
S保育所、久しぶりのおはなし会。この保育所は小規模で郊外にある。祖父母と一緒に住んでいる子どもたちも多い。大人の目が行き届いているせいか、比較的落ち着いていて、おはなしにも集中してくれる。今年の子どもたちは特によく話が聞けるように思う。
プログラムもついつい欲張ってしまう。しかも、次は11月。というわけで、おはなしは「なら梨とり」「ついでにペロリ」、こどもたちと一緒に指を使いながら「ブラックさんとブラウンさん」。そして絵本は『おおきなおおきなおいも』『うちゅうひこうしになりたいな』の2冊。しめて30分。
「なら梨とり」はこの2,3年はやっていなかった。年長児には難しくなってきたかなというのがその理由だけれど、思ったとおり真剣な表情で聞いてくれた。
「ついでにペロリ」は、早くから笑ってくれた子がいた。だんだん笑いが広がっていって、とても楽しく聞いてもらえた。
「ブラックさんとブラウンさん」は、一緒にやってもらった。話が終わってからもう一度指の形を確認。
絵本『おおきなおおきなおいも』は「家にある!」という子が二人。なかなかいい反応。
「うちゅうひこうしになりたい人!」と聞いたら誰もいなかったけれども、『うちゅうひこうしになりたいな』を読み始めるとすぐにひきつけられたようだ。 1993年刊の再刊だというが、とてもシンプルでよくできた本だと思う。宇宙の濃い青い色がとてもきれい。
子どもたちの前で読むのは初めてであった。読み進むうちに「すげー」というため息のような声が漏れる。それも、何度も。よけいな説明もないのがかえっていいのかもしれない。読み終わったときには、宇宙飛行士になりたいと思った子どもがきっといたはず。読み手もとても満足できた。
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