらしくて、ツイッターで米常の名前が上がる度におれは羨ましくて身悶えしてた。奥の広間でみんなで食う。この雰囲気が超いいのだ。夏休みっぽいよね。親戚の集まりみたい?合宿みたい?まあ、とにかくめっちゃ癒される空間だ。まぐろの味噌串カツと冷奴の定食にした。超うまい!午後はBlochとVilla-Lobos。だいぶまとまってきた。すっごい音楽だー。8/13 しらかわホール。ぜひぜひご来場下さい終了後、名駅へ。駅前の安ホテルにチェックイン。シャワー浴びてしばらく休憩&居眠り。夜、シネマスコーレへ。鈴木洋平「丸」観るスコーレの柳英里紗映画祭で鈴木監督の新作で英里紗さん主演の「YEAH」の予告を観て、「丸」の予告編を観て、英里紗さんの主演の「YEAH」を観るなら、「丸」も観ておこうかなと思った。予告だと更に奇妙で何が何だかよくわからないのだが、にもかかわらず(監督の言語感覚が最高!笑)川瀬陽太さんも英里紗さんもこの作品と監督のことをけっこう発信するので、それならもう、観ちゃおう!と決意したのだ。変な映画!にもかかわらず超おもしろかった!「球体が出てきて静止する」とゆーしかない映画。それにしても英里紗さんの表現はあまりに素晴らしい(笑)。シュールな不条理劇とゆーだけでは、ちょっと片付けられない多面的な作品で驚いた。家族の物語でもあるし、ミステリー&サスペンスでもあるし、にもかかわらず愛の映画ですらある。おれは一瞬も飽きなかった。2階への階段がすごいと思う。玄関、台所、トイレ、階段、2階の部屋....とゆー配置。こーゆー建物を使ったのだと言われればそれまでだが、この配置が異様な説得力を持って迫ってくる感じが凄い。事件を追う記者さんがどんどんファナティックになっていくのがすごい。記者を演じる木原勝利さんの演技が超すごい。記者がファナティックになっていくのと歩調を合わせるように、映画の緊張感も高まってゆく。「ローリング」の松浦拓也さんの出演がうれしい。お母さんとおばあちゃん良い。お兄ちゃんもいい。ものすごく茨城な映画なんですね。茨城、ホットだー。終映後ペッパーランチで夕食。ワイルドステーキ250gと生中。ライスなし(ライスなしだと少し値引きになる)焼き過ぎないように気をつける。おれはミディアムレアが好みなので、焼き色がついたらどんどんコーンの上に積み重ねてゆく。
2017/08/08

2017/08/05家内に送ってもらって長野駅。9時のしなの に乗車。混んでる。さすが夏休み!千種で下車。千種駅前のあんかけ家で昼食。ポパイ。おれが学生時代このお店が藤ヶ丘で別の名前でやってた頃よく食ったのがこの「ポパイ」(ほうれん草だからだね)ってメニュー。当時、後輩の超かわいいファゴットちゃんがこのお店でバイトしてた。別にかわいい後輩が目当てで行ってたわけではないよ。ちょうど行った時にバイトしていれば超うれしかったけどさ。あんかけスパの店に行くまでもなく学校でふつーに会えるし...なんと言ってもここは満腹になるのがよかったのだ。その頃はトッポとゆー店名だったはずだ。店名は変わったけど、スープ付くのは昔と同じ。当時はダブル(麺の量)とかで食ってた。今は1(普通の量)。時々1.5(普通の大盛り)。ダブルにしようとは思わない。食後すぐに名古屋シネマテークへ。ジャック・ドゥミの処女長編「ローラ」(1960)観る。ポピュラーな名作なのにおれはなぜか今まで縁がなく、今回初めて観ることができた。ファスビンダーの「ローラ」を観てるのにドゥミの「ローラ」を観てないなんて変な話だと自分でも思う。それにしても、あのクール&ビューティーの極みのようなアヌーク・エーメが、あまりに可憐にかわいく撮られていて驚愕した。コロコロとよく笑い、クルクルとかわいく表情を変える彼女は、奇跡のように魅力的。彼女が歌い踊るシーンは最高。ミシェル・ルグラン、冴え渡ってる濃厚な南仏の雰囲気。モノクロなのに南仏の鮮やかな色彩が画面から溢れるようだ。ラウル・クタールすげえ!セーラー服の水兵たち、歌。