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最近の観劇は、初日か千秋楽のどっちかがほとんどだなとふと思ってしまう。何年か前には、昼観て夜も観て次の日の昼も観る…なんてことが時々はあったし今週も観て来週も観る予定でできれば毎週でも毎日でも観たいと思うことしばしばだったが。初日とか千秋楽とかの明らかに客席も舞台上も盛り上がるに決まってる日じゃないと観に行く気がイマイチ起きなくなってしまった。ということで、サウンドオブミュージック名古屋公演初日。行ってきました(笑)映画版は何回も観ているあたし。なので舞台でどれくらいの再現率だろうと思っていたけどまあまあの再現率だった。マリア役の井上さんも、アイーダみたいな姫系キャラよりは断然合ってるし歌と声の違和感もないし、よかった。子役ちゃんたちも初日の緊張感なくのびのびやっていてちゃんとプロの仕事できてたし。しいて言えばあたしが一番好きな曲である♪Climb Every Mountain のパンチがイマイチだったかなぁ。修道院の院長役、佐和さんの声量がもう少しほしかったなと。全体的には、ストーリーも曲も知っているので大ハズレはないことがわかっていてしっかり安心してみることができた。ただねー、初日とは言えやっぱり子ども連れの観客が多くって。暗転すると泣き出したり「終わり?」って声がしたりで集中はできなかったんだよなぁ~…。まあ、リトルマーメイドよりは今後も観にいく確率はある演目、かな。
June 15, 2013
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パッサパサの、おいしくないケーキを食べながら時間をつぶした後に移動したのは浜松町にある四季劇場“秋”せっかく少なくない交通費をかけて東京に来るんだから観劇1演目のみではもったいない(?)ということで超ひっさしぶりに、ライオンキングを観に来たのだ~。東京行きの1~2週間前から東京でのライオンキングのキャストをチェックしていたのだけど前日の時点で、スカー役が川地さんだったのでチケットをゲットすることに。あたしの中でのベストスカーは今のところ川地さんなので^^スカーが川地さんじゃなかったらわざわざ浜松町まで行かずに帰ってたかもしれない。そしてなんと、ザズー役はオリジナルキャストでもある明戸さん。更に、シンバ役は北澤さんで、ナラ役は熊本さん。一体、何年前のキャスティングなんだ…^^;開演してからは川地さんのかなり邪悪なスカーを楽しみつつ久々の生パーカッションも楽しみつつで予想以上にいい感じの内容でありがたかったんだけど…。斜め後ろの席にいた4人家族。3歳くらいと5歳くらいの男の子連れだったんだけどその子たちがいちいちしゃべっちゃうんだよね…。しかもわりとフツーの声量で。暗くなるたびに「終わり??」草の役の人たちを見て「あれ草??」こわめの曲や歌だと「こわい~~~」ムファサが死ぬと「死んじゃったの?なんで?」・・・。この演目は、子どもにもぜひ観てほしい演目だとあたしは思っているし自分の甥っ子にも何年か前に観せたことがあるから子どもがそういう反応をすることはわかってるしそれ自体は全然否定しない。ただね、子ども二人の両側にいるご両親。例えば「しーっ」て言うとか「小さい声で言いなさい」とかそういう対応をあたしとしては望んでいたんだけど子どもをまったく注意もしないし親子観劇室に連れて行くわけでもなく。そこそこ品のある感じの家族だったのにそういう配慮もできないのか、とがっかり。これでは、せっかく内容がいいのに気になって落ち着いて観劇できない…。ということで、幕間に劇場のおねーさんに相談。幸か不幸か、この日は場内、満席ではなかったこともあり元々座っていた上手側から下手側へ移動させてもらえることに。2幕は1幕より落ち着いて楽しむことができた^^終演後、スタスタと劇場出口へ向かっていたところ劇場のおねーさんが「お楽しみいただけたでしょうか?」とわざわざ声をかけに追いかけてきてくれた。こちらがわがまま言ったのに、申し訳ない^^;多少いろいろあったとは言え楽しめた1日ではありました~。(またも観光もグルメもまったくなし…。)
