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2017/05/29朝から実家。職人さんの対応。基礎やアプローチ関連など地面の準備作業が続く中、タキロンと庭の水道関連の作業開始。古いタキロンを撤去。おお、空が広いな!古くなった木材もボロボロなので一緒にぜんぶ取り替えることにした。もう限界。容赦なく撤去。立水栓。もともとこの場所にあったのだが、死んだ親父が、なぜか不便な場所にわざわざ移動してしまったのだ。庭仕事が好きだった親父がなぜそうしたのか、謎だ...。不可解。立水栓ではなく、いちいち地面に座り込んで栓を開かないとだめなタイプにしてしまった。しかも、それが狭いイヤ〜な感じの場所にあるのだ。こんなところにあると、おれがいずれコケて怪我してしまう。だから元あったところに、移した。これがあるべき姿。庭仕事が格段にやりやすくなる。リスクも低くなる。手も洗いやすい。権堂大平庵で昼食中もり650円ここのカウンターで食ってると超落ち着く。午後実家戻る、仕事や作業しながら職人さんの問い合わせに答えたり、冷たいお茶を勧めたり、いろいろ。老母は職人さんにお茶勧めたりするのもイヤなのだそうで、寝室に引きこもって基本出てこない。で、トイレや台所に行くのにときどき寝室から出てくる老母がおれに投げ帰る意味不明な質問に笑顔で(内心イラっとしながら)答えたり...意外と落ち着かない(・_・;で、その間wifiのネットワークのことで苦戦したりしてさらにイライラ。こーゆーネット関連の設定うまくいかないとマジ疲れるし落ち込む。もちろん知識のない不器用なおれが悪い。こーゆーことが簡単にサクサクできる人に憧れる。そーゆー人におれもなりたかった。実はちょっと前に怖いことがあって、兄とも相談して防犯カメラを実家の玄関に設置したのだたちの悪い酔っ払いだと思うのだが玄関の前で奇声をあげて騒いだのだ。権堂近いしね。近くには夜のお仕事のお姉さんも大勢住んでたりする。こーゆーのはある程度は仕方ない。ここは昔っからそーゆーちょっと怪しい町なのだ。もちろん警察にはちゃんと相談してあります。その昔、うちの実家の周辺は赤線だった。わはは。ちょっと色っぽい町だったんだね、。うちの親父や叔父たちは近所で筆下ろししたのかなとも思うが、叔父や叔母たちの話によると、娼婦たちは近所の男とは「やらない」とゆーのが掟だったらしい。だから、まあ、うちの男衆は近所の娼婦たちとは「やってない」ってことになってますたぶん、やってないのでしょう )wifi接続でスマホで操作するカメラを付けた。訪問者があるたびにSDカードに動画も残せるのがミソ。俺が実家にいなくても自宅や出先でアプリを起動すれば実家の様子がスマホに映し出される。何かあればおまわりさんに記録動画を証拠として提出できる。カメラがあるだけで抑止力になるし...。人感センサーが反応する度にピコピコ音を発するのがちょいうるさいが、頼もしい。老母はスマホどころかガラケーすらうまく扱えないので、老母用には簡単格安でシンプルなカメラ付きインターホンを付けた。防犯カメラはおれと兄貴が扱う。せっかく防犯装置を設置したのにwifi接続できないんじゃ使えない。がんばって接続を試みたものの大苦戦...。ぐええ(;_;)。この日はあきらめた(-_-;)冨田浩司 「危機の指導者チャーチル」読み始め。危機の指導者チャーチル (新潮選書) [ 冨田浩司 ]高専近くの福来飯店で夕食豆苗炒め。抜群。ピータン鶏肉の唐辛子炒め。容赦ない辛さ。絶妙な味付けでとても美味しい。辛いのに箸が止まらない。玉子とトマト炒め。家内もおれも大好きな料理。黒チャーハン。このお店の名物って書いてあった。うまい。さすが名物。
2017/05/31
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2017/05/28off職人さんも今日はお休みなので実家に行く必要もない。ゆっくり起きて、午前はずっと読書。雨宮まみ「女子をこじらせて」読◎おれは雨宮さんの本は初めて。とてもよかった。素晴らしい言葉の数々。おれは好きな文章だな。美しいと思う。メモしながら読んだ。彼女の対談の記事とかは読んだことがあったが、ちゃんと本を読むのは初めて。例えば「いくら人は平等だ、差別はよくないといっても、そこにある明らかな差を意識せずにいられる十代の人間がどれだけいるでしょうか。」「自分の若さを発揮する場なんてまったくないまま若さが立ち枯れていくような気分でした。」「恋愛をするということは、汚い自分を引き受けることです。まったく汚いところのない恋愛なんて、ない」こういった胸がつまるような文章で溢れてる本。こーゆー思いをなんとなく感じて悶々としてる時期は、誰にでもあるだろうと思うが、だいたい いつの間にか忘れてしまうものだ。雨宮さんは去年40歳の若さで亡くなった。なんということだ。才能のある人ほど神様は早く連れていってしまう。そう、松尾監督の作品で、松尾監督が雨宮さん死去の知らせを受ける場面がある...。短いけれど、痛切な場面だ。昼食。ビビンパ風。センチェと頂き物の牛の佃煮で。甲州の牛佃煮うまいです。感謝です。楽天vs西武、ネット中継で見る。快勝。岸!すげえ!夕方、相生座/ロキシーエドワード・ヤン「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」1960年代に台湾で実際に起こった中学生による殺人事件を基にした作品。小四..小明...( ; ; )濃密な約4時間。侯孝賢の「非情城市」は構えの大きなクラシカルな歴史ロマン。この作品はそれに対して非常にモダンで切り詰められてる。もちろん背景には厳然と台湾の難しい歴史と政治状況が存在する。そうした背景が少年たちの世界に決定的な影を落とす。映像としてあまりに斬新なので、歴史とか関係なく映像表現や演出の方だけで語ることも可能だろう。なんてったってめっちゃかっこいいし、それだけでも十分に楽しめる。おれは先週から意識的に台湾の歴史について調べているのだが、やっぱり知らないよりは、知って観た方が良いように思う。侯孝賢の「非情城市」は軸足が本省人の方に置かれていたが、こちらは外省人の方に置かれている。体育館のシーンやコンサート会場のシーンが凄かった。こうした広い場所と押入れのような狭い場所。対照的な空間の対比が印象的。学校内の描写にも圧倒される。スクリーンを強い意志で断ち切っていくような構図。例によって光と影の表出が印象的だが、この作品の闇の支配力はすごい。闇の中で刃物のきらめきと音だけで表現される殴り込みのシーンは圧倒的。興奮した。小明が超絶魅力的撮影所の天井から撮影風景を覗き込む少年...小四のお父さんの尋問のシーンはものすごく恐ろしい。廊下に何気なく置かれるでかい氷....ん?なにこれ。とゆー感じだが、ぎょええ、そーゆーことだったのか。あっさりと描かれるが恐ろしい場面だ。エドワードヤンの 人を刺す描写 は怖い。「台北ストーリー」でもそうだったが、え?とゆーほど何気なくてあっけないのに、強烈な痛みと衝撃が画面から伝わってくる。プレスリーのAre You Lonesome Tonightシブいこーゆーモチーフの使い方が本当に良い。いろいろ まとまらないが、とにかく強烈な体験だった。観てよかった。帰宅して夕食。広東麺。野菜あんがうまかった。
2017/05/30

2017/05/27午前、実家。まず職人さんの対応してからレッスン。家内とバスで長野駅へ。12:01の「しなの」に乗車昼食は車中で第一楼の弁当中華弁当。510円。仕事じゃないので酒が飲めて超うれしい。もしかして仕事?違うよね?コンサート聞くだけだもん。家内は天津丼。鶏皮のからあげ超よかった。松本駅からバスでキッセイ文化へ。バス混んでた〜。気持ちのいい天気。信大オケの子たちの日頃の行いがよかったのかな。おれは彼らの日頃の行いはよく知らないが、マジメそうな子たちなので、きっとそうだろう。曲はニルセン:「ヘリオス」序曲ガーシュイン:ラプソディインブルーチャイコフスキー:悲愴アンコールはヘンデル水上から一曲と眠りのワルツ。ソリストは松橋くん。お疲れちゃん!ノリノリご機嫌で最高でした。カデンツァめっちゃ遊びまくってて、超笑えた。わはは。よかったー\(^o^)/。オケもいい演奏でした。クラリネットブラボーでしたー。冒頭のソロも途中のベルアップもかっこよかった。金管の「わうわうミュートの部分」なんかも色っぽくて素敵でした。オケは悲愴もヘリオスもよかった。熱演。気持ちのいいひと時でした!さて、おれがほんの少しだけ関与した弦セクション。おれの関与が彼らの邪魔をしてしまったのではないかと心配していて、実はちょっとびくびくしながら聴いた。限られた時間でさらっと指導しただけで行き届かないことも多かったと思う。でも、学生たちはとてもよく弾いていた。難しい部分も破綻なくちゃんとまとまっていたし、ちゃんと鳴っていたし、盛り上がるところは白熱してばっちり盛り上がった。もしおれの指導ががちょっとでも役に立ったならほんとうに幸せに思います。たった一日の指導だったけど、たのしかった。みなさんとの出会いに感謝。次回のマーラーも、がんばってください!陰ながら応援してます!!弦はもっと鳴ると思いますよ。信大の弦のポテンシャルはおれはけっこう高いと思ってます。家内は実はホクトの公演も聴いていて、オケはホクトのときより良くなったと思う と言ってた。一週間でいろいろ改善したんだね。すばらしいことだ。バスで松本駅。帰りのバスは空いてた。なんで?帰宅して夕食。松本駅のからあげセンターの山賊焼。これとレタスとキムチだけ。量多いのでごはん不要。
2017/05/29