ダンス。恋。まさにジャック・ドゥミワールド!堪能しました。千種からJRで金山。音楽プラザで名古屋弦楽ゾリステンの練習。未完成中心。精神的にしんどい練習が続く。特に管打のみなさんは我慢我慢の連続でさぞかしつらいだろうと思うが、ホントによくやってくれてる。壮大に響き渡るサウンドを実現するために、ffの場面でもほぼpの音量でやってもらうことも多い。集中力が必用。イノセントに大きい音出せないのでストレスたまるし、ずっと音絞ってるのでリアルに唇もやられてゆく。うまくいくようになってくると、不用意な音やちょっとした不注意がより一層目立つようになる。そこを更に意地悪く指摘して修正していく。精神的にやられてゆくばかり。音楽的に良くなればなるほどつらさが増してゆく。そーゆー交響曲です。でも暗~いどん底な演奏を目指してるわけじゃないです。ひたすら素直に自然に美しくやりたいと思ってやってる。そんな感じで執拗に練習重ねてきてようやく「もしかして本番がちょっと楽しみかも」と思えるようになってきた…。やっとここまできた…とゆー感じ。いやあしんどかった。前日当日で更に磨きましょう。より上を目指そう。練習はブラジル風バッハで〆。疲れるが、ヴィラ=ロボスは楽しい。8/13午後しらかわホール。みなさまぜひ!。シューベルト:未完成ブロッホ:合奏協奏曲第1番 ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第9番ブロッホはピアノ付の曲。ピアノは深谷亜希ちゃん。ピアノはハープのようにも使われるし、打楽器的だったりもして、完全にピアノ協奏曲みたいなところもあり、脇に回って弦の補助に徹したり、いろんな役割を果たします。おもしろいですよ!どこかでやってやろうと思ってました。これは死なずに実現できてよかった。生きてるといいことも多い。合奏協奏曲なので各パートのソロもたくさんある。新古典主義とゆーか、擬似バロックのような音楽で、難解な部分は一切ありません。情熱的で、感動的で、細部まで工夫が凝らされた非常に聴き応えがある作品。まず、ホテルにチェックイン。この日の金山はなかなかホテルの確保が大変だった。例によってはま亭で飲み。またしても おめでたい話が聞けてよかった。名大のこの世代の女の子たちは結婚ラッシュ。素敵だ。若者の参戦がうれしいね。結婚ラッシュの世代より更に下の世代。すげえ!この子たちとはユリ先生のブラ2、よかったねーとか次回ユリ先生お迎えするときは、今度こそ北欧で!みたいな話をする。ホテル戻ってシャワー浴びて即寝。
2017/08/07

2017/08/04「ひよっこ」雰囲気だいぶほぐれてよかったけど、世津子さんの気持ちを思うとちょい複雑....「ウマいきつねそば」。よかった。午前は居眠りして過ごした。何もしてない。早退してきた家内と山とも庵で昼食。ここは名店。自宅の近所だが、場所の問題あっていろんなひとをお連れできず残念。そういえば大雪の日にまりちゃん連れてったな。ホントに美味しいんですよ!超おすすめ!おれは かしわせいろ 1100円家内は鰊の山かけ。1200円。これは家内の大好物です。午後家内はチラシ挟み込みへ。おれは翌日の荷物の準備など。15時半くらいに春さん迎えにきてくれて、春さん一家と小布施へ。こうちゃん、車中はずっと気持ちよさそうによく寝てた。小布施 北斎ホール。ユリさんが準備して下さった見事な展示を拝見。凄い!これは5日午後の公開リハーサルでも見られますし、6日のホクトの本番会場でも見られます。素晴らしい内容の展示です。ぜひご覧下さい!ensembleNOVAサマーコンサート2017のリハ初日を聴かせて頂きました。皆さんにごあいさつ。皆さんお変わりなくお元気で何よりです。ensembleNOVAサマーコンサート2017は指揮、新田ユリさん。ピアノ、久保亮太くん今回はゲーゼとメンデルスゾーンに焦点を当てたプログラム。おれが選曲したみたいなことになってますが、ユリさんと話しているうちにごく自然に導かれるようにこうなっただけ。