被災地仙台の友人や姉、名取の母に電話。みんな津波も家屋の倒壊も免れているが、ライフラインの復旧に関しては地区によってさまざまなようである。ガスの復旧が一番遅れているが、それも今月中には何とかなりそうだという。
物資もなんとか回るようになったらしく、スーパーやデパートでもそんなに並ばなくてもほしいものが手に入るようになったという。ただ一つガソリンだけは不足しているらしい。
「どんな状況なの?困っていない?」という私の問いかけに、母も含めてみんな「安定した生活をしているよ」と答える。
この落ち着き、欲のなさは感嘆すべきものがある。新聞やテレビなどで報道される被災者もみんな謙虚すぎるくらい謙虚である。もう少しわがままを言ってもいいのにと時に思ったりもする。
友だちの母上(母上自身も私の友人である)から、「おいしいかまぼこが食べたい」との言葉を聞いてかえって安心した。昔から気兼ねなく本音を言いあえる人である。「かまぼこ以外には何かほしいのがある?」との問いへの答えがまたふるっている。「カップ麺、まるちゃんのノンフライ麺がおいしいのよ」とのこと。
うっかりしていたが、昨日からようやく宮城県にも宅配便を送ることができるようになったという。さっそくスーパーに行ってかまぼこやら昆布巻きやらの富山特産の海産物を買い込んできて送った。もちろんまるちゃんのノンフライ麺も。
二人暮らしなのに多すぎたかなと後で思ったが、具体的な何かをできることがうれしくてつい張り切ってしまった。今はそんなことくらいしかできないのだから。
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