April 28, 2013
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ついに日本初演となったリトルマーメイド。電話やネットを駆使したがさすがに初演の初日はチケット取れず取れたのが初日から1週間後の土曜だった。ということで、先週の土曜日、東京へ行ってきた。お昼に東京に着き駅ビル的なところでテキトーにお昼を食べいざ劇場へ。で、開演。(ここから先は、若干のネタバレと 辛口評価となりますのでご注意ください)アリエル役の谷原さん。歌はけっこうよかったです。久しぶりに、ストーリーも感情もとっぱらって「歌声のすごさ」で泣けました。舞台上はほぼ海の中という設定なのでキャストの皆さんは常に体をクネクネ動かしていなければならず(水泳のバタフライのときみたいな状態)それがホントに大変そうだなぁと。あとは、王子役の上川くんも海の王様役の芝さんもうまいけど、何も上川くんや芝さんじゃなくっても…、って感じ。別に誰でも成立するっていうか。そんな1軍俳優さんをキャスティングしなくっても、っていうか。あ、フロットサムとジェットサム役のおふたりは実はすごいと思ったなぁ。ローラースケートやりながらの演技だしけっこう芸達者だな、と。ストーリーは、ザ・ディズニー。美女と野獣と、ライオンキングを足したような感じの海バージョン、と(苦笑)舞台美術というか、装置や衣装も、美女と野獣と、ライオンキングを足したような感じの海バージョン。なんか理不尽なエピソードもたくさんあったな。アースラが持ってる魔法の貝、アレを壊すとなんでアースラも滅びることになるのか。トリトン王はアリエル以外の娘には厳しいのにアリエルにだけ甘すぎやしないか。契約書に自らサインしたのに、なんでアリエルの声は戻してもらえるのか。借金を踏み倒した末、さらにお金もらえる的な設定は契約社会のアメリカで受け入れられたのだろうか。・・・などなど。結論としては、この演目、そうちょくちょく通うことはないかな。っていうか、もう当分は観ないであろう。うん。まして、アリエルが秋夢子さんになろうものなら…その悲惨さは想像できるので、観ないし。秋さんに適した音程の曲はないし、声質も秋さんのは向かない。次の予定まで時間があったのでコーヒーショップでアイスコーヒーとケーキを注文。しっかし、ケーキがパッサパサで超マズだった。食べ物を基本残さないこのあたしがケーキを残すという事態になるほどのマズさだった。
April 20, 2013
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4連休の、2日目。もう、仕事のことは無理やり今日だけ忘れて過ごすことにした。実は昨夜ネットでチェックしていたら劇団四季『ウィキッド』のキャストがけっこう変更になっていることに気づきえ~いっっ!!と、チケットの予約をしてしまい。超久しぶりの観劇と相成りました。エルファバ役樋口麻美さんも初見だったフィエロ役松島勇気さんもすごく良くって。1幕終わりですでにかなり泣けていたあたし。2幕始まってすぐの場面でももうグシュグシュ泣けていて。仕事のことをほんの一瞬忘れられてこんな感覚はとても久しぶりだった。ところで。休憩中の通路でどこかで見たことのあるお顔を発見。なんと、観劇仲間(?)で同僚の、K氏だった^^こんなところで知り合いにしかも偶然出くわすなんてたぶん初めてだと思う(苦笑)超最近、無事に第1子ご誕生とのこと、本当におめでとうございま~す久々の観劇ではスタンディングオベーションにも立ち会えたし懐かしい顔にも出会えたしついでに帰りに携帯の機種変更もしたしでやっとのことで休日っぽい1日を過ごせた。でも、明日も仕事しないと…。たぶん、その次の日も仕事しないと…。仕事ばかりしている自分の時間の使い方はよろしくはないと思うけれど…仕方がない。楽しい時間、穏やかな時間は本当にわずかしかないもんだ。