最終的に企画書としてまとめたのがおれだとゆー以上でも以下でもありません。ユリさんしかあり得ないプログラミング。この選曲のキモについては、公開リハでも、本番でもユリさんから詳細な概説がありますから、展示と併せてぜひ!素敵な音楽ばかりです。ユリさんワールドを皆様ぜひお楽しみ下さい。スコットランド序曲のリハはこんな感じ(動画)本番は8/6 14時 ホクト文化ホールゲーゼ交響曲第5番ピアノ独奏の付いた非常に独特な作品。協奏的な部分もありますが、これはあくまでもしっかり「交響曲」なんですね。それなら「協奏交響曲」じゃん、と思うかもしれませんが、じっくりリハーサル聴いてみると違うんです。やっぱりガチで「交響曲」なんです。とゆーわけで、あまりに独特なのでピアノの位置についていろいろ試行錯誤がありました。この日は最終的に蓋を取ってこの場所に落ち着きましたが、ホクトのリハでまた変わる可能性あります。ピアノの久保くんは振り回されて大変だったと思います。通常の協奏曲のソリストとは、やることが全然違うんです。リハやってるうちに久保くんどんどん慣れていい感じになりました。本番きっと素晴らしいと思います。ぜひお楽しみに。ensembleNOVA としてはこれでクーラウとニルセンの間を音楽史的に線として繋ぐことができたし、長野のお客様にもその成果を聴いて頂ける。素晴らしいことだと思います。ユリさんとオケもすっかり馴染んで、「ユリさんとNOVAの音」が確立されてきてる感じがします。リハの模様はこんな感じ(動画) スケルツォ楽章。エキサイティングですメインはメンデルスゾーンのスコットランド。これは有名ですね!それにしてもなんていい曲!ホクト文化ホール8/6 14時です。皆様ぜひ!おれは本番聴けない(ToT)名古屋から祈ってます!夜はアイザワせんせーとあやのと家内で飲み。AV 関連のエロ話中心です。おれとアイザワせんせーで飲むんだからこれはもう仕方ない(笑)あやのにピンク映画とAV の違いについて詳細に説明し、お薦めのAVやピンク映画について熱く解説する。音楽の話?そんなのしないです。全くしない(笑)ピカピカアミーゴいい店だー。美味しいし、居心地いい。いつも混んでる人気店楽しい一夜。あやの送って帰宅。
2017/08/05
![]()
2017/08/03疲れ抜けずしんどい。この時期は名古屋から帰ってくるとあっとゆー間に週末になってしまって、また名古屋とゆー繰り返し。これが麻痺な身体にはけっこうきつい...10月までがんばる。ひよっこ 女優対決。木村佳乃vs菅野美穂。すげー。でも、この状況は本当に切ない...読書。ニーチェ「道徳の系譜学」読み始める。刺激的で挑発的。おもしろい。2018年のピアノチクルスのための読書。チクルスのレクチャーのことでニーチェ読む羽目になるとは思わんかった。でも、慣れておもしろく読めるようになってきた。多分、「善悪の彼岸」から読むのがいいんだね。特に音楽関連の人はそう。音楽についての言及も多いし、とっかかりが多くて読みやすい。「ツァラ」から読むよりも、まず「善悪の彼岸」から、とゆーのがおれの結論。道徳の系譜学 (光文社古典新訳文庫) [ フリードリヒ・ニーチェ ]昼食豆腐卵炒めなど。週末に備えて一応炭水化物は抜く。ゲンバになると炭水化物積極的に摂取しないと保たない...そして、名古屋メシはだいたい太りやすい(⌒-⌒; )でも、好きだから遠慮なく食いたい。だから長野で自宅にいられときは炭水化物できるだけ控え目にしてます。これから秋まで延々と週末名古屋生活なので、平日気をつけます午後、実家。レッスン。ブログの下書きしたり、週末の準備したり2019年のチクルスの下調べなど色々。とりあえず名古屋弦楽ゾリステンよろしくお願いします8/13 しらかわです。そのあとは小宮山愛ちゃん、よろしくお願いします青春ショパン05です夕食はタンパク質。頂きものの美味しい肉。元気でます!感謝!例によって実家の採れたてトマトときゅうり。旨い!こーゆーのって贅沢!田舎の醍醐味もちろん週末に備えて米は食わない。