2017/05/26午前、家内に実家にいてもらって、職人さんの対応を任せ、おれは相生座/ロキシー侯孝賢「非情城市」(1989)観る。フィルム上映。おれはこれスクリーンで観るのは初めて。圧倒された。タブーだった二二八事件、白色テロを、初めて正面切って映画にしたモニュメンタルな作品。極めて政治的な歴史大作だが、イデオロギーを強く打ち出したり、声高に力説するような部分はない。暴力的な場面も直接的に描写されることはほとんどない。極めて抑制された語り口、それなのに ひたひたと迫ってくる怖さがある。画面から静かに伝わってくる猛烈な気迫に圧倒される。侯孝賢の出自が外省人だってことがマジで凄いと思う。フレームの中のフレームとゆー特徴はこの作品でも当然重要な要素だが、侯孝賢の他の作品に比べると、そういった映像表現の特徴が目立つことは少ないように思える。作品の語り口が歴史大作らしく非常にクラシカルで、そういった映像表現の特徴は作品にごく自然にフィットしている。光と影。家屋の撮影の見事さ。音の繊細な扱いなどなど。歴史から離れて、映像作品として語るべきことももちろん多い。でも、きりがないのでやめよう。この作品の場合は歴史的問題から離れて論じることはちょい難しい。作品は1945年の玉音放送から始まる。これが遠くからなんとなく聞こえてくるのが良い。 出演はトニー・レオン, チェン・ソンヨンほか。1945年から1949年の国民党政府の樹立までの台湾の物語。「狗去豬來」(犬(日本人)が去ったと思ったら豚(中国人=外省人)が来た)とゆー状況のある一家のお話。台湾北部の町・九份の林一家。この一家はいわゆる地元の顔だった。つまりヤクザ。日本の統治から解放され、やっと祖国に復帰と思ったら、どっと入ってきた大陸の役人たちの腐敗横暴がめっちゃ酷い。もちろん日本も台湾の統治にあたって強制的に日本語を押し付けたりして(皇民化)散々なことやってた。暴力もあったかもしれない。きっとあっただろう。それでもまあ、当時の大陸の役人よりは腐敗も少なくややマシだったようだ。だからいいじゃんって話にはもちろんならない。言葉を押し付けたのは事実だ。犬か豚かって程度の差しかない。その結果、この時期の台湾は大陸の上海語、日本語、台湾語などなどがふつうに混在していた。台湾語も北と南では違うみたいだし...そんな中でトニーレオン演ずる林家の末っ子の文清は耳が不自由で喋ることができない聾唖者。従って彼はそーゆー混沌とした言語状況、アイデンティティの錯綜状態の中で、ただ一人浮遊状態にあるといってもいい存在。そんな彼がたった一言だけ全力を振り絞って発語したのが「わたしは台湾人だ!」という言葉。胸に突き刺さるような一言。寛美(シン・シューフェン)めっちゃ美しい。トニーレオンの浮世離れた二枚目っぷりが、役柄にうまくマッチして実によかった。終映後急いで実家。家内とバトンタッチして、おれが職人さんの対応。家内はコンサートの打ち合わせへ。昼食。ヨーカドーの小さめの天丼370円特においしくもない。午後は職人さんの対応。「リヒテルが愛した執念のピアノ」読む。短いのであっとゆー間に読める。おれはkindleで読んだ。「リヒテルが愛した執念のピアノ」 プロジェクトX NHK「プロジェクトX」制作班 /出版社:NHK出版帰宅。夕食。イワシ。おれが焼いた。家内が下味をつけたイワシに片栗粉まぶして、揚げ焼きっぽくする。ふっくら仕上がった。おいしいよ。
2017/05/29

2017/05/25小雨。午前、病院。リハビリと短い診察リハビリ。例によって超きつかった...汗だく。ぐったり病気友達のMくんと話す。Mくんとも話したが、やっぱり最近は脳卒中の若年化が著しい。入院さんも若い人が目立つ。おれは40代半ばで倒れて、それでもまだ発症が若い方だと思ってたが、今はその当時よりも若い入院さんが目立ったりする。入院時20代だったMくんくらいの年齢の人も今はふつうにいる。胸が痛む。みなさん、血管大事に!血管は簡単に切れるし、詰まる。生活習慣病とか特になくても、いきなり来る。来るときは来る....脳ドックとかで精密に検査しないとわからないほんのちょっとした血管奇形が隠れていて、そこに負荷がかかって破れたり流れ悪くて詰まったりすることもあったりするようです...怖いことだ。急いで実家。職人さんの対応。庭を色々いじってます。大変...けっこう金もかかりるが、まず、老母(骨粗鬆症)を転ばさないようにすることが一番。もちろん、実家に来て下さるお客様が転ばないような作りにすることも大事。老母の年齢も年齢なので、お客さまも高齢の方が多い。次に麻痺のあるおれが危険なく庭作業できるようにすること。老母がコケて骨折して寝たきりになる方が金銭的にもずっと大変なので、ここは思い切ってやっちまおうってことで始めた。職人さんたち、雨の中泥まみれで作業してくださる。大変だあ。おれの昼食全農とカップスターのコラボ「山形産庄内豚のチャーシューが入ったピリ辛味噌ラーメン 」正直言ってチャーシューはなんだかよくわからなかったスープはおいしかった。こないだ食った宮崎とのコラボの方がおれはよかった。夕方まで実家で過ごす。職人さんから質問あったらすぐ対応するので、おれもなんとなく待機状態で、意外とゆっくりできない。DVDで石井輝男「直撃地獄拳 大逆転」(1974)観るずっと観たかった作品。【ポイント10倍】直撃地獄拳 大逆転 (本編86分)[DUTD-2734]【発売日】2016/3/9【DVD】千葉真一のアクションはやっぱり常軌を逸した凄さ。千葉真一, 郷英治, 佐藤允のトリオにプラス中島ゆたかとゆー布陣は前作と同様。前作より派手にふざけて遊び倒してる。ひたすら楽しい。そのおふざけも、鼻くそだのフケだの大便だの子どもじみて下品なことばかり(笑)。エロも当然バンバン入れる。ザ・東映。すばらしい。それでいて全体の感覚は都会的で超クール。ボス役に池部良。かっこいいー。丹波哲郎、シブい!名和宏、いつもとちょい違う感じの悪役でよかった。おれは志穂美悦子が出てるので問答無用で超うれしい。ワンポイントの山城新伍、最高すぎる(笑)。爆笑。もっと出番多ければよかったのに。安岡力也、二枚目〜。かっこいい!今作の室田日出男はボコボコにされる役じゃなくて(前作はひどかったが・笑)、今回はちゃんと大事な役割を与えられて千葉ちゃんの側で活躍。いいね!帰宅、夕食根曲竹の味噌汁など。うまい。季節の味。長野では伝統的に鯖水煮缶を使う。美味しいよ。刺身。ヤンニョムで食う。おいしい。「映画監督増村保造の世界[上]」の左幸子、緒形拳、宇津井健、田村高廣、宇崎竜童のインタビュー熟読。興奮する。映画監督増村保造の世界(上) 〈映像のマエストロ〉映画との格闘の記録1947-1 (ワイズ出版映画文庫) [ 増村保造 ]「暖流」「黒の報告書」「清作の妻」「セックスチェック第二の性」「赤いシリーズ」観るべき作品多くて幸せだ。そうか百恵ちゃんの赤いシリーズは増村監督だったのか...宇崎竜童と梶芽衣子主演の「曽根崎心中」は大好きな作品。これは初めて観た時、強い衝撃を受けた。もう一度スクリーンで観たい。
2017/05/28

2017/05/24「ひよっこ」海に行ったのになぜ水着にならないの?せっかく水着買ったのにさ!おれはエロ親父だから乙女たちの水着姿を超楽しみにしてた(-。-;「ウェストサイド物語」。乙女寮のダンスシーンはよかった。こうやって一気にファンタジーに飛ぶのは好きだ。(工場でも踊ってほしかったな。いい小道具も多いのに)豊子の覚醒 始まる。かわゆす。引き続きあさイチ見てたら発達障害の特集。おれも倒れたとき高次脳機能障害で知覚過敏があった。「冷たさ」を刺すような激しい痛みとして感じていた。自販機の冷たいドリンクのボトルを持っただけでギャっと飛び上がるほど痛かった。(麻痺してるから飛び上がれないけどさ)素手で氷を触るなんてとんでもないことだった...激痛。水道水で手を洗うときや洗い物もまず激しい痛みを感じるので、ビクビクだった。できるだけぬるま湯にしてた。知覚過敏はだいぶ軽くなったが、今でも調子悪いと時々起こる。だから発達障害の知覚過敏はおれにとって他人事じゃない.。発達障害の知覚過敏似てるからよくわかる。ついでに言えば注意障害(AD)もあった。倒れた当初は、かなりひどかった。注意障害の上に、麻痺左全体が不自由で、左目に視野欠損もあるので、左側に注意が行き届かない。気がつかない、ぶつかる、つまづく...失行、失認...いまはたぶん軽くなっているのだろうが、ちょんと評価を受ければ、まだ症状は残ってるはずだ。空間の把握能力もすごく落ちた。いろんな欠陥があってたぶん今もいろいろと残ってる。だから、できるけ失敗しないようにだましだまし生きてるってことだね。そんなわけで、軽いけれども、一応カルテ上では、障害だらけ。わはは。おれは検査して診断がついたからこうやって書けるけれども、ほぼADじゃん!って感じの「健常者」もパッと見ただけでもめっちゃ多いね。診察受けて検査受ければ「障害者」になっちゃう人、かなり多いだろう。実家へ。昼食、持参した弁当。持参した弁当週プレ最新号読んだ。「AV道30周年記念フルヌード カンパニー松尾のすべて」素晴らしい❗松尾監督凄いなー。感銘を受けました。元気出た。松尾隊長のヌードに勇気を得て、敬遠していたSchubertの復習をようやくスタートすることができた。久々だが、やっぱりしんどい。「未完成」実家は落ち着かず、実家近くのカフェで勉強。ちょっと遅くなったのでテンホウで夕食。肉揚げ。310円餃子。半額デーなので、激安。これで2人前。家内はビビンメンおれは肉揚げと餃子つまんで生中一杯。麺やコメは食わなかった。
2017/05/26

2017/05/23ホントは休んでいたかったが、加藤家次男としての業務で午前は実家。のたのた出かける。職人さんの対応あるし、仕方ない。老母は挨拶はきちんとできるが「対応」はできない。職人さんに「ここどうしましょう」とか「ここはこんな感じでいいですか」みたいな質問されると、判断することも指示することもできない...。だから疲れててもおれが行きます。ううう。出かけてみると花いっぱいの庭が迎えてくれた。みんな可愛い今年は花の咲きっぷりがすばらしい。テッセンが咲いた。おお!すげえ。見事に咲き乱れとる。 芍薬も咲いた。美しい!おれは咲きかけの状態の芍薬がとても好きだ。色っぽいと思う。今年の実家の庭はどうしちゃったのか。毎年花はそこそこ咲くけど、今年は妙に花数が多い。松の伐採の時に業者さんが土壌改良剤をどさっと置いていってくれて、それを使ったのがよかったのかもしれない。肥料はもちろんやってるけど、ここしばらくは土壌改良主体だった。この土壌改良剤は長野の製品なんだけど、ネットで探しても、ない。長野の造園屋さん用の製品で一般には出回ってないのかもしれない。また持ってきてもらおう。自宅戻って昼食。鯖味噌煮缶、豆腐&卵炒め。以上炭水化物なし。昼寝。読書。ちまちまブログ書くイベントだらけだったこの週末。ここで溜めるとやばいのでちょっとがんばった。沖田×華「ますます毎日やらかしてます」読◎おもろい。ますます毎日やらかしてます。 アスペルガーで、漫画家で [ 沖田×華 ]夕食野菜たっぷり焼きそば。今日はソース焼きそば。ソース薄い感じですがうちは粉末だし(和風だしかダシダ)で味を補強するので、ソースをダバダバと多く使うことはないです。我が家の焼きそばは本当に尋常じゃない量の野菜が入る。炒め始めは嵩がすごくていつも不安になるけど結局野菜は小さくなって半分以下になっちゃうから意外と大丈夫。ソースは特選太陽ソースを使う。焼きそばにはコレ必需品。清洲の傑作。おすすめ。太陽ソースと太陽ケチャップは我が家の必需品。太陽食品特選太陽ソース300ml【全国こだわりご当地グルメ】「映画監督増村保造の世界(上)」読み始め。増村組の役者達、若尾文子、岸田今日子、高橋(関根)恵子、大楠(安田)道代、船越英二のインタビューを舐めるように読む。ワクワクして興奮する。すごくいい本。こーゆー本大好き。ぶ暑くてうれしい間違いなく座右の書になると思う。映画監督増村保造の世界(上) 〈映像のマエストロ〉映画との格闘の記録1947-1 (ワイズ出版映画文庫) [ 増村保造 ]
2017/05/26