May 4, 2012
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先日、ずっと観たい観たいと思っていた演目である『壁抜け男』を観る機会がやっと訪れた。自宅を出て劇場にたどり着くまでの移動中はほぼ爆睡。あっという間の移動だった^^;劇場に行く前に、いつものように(と言ってもけっこう久しぶり)旧芝離宮恩賜庭園で外で景色を見ながらぼんやり食事。ただ、この日はすごく寒くってゆっくり食事している状況でもなくすぐに劇場へ行ったけどね。客席は土曜だと言うのに案外空いていて入場率8割前後って感じだったかなぁ~。演目的に20代以上の人がほとんどだった。開幕してすぐに、どの曲もすごく耳ざわりがよくて聞き覚えのあるような懐かしさでいっぱいになった。作曲は、ミシェル・ルグラン。彼の作品「シェルブールの雨傘」はあたしがとても好きな曲の一つ。う~ん、どうりでこの懐かしさ。デジャヴ。この演目中では、特に「商人のワルツ」がお気に入り^^ファンタジックな内容のドラマは実はあたし自身はあまり好まないのだけれどこの作品は曲のよさからか、テンポのよさからか退屈や違和感を覚えることはまったくなくて。休憩を挟んでの2時間15分は、正直あっという間だった。で、カーテンコール。号泣するほどのドラマチックな内容ではない(←いい意味で^^;)のにこのタイミングで、あたしは号泣してしまった。どの俳優さんもそれぞれに最高のものを出してくださったしそのすべてがうまいことかみ合って演目全体がとても高い完成度で。それらをゼロから作り上げ、こうやって毎日それらを保ちながら出し切るために俳優さんたちがどれほどの努力をしていることか…とかいろんなことを考えていたらもう、感動しちゃって。となりのシニア夫婦が「えっ?今?今泣くの???」って顔をして一瞬あたしの方を見たようだったけどあたし的にはどうしようもなく(苦笑)こんなに完成度の高い舞台はいつぶりだろう…といういい余韻に浸りながら劇場を出てすぐさま観劇仲間にメール^^そんな余韻をできるだけこぼさないようにどこかでお茶に立ち寄ることもなく舟和のいもようかんとくずもちを自宅用に買いそのまま、まっっっっっすぐ自宅へ帰った。帰りの移動も爆睡だったけどね…^^;一瞬ではあるけれど、いい気分転換の時間になった。
February 28, 2012
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ウィキッドも、早くも開幕から2回目の観劇。(1回目はレポるの省略しちゃいました…。)今回は観劇マニアの同僚K氏とご一緒。始まる前にランチを、という予定だったがあたしが家を出る直前に洗面所でうっかりネックレスを(しかもプラチナの)流してしまいその対応に時間がかかってしまって泣く泣くランチキャンセルさせてもらった。(排水パイプのS字部分でとまっていたネックレス、無事回収できました^^;)なんだかんだで劇場に着き、K氏に会ってみるとなんとバッグのメーカーがかぶっていることに気づく…(笑)吉田カバン ポーター レビュー申告で500クオカードプレゼント!【代引&送料無料】吉田カバン ポーター スモーキー PORTER SMOKY B5対応/かぶせショルダーバッグ 592-06582 吉田かばん【楽ギフ_包装選択】【楽ギフ_のし宛書】【smtb-k】【あす楽対応_関東】 ブラック【送料無料】↑ あたしが持っていたのはコレ。吉田カバンさんのもの、けっこう多くの人が持ってるなぁ^^;で、肝心の観劇そのものの方。えっと、全体に、ほぼ全員、声の調子が良くない感じ、だった。役のしっかり付いてる人もアンサンブルの人も、ほんとにみんな。伸びがなくって、ジャリジャリした感じの声の人が多かった。あと、マイクというか、音響の調子も良くないのでは^^;???コレは開幕して2日目に観たときにも思ったんだけどマイクの雑音みたいなものが時々入る。