2017/08/05

2017/08/02酒井麻衣監督「いいにおいのする映画」(2015)ようやくDVDで観た。いい話だった!荒唐無稽なお話だけど、もちろん映画だから気にしないよ!酒井監督の「はらはらなのか。」を観てからずっと観たいと思っていた。micci the mistakeさんは、ホントに役者だなー。上手い。ティム・バートンの作品世界の住人みたい。この人がいることで酒井監督は大きな自由を獲得してる。「はらはら」もそうだったように、彼はファンタジーへの扉なのだ。Vampilliaとゆーバンドもおれはこれで初めて認識した。いいっすねえ。かっこいい。おれは「はらはら」観た直後、酒井監督はホラー撮ればいいのにと思ったのだが、実はもうこれ(ホラー的な作品)を撮ってたんですね。タイトルと内容がだいぶかけ離れてるので、この作品のことを調べるまではわからんかった。「におい」とゆーよりは「光」の映画。この作品は軽めではあるけれどもゴシックホラーで吸血鬼モノ。モノクロの雰囲気が素敵で、パートカラーの使い方がファンタジックで最高だった。かつてmicciさんから奪い取ったとゆーハンドライトを魔法の杖のように振ると、光がカラーになり、キラキラと幻想的に輝く。ファンタジーの醍醐味。ディズニー的な感覚。素晴らしいセンス。後半の川沿いのシーンも素敵だった(夢見た世界は儚く消えて...)。そこからVampillaのLIVEにつながって行くところは圧巻。フィルムに光を当ててお母さんを出現させ、カセットの音を流し、そしてモンゴロイドさんの低音のものすごいシャウトとゆーか叫び。ここは泣いたー。自分でもびっくりするほど泣いた。やられた。吸血鬼モノは宿命的にエロや官能から逃れられない。吸血行為はイコール性的な行為だから....鼻血からの階段の吸血シーンはエロくて最高だ。「大人の階段」登ってるどころか、ちゃんと大人のエロになってる。酒井監督、やるなあ。編集がとても斬新。酒井監督が撮る、容赦なく血みどろでめくるめくような色彩と光に溢れたファンタジックで残酷なホラーをおれは熱望してます。この作品はモノクロでゴシックホラー的だけど、監督は学校の描写がやっぱり上手いなあと思う。なぜか心躍る。金子理江さん、とてもいい。ちょっと幼い感じで可愛いいのに、芯の強さがある。吉村界人くんはピーター(池畑慎之介)さんのような色気があって、この作品にはぴったりだった。Vampilliaのモンゴロイドさんは何となく川瀬陽太さんを思わせる雰囲気があるね。酒井監督が思い描く「父親像」に共通点があって、似るのかもしれない。父と息子、父と娘とゆー違いはあるが、この作品も「はらはら」も父親が子供きっかけで壁を乗り越えていく物語でもある。鍵穴のタバコの火のやりとり、ロマンティックでいい。でかい鍵穴だねえ。古い洋館の鍵穴ならでかいかもね。いいにおいのする映画 [ 金子理江 ]疲れ抜けず。午後、昼寝。爆睡。コードブルーの録画見る。身につまされる話(泣)脳は本当にデリケートな器官...ゾリステンの準備。8/13午後、しらかわホールです。ぜひぜひご来場ください。ヴィラ=ロボスのブラジル風バッハ9番は、有名なチェロ合奏用のブラジル風バッハの世界を極限まで壮大にしたような作品。圧倒的です。ぜひみなさんに体験して頂きたいです。11/8拍子のフーガに乗って、哀愁を帯びたコラールが壮大に鳴り響き、ラストのfffのC(ドの音)のフェルマータに全てが飲み込まれていきます。あまり演奏されないのが不思議。名曲です。夕食。こないだ美帆ちゃんに「BeLoved ASIAタイ風あんかけの素」頂いたので早速家内に作ってもらった。旨い!(家内はこの味はレンコンにぴったりと言ってました)本格タイ料理の強烈さはないので、エスニック苦手な人もこれなら心配なく食べることができる。優しい味なので子供も絶対大丈夫。旨味のある酸味(黒酢)とほんのりライトなエスニックな風味が良いです。酢豚とか八宝菜のような中華系あんかけよりもさっぱりして爽やかなので、夏にはぴったりだと思う。おすすめ!そうそうチャーハンの素も発売されたそうですよ。おれはもう注文済み。来週食ってみます。興味津々タマノイ トムヤムチャーハンの素(2〜3人前)楽天vs西武は7-4で負け。ぐええ、連敗。西武11連勝。すげえ...。SBと西武、やっぱり怖いチーム。