2017/05/22寝坊。ゆっくりチェックアウトしてコメダでモーニング。錦3丁目店ここは適度なやさぐれ感があって好きだ。ちょっと店内が暗めなのも良い。明るいファミリー感満点の新しい感じのコメダ(最近増えてる)は、おれは落ち着きません。名駅。午後の「台北ストーリー」まで間があったのでなんとなくシネコンへ。降旗康夫「追憶」(2017)観た。年齢層高めだが、かなり良く入ってました。すばらしい。月曜午前でこれなら100点満点だ。役者が素晴らしくて、よかった。おれの目当ては柄本佑&安藤サクラご夫妻と長澤まさみ99分とゆー尺は絶妙に素晴らしいと思うが、いくらなんでも、もうちょい描き込んでもいいのではないか厳しく抑制した結果99分に収まったとゆー感じではなく、おれは、単にパワーの不足を感じた。演出は手堅く、細部までていねいに作られているので、安心して観ることができる。キャストは超豪華。こんなに豪華である必要があるのかな。東京の安田顕と三浦貴大の捜査の部分はいくらなんでも描写を省きすぎではないか。二人が捜査を進めていく過程を見せずいきなり電話の報告だけって....安田顕と三浦貴大がすごくいい佇まいなのに...残念。西田尚美も子役の子もこれじゃもったいないと思う。「ボク、運命のひとです。」の木村文乃ちゃん出ててちょっと得した気分彼女の役柄も(その出自の設定からすれば)もっと陰影濃く描けると思うが、ちょっと不可解なほどサラッと扱ってる。なぜだ。柄本佑と安藤サクラ、圧巻。この二人の演技を観られただけで満足。長澤まさみ、とても良かった。病院廊下の岡田准一との二人芝居は名演。木村大作の撮影はたしかにいいけれど、あまりに過剰でうるさく感じる。東京のビジネスホテルから見る朝焼けなんかは、いくらなんでも壮大すぎるんじゃないか。海辺の最高のクライマックスのシーンですらキャメラが謳いあげすぎておれはうるさく感じた。この作品はもっと慎ましいキャメラの在り方が望ましいように思う。終盤ではおれの周りのおばちゃんたちは、みんな泣いてた。安藤サクラに全てもっていかれた感じ。おれもちょっとやられました。彼女は本当にすばらしい。吉野家で牛丼食ってスコーレへ。エドワード・ヤン「台北ストーリー」(1985)観た◎長野でもやってるけれど、これだけはスコーレで観ようと思ってた。凄かった。最初から最後までずっとドキドキしっぱなしで観た。異常に濃密な映画体験。感激で呆然。おれはエドワード・ヤンの作品を観るのはこれが初。興味のある監督だったが、機会がなかった。光と影。圧倒的な空間の捉え方。凄い感性....。スクリーンのフレームの中にフレームを入れ込んでゆくのは、侯孝賢の専売特許かと思っていたが(横長のスクリーンのフレームに縦のフレーム[扉や窓]を入れ込んでいくことが多い)エドワード・ヤンも同じ手法を使う。もしかすると侯孝賢より徹底してるかも。映画は光と影の芸術だとよく言うが、この作品こそ、まさに光と影の芸術の極致だ。「光」も物凄かったが、おれは特に「影」の方に心惹かれた。表情や人物の動きがどうにか判別できるギリギリのところまで暗くする。凄い...。ペプシのおもちゃのシーンよかったー。豚レバー入りの麺(笑) こーゆーコメディの呼吸も最高にすばらしい。野球関連のシーンが好きだ。部屋の中のキャッチボール。広島vs近鉄。日本シリーズだね。1980年?侯孝賢の素晴らしい演技に驚愕。序盤のアリョンががアジンの部屋の前を行きつ戻りつするシーンでは、なんとなく成瀬巳喜男を思い起こしたりした。できたら もう一度長野で観たい...。17時40分のしなので長野へ。車中で夕食。成城石井の牛ごぼうご飯弁当。498円。ハイボール飲む。塩尻まで爆睡できた。おれは勝ち組。車中で壇蜜「壇蜜日記2」読◎壇蜜の文章は、おれは好き。心地よい。「懇親会は明るいピンクの衣装で登壇。この色はどこかで見たことがあると思ったら、「ちょろぎ」そのものだった」これには笑った。さすが秋田人。おれは義母が秋田出身なので「ちょろぎ」を知っている。「ちょろぎ」を知ってるなんて長野人としては珍しいかもしれない。「自分がすぐには死なないことを前提に生きるのは何と傲慢なことかと最近思うようになってきた。死なないのは偶然だった。」「大丈夫だと言う者は大体大丈夫ではなく、分かっていると言う者は大体分かっていない。」定時に長野着。家内迎えにきてくれて帰宅。
2017/05/24

2017/05/21早起き。準備してチェックアウト静岡駅南口。明るくなっても特におもしろくない。最近はどこ行ってもこんな感じでつまらんね。駅で朝メシと思ったが、マックとかじゃおもろない。駅の土産売り場も一応うろうろしてみた。ユリさん用の糖分とカルシウムを購入。土産物は浜松と大差ない印象。当たり前か。同じ静岡だもんな。と思ってたら駅弁売り場でレトロで可愛いパッケージのサンドイッチを発見。一発で惹かれて、朝食用に即購入。東海軒のサンドイッチ。320円。東海軒の駅弁はどれも良さそうだった。8時半ちょい前に浜松着の「こだま」に乗車。で、早速サンドイッチ食ってみたらこれ超うまいじゃん!大喜びで一気に食う。これ大好き。8時30分頃浜松着。浜松、久しぶり。新幹線改札でT林ご夫妻に拾っていただいて市内の公共施設で練習楽友会オーケストラ浜松長いお付き合いのオケ。とても好きな団体で。オケのみなさんに会えると、とてもうれしい。いつも楽しみにしてる。だいたい名古屋場所の前哨戦みたいな感じで、初夏の時期に浜松に月一通うってのが通例。今年も浜松の季節になったなあと思う。9時30分から練習開始。ぐええー、暑かったー。二階の部屋。一階のホールと違って天井低くてちょい息苦しかった。だいたいおれがやるときは一応弦中心のTuttiとゆー感じでやってるが、おれは管楽器にもうるさく注文つけるので(管の先生もいらっしゃるのに僭越なんだけど...)、通常のTuttiとあまり変わらんかも。新世界。2楽章は積み残した。6月も7月も行くので無理しない。次回2をじっくりやるつもり。オケの状態は良好。出席率もいつもながら良好で素晴らしいです。去年のブルックナーのチャレンジで階段を一段上がった気がする。今年も楽しみ。12時半まで。練習後、T林ご夫妻とランチ。ごちそうさまでした。五味八珍で。3人用のコース。ものすごいボリュームでびっくり。しかもリーズナブル。そしてちゃんと美味しい。すごいなあチャーハン、麻婆豆腐回鍋肉春巻浜松餃子!やっぱり美味しいなあ。浜松餃子は軽くてどんどん食える。ここまでは3人でシェアするのだが、とどめの麺は一人一人前ずつ来る。すっげえ。おれはつけ麺にした。楽しいランチでした。ご夫妻と話すのは楽しい。ごちそうさまでした!満腹!浜松駅まで送っていただき、「こだま」で名古屋へ。お腹いっぱいで眠くなる。名古屋終点の「こだま」なので遠慮なく寝る。地下鉄で栄。名古屋あついっ!ホテルにチェックイン。しばらく昼寝。昨日から延々と仕事と移動を繰り返してるのでやっぱり疲れた...気がつくと夕方だった。名大オケ行かなくちゃ。とりあえずスガキヤで気合い入れる。スガキヤ ニュー栄B2店。この店舗は雰囲気も最高。小ぎれい過ぎないのが良い。これが正しい。これでいいのだ。肉入り。正しい。当然です。テンション上がったので芸文へ。暑い地上を歩かずに行けるのでありがたい。さて、名大オケ112th定演。指揮は新田ユリさん。感想は超簡単。とてもよかったおれ個人としては行き届いてないところが多々あって、ユリさんに申し訳なくて身悶えしながら聴く場面も多々あったのだが、これはおれの個人的な問題であって、学生たちの問題ではない。彼らは精一杯の素晴らしいパフォーマンスをしてくれた。学生たち(弦)はおれの言ったことをよく消化して弾いてくれていて、本当にうれしかった。感無量。ユリさんは本当に素晴らしい。前も書いたと思うが、飽きずにもう一度書くと、彼女は特に何か変わったことするわけでもないし、ケレンの欠片もない。ただひたすらスコアに誠実に向き合って造っていくのだが、結果として、非常に斬新でフレッシュな音楽に仕上がる。本当に目を見張るようにフレッシュで、時として驚くほど斬新。ユリさんマジックおれは彼女のそーゆーところが本当に素晴らしいと思ってるし、大好き。学生たちをうまく導いて下さってありがとうございました。感謝申し上げます。学生たちは最高の時間を過ごせたと思います。おれは倒れてから今まで名大にはあまり関与してこなかった。おれ的には25年もやったんだし、名大の指導は卒業したのだと思っていて、戻るつもりもあまりなかった(身体もしんどいし)。学生の指導は長野の中学や高校で十分満足してたし...なぜ今回二つ返事で舞い戻ったかとゆーと、学生からの要請があったのはもちろんだが、今回はユリさんがマエストロだったからです。彼女のスタッフとしてお手伝いができたら光栄だなと思った。だから今回は迷わず喜んで引き受けた。自分は今も卒業の状態にあると考えてる。今後のことはよくわからない。もし学生から強い要請があれば、その都度迷って考える。でもね、今回の弦楽器セクションは、おれは大好きで愛着があったよ。トップ練も弦分奏もとても楽しかった。みんなありがとう。大満足でホテルへ。外でちょい飲みも考えたが、やっぱり疲れてるし、足に痛みも出てきたので大人しく部屋飲みにした。ご機嫌な一日でした。乾杯。お疲れちゃん。ありがとう。
2017/05/23