役者さんはある意味仕方ないにしても音響関係というかハードの部分はなんとか改善して欲しいなぁ~。ちなみに今回のMVPはオズの魔法使い役、飯野おさみさん!かな。グリンダ役もエルファバ役(←いずれもほぼ主役)も複数回、音を外していたのだけど飯野さんはほぼ一音も外さなかったね、うん。今回は、全体に歌がイマイチだったのだけど意外と(!?)演技の方は全体にかなりよくって久々にこの演目で4~5回号泣スポット発生。何度もグシュグシュいっていて目元もぬぐってたのでめずらしく入れていたグリーンのアイシャドウも取れ気味^^;あと、ネッサローズ役、小笠さん。初見でしたが、なかなか良かった。あともう一つ。エルファバ役、江畑さん。福岡で観たときはあんなになまってなかったのになんかやたらとなまってる…。しかも、江畑さんのお国のなまりではなく語尾が何だか名古屋弁風…orz例えば、強い意志を持った、凛とした感じの「そんなことないわ」じゃなくてザ・地元、みたいなおばちゃんが言う「そんなことないワ」に聞こえるような…。「すばらしいっっ!!」と思える舞台だと終演後に我先にとスタンディングすることもあるのだけど今回は照明が明るくなるまで座っておりました…。なかなか100%あっぱれ、と言える機会には恵まれないもんだ。
October 8, 2011
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観劇レポのはずなのに前編はまったく観劇しないままだったりする(笑)で、やっと本編。オ-ヴァーチュアが流れて幕が開きドラマが始まるとまず歌い始めるのは今回初見のアムネリス役、大和さん。デカイです。歌声も、背も。高音の伸びが若干イマイチなのと地声がもう少し出るといいのにな、っていうのはあるけど(あたしが、高音の伸び&地声フェチだからですが^^;)歌声にはパンチがあって悪くないです。う~ん、演技はまだまだ伸びしろがありそう。王女のおきゃんな感じが出るといいし終盤は王女から女王になっていくわけだからその辺の高貴かつ威厳のある感じがぐっと強まるところが出るといいなぁ。そしてラダメス役、阿久津さん。ここで言っちゃうと、今回のMVPは阿久津さんです(笑)以前は、劇中ずっと同じペースのキャラクターでそれはそれでよかったんだけどあえて悪いふうに言っちゃうと平坦というか。だけど大阪公演の間にまたずいぶんブラッシュアップされたのかキャラクターがとても自然な、人間くさい人になってて。ちょっとした間の取り方や、呼吸の入れ方、セリフの前に入るため息やほんの少しの嘲笑、声の出し方や声量、手指の動かし方…。何もかもに大小のメリハリがあって闘う男性の泥臭さや、愛する女性を前にしての男らしさ、戸惑い、そういうものがよりはっきりと感じられて…。う~~~ん、圧巻、でした。もうお一人、メレブ役としては初見だった金田さん。こちらは、あたしの好みとは少し違ったな、と。たぶん、あたしが苦手とする中嶋さんから手ほどきを受けたのではないかと^^;「そぉ~で~す~、王女様~~♪」の部分が歌いきれてなかったしあのメンバーの中では、もう少しキャラを濃い目にしないとこの役は際立たないし、もう少し際立たないとこの役の意味が薄くなる。あと、「ローブのダンス」でのダンスが今一歩。中嶋さんの時も有賀さんの時もエビですか!?ってくらいに背中を反ってジャンプしていたのを見ちゃってるので今の金田さんではやっぱり見劣りしちゃう。タイトルロール、井上さん。何度もこの役で見てるけど…。ん~。この演目の歌のキーが全体に、井上さんとマッチしてない気がするんだよね。地声が張れないキーに思えるし高音になると結局はファルセットになっちゃうし。セリフの時にも、なんか妙に、無理やり声量を上げてるように思えるし。エビータ役なんかも見たことあるけどその時には感じなかった違和感が、アイーダでは拭いきれない。ん~。思ってもいなかったのが、アモナスロ役の牧野さんの素晴らしさ。父であり王である神々しさみたいなものが出てたなぁ。もちろんゾーザー役飯野さんもいつものように素晴らしかった。