
今年度最後のおはなし会。今日は保護者の方も3名見えていて緊張する。
最後のおはなし会に選んだのは、日本の昔話からは「ねずみじょうど」、そしてグリム童話の「七わのからす」である。
10回目で最後のおはなし会というのが子どもたちにも何らかの感慨をもたらしているのだろうか、今までになく集中してよく聞いてくれた。特に「七わのからす」は難しいかなと思いながらの挑戦であった。実は、もう7、8年以上前に幼稚園で語ったことがあるきりで、この頃はどこでも語っていなかった。
少しゆっくり目に語ったが、途中でだれることなくちゃんと聞いてくれた。不思議な世界がそれなりには伝わったのであろうと思うとうれしい。
絵本はよく読み聞かせで使う『よかったねネッドくん』(チャーリップ)と久方ぶりに読む『いつかはきっと』 (シャーロット・ゾロトフ)。これもいつもよりも静かによく聞いてくれた。最後だと思ったからか、あるいは保護者の方がいたからかちょっと遠慮気味な反応であった。
『いつかはきっと』は、だれでも持っているであろう「こうなったらいいな」という願い、たとえば長い髪、一人前の女性として扱われること…などが次々に描かれる。いつかきっとこうなるという具体的なテキストに、子どもたちも、そして保護者や先生も共感してくれたように思う。これから小学校に入る子どもたちに素敵な未来があるようにとの願いを込めて読み聞かせた。
保護者の方たちに聞いてもらうというのは緊張感もあったが、終わってからすぐに「また来年度もお願いします」との言葉をいただいた。よかった!
そして、子どもたちからは手紙と折り紙で作ったコマなどのプレゼントをもらった。手紙に書かれていたのは、それぞれの子どもが好きなおはなし。「ホットケーキ」「三びきの子ブタ」「ひなどりとねこ」・・・どれもよく聞いてくれた。また、頑張ろう!という力が湧いてくるおはなし会となった。
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