=お知らせ=みなさまぜひご来場ください!青春ショパンvol.4ショパンピアノチクルス「青春のショパン」vol.4竹風堂善光寺大門店3階大門ホール2017年7月16日(日)14時開演ピアノ:依田ひとみ12の練習曲Op.10から(別れの曲・10-4・黒鍵・革命、)ノクターンOp.27-1幻想即興曲 Op.posth.66バラード第1番 Op.23レクチャー&プロデュース:加藤晃料金前売3000円/当日3500円プレイガイド:ヒオキ楽器本店、ながの東急お問い合わせpianozyklusnagano@y-mobile.ne.jptel:070-6477-2702
2017/05/23

2017/05/20暑い。11時会場入り。竹風堂大門ホール。「青春ショパン03」今日は催し物が重なって、集客で大苦戦。心配しながら会場入り。桃香ちゃんのリハーサル聴き、打ち合わせ。昼食は楽屋でおにぎり一個。門前農館の味噌漬けおにぎり。大好物。売り切れのことも多いが今日はゲットできてよかった。しかも握りたてでほかほか温かい。最高!テンション上がる。14時から「青春ショパン03」開演。ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。桃香ちゃんの先生たちがぞろぞろ出演するコンサートがありながら、あえてこちらに足を運んで下さったみなさまにはひたすら感謝しかありません。本日の曲目は練習曲から [別れの曲, Op25-4, 黒鍵, 革命]ノクターンOp.15-2アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ桃香ちゃん、素敵でした。ノクターンからアンダンテスピアナート&大ポロネーズの流れは圧巻。ノクターンのあとで少しレクチャーしようかと一応思っていたのですが、ノクターンで会場の雰囲気が、ものすごく穏やかに集中した感じになったので、レクチャーはやめてそのままアンダンテスピアナートに入った。桃香ちゃんは集中したまま椅子から立たず、おれも動かなかった。桃香ちゃんに目で合図を送っただけ。すごくいい状態からそのままアンダンテスピアナートに入ってよかった。これこそがサロンの醍醐味。演奏者とお客様と一緒に造りあげる最高の時間と空間お客様のおかげで本当に素敵な午後になりました。やっぱり音楽は演奏者とお客様と一緒に作るんですね!若者たちの音楽に静かに寄り添って下さるお客様に、ただただ感謝です。予想通り、興行的には「いまいち」だった。はっきり言って負け。興行なのだから、もちろん大入りの時もあるしそうじゃない時もある。しかし、企画やPRにアピール力が不足していたのではないか、集客のためにもっと工夫し、努力できなかったのか。そういったことを真摯に検証しなければいけない。集客力の強いコンサートが他にあったから仕方がないとはおれは思わない。それでもこちらにお客様を呼び込めなかった我々に力が足りないのだ。最近のチクルスの集客は悪くなかったので、気の緩みがあったかもしれない。よく考えよう。実はもっと不入りを覚悟していたのだが、思ったよりも入った。ありがたいことだ。だからこそもっと考えないと....要反省。桃香ちゃんは東御市で6月2日にコンサートがあります。「ピアノのゆふべ」という入場無料のコンサートです。みなさまぜひお出かけください!次回「青春ショパン04」は7月16日。竹風堂大門ホール。14時開演。ピアノは依田ひとみさん曲は練習曲より4曲。幻想即興曲ノクターンOp.27よりバラード第1番終演後、会場でちらっとレッスン。男の子二人。ひとみちゃん、いきなり伴奏させちゃってごめん。駅前で桃香ちゃんと軽く打ち上がる。おれは中座して長野駅。落ち着かなくてすいません。18時すぎの「はくたか」に乗車。おお、かっこいい!車中 壇蜜「壇蜜日記2」途中まで読む。壇蜜日記 2 文春文庫 / 壇蜜 【文庫】」東京で「こだま」に乗り換え。「こだま」混んでたー。おれはふつうに座れた。ラッキー。立ってる人もけっこういた。東海道新幹線すげえ。21時50分、静岡着。人生初静岡下車。南口のホテルにチェックイン。静岡の南口って超モダンな雰囲気だけど、なんか寂しいね。明日浜松で仕事なのに、浜松はホテル満室だった。掛川も無理。静岡でなんとか取れたのだ。調べたらキスマイのコンサートがあるらしい。さすがジャニーズ。じゃ、豊橋とか三河安城でもいいじゃんと思うかもしれませんが「長野→長野」の一筆書き切符は進み続けるのが掟で、戻るのはNG。手前で泊まるのがベターなのだ。ホテルの部屋で東京駅で買ったシウマイで一杯。シャワー浴びてすぐ寝る。今日は張り切ってレクチャーしたので疲れた。非常に反応のいいお客様に煽られて、いつも以上にノリ良く喋った。
2017/05/23

2017/05/19「ひよっこ」三男、いい奴だなあ。伊藤沙莉(米屋の娘ね)、最高!今週末の準備。えぐいスケジュール。土曜から日曜午前までの辛抱。長野で仕事終わったら静岡に移動して、翌朝浜松移動して仕事。(浜松でホテル取れなかった...掛川も一杯だったまあ、一筆書き切符だから交通費の点では構わないけど)権堂ヨーカドー地下こすげ亭で昼食冷やしたぬき470円相生座/ロキシーシエ・チエリン のドキュメンタリー「台湾新電影時代」(2014)観る。エドワードヤンの「台北ストーリー」「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」の予習も兼ねて。侯孝賢も、もちろん出る。彼の新大久保の定宿、興味あるなー。できたら泊まってみたい宿。「ミレニアムマンボ」観たい、日本人では佐藤忠男、是枝裕和, 黒沢清, 浅野忠信の諸氏が出演。台湾の歴史について自分は知らなすぎることを痛感。ちょっと勉強しなきゃだ。エドワードヤンの「恐怖分子」観たいな。絶対観よう。午後、帰宅カレーの仕込み。ゆっくり週末の準備。体力勝負なので、チャージに務める夕食、家内がチクルス関連でばたばたして遅くなるので、おれが準備した鯖缶使ったサバカレーです。しめじ多め。
2017/05/20

2017/05/18午前、実家。咲いた咲いた!西側のジャーマンアイリス。東側も咲きそう。花の豪華さはいつも通りだが、今年は花の数がめっちゃ多い。去年からすぐ横で野菜作り始めたので、そこの栄養を摂っているのかもしれない。昼食司食堂。チャーシューメン。究極的に癒される。お母さんは「最近の鳴戸巻きは赤が薄くて寂しいねえ」と言っていた。おれもそう思う。実家戻って、軽く庭仕事。電気屋さん来てくれて、ちょっと対応。親切な電気屋さんで、感謝してる。街の電気屋さん、やっぱりいいよ。家電量販店とは全然違う。レッスン。DVDで増村保造「妻は告白する」(1961)観る◎すごかった。びっくりだ。法廷劇。濃密な91分。登山中に遭難し、夫のザイルを切った妻。夫婦仲が既に破綻していた夫婦。果たして妻に殺意はあったのかどうか...とゆー裁判を通して語られる愛憎劇。法廷の緊張感の持続があまりに見事。法廷描写は淡々としているのに、単調に感じが全くない。小沢栄太郎の粗暴な感じ、実に素晴らしい。終盤、幸田(川口浩)の職場にびしょ濡れで現れる若尾文子は、ほぼホラーだ。すっげえ。若尾文子、最高。彼女はこの映画で下着姿にもなるし、水着姿で砂浜で若い男と戯れたりもするけれど、ふつうに着物姿の時の方がずっと官能的。馬渕晴子のクールで毅然と強い感じが良かった。ラスト、すごかった。カーテン閉じてシルエットになるところ!ヴィオラとマリンバを中心とした室内アンサンブルの音楽(真鍋理一郎)が良い。夕刻、老母のとんでもわけのわからない話に付き合わされ疲れ果てる。老齢なので優しく対処するように努力してる。そうやって努力すればするほど、おれのストレスは増してゆく。仕方ない...。夕刻、家内と薬局寄ってから久しぶりに「きらく食堂」で夕食。勝子さん元気でよかった家内はからあげ定食。勝子さんの焼きそば。長野市では最高レベルの焼きそば。超おすすめ!です。
2017/05/20

2017/05/17朝、病院。リハビリ。バットで大きいゴムのボール打つ練習。けっこう思い切り打つ。おれも担当さんもガハガハ笑いながらやってるからまあ、遊んでるようにしか見えないね。でも、これは純然たる医療行為....リハビリの部屋で若い入院患者さんを見ると、本当に胸が痛む。脳卒中は性別年代に関わりなく容赦なく襲いかかる。しかも前触れなし。おれが今見て一番胸が痛むのが見た感じおそらくアラサーくらいの女子。若い...ガッツリ右麻痺で、失語もある。ちょっと前まで車椅子で、言葉も全然出てなかったのが、今日見たらしっかり4点の杖ついて歩いていた。これで慣れたらふつうの杖になる。言葉は構音の問題が大きいみたいで超わかりにくい。それでも担当さん相手にだいぶ喋っていて驚いた。ものすごい進歩。うれしかった(泣)。声はかけないけど、心の中ではいつも熱烈応援してる。権堂の古本屋でアリスを救助してきた。100円。ヴェンダースの「都会のアリス」(1973)のシャンテ シネのパンフ。たぶん日本公開時のだと思う。ヴェンダースのインタビューやシナリオ採録が載ってて読み応えある。大好きな映画だ。おれがこの作品を初めて観たのは今池のシネマテークだったはずだ。実家。職人さん来るかと思って待ち構えてたが来なかった。今日は木材の加工や塗装してるから来ないとのこと。なあんだ。昼食は全農とカップスターのコラボカップ麺食う。サッポロ一番×全農 カップスター 宮崎県産はまゆうどりの鶏つみれが入った 醤油ラーメンなかなか美味しい。ちょっとびっくり。出汁が美味しくて、フワフワなつみれが良い。ダイトーで投げ売りになってた。サンヨー サッポロ一番X全農 カップスター 宮崎県産はまゆうどりの鶏つみれが入った 醤油ラーメン 63GX12個セット淡々と名古屋場所の準備。青春ショパン03のレクチャー原稿の確認。みなさま是非是非ご来場ください!長野市竹風堂大門ホール。14時です。アンダンテスピアナートと華麗なるポロネーズなど。アンダンテスピアナートと華麗なるポロネーズもバルザックの「ゴリオ爺さん」も全く同時期の作品...1830年代中盤のパリ。夕方じびか。GW明けに風邪ひいて、鼻の状態は悪化。仕方ないです。夕食えご。おきゅうとってことだね。長野は新潟が近いので新潟と同じく「えご」です。カムジャタン。むちゃくちゃうまい。骨もちゃんとゴロゴロ入ってるけど沈んでて見えないな。惜しい。
2017/05/19