そしてこの日は、千秋楽直前ということもあり特別カーテンコールあり!まずアムネリスの「愛の物語」に始まりゾーザーと軍団による「ピラミッドを建てよう」にいき洗濯ガールズが出てきてアイーダとラダメスが「星のさだめ」をいつもと違う、アイーダの方が下のラインを歌うバージョンで。もちろん全体にダイジェストなんだけどね。で、洗濯ガールズがカゴの中身を客席に向けるとそこに「8月21日千秋楽」(だったかな?)の文字が。そして、阿久津さんからのごあいさつがあって。その後初めのカーテンコールですぐにスタンディング・オベーション。何度かカーテンコールがあって。カーテンコールがもうしばらく続くことはわかってたけどそこであたしは、帰らなければいけない時間が来て…(涙)そのあとに待っていた、キャスト全体での「神が愛するヌビア」は、聞けないままになってしまいました…(超涙)あーあ。有意義ではあったけどちょっと物足りない観劇になってしまった。残念。
August 22, 2011
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劇団四季のいろんな演目の中でもアイーダは、あたし的に1・2を争う大好きな演目。東京でやっていたときはなかなか行けなかったし(距離的に)大阪でやっているのはもちろん知っていたけどキャスト的に遠征を即決するほどのものでもなくやっぱりなかなか行けなかった。でも。大阪での公演が終わるともう、当面はアイーダを観られない。次にいつ観られるかもわからない。じゃあ、やっぱりとりあえず観ておきたい。…ということで、チケットを押さえた。(本当は千秋楽がよかったんだけど…^^;)あたしが住んでいる街から大阪までは多少時間はかかるが高速バスがありバスに乗るのが大好きなあたしは高速バスのチケットも押さえていた。昼公演を観る前に、新しくなった大阪駅をぶらっとしてみようかなとも思っていた。でも…。朝6時には起きなければいけなかったあたしは数時間前の夜1時半まで飲んでいたため目覚ましにまったく気付かず起きたらなんと朝10時半・・・夢かと思ったけど夢ではなかったのですっぴんのまま電車に飛び乗りすっぴんのまま新幹線に乗り換えて車内で朝兼昼食をとり、メイクをして。新幹線降りて在来線に乗り換え大阪駅に着いたら何せ新しくなっているので、場所がよくわからず…。(あたしは尋常じゃない方向音痴)なんとかウロウロ歩き回ってやっと劇場に着き、席に座ったらちょうど開演のベル…。ああ、こんなはずじゃなかったのに…。ゆっくり大阪駅ビルを見たりハービスでゆっくりランチする時間は一体どこへ消えたのか。いくら近所のバーだからと言って、1時半まで飲むんじゃなかった。というわけで、観劇レポは後編へ^^;
August 20, 2011
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長野行きの後編もアップしてないのに先に観劇レポをあげちゃいます。忘れちゃうから…^^;本日千秋楽、夜の部へ行ってきた。夜の部と言ってもファミリー向け(子どもを含む)演目なので午後3時スタート。とは言っても、外出するのが超めんどうで家を出るのがけっこうギリギリになってしまい客席に着いたのもかなりのギリッギリになってしまった。むしろスレスレアウトか。(客席に入ったときにはすでに照明は落ちていて 俳優さんもすでに舞台上に登場しており あたしが着席したときには歌いだし寸前、という状況・・・)劇団四季ファンつながりの同僚 K氏には「あまり過度に期待しすぎない方がいい」と言われていたけどなんのなんの、案外(?)楽しめましたよ^^全体の話のもっていき方には強引さもなくはないけどある意味ベタなストーリーだしキャラ設定も濃い目にしてあるのでわかりやすい。客席には子どもたちがけっこういるので舞台中にあちこちから泣き声とか話し声とか驚き声が聞こえるのはご愛嬌^^;アンサンブルの実力は…イマイチ感は否めない。でも要所要所の俳優さんはいい味出してた。