2017/08/04

2017/08/01「ひよっこ」早苗さんの無言のハグとお富さんの甘納豆にやられたやっぱり白石加代子すげえ。午前病院。リハビリ。強く疲労をアピールしたが意外と普通に絞られました(^◇^;)むむー。やっぱし....昼食。権堂ヨーカドー地下フードコートこすげ亭冷やしきつねそば470円。初めて食った。ちょっと揚げ玉も入って、冷やしたぬきっぽかったりもして独特。おれはけっこう気に入った。また食おう。今日の病院はリハビリのための短い診察もあって思ったより長くなった。午後のレッスンまで半端に時間あるので長野グランド。ヨアヒム・ローニング、 エスペン・サンドベリ「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」観た。映画館近いと、こーゆー時にふらっと寄れて楽ー。夏休みでほぼ満席。うれしいね。少年たちに混じって観た。よく笑う少年たちで、おれも一緒になって大笑いして楽しく観ました。序盤の銀行強盗のシークエンスのテンポの良さが素晴らしい。銀行の建物ごと金庫を引っ張って街を爆走しながら、カリーナとの出会いをうまいこと見せて、学問を志す当時の女性の存在の難しさまで一気に提示する。見事。 カリーナ(カヤ・スコデラリオ)が超魅力的だ。バルボッサ、良すぎる。ジャックスパロウ(ジョニーデップ)はコケ方がいつも見事。ジョニーデップが派手にコケる度に周りの少年たちは大喜びだった。確かに見事なコケっぷり。オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイ!おおっ!とゆー感じにおれはなるけれども、周囲の少年たちは特に何も思わんのだろうな。もう10年くらい前だもんな...少年たちはDVDで過去作遡って観て欲しいっすね。おもしろいし。実家でレッスン。エッカーマン「ゲーテとの対話[上]」読み終わった。ゲーテとの対話 上 岩波文庫 / ヨハン・ペーター・エッケルマン 【文庫】おもしろい。少し間置いて[中]読もう。帰宅夕食。頂き物の美味しい肉。うまかった!ありがとうございました!
2017/08/03
![]()
2017/07/31ゆっくり起床。さすがに疲れてる。ドデスカ!がうれしい。めざましやZIPよりおもしろい。ひよっこ見てホテルの無料朝食。ごはんにカレーをちょいがけして食べる。基本納豆ごはんなんだけど、カレーがあると、ほんのちょっとだけかけて食う。これがうれしい。チェックアウトしてJRで名駅。朝から既に暑い!シネマスコーレへ。井上芳夫「女賭博師 さいころ化粧」(1969)観る。おもろい。女賭博師さいころ化粧 [ 江波杏子 ]「女賭博師」シリーズ 第12弾おれは江波杏子の「女賭博師」シリーズは一本も観たことない。いきなり12弾から観て大丈夫かと思うかもしれませんが、こーゆーのは全然大丈夫。何の問題もない。おれは江波杏子の任侠ものは加藤泰監督の東映の「昭和おんな博徒」を観ただけ。昭和おんな博徒 [ 江波杏子 ]「昭和おんな博徒」の世評はイマイチのようですが、おれは好きです。で、この大映の女賭博師は作家性強く異様に緊張感の高い加藤泰作品とは違うルーティンの職人芸で撮られた典型的プログラムピクチュア。気軽に楽しく観られます。ルーティンと言っても、大映のスタッフの超高度な技術に支えられたルーティン。キャストが充実していることもあってそこらの気の抜けたルーティンとはちょっと違う。大映のスタッフワークの水準の高さに圧倒される。