05/16実家へ。今日は加藤家次男としての業務。庭を数カ所いじることになった。昼過ぎから職人さん来て今日から工事開始。おれは職人さんの対応。老母はこーゆーときは決まってどこかに遊びにいって(逃げて)しまうのでまったく頼りにならない。実家のジャーマンアイリス(西側)。もうちょい!東にいる子たちも徐々にいい感じ。目立つので赤い子ばかり撮ってしまうが実は白い子たちもよく咲いてる。(3箇所で咲いてる)いいぞいいぞ。昼食は実家。持参した弁当とコンビニの千切りキャベツ(袋にどさっと入ってるやつ)。DVDで増村保造「卍」(1964)観る。もちろん原作は谷崎潤一郎の古典的傑作。この映画はおれは初。ここんとこ「兵隊やくざ」「陸軍中野学校」「でんきくらげ」などを観ていて、こないだスクリーンで「遊び」を観たことが決定打となった。増村保造を集中的に観ようって気分になってる。素晴らしかった。強靭で美しい表現。若尾文子素晴らしい。相変わらず異常なエロさ。女とも男とも自由に寝て、狡猾に振る舞う若尾文子。こーゆー時の彼女はマジ最高。名演技と思う。岸田今日子との組み合わせが最高。岸田今日子もエロティックだ。独白の声が良い。船越英二もよかったー。こーゆー雰囲気の川津祐介は新鮮でちょっと驚く。原作はずーっと昔に読んだだけ。レズ小説ってことだけで敬遠してる人も多いかも。勿体ないね。女同士の性愛からしか生まれてこない「何か」ってのは確実にある。連綿と続く関西弁の独白が妖艶で非常に美しい作品。もう一度原作をちゃんと読もう。新藤兼人と増村監督がどう処理したのかちゃんと確認したい。「痴人の愛」の原作も読もう。帰宅。夕食。家内の出張土産(築地)キンキの干物。激旨。玉子焼き「ボク、運命の人です。」の録画観る。第5回。とてもおもしろい。菜々緒いいなあ。超いい。この子、こんなによかったっけ...
2017/05/18

2017/05/15家内は出張で東京。昼食。カップヌードル ナイス食ってみた。普通にうまい。しっかり満足感ある。これで178kcalは立派。【5/13-20朝迄★期間限定★ポイント10倍!】日清 カップヌードルナイス濃厚!ポーク醤油 58g【イージャパンモール】 午後は準備&読書。バルザック「グランドブルテーシュ奇譚」読んでる。表題作は異様な恐怖小説。ゴシックホラー。グランド・ブルテーシュ奇譚 (光文社古典新訳文庫) [ オノレ・ド・バルザック ]「マダム・フィルミアーニ」もよかった。小平裕「必殺女拳士」(1976)晩酌しながらご機嫌で観る◎観たかった作品。ようやく観た。いやあ、これはなかなかよかった。思ってたよりずっと良くて得した気分。志穂美悦子、もちろん最高。黒い袈裟がよく似合って、超かっこいい。この作品では千葉ちゃんが志穂美悦子の父役で、父が娘をボコボコにしごき倒す場面があって、ちょっと嬉しい。倉田保昭との共闘もよし加藤嘉の和尚さん最高。佐藤蛾二郎がよかった大泉滉は出てるだけでうれしす。悪役は天津敏。やっぱり彼は流石だー。鍛えられた上半身は立派のひとことに尽きる。殺陣も相当なところまで自分でやってるし(スローで何度も確認した。かなりのところまでやってる…)しかもとても素晴らしい。うおおーっ!悦っちゃん、美しいっ!家内いないので一人で夕食。ローソンのゲンコツメンチメンチインスタントのトムヤムクンラーメン。にらを沢山入れて。うまい。これインスタントで激安のくせにけっこう本格的で良いのだ。麺がチープなところも気に入ってる。気に入ってストック切らさないようにしてる。業務スーパーで買う。ヤムヤム タイラーメン トムヤムクンラーメントムヤムシュリンプ味70g×5食入<インスタント食品><ラーメン>※18個(90食)まで1個口配送出来ます酸っぱ辛い 激辛 トムヤムクン ヌードルyum yum [se16yf]
2017/05/18

2016/05/14家内は風邪ひいてダウン。明日出張なのでどうしても今日で治さないといけない。おれの風邪が伝染ったかな。家内の職場でも流行ってたみたいなので、よくわかんない。おれは午前映画館。今日はハシゴする。これから観なければならない作品が目白押しすぎるので、観られる時にどんどん観ておく。いずれDVDやネットでとゆーのはダメ。ジェームズ・ガン「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス」(2017)観る。おもろい◎マーベルは久々。「ガーディアンズ」シリーズ2作目。このシリーズは未知。興味はあったんだけど、第一作目は観ていない。予告でベビーグルートとロケットの掛け合いをなんども観てるうちに、観たくなったのだ。一作目観てなくても、ちゃんと楽しめた。一応、なんとなく事情はわかるような作りになってる。親切。ベビーグルート、超かわゆす。フィギュアが欲しくなるよ。これをヴィン・ディーゼルが演じてるってマジなのか。おれはヨンドゥが安部徹に見えて仕方なかった(笑)基本的に軽快でギャグ満載の造りだが、ちょっと感動もさせられる。客席、お子ちゃまも多かったけれど、けっこう大人向けの下ネタな台詞も多い。子どもには意味不明なだけだろうから、まあ、いいのか。第一作目観よう。マーベルはそろそろ「ローガン」も公開。楽しみ。昼食は「ぺん」で。ここ久しぶりだー。侯孝賢に備えてカツカレーで気合い入れる。750円相生座/ロキシー。ついに始まった台湾映画祭。 侯孝賢「風櫃(フンクイ)の少年 」(1983)観る◎繊細な手触りの青春映画。ストーリーがどうのとゆー以前に、光と影と音にドキドキ。繰り返されるベランダのショットがとても印象的。青年たちが住む高雄のアパートの構造が絶妙。アチンのお父さんの椅子。感動的なモチーフ。回想シーンの処理がよかったシャオシン、魅力的。「恋恋風塵」なんかとは全く違った雰囲気。行き場のないどん詰まりな青春を描く。どん詰まりでも、どこか「抜けの良さ」があるのが良い。傑作。少年たちが道でおっちゃんに映画やってると騙されて空きビルに入って、高雄の風景を見る場面がよかった。彼らの台詞にある通り、ちゃんと窓がフレームになっていて、高雄の風景が映画のような感じになる。(おっちゃんは意外に騙してないってことか・笑)この作品にはエドワード・ヤンもちょい関与してるらしいですね。いい友人関係だなあ。それにしても外でおばちゃんが魚さばいてる時、ハエがたかりすぎじゃないか。びっくり。ふつうあんな感じなの?さあこれから「非情城市」「台北ストーリー」「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」えらいこっちゃ。ぬはは終映後は権堂イーストプラザで勉強。Bloch。4楽章構成だが、3楽章にとんでもない感動的な山場があるのが特徴的。構成がソナタ形式による交響曲やソナタの考え方と全く違う。独特。序奏/葬送/パストラーレ/フーガ夕刻、帰省してきた兄と権堂で合流して実家関連の野暮用。老母ひとりだといろいろあるのだ。実家で夕食。兄が作った塩焼きそばがなかなかうまかった。老母が寝てから老母について兄と飲みながらヒソヒソ協議。老いてどんどんめんどくさい感じになる老母。困ったねえ。
2017/05/16

2017/05/13雨。けっこうしっかり降る。「ひよっこ」毎日見てるよ。おれは「すずふり亭」の場面に弱い。涙腺が激しく刺激される。ビーコロ食いたい。佐藤仁美、良い(おっきくなったなあ)。今日は戸隠の農園でリハビリの会の種まきだったのだが、あいにくの雨でがっくり。でも一応病院に集合してみんなで畑へ。雨は強いし、畑にははいれない。残念。仕方なくみんなで蕎麦食っておしゃべりして帰ってきた。中社近くの戸隠堂さんリハビリの会で行くときはどこの蕎麦屋でもOKってわけじゃない。まず車椅子で入れること。トイレも大事。身障者でも安全に使えるトイレがないと入れない。身障者に優しくないお店も多いですが、こちらは大丈夫。早めのお昼。天ぷらと蕎麦だんご超寒かったので「かけそば」にした。ただメシ食って帰ってきただけ。本当は今日はそばの種まくはずだった。午後、ニトリ寄って帰宅夕方芸術館。遼子ちゃんの発表会に中学の部活が出るので一応聴きに行った。ここで発表できるなんて贅沢な奴らだ。本人たちはなんだかよくわかってないだろうけど....ホルストのセントポールの1楽章。まあ、よくがんばってた。おれ的にはいろいろ課題もはっきりわかっていい機会だった。ボウイングはだいぶ改善されてきた。こーゆーのは時間かかる。ようやく成果が出てきた。阿呆のように弓を雑に使うことは確実に減ってる。遼子ちゃんの指揮もかっこよかったー。帰宅して夕食。グリーンカレー。タイ米炊いた。うまーい。気分よくチューハイ飲んで寝る。いい日だった。今日の楽天はSBに負けた。もちろん勝ち続けるわけないので、これで普通。SBだんだん上がってきた。やっぱりな。振り向けばSB予想通りとはいえ怖い。さすが勝ち慣れてるチームは強い。「ボク運命の人」は録画。
2017/05/15

2017/05/12永井荷風「百花園」「深川の唄」「深川の散歩」読。「百花園」百花園は今でこそ向島の名所になっているが、この荷風の短文に描かれる百花園は荒れ果てて廃園に近い状態だった頃の百花園だ。「廃園は唯その有るがままの廃園として之をながめたい。そして聊かたりとも荒涼寂寞の思を味い得たならば望外の幸であろうとなした。」「深川の散歩」荷風は深川から砂町あたりを歩きながらアポリネールの小説やシャルパンティエのオペラを思い浮かべたりする。おれ、シャルパンティエのオペラなんか全然知らんもんね。荷風は本当にオペラ好きなんだなあ。この当時は深川から砂町の境に到るまで一木一草もなかったらしい。「焼跡の空地に生えた雑草を除けば、目に映ずる青いものは一ツもない」昼食ジンギスカン。午後はいろいろ準備。三隅研次「子連れ狼 三途の川の乳母車」(1972)再び観る。シリーズ第2作。いやあ、やっぱりとんでもないカルト作。むちゃくちゃだ(笑)。夕食ニラ玉うどん。など
2017/05/15

2017/05/11午前病院。リハビリ。きつくて参ったー。へとへとだー。ふつうのキツい体育じゃん( ; ; )でも大笑いしながらやってるんですよ。つらく苦しいリハビリを泣きながら耐えるってイメージは誤解です。超苦しいつらい瞬間があるのは、否定しない。そりゃつらいときもあるさ。でも基本リハビリは楽しくやるもんです。だからこそ改善される。テレビドラマとかで平行棒の間を泣きながらよたよた歩いてしかも時々コケるってゆー典型的かつ類型的な描き方がまずいんです。コケさせたらだいたい始末書もんだし、苦しいばかりのリハビリは効果上がらず長続きしない。「辛いリハビリを乗り越えて」とゆーよくある枕詞もあまりよくないと思う。根性じゃ解決しない。実家。昼食。持参した弁当。タッパーにご飯入れてレタス敷いておかず乗せてきただけ。昼過ぎ、職人さん来て、その対応。ちょっと庭をいじる。来週から工事スタート。少し庭仕事。名古屋の準備。Dvorakに夢中だ。浜松の指導もDvorakなので、頭の中はチェコ。レッスン。帰宅して夕食ステーキ。これと野菜スープだけ。コメもパンも食べない。レーニン「帝国主義論」読◎【中古】afb_【単品】_帝国主義論 (光文社古典新訳文庫)_レーニンand角田安正カウツキーって人のことを執拗に攻撃するのが気になる以外は全体として冷静で緻密な論考。豊富なデータを駆使して的確に実証してゆく。すごい。イデオロギー臭は、ほとんど気にならない。今現在も経済的帝国主義がめっちゃすごいことになってるが、20世紀初頭にもう今現在と似たような状況だったんだね...
2017/05/15

