とうとう、昨日から東北3県を除いてすべてがデジタル化されたという。
我が家のテレビは一昨年買い替えたときにデジタル化された。うちのようにテレビが1台しかない家はそれで済むのだが、家族が多い場合、特に老人の場合はどうなのだろうか?
現に私の実家では、リビングのテレビは新しく買い替えたが、母用のテレビはまだ買い替えていないはずである。被災地は来年3月まで延長されたので、今のところ心配はないのだが。
デジタルテレビは確かに画像がきれいである。買い替えたばかりの頃の興味深いエピソードがある。
NHKの番組を見ていた時のこと、それまで眠っていたような猫が起き上がってテレビの方に顔を向けたかと思うと、やおら画面に向かって手をのばしたのである。ちょうど、どこやらの島の鳥が映し出されていた。
あわてて猫の手を抑えたが、もう少し遅ければ確実に画面をひっかいていたことだろう。それほどにデジタルの画像は鮮明である。
しかし、と思うのである。誰もが鮮明な画像や双方向の放送を望むわけではないだろう。特にお年寄りは、誰かの声が聞こえないとさびしいからという理由でテレビをつけている人も多いと思う。そういう人に、それならラジオで十分だろうと言うのは乱暴すぎる。
だが、このデジタル化にあたってテレビからラジオへ鞍替えする人もいるようだ。
本当にデジタル化は必要なのか。たとえ必要だとしても、それに伴ってアナログ放送を終了するというのは国の横暴ではないか。
もちろん今更そんなことを言っても遅いのはわかっている。だが、それについての国民的合意がなされていなかったのではないかと、今になって思うのである。
読んでくれてありがとうございました(__) 2011年10月23日
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