江波杏子のお銀さんはタートルネック姿もあって、序盤ではシックなドレスでムーディに歌(眠れぬ夜のために)をがっつり披露したりもする。もちろんビシッと決まった着物姿もちゃんとあるが、サラシの胸の谷間をめっちゃ強調した中盆姿がかなり多い。超色っぽい!こーゆーことは藤純子は絶対にやらない。この辺が藤純子と江波杏子の大きな違い。久保菜穂子と江波杏子の組み合わせが良い。久保菜穂子が江波杏子の壺振りの師であり、父親の仇でもあるとゆーのがこの関係のミソ。ちょいレズっぽい雰囲気もほんのり漂い、仲良く風呂に入るシーンもあったりする。悪役に成田三樹夫、大坂志郎。大坂志郎、芸の幅広いなー。成田三樹夫はいつもの通り盤石。いい方の親分に何と北龍二!内田朝雄はいつもの内田朝雄で超安定。東映でよくやってるあの感じです。若き露口茂、シブいなー。めちゃかっこいいのに意外と活躍せず、ちょい残念。終映後、スコーレ近くのペッパーランチで昼食。サラリーマンのお父さんたちに混じって食う。活気があって良い。ランチタイムのステーキセットライス付き500円。13時のしなの。チューハイ飲んで一気に寝る。多治見から塩尻まで眠ることができた。今日のおれも勝ち組。長野着いたが、暑くてがっかり。これじゃ名古屋と変わらんがね。とりあえず実家寄る。茄子を収穫した。すっばらしー。茄子は今年初めてチャレンジ。帰宅して夕食。グリーンカレー。夏はタイカレーが良い。これは収穫したばかりの実家の茄子とトマト。茄子はシンプルに塩もみ。茄子もトマトも絶品
2017/08/03

2017/07/30早起きして予習。チェックアウトして名駅へ。雨。一瞬激しく降る。名駅目の前のホテルなので、そんなに濡れずに済んだ。よかった東海道線で金山。空いてて良い。金山に着くと小雨になってた。ふつうにコメダでモーニング。最近のおれは小倉あん(C)一本槍。たまごペースト(B)も興味あるのだが、注文するときにはほぼ自動的にCと言ってしまってる。10時から音楽プラザでエネルジコの練習。今シーズン初。午前はDvorak6。そもそも午前だけで全楽章細かく練習なんて不可能。今日はざっと全体に見て、ポイントを取り出して説明して練習って感じ。でも、いい方向に行きそうな気がする。ここから細かく磨いて行くのがとても楽しみ。超立派な傑作。Dvorakとゆー人は作曲家として最初から最後まで変わらず天才だった。交響曲7番からいきなり豹変して天才になったのではない。交響曲「7〜9」と「4〜6」も作品の質にほとんど変化はない。もっと言えば交響曲第1番から、彼は変わることなく最初から最後までずーっと天才であり続けた。誤解を恐れずに言えば加齢と共に人生経験が豊かになって、音楽の深みとコクが増したとゆー程度の変化は、あった。例えば彼の交響曲第1番と第6番の間にはBeethovenの交響曲第1番と田園やBrucknerの交響曲第1番と第6番の間にあるような大きな質的変化がない。ずーっと同じように天才的。Dvorakの6番は彼の7〜9番の交響曲と何ら遜色ない隅々まで充実した傑作。特に3楽章のフリアントは特にエキサイティングなものだ。出色のフリアントだと思う。天才が炸裂してる。2楽章の情感の深さはざっと通しただけでも、感動的。宗教的な浄らかさがある。休憩中、同じ音楽プラザの弦楽ゾリステンの練習に15分くらい顔出して、Schubertを部分的に練習。うーん。やっぱり難しい....もう少し目指しましょう!必ずイケますよ!名古屋弦楽ゾリステンのコンサートは名古屋市しらかわホールで8/13です。ぜひぜひご来場下さい。名曲揃いのプログラム。必ず楽しんで頂けると思います!ブロッホはピアノが入っていて、時々コンチェルトみたいにピアノが活躍します。ピアノは深谷亜希ちゃん。急いでエネルジコ戻って練習続き。つまりおれは午前中休憩がなかった(笑)昼休憩、ココイチでエネのみんなでメシ。手仕込み牛メンチカツカレー。ココイチのハーフサイズの活用法について為になる話を聞く勉強になるなー。