2017/05/10アランドロンの引退宣言。寂しい。おれはやっぱりヴィスコンティ作品の中のアランドロンがいちばん印象的だし、好きだ。 「若者のすべて」のロッコ「山猫」のタンクレディ。 「山猫」も「若者のすべて」も また映画館で観たい。ヴィスコンティ以外ならやっぱり「冒険者たち」「レッドサン」や「ゾロ」「サムライ」「仁義」なんかもけっこう好き。相生座/ロキシージャファル・パナヒ「人生タクシー」観る。これはよかったー。厳しい言論統制下のイランで映画製作を禁じられたパナヒ監督の作品。映画製作やら脚本執筆を20年間禁止されてる。こんな状況なのに、作品の手触りはコメディっぽくてめっちゃ軽快。自由自在な話法。すげえ。自らタクシーを運転し、カメラは車のダッシュボードに据えっぱなし。カメラは車内から出ない。つまり、公式には「私的な映像を撮っているだけで、映画など撮っていない」ってことになっているのだろうな。脚本も当然ないだろうし、セーフなんだと思う。据えっぱなしのカメラ一台だけでも、映画はできる。できるんだ!しかも面白い映画ができちゃう。カツドウ屋魂!ドキュメンタリーだが、フィクションも絶妙に混入する。いや、偶然フィクションみたいなことが起こったとゆーことにしておかなきゃいけないのか(笑)。フェイクドキュメントとゆー手法は特に目新しい訳ではないが、この作品の場合は、国がイランだし、事情が事情なだけに異様にスリリング。ものすごい制約の中の自由。車内から一歩も出ないのに「イランの今」がちゃんと見える。人生の一コマをちゃんと活写する。姪の女の子かわゆす。金魚鉢のおばあちゃん2人、いいなあ。森達也監督と松江哲明監督の短編も添えられて、贅沢な上映。森監督の短編は生真面目な寓話。松江監督は息子さんを撮った。超可愛い!にゃんこのミーツもちょっと出た!「ありがとう」にやられた。ちょい泣けた。『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』の前売り券ゲット。なんとなくホッとした。ヨーカドー地下こすげ亭で昼食かき揚げそば。ここでかき揚げそばを食うと、ここで背中を丸めてうまそうにそば食ってた親父の姿を思い出す。実家で軽く庭仕事。遅ればせながらようやく咲きました。うちのは赤がものすごく鮮やかです。じゃがいも、非常にいい感じだ。さすがに芽かきしなきゃいけない。近日中にやるぞやなぎやで昼食。おれは晩酌セット。生中2、小鉢2と料理一品で1500円。リーズナブルです。セットの料理は鶏から揚げをチョイス。おいしーオニオンフライ。これが超うまいのだ。ここに来たら必ず頼みます。大好物。家内はA定食、ピーマン肉詰め揚げ。今日も楽天は勝ち。ご機嫌です。わーい。
2017/05/14
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2017/05/09「ひよっこ」ちゃんと見てるよ。乙女寮の子たちいいね。青天目ちゃんが良い。夕方に備えてとにかくチャージ沖田×華/君 影草「はざまのコドモ」読。沖田×華は「毎日やらかしてます。 アスペルガーで、漫画家で [ 沖田×華 ]」を読んだことがある程度。沖田さんも手帳を取ったり特別支援に行ったこともないようなので、いわゆる「はざまのコドモ」だったわけだ。おれは以前から部活指導で中学生と接することがけっこう多くて、中には明らかに「はざま」の子かなってゆー子も居たりする。(だいたい顧問から事情は伺うので、はっきりわかります)特別支援ではなく普通のクラスに居るので、「はざま」の子。こーゆー感じの子、けっこう多いです。通常とはちょっと違う子。例えば何か「ある一点」に異常にこだわって、そこに気を取られると、他は何も見えなくなっちゃう子。そこに気持ちを100%持って行かれて、他のことに注意を向けることができない。明らかな多動の子も居た...。本当に様々。でも、みんなとてもいい子でかわいいのだ。ちょっと見はふつーですけどね。でもやっぱり変わった面は明らかにある。おそらく普通のクラスではつらく悲しいこともあるかもしれない。(だいたいクラスの方が残酷な環境なことが多いから)お母さんやお父さんの心配はいかばかりかと思う......部活の子たちはけっこう懐が深くて、おれが見てる限りではみんな仲良く、ちゃんとうまくやってる。結構なことだ。やっぱりね、周囲の大人よりも周囲の友だち。発達障害とは違うが、ちょっと重症な引きこもりくんも、部活の発表やジュニアオケにはちゃんと参加した。こいつが部活に現れた時の部活の子たちの対応はまあ、ごく控えめに言っても、非常に感動的な対応だった。当たり前に友人の「変わった部分」や「弱い部分」を受け入れて、気負うことなくいい距離感で仲良くしちゃう。素敵なことだ。(現在この子は引きこもりに飽きたのか、ちゃんと登校してます。)そんなこともあったりして読んでみた。読んでよかったです。考えさせられる作品。障害と健常の「はざま」でもがき苦しんでる人は実はとても多い。身体障害も発達障害も、同様。制度の谷間にハマってしまうと、どうにも身動きが取れない。制度はグレーゾーンを認めない。難しい。はざまのコドモ [ 沖田×華 ]ジンギスカン。米は食わない、これだけ。夕方に備えてしっかり昼寝。喉の調子はおかげ様でまあまあ。カンパニー松尾監督「私を女優にして下さい AGAIN 15」 とてもよかった。冷やし中華を出前で頼みたくなる。終盤のなんとも言えない寂寥感....これはAV。18禁。未成年のみんなは18歳になったらぜひ観てね。とてもおもしろいよ!母校の中学で部活指導。16時30分から。ホルスト「セントポール」組曲の1と4遼子ちゃんの指導も行き届き、こどもたちもおれの指示を頑張って守ってくれて前回よりだいぶ良くなったいた。よしよし。とりあえず週末に発表する1楽章中心で細かく練習。彼らの出番は18時くらいらしいですよ。興味ある方はぜひ寄ってみてください。当日は遼子ちゃん指揮です。おれは客席でのんびり聴かせてもらいますー。18時半まで。大声を出し続けたので、喉の調子は三歩後退な感じ(泣)。週末仕事あるわけでもないので、これでいいのだ。家内迎えにきてくれて帰宅。夕食。塩そば。うまーい。もちろんおかん飯のレシピ時々無性に食いたくなる。山椒がいいんだよね。親子でがっちょりおかん飯 [ 西原理恵子 ]
2017/05/10
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2017/05/08喉めっちゃ痛い。あきらかに風邪。風邪薬飲んで、マスクして終日寝倒す。明日夕方元気に中学行くことが目標。絶対に悪化させない。レーニン「帝国主義論」読み始め。ものすごく読みやすい。真っ赤っかなイデオロギーの本かと思いきや、ぜーんぜん違う。しっかり統計や数値から導き出される非常に緻密な論考。イデオロギーや主義主張に関わりなく読まれるべき著作と思う。帝国主義論 [ ヴラジーミル・イリイチ・レーニン ]昼食ラーメン。スーパーの生麺と小袋のスープ(みそ)太麺です。加藤泰監督「風の武士」(1964)観た。さわやかで明るい大川橋蔵は魅力的だ。中原早苗が「にゃおん」と言いながら登場したときにはびっくりしたが(笑)この作品の素直で若々しい演技の中原早苗は超魅力的だ。かわゆす。これがきっかけで加藤泰監督に重用されるようになったのは納得。桜町弘子と橋蔵の終盤の洞窟のラブシーンは超魅力的だが、おれは久保菜穂子と橋蔵が小判で遊ぶシーンの情感の昂まりにやられました。この作品はもちろん橋蔵をかっこよく魅せるのに力点を置いているが、優れて女性映画でもある。(桜町弘子、久保菜穂子、中原早苗、野際陽子)一応忍者映画の体裁だが、ふつーにチャンバラ映画でもよかったかも。この時期の加藤監督作品の中ではやや軽く扱われがちだが、ハッとするようなショットも満載で、もっと話題になってもいい作品と思う。名古屋場所の準備。Dvorak、おれは中間の2楽章を中心に考えてる。ここに魂があると思う。2は内容的には新世界の2楽章に迫る出来だと思ってる。夕食ポトフ風邪でしんどい一日でした。
2017/05/10

2017/05/07午前、実家で庭仕事。芝生の際刈り用のハサミ買ったので、ご機嫌で際刈り少し。道具大事。あと、草取り。万大で昼食。落ち着く落ち着く。みそラーメン。美味しい!スープが絶品。ひき肉ではなく、肉をみじん切りにしたものを使ってる。良い。麺を持ち上げるとこんな感じ。餃子。んまーい。ここの餃子、好き。家内はとろろうどん。ここのうどんや蕎麦は独特。とてもうまいです。帰宅して読書など。バルザック「ゴリオ爺さん」結局最後まで一気に読んだ。今は歴史的背景もよくわかるし、青春ショパンの関連もあるのでとても興味深く面白く読めた。多分昔の軽く10倍面白かった。夢中で読んだ。1819年のパリで、サロンに出入りして成り上がるためにめっちゃ苦労する青年の話。ショパンの姿に重なるところも非常に多い。だから当時のサロンのこと、パリのことが徹底的に生々しく細かく描かれる。ショパンやリストについての音楽書を読むよりも、これを読む方がずっと当時のサロンやパリについて肌感覚で理解が深まる。バルザックは「時を忘れて夢中になって読み進める」とゆー [小説を読む醍醐味] を味わえる作家。おれは大好き。学生時代、ハマってバルザックを耽読してたことがあった。「谷間の百合」「従妹ベット」「セラフィタ」「知られざる傑作」などを立て続けに読んだ。また読み返してみよう。絶対今の方がおもしろく読める。この点だけは年取ってよかったなと思う。バルザックは作品が多いのでまだ未読の作品がたくさんある。楽しみが多く残っていて幸せだ。DVDで田中徳三「兵隊やくざ 殴り込み」(1967)観た。シリーズ第7作。もうここまでくるとマンネリとかダレてるとかいちいち思わない。大宮と有田のコンビを見てるだけで幸せ。時々ちょっとくらいダレても良し。シリーズものはそれでいいのだ。シリーズが定着すると新作が観られるだけでうれしい。この作品で終戦=敗戦かー。終戦だからもう終わりだなあ、つまらん。細川俊之、今回はいい人役。素晴らしい。今回の悪役は小松方正と安部徹で二枚で盤石だがあまり活躍せず、残念。野川由美子出てて嬉しい。最高に魅力的。若い時期の岩崎加根子のかわいいこと。楽天また勝った。心配になるほど強い。うれしいけど。夕食、秋刀魚など。</font>
2017/05/09

2017/05/05家内と須坂。ホームラン亭で昼食。少し早めに入ったが、もちろんすでに満席。さすが!10分くらい外の椅子で待った。ラーメン700円。家内はチャーシューメン。チャーシューメンはチャーシューが2枚増える。見た目はあまり変わらない。メセナホールへ。駐車場満車を恐れて早めに行った。ロビーでこうちゃんに会った。今日はご機嫌で満面の笑顔でヨダレをたくさん垂らしてた。かわゆす。メセナホールオーケストラの演奏会聴く。レスピーギリュート第一組曲。いい曲。実演を聴くのは初。貴重な機会。チェンバロもハープもよく聞こえて、古雅な雰囲気を楽しんだ。テレマンの協奏曲。綾乃、よかったー。感無量。しみじみ聴いた。予想してたよりもずっとよかった。音も前に出てたし、よく歌えてた。よくここまで弾けるようになったなあ。綾乃のことをいろいろ思い出しながら聴いた。うれしく幸せなひと時でした。後半はまさみちゃんのリスト。協奏曲1番さすがの出来栄え。うっとり聴きました。素晴らしかった。常に安定してハイレベルの演奏をキープし続けるまさみちゃん。すごい。アンコールのカンパネラのホールに溶けて行くような高音部の鐘の音色がとても印象的だった。最後にガランタ舞曲。かっこいい。好きな曲。実演に接するのはドイツ以来。もっと演奏されるべき作品と思う。オケはよく盛り上がってとてもよかったー。みなさんお疲れ様ホームセンター寄って帰宅。DVDで増村保造「痴人の愛」(1967)観る。「遊び」観て一気に増村熱に火がついた。とても面白い◎。力作。斬新だけど古典的。たぶんおれは初めて観る。増村保造はけっこういろいろ観てるつもりだが、落ちてるのがかなり多い。なかなか劇場では観られないが、DVDやネットで少しずつ拾っていこう。小沢昭一、あまりに最高すぎる。マゾヒズムの極北に迫ってる。安田道代。素晴らしい。若き田村正和、よかった。馬のシーンすごい。この作品にも医者役で内田朝雄が出演。見た目がちょっと神足さんを思わせるような感じだった。谷崎潤一郎の原作どんなだったっけ...すっかり忘れてる。また読み直そう。夕食頂き物の たらの芽など。天ぷら。うまい!旬のものはいいな。野菜だけ食ってたってことだね。米は食わない。
2017/05/07
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2017/05/06終日自宅、断続的に名古屋の準備いろいろ。読書など。仕事用の読書。バルザック「ゴリオ爺さん」久しぶりに手に取った。青春ショパンの関連。この作品の舞台は1819年のパリ。執筆は1834年、出版が1835年。まさにショパンと同時代の文学なのだ。部分的に読んでもよかったのだが、読み始めて見ると、あまりにおもしろすぎてそうもいかなくなった。短い小説ではないけど、ぜんぶ読んじゃうことにした。昼食。天ぷらの残りで白石温麺はたけなか 白石温麺 うーめん 100g×3束夕食。ホッケ干物など。「ボク、運命の人です」第四回観る。おもろい。「逃げ恥」以降ドラマを観るようになった。倒れる前はけっこう観てたのに、何年も映画はもちろんテレビからも遠ざかってた。
2017/05/06

2017/05/04ゆっくり朝風呂。もちろん名古屋っぽくドデスカ見る。チェックアウト吉野家で朝食。豚丼330円。おれは吉野家の豚丼けっこう好きです。午前からまたしてもスコーレ。昨夜のトークを踏まえて「シネマ狂想曲」、引き続き「赤線地帯」。「シネマ狂想曲」二回目の方がさらに楽しめた。これ観ると、仕事したくなる。「仕事」について考えさせられる。ガイキチな坪井さんの仕事に対する姿勢を見るのは刺激的だ。いい刺激もらいました。元気でた。ジャンク品のVHSやLDを漁りにいく坪井さんたちの姿はまるで救出劇の戦士のようだ。坪井さんの激熱な映画話を冷たく受け流すスコーレの女性スタッフさんの塩対応には笑った。白石監督のTシャツ着てご機嫌に舞う支配人の姿が最高。いやあ、支配人も熱い人だなー。素敵です。支配人と副支配人の趣味嗜好の違いがうまくブレンドされて、スコーレは実にいい塩梅になってるってことでしょうか。素晴らしい。スコーレはおれは80年代にいちばん通ってた。いろいろ観たー。日本映画の古典的名作からピンク映画まで。ホントに色々。好きな映画館。思い入れあります。90年代は半分日本にいなかったし、それ以後倒れるまでは全く余裕なく、映画館に行くことも、DVDで映画を観ることすら激減した。その後倒れてからしばらくは身体も精神も余裕なく(ひどい鬱だったし)正直 生きているだけでやっとだった。映画どころではなかった。長野以外で映画なんてとんでもなかった。で、ようやく戻りつつあるとゆー感じか......おれはいわゆる芸術的古典的名作からピンクまで扱い、HMJMとも深く関わりのあるこの劇場の姿勢が大好き。午前も上映後に舞台挨拶があった。得した気分。坪井さん本当に目の前だったー(⌒▽⌒)引き続き溝口健二「赤線地帯」(1956)。これはずいぶん久しぶりに観た。何度観ても凄まじい映画。売春防止法成立の頃のお話。加藤泰も「骨までしゃぶる」で同じ時期の遊郭を扱ってる。加藤泰も溝口健二もどちらも遊郭の悲惨な現実を徹底的に描くが、加藤泰がそれでも希望に満ちた未来に進もうとするのに対して、溝口健二は絶望を残酷なほど冷静・冷酷に見つめる。奥行きのある画面に圧倒された。宮川一夫。ニコニコ堂の十朱久雄、いいなー。加東大介出番少なくておれはちょい残念。ウルトラ守銭奴で狡猾な若尾文子、やっぱりエロくて最高。こーゆーの演らせて彼女の右に出るものなし。この作品の京マチ子(ミッキー)は超絶魅力的。やられた。グラマーでちゃらんぽらんで、関西弁がめっちゃかわいい。自分を連れ戻しにきた実の父親に「ショートで1500円でどう?」などと迫る烈しい面も見せるが、ちゃらんぽらんでいい加減なのに、遊郭「夢の里」の中で実はいちばんピュアで優しい子。息子に拒絶され、発狂する三益愛子。凄い。木暮実千代、素晴らしすぎる。生活に疲れた雰囲気満点なのに、なぜか異様にエロい。木暮実千代の不思議。進藤英太郎と沢村貞子の置屋の経営者夫婦、素晴らしい。浦辺粂子は言うまでもなく最高。大満足でスコーレを後にし、名駅。ほとんどスコーレの中で過ごした二日間。超楽しかった。14時の「しなの」で長野へ。仕事抜きで名古屋なんて超珍しいけれど、今回はいても立ってもいられず来ちゃった。坪井さんのガイキチが感染。完全に巻き込まれた。悔いなし!楽しいGW になった。身体は依然不自由だが、精神的にはかつてシネマテークやスコーレに通いつめてた頃のおれに戻ろうとしてるのかもしれない。感謝!14時のしなので長野へ。チューハイ飲んで爆睡。あっとゆー間に松本過ぎてた。木曽谷を寝て過ごせたのでおれは勝ち組。記念にバッジを買ってきました。「VHSは立つ」駅で家内と合流して久里多。ここは好きなお店だ。料理うまい。メニューの種類多くて楽しい。ママさん優しい。居心地よし。せっかくゆみちゃん帰ってきたのでってことで夕ごはん会。ゆみちゃんお元気そうで何より。楽しい一夜でした。
2017/05/06