ライオネル役:上川一哉さん。歌は若干J-POP風で賛否両論あるかもしれない^^;でも身体はよく動くし。あたし個人的にはライオンキングのシンバで観てみたいな~。タドベリ役:吉谷昭雄さん。キャラの設定は薄めだけど、重要な役。年配の俳優さんなんだけどダンスなどがんばっておられる姿が素敵。もっとキャラ濃く演出してもよかったような気が。スワガード役:牧野公昭さん。悪人キャラ、濃い目に作ってましたねぇ~。この役がいないと物語が進まないわけですから。なかなかよかったですよ。ジリアン役:小川美緒さん。う~~ん。う~~~~ん。悪くはない、です。うん。バレエのうまさはわかるけどなんかね、声も歌い方もアニメっぽい。せりふも棒読みじゃないけど、人形っぽい。味わいがないっていうか、薄っぺらいっていうか。ま、今後に期待。カーテンコール後にはずべての俳優さんが客席の通路を通ってロビーへ。ロビーや出口で観客をお見送りしてくれるのだ~。あたしはまず吉谷さんと握手し次に上川さんと握手して劇場を後にした。「ありがとうございました」と言ってくれた上川さんにこちらからも「ありがとうございました」って言ったんだけど上川さん、お肌すべすべでお顔立ちもキレイでとっても素敵なお方でした~~。
May 8, 2011
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あたしが大好きな俳優さんである濱田めぐみさんと阿久津陽一郎さんが共演する『アイーダ』こんなキャスティングが長続きするわけはない(という不安)。初日に行くことはできなかったのだけど初日のキャストが濱田さんと阿久津さんだと判明したとたんやはり「このキャスティングは長続きすまい」と思い立ち運よく?初日公演の次だった3月24日の昼公演へ平日にも関わらず大阪へ行くことにした。新幹線での移動は久しぶり。大阪行きは在来線や私鉄利用が多かったんだけど今回は午前中仕事してからなので仕方ない。時間があまりないので飛び乗った新幹線の中で駅弁を食べた。…でも、大阪に着いてみると時間的には案外余裕があって^^;こんなことなら大阪で昼食取ってもよかったくらい。(駅弁は駅弁で、おいしかったんだけどね)劇場の入り口には、報道用受付がまだ設置されていたし関係各所からのお祝いの花も飾られていてカサブランカの香りがロビーに漂っている。初日公演の雰囲気がまだ若干ありなんとなくテンションもあがる。平日昼間にしてはほぼ満席の客席。そして、オーヴァーチュアが流れ幕が上がる。アイーダ役、濱田さん。やっぱりこの方の歌の力強さや役として生きる魂というか。とにかく、すごい。すばらしい。彼女の声は、振動としてあたしの身体に伝わってくるし彼女の思いは、あたしの気持ちの中にぐうっと入り込んでくる。ラダメス役、阿久津さん。また身体を鍛えられたのだろうか。胸の筋肉がすごい(*^^*)声の調子が絶好調とはいかなかったようにも思ったけどそれでも歌もせりふもとてもすばらしい。お二人の掛け合いの絶妙さは、さすがに共演暦の長さの賜物。前公演からまたさらにブラッシュアップされていて二人の間の取り方とかせりふのあとの空気感や微笑とかいちだんと自然な、人間味あふれるものになっている。本当に、舞台の上でアイーダとラダメスが生きている。お二人のすばらしさにあたしは1幕でもう号泣。特に「♪神が愛するヌビア」は震災でつらい思いをしている方たちへのエールにも聞こえて。濱田さんもきっとそんなメッセージを込めながら歌っているのではないか、そんな気がして。涙が出て仕方なかった。2幕でももちろん(?)あちこちの場面で号泣したけどそういうふうに舞台に感情移入できるのは主役のお二人だけでなくアムネリス役佐渡さんのすばらしさやゾーザー役飯野さんのすばらしさもありかつ、アンサンブルの皆さんの力が高いレベルで安定しているから。レベルの高いメンバーがそろっての演目を観ることができたのも久しぶりだった。カーテンコールのあとも観客からは何度もアンコールがあり最後はオールスタンディングになった。観劇後は、財布に入っていた小銭の大部分をロビーの募金箱に入れさせてもらってきました。これくらいしかできないけどそれでも、いいものをみせてもらったからこそ募金も気持ちよくできるんじゃないかと思ったりして。帰りの新幹線の中でもずっと余韻を楽しめるような本当に、いい時間を過ごさせてもらえた。