午後は延々とLisztMazeppaと協奏曲1番。Mazeppa。オケはよく準備してくれていて、ここから積み上げて行くのがとても楽しみ。丁寧に磨いて行けば相当なところまでいけると思う。ピアノ独奏の超絶技巧練習曲のMazeppaもとんでも凄まじいが、オケの交響詩Mazeppaも、やっぱり超凄まじい。規模はピアノ版より拡大されて演奏時間も長い。血みどろの全裸のおっさんを縄でくくりつけた馬が死屍累々の戦場を全速力で駆け回るとゆー何とも異常なイメージを音にした作品。いやあ、これはどうかしてるでしょ。もちろんオケもマゼッパ初体験だろうが、おれだってレプレ以外のリストのオケ作品に取り組むのは初だ。おれ自身としても非常に興味深く、刺激的な体験。楽しみ。協奏曲は亜希ちゃん待ちなので今日はTutti部分をさらっと触れただけ。ソリスト合わせが楽しみ。ぐふふ。本番は10/1。今回のプログラムは、トロンボーンがめっちゃ活躍するトロンボーンのためのプログラムみたいになってる。繊細に優しく歌い、高らかに鳴らして、全力で吠えて唸る。大忙し。これはかなり大変だ(笑)。楽しみ。16時まで。疲れた...ホテルチェックインして、はま亭で飲み。この日はおれの誕生日で、一緒に祝ってもらった格好。みんなありがとー。おめでたい話聞けて嬉しい。ちなつもゆかちもおめでとう!よかったなあ。至福の一杯。辛い麻婆豆腐。おれはこのくらい辛いのが好み。ちなみにピリ辛の普通の麻婆もあります。こどもがいるとたのしい&うれしい。こいつは美帆ちゃんに密着して横になって撫でてもらっていた。わんこか!(笑)ご機嫌でホテル戻ってシャワー浴びて寝る。
2017/08/02

2017/07/29ひよっこ見る。むむー、大変な展開になってきてるなー午前、まず家内にじびかに連れてってもらってから長野駅。じびか空いててよかったー。家内は松代へ。チラシの挟み込み。おれは12:02の「しなの」で名古屋。車中、弁当で昼食。第一楼の特選中華弁当。510円。これとハイボール350mlご飯の量が比較的少なくおかずが多いのが良い。おつまみにぴったり。15時頃名古屋着。駅前のホテルにチェックイン部屋で18時半まで集中して明日のエネルジコの準備。Mazeppaの準備してると精神的にぐったり疲れる。まあ、かっこいい曲と言えるのかもしれないが、ちょっとやばい…。病んでる…。10/1の前半はリストだけ。こーゆーケースは珍しいかもしれませんが、非常におもしろいので、みなさまぜひご来場下さい。オケ関連の人はリストに興味がなさすぎる場合が多く(協奏曲とレプレとハンガリー狂詩曲しか知らない人がほとんど)、ピアノの人は、リストのオケ曲を知らななすぎる場合が多い(管弦楽作品があることすら知らない子がほとんどかも)。Dvorakの第6交響曲も超素敵な音楽。傑作。楽譜観てるだけでもとても楽しくワクワクする。これは疲れません。ホテル出て、千種へ。映画の前に夕食。元祖★台湾カレー 千種駅前店 で台湾カレー食う。ここは2回目。おれは気に入ってる。からあげとかカツとかトッピングもいろいろあるのだが、おれはこないだも今回もオーソドックスに基本の台湾カレーにした。次はなにかトッピング試してみようかな。名古屋シネマテークへ。シネマテーク久々だー。雰囲気変わってなくて嬉しい。学生時代は本当にお世話になりました。ここで本当にたくさんの作品を観た。堀禎一監督「夏の娘たち〜ひめごと」(2017)観る。楽しみにしてた名古屋公開初日。満席だったのかな。振り返らなかったのでよくわかんない。たぶん、満席。名古屋初日に立ち会うために名古屋に前日入りしました。本来であれば堀監督ご自身が主演の西山さんと一緒に舞台挨拶の予定だった。堀監督は7/18にくも膜下出血で急逝されたので、監督の舞台挨拶はもちろん中止になった。シネマテークの方から堀監督がどんなにシネマテークでの挨拶を楽しみにしてたかとゆーお話もあった。ああ、残念!上映前に主演の西山真来さんお一人での舞台挨拶があった。西山さん、立ち姿が本当に綺麗。惚れました。すっかりファンになっちゃった。西山真来さんは坂本礼監督の「乃梨子の場合」をDVDで観て以来ずっと気になってた女優さん。「乃梨子の場合」は共演の川瀬陽太さんも素晴らしい演技で、おれは好きな作品だ。その時の感想はこれ。「夢の女 ユメノヒト」もすごく観たかったのに、うまく劇場で捕まえられなくて未だに観てない。観よう。西山さんは、今はもうほとんど国映の中心的な女優さんになってるなー。で、楽しみにしていた「夏の娘たち ひめごと」傑作!繊細で大胆。田舎の何とも言えず濃く複雑な親戚血縁関係の中で、ごく普通の感覚で近親での恋愛があり、近親婚もある。田舎のその「感じ」、おれは皮膚感覚でよくわかる。そういった禁忌を許されない異常なこととして捉えるのでもなく、長野の美しい風情、趣のある古い老舗旅館(ますや旅館!)の中で丁寧に肯定的に描いてゆく。「東京のバスガール」も近親間恋愛や近親婚が扱われているし、あっちは長野ではなく牛久だったが、田舎の風情や古い家屋を舞台にしてる。しかも、どちらも優れた「夏の映画」。共通点が多い。でも、近親婚や近親恋愛や相姦について「普通じゃん」と軽々しく無邪気に扱っているわけではない。近親間恋愛や近親婚が一応「禁忌」であることはみんなよくわかった上で迷いつつ葛藤しつつ受け入れて、最終的に肯定していく感じが良い。照明や音響の素晴らしいこと!奇跡的に素晴らしいと思う。自然光や自然の音、生活の音が、これ以上ない繊細さで捉えられてゆく。「東京のバスガール」の音響もすごかったが、「夏の娘たち」は一歩も二歩も、たぶん三歩以上先に行ってる感あり。繊細で、時として過激に大胆。場合によっては台詞より自然音や生活音を優先したりする、蛮勇。川の音、虫の声、味噌漬を食べる小気味良い音などなど。構図も相変わらず凄くて、ハッとさせられっぱなしだったが、「東京のバスガール」ほど構図への「こだわり」が前面に出てないように思う。斬新で新鮮な感覚の構図が流れの中でごく自然に表現される。もちろん、夜の旅館の廊下の縦の構図のなかで展開されるドラマチックなラブシーンのように突出した構図の表現もあったりする。速水今日子さん、素敵だったー。こーゆー役は本当に適役。速水さん中心の旅館の飯場のシーンは実によかった。速水さんの倒れっぷり、天晴れだったなー。監督は「東京のバスガール」とこの作品の間にドキュメンタリーを撮ったようだが(観たいです!)、おそらくその経験が夏の娘たちには強く反映されているのだろうと思う。葬儀や通夜に親戚が集まってきた時のあの感じ。悲しいことなのだが、久しぶりに会うしどこかちょっと楽しくもあったりするあの感じ。この作品は本当にあの「感じ」がうまく捉えられてる。小津監督もそーゆー感じを飄々と描くのが最高に上手かったが、堀監督もすごく上手い。この作品の灰皿の前に何となくみんな集まってきて喋るあれです。あそこは名場面だ(ここは思いきって横に広げて撮っていて、それが実によかった。)。そして酔っ払った川瀬陽太さんがお斎の席で陽気に歌う「木曽節」!あーゆー困った親戚のおっさん、ホント長野にはいっぱいいるんです。典型的(笑)川瀬さんが木曽節歌ってくれて、おれは嬉しかった。川瀬さんが歌うシーンとしては女池監督の「まるで再出発」の やんなっちゃった節 も超好きな場面ですがこれも実によかった。おれは長野人なのでこの作品が長野で撮られてるのが超嬉しい。木曽節もうれしい。上野俊哉監督も地元長野で傑作(連続ONANIE乱れっぱなし)を撮ったが上野監督も堀監督も、この世にいない…。合掌。そういえばサトウトシキ監督も傑作「愛欲温泉 美肌のぬめり」を長野で撮った。こうやって考えてみると国映は長野に縁が深いんだなあ国映の長野の映画を、長野でまとめて上映すればいいのになあって思う。大満足でホテル戻ってすぐ寝る。
2017/08/01
全34件 (34件中 1-34件目)
1


![]()