June 14, 2015
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カテゴリ: 科学と技術
●私は未来の社会の姿には関心があるが、未来の技術がどのようになるかについてはそれほど興味をもっているわけではない。というのも、技術は常に両刃の剣で、技術の進歩が必ずしも人間を幸福にするとは限らないからである。貧しいなりに、社会や経済のシステムが人間的であれば、相応の幸福は得られると考えている。しかし、技術が社会の在り様を変えずにはおかないために、関心をもたざるをえない。

●NHKが今年番組放送した『NEXT WORLD』を本にまとめたものがNHK出版から出版されている。番組放送されていない内容のものも含まれている。46項目が次の3つに分類されて紹介されている。
 1.命と身体         15項目
 2.生活とフロンティア    16項目
 3.人工知能と未来予測    15項目


●ここに紹介されている技術はそれなりに根拠があり実現可能なもののようだ。これらの技術が実現される未来の世界は、確かに現在の世界とは次元の異なる世界になるのかもしれない。素晴らしいと思うよりも何か恐ろしさを感じる。というのは肉感的な世界ではなく、SF映画のマトリックスのような超技術が人間社会を支配しているような世界に見えるからだ。人間が生きたままアンドロイドのようなものになったり、寿命が何百歳にもなったり、人間の五感だけでなく感情や心の領域にまで進入してくる時代になるのかもしれない。
●技術の進歩は人間社会を物質的のみならず精神的にも豊かにするものでなければならないと思っているのだが、人間の関係性が資本主義経済システムに支配され、利潤追求動機で動いている社会にこのような超技術が世界の隅々まで普及したらどうなるのだろうか…とそら恐ろしく感じられる。

●ミチオ・カクさんは物理学者で未来の技術に明るい人のようだが、社会や経済の未来の姿にもうすこし興味をもっていただけないものだろうか。





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最終更新日  June 14, 2015 03:20:34 PM
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