March 27, 2011
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東京日帰りツアーもそろそろ夕方。汐留へ着いたらいつものように(笑)日テレプラザにあるドーナツプラント(HPは こちら )でまずは軽く腹ごしらえ^^ドーナツを2個と、コーヒーをいただいてオープンカフェで少し休憩…。お昼が早めだったせいかさっきの感動のあまり?なのか意外におなかはすいていてもう1個食べたいところでもあったけど、ガマン^^;ゆっくりしていたところでぼちぼち時間。劇場へ移動して着席すると(B席なので2階の、しかもかなり後ろの方)2階のS席やA席は、なんとほとんどがら空き!!キャストがガッチリそろったときなんか平日でもチケット取るのは至難の業だったりするのに土曜日の夕方、こんなにがら空きなんて…。なんだかんだで1階の空席もあるだろうからそれを考えると全体でたぶん300席くらいは空席!!!下世話な計算すると、200万円以上のロス!!とか考えている間に、開演。…うん。まあまあ。っていうか、中の下。(辛口かしら…orz)鈴木ほのかさんは、すばらしかった。『マンマ・ミーア!』のドナ役とはまた違い、かわいらしくてチャーミングな王女をしっかり演じておられ歌もダンスもとても魅力的だった。タイトルロールを演じた秋夢子さんは前にも観たことがあったけどう~ん、ややイマイチなんだよな…。あたしの理想と比べると間の取り方が違うし気高さがまだ足りないし声量も弱めだし声の伸びが足りない。そしてラダメス役のお方。もうね、何でこんな人をアイーダが好きになってしまうのかわからない。このお方が演じるとただ身勝手なだけの、ただがなってるだけの、ただの男、にしか見えない。声量も足りないし、鼻が詰まってるのかセリフもはっきりしないし中音以上が出ない上に低音もパッとしない。…あーあー、まったく。ネヘブカ役松本さんが、思った以上によかったのはせめてもの収穫かなぁ。ああ、こんなことならやっぱり『アイーダ』B席をどぶに捨てて『ライオンキング』をもう1回観ればよかったかも…。…と、思うほど、『アイーダ』は予想以上にパッとせず『ライオンキング』は予想以上に(宇都宮さんが)よかったという東京日帰り観劇ツアー、でした。
June 15, 2010
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さてっ。広島での観劇レポートをやっと書き上げたと思ったらもう次のレポートだったりする^^;名古屋で千秋楽を迎えてからと言うものめっきりと劇団四季の『ライオンキング』を見る機会は減った。本当は、いいキャストに恵まれさえすればどこまででも行って観たいくらいの大好きな演目なのに。でも、キャストがなかなかそろわず…。だけどそうこうしているうちに一旦劇団を退団しておられた宇都宮直高さんが再入団されシンバ役にキャスティングされて。大好きな宇都宮さんが出ているならぜひ、そのためだけにでも観たい!と思っていた。なかなかそんな機会は訪れずにいたんだけど最近仕事が忙しかったり仕事でストレスたまったりでとうとう「えいやーっ!」って感じで(ストレス発散のため)東京行きを決定。どうせ行くなら、1本だけ観て帰ってくるのはもったいないのでいろいろ迷った結果『アイーダ』も観ることにした。『アイーダ』には、以前他の演目で観たことのある鈴木ほのかさんが出ていて前から気になっていたこともあったので。・・・ただ、鈴木さん以外の主要キャストにはあまり期待が持てなかったので『アイーダ』はめずらしくB席で観ることにした^^;さて、6月初めの土曜日。