2017/05/0311時の「しなの」で名古屋。ほんとは10時の「しなの」で行きたかったが、満席で取れなかった。11時の指定がやっとギリギリ取れた。14時名古屋着。人多いなー。うんざりだ。大急ぎでシネマスコーレへ。今年はけっこうスコーレに通ってる。「ざ・鬼太鼓座」と「BiS誕生 / SiS消滅」を観てる。まずは予約してあった夜20時の樋口智彦監督「劇場版シネマ狂想曲 名古屋映画館革命」の上映と上映後のイベントのチケットをゲット。これで安心。で、14時10分からの増村監督の「遊び」を観る。ギリギリセーフ。もう予告編やってた。よかった。おれの びっこの足でも間に合った。増村保造「遊び」(1971)おれは初めて観る作品。大映断末魔の時期の作品。強靭で美しい映画。感動した。関根恵子、超絶魅力的で悶絶。やられました。そりゃあもう大門正明のことなんざ関根恵子にはお見通しに決まってる。それでもまっすぐに、あまりにもまっすぐ恋愛に殉じる関根恵子の姿は感動的に美しい。若き日のキレッキレにマッドな蟹江敬三、良かったあ。こーゆー感じの内田朝雄は初めて観た。内田朝雄の芸の幅の広さを改めて思い知らされる。終盤。穴のあいた浸水する船で漕ぎ出す大門正明と関根恵子。暗喩としてはあまりに直球で、いくらなんでもわかりやす過ぎるかなとも思うが、作品に異常なパワーがあるので、このシンプルさが却って強力な説得力になってる。こーゆーわかりやすい暗喩がたくさん提示されるが、そのことが浅さや安っぽさに繋がらないのがこの作品の凄み。関根恵子と大門正明のカップルが、とにかく眩しいほどにシンプルで力強い....関根恵子が思い切りよく脱いで、しっかり絡みもあるので、そこだけで語られがちなのが惜しい。もちろん関根恵子は脱ぐし、途方もなく美しい身体。でも、中心はそこじゃない。観ればすぐにわかること。ものすごい「純」な映画。本当に、恥ずかしくなる一歩手前まで行ってる。スタッフもキャストもそこまで行くことを全く恐れてない。いつも正面から全力でシンプルにぶつかってる近くのホテルにチェックイン。ここもようやく取れたホテル。さすがGW。どこも混んでる。さて、いよいよ20時から樋口智彦「劇場版シネマ狂想曲 名古屋映画館革命」入場前に入り口で松尾監督、HMJMのアキヒトさんとちょっとお話できてうれしかったー。めっちゃおもしろかった。これはできる限りスコーレで観るべき映画。ついさっき入口で見た松尾監督と坪井さんのツーショットがそのまま映写される。上映が終わると坪井さんも松尾監督も実際に登場してスクリーンの前で話し、快くサインもしてくれて、言葉もかけてくれる。これこそ究極的トビダシステム。貞子の世界。スコーレの場内の上映中の模様が映し出されるスクリーン。それを実際にスコーレ居て観ている自分...。目眩のするような体験です。名古屋以外でも上映されるといいな。まあ、スコーレの鑑賞がベストだろうけど、名古屋以外のみなさんにもぜひ知って欲しいし、名古屋以外の人たちの反応は興味ある。おれも東京や長野でこの作品を観たらきっと違う感覚で観るはずだ。違う感触や感慨を得られそう。あのビデオ部屋は確かに狂ってるけど、同時にある種の宗教的安らぎも感じる。坪井さんも墓と言ってますね。確かに宗教的な何かがある。棚に整然と収まっていないのがいい。「VHS同士で支え合って並んでるのがいい」(笑)多くの人がそうだと思うが、おれもPGの雅(みやび)さんのコラム(愛読してます!)で、この部屋の写真付きの衝撃的な記事を読んでこのガイキチ部屋の存在を知った。VHSが失われつつある文化ってのもそうだろうし、VHSでしかあり得ない映画の世界があるってのも、ちろんそうだろう。そーゆーところに坪井さんがハマってゆくのもわかる。でも、個人的にはVHSの中身がフィルムに近いテープであることも大きいような気がする。中身がデジタルの信号であるDVDとは感覚が全然違う。ビデオは映画の一コマ一コマがそこに内臓されてるとゆー生々しい実感がある。クローネンバーグのヴィデオドロームやリング(貞子)も、ビデオだから成立するもの。坪井さんもビデオテープのこういったある種の生々しさに魅せられているのかなと思う。「身体性」とゆー言葉を使ってみてもいいかもしれない。「VHSは立つ!」(笑)アメカル参加してみたいなー。淑徳の講義も興味深いです。聴講システムないのかな...。副支配人坪井さんの密着だけでなく、支配人の木全さんのこともしっかりと語り(エドワード・ヤンに驚く。台北ストーリーはスコーレで観よう)、名古屋の映画館事情にも触れる。名宝劇場も東映も懐かしかったー!思った以上に重層的な出来栄え。劇場版はテレビ版にだいぶ追加してるらしいですね。いい感じにまとまってるー。支配人の話になって、若松監督の方に行くかなと思ったけど、行かなかった。行かなくてよかった。行ったら戻ってこれない。たぶん。おれが学生時代通っていたほとんどの映画館が今はもう無い...それでも残ってるスコーレ!すげえ。シネマテークも残ってる!坪井さんのキャラもあって、楽しいドキュメンタリーになってるが、語られてる内容は深い。深いのに難しさや固さは一切なく、全体としてとても楽しく出来上がってる。終演後のカンパニー松尾監督と山口雅(みやび)さんと坪井さんのイベントも超楽しかった。このお三方の解説付きでHMJMのテレキャノ、BiSキャノからBiS/SiSまでの劇場作品を映像付きで一気に振り返るとゆー贅沢。興味深いお話たくさん。イベント後には坪井さんと松尾監督と雅さんのサインをいただきました。ありがとうございます。雅さん作のパンフは、デザインが洒落てる上にものすごく充実した内容。しかも安い!内容ぎっしりすぎて休憩時間にざっと読むなんて不可能。じっくり読むパンフ。ホテル戻って、パンフ舐めるように読みながらセブンの蒙古タンメンのカップ麺食ってビール飲む。金ちゃんヌードルのつもりだったが、気分的に蒙古タンメンだったのだ。大満足のいちにち。
2017/05/05

2017/05/02午前、家内と実家。がっつり庭仕事。もうちょい!早く咲かないかな。ジャガイモやほうれん草の芽が出てきた。良かった。あまり気温上がらず、発芽に時間がかかる。帰宅して昼食。カムジャミョン。んまい。ジャガイモ麺【4個SET】■韓国食品■輸入食品■輸入食材■韓国食材■韓国料理■韓国お土産■韓国ラーメン■じゃがいもラーメン■じゃが芋麺■非常食■防災用■防災グッズ■乾麺■インスタントラーメン■ラーメン【YDKG-s】【SBZcou1208】午後、ホームセンターで買い物偶然こうちゃんに遭遇。ちょい御機嫌斜めでしたが、それでもたくさん足に触らせてくれました。かわゆす。ネルケ無方「曲げないドイツ人決めない日本人 ドイツ人禅僧が語る日本人の才能」読◎。ネルケさんの本は久しぶりに読んだ。とてもおもしろい◎単なる比較文化論にとどまらず、移民問題、ドイツの政治状況、原発問題まで話は及ぶ。とても読みやすい。ドイツ在住の人、在住経験のある人はより面白く読めるんじゃないかな。曲げないドイツ人決めない日本人 [ ムホウ・ネルケ ]名古屋場所の準備はDvorakに集中してる。まずSchubert の復習をしなきゃいけないけど、気が重く、なかなか取り組めずにいる。 トリッパとマカロニ少し。サラダ。レンズ豆の煮込み(バルサミコ酢をかけて食べる)瓶はワインではなくバルサミコ酢の瓶です。今日は酒飲まなかった。
2017/05/04

2017/05/01「ひよっこ」向島かー。玉の井だよね。永井荷風の世界。思い立って永井荷風「向島」「向嶋」の二編読む。所用で家内と松本へ。ここんとこ松本に行く用事がけっこうある。月末にもう一回行く(信大オケ定期)。松本の中はバスで動いた。地理もわからない上にバスの路線の感じ全くわからずドキドキ。土地勘皆無のところで路線バス乗るのは緊張する。長野市と同じバス会社(ALPICO)なので安心感あった。天気荒れ模様で残念。用事済ませてバスで駅に戻る。慣れないことするのは疲れる。駅ビルのからあげセンターで昼食。超満席でだいぶ待った。でもせっかくだから待ちました。どどおーん!でかっ!山賊焼き(単品)680円。山賊焼きボリュームありすぎてご飯要らない。ハイボール2杯。ここは駅ビルの店なのに、早い時間から完全に飲み屋モードなのが良い。気に入った。昼前から飲める。無料の ガリもやし も美味しい。家内はターザン焼き定食。980円大量の野菜がのって「二郎」的な感覚。ど迫力だったが、写真撮るの忘れた...普通列車でのんびり長野へ。車中はおれも家内も爆睡。バスで帰宅。夕食。サバ灰干しなど。ごはん食べない。長野駅で買った琉球ハブボールハーブとハブをかけてるんだね。ひと口目は「ん?」と思ったが、おれはけっこう気に入りました。琉球ハブボール6% 350ml 【南都酒造所/お酒/ハブエキス/13種類のハーブエキス/シークヮサー果汁入り/ハブ原酒のハイボール/エナジー】春日太一「不屈 松方弘樹 時代劇への遺言」読◎。素晴らしい。読んでよかった。本当に勉強になりました。音楽や生き方にも繋がる言葉で溢れてる。何本も観るべき作品が増えた。わくわくする。松方弘樹、安らかに。
2017/05/02

2017/04/30午前、芸術館。堤先生の発表会のリハにお邪魔してももかちゃんとひとみちゃんの動画撮る。青春ショパンももかちゃん5/20、ひとみちゃん7/16です。みなさん「青春ショパン」よろしくお願いしまーす。先生、会場に入れていただいてありがとうございました。(ももかちゃんの動画はこちら と こちら)(ひとみちゃんのはまた後日アップです)いったん、実家に戻る。あつい。南屋さんのおやきで昼食。死んだ親父はここのおやきが世界一旨いと言って譲らなかった。おれは譲らないってことはないですが、ここのは最高にうまいと思ってる。加藤家は本当にここのおやきしか食わない。おれもここのおやきが基準。おれはのびろとなす午後、芸術館戻って堤先生の発表会の本番途中から(20番から)、聴かせてもらいました。長かったですがけっこう楽しく飽きずに聴くことができました。みんなそれぞれ頑張ってたー。もちろんいろんなレベルの人がいるんだけど、どんなに初歩の子でもちゃんとその子の独自の音色を持っていて、音楽がある。当たり前のことですが、とてもおもしろかった。男の子たちのがんばりがとても印象的でした。ラスト3人の若手ピアニスト(含:ももかちゃん、ひとみちゃん)と先生の演奏はやっぱりさすが!ホームセンターで買い物して帰宅。夕食赤マンボウ。塩焼き。豆腐とネギの鍋。ネギは我が家のベランダのプランターで栽培したもの。立派にできた!超うまい。「ボク、運命の人です」の第三回の録画。おもろい。やっぱり山Pいいなあ。菜々緒がとても良くて驚いてる。渡辺江里子、超素晴らしい。
2017/05/01

2017/04/29GWスタート。午前、おれは実家でレッスン。家内はチラシの挟み込み。昼、家内は「人生フルーツ」観に行ったおれはまずヨーカドー地下こすげ亭で昼食。冷やしたぬき。470円。冷やしたぬきがおいしい季節になってきたなー。長野グランドへ。混んでたー。さすがGW。びっくり。大勢の女の子たちの中で、「場違い感」満点状態で観る。全く気になりません。永井聡監督「帝一の國」◎。予想よりずっと良かった。男だらけの映画。楽しめた。開き直ったかのようなものすごいオーバーアクトが、この作品の場合はいい方向に作用してる。おれはもちろん菅田将輝くん狙い。山戸監督の「溺れるナイフ」以来ずっと注目してる。菅田くん、すごいー。圧倒的。古屋兎丸先生の原作は数冊読んでいた。映画化のニュースを聞いて、赤場帝一を菅田くんが演じるなら観なきゃいけないと思ってた。菅田くん、圧巻だったー。キャストはみんなとてもよかった。菊馬の野村周平くん、超良かった。志尊淳くんの光明はマンガそのもの。驚愕。千葉雄大くんの森園はちょっと異様な魅力があった。やられた。永野芽郁ちゃんの美美子よかった。綺麗に決まるキックが素敵。Mっ気がある人は芽郁ちゃんに思い切り蹴られたいと思うだろう。吉田鋼太郎さんとのテストの採点の場面は大笑いした。すごいマイムマイム事変(笑)文化祭の太鼓のシーンはよかったが、やっぱり太鼓のシーンは本番だけだとちょっともったいない。文化祭のシークエンスは全体的に駆け足すぎかなと思う。やっぱり文化祭って華があるし、とても映画的なのに...この作品の場合は選挙のシークエンスが大事だから、文化祭は太鼓の本番に絞ったのかも。全体にBL的要素が意外と薄く、ちょい残念。せっかく男子校が舞台なんだし、こんなにいい男ずらりと揃えたんだから、もっと大胆に踏み込んで欲しいと思う。原作、ぜんぶ読もう....。映画の間にざっと雨が降ったようだ。実家の庭にはありがたい雨家内と合流して帰宅、夕食チキンカレー。ご飯(雑穀米)、めちゃ少なくした。たぶん100g以下だと思う。
2017/05/01
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