やはり前日は遅くまで飲んでいたので朝起きるのもつらくてフラフラだったけど、どうにか出発。新幹線の中で昼食を済ませ品川に到着したのは開演30分前とっとと浜松町に向かって、劇場到着。で、開演。ヤングシンバの出来が少~しイマイチだったのとムファサが少~し外国訛りだったのと(中国人の役者さん、たぶん)ティモンがあたしの苦手な役者さんだったのとアンサンブル全体の出来がぱっとせず声量が足りなかったのを除けば(そんなに除いたらあんま残らん…^^;)おおむね、おおむねよかった、かな。ま、あたしは宇都宮さんを観にいっただけだから。…。うん。宇都宮さんは、数年前に比べて身体も引き締まり身体能力も上がっていて足もかなり上がるし側転なんかもうまくなってて演技は相変わらず繊細だし観客をちゃんと意識した演技をしてくれてる。しかも歌はまた一段と磨きをかけておられるし…。宇都宮さんに関してはもう、言うことなしっっ!…そう思ったら、あまり期待のもてないB席の『アイーダ』を観にいくよりソワレでもう1回『ライオンキング』を観たいくらいの気持ちになったけど。すでに『アイーダ』のチケットは購入済みでもありここはぐっとこらえて汐留へ向かうことにした。
June 13, 2010
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その3にして、やっと観劇本編ですね^^;さて、焼肉屋で煙くさくなりベーコンのようになった前夜はもちろんお風呂に入って寝たんだけどまだなんとなく煙い気が…。気にせずホテルをチェックアウトして向かった先はお好み焼き屋さん。また煙そう…orzせっかく久々に広島に来たのでね。写真撮るの忘れましたがまあまあおいしかったです。そんなこんなで、タクシーで広島ALSOKホールへ向かう。もうすでにたくさんの人。初日なのであちらこちらのスポンサー企業からのお花もたくさん。この日のキャストを見るとちゃんと濱田めぐみさん・阿久津陽一郎さんのお名前。これを見るまでは、誰が出るかわからないのでね…。もう、これで安心。やれやれ。ソフィ役の江畑さんは、たぶんあたしは初見だと思うので楽しみ。開演直前には浅利御大もご到着。あたしの席の後ろの列にはおそらく劇団四季の若手俳優さんグループと思われる人もいて注目度の高さがわかる。そして、開幕。いやぁ~~~。濱田さん、さすがです。もうね、濱田さんだけマイクの音量が違うのかしら?と思うほどすばらしい声量と滑らかに伸びる歌声。声と演技の迫力。きびきびした動き。指先から足のさばきまですべてに神経が張りめぐらされた動きなのに決して不自然さがなく本当に素敵そして足首細っっ(笑)阿久津さんももちろん、さすが。サム役は以前に某氏のキャストで観たことがあるけどもうそれを忘れさせるほどのすばらしさ。♪Voulez-Vous♪での、他のキャストと一体になったダンスもキレキレだし。♪S.O.S♪も、すごくよかった。そしてカーテンコールでの、あの衣装!!真っ赤のキラキラのパツパツの衣装、よかったですぅ~江畑さんは、いいと思うけど声がやや低めなので今までのソフィ役とややギャップあり。(エルファバなら確かにいいかもしれない)ペッパー役の大塚さんが思いがけずよかったなぁ。ソロダンスのバージョン、前公演と少し変えたのかなと思ったけど。他のアンサンブルの皆さんもとてもよかった。歌もダンスも。久しぶりにハイレベルなカンパニーを観させてもらった、と思った。ただ。あえて、あえて言うなら。濱田さんのドナはキャスティングとして少し早かったんじゃないかなぁ。合わなくはないし、うま過ぎるくらいうまいんだけどなんとなく、あと2~3年先でもよかったんじゃないかと。なんていうか、濱田さんのオーラがすごすぎるし他にもスターキャストが多くてカンパニー全体が一体化してないって言うか…。広島公演にかける、御大の意気込みはその分伝わったけどね。広島という地方都市に(ごめんなさい)、東京にもいないようなスーパー一軍キャストが勢揃いなんだもん。いや、それにしても、いいもの観たという感動は変わりません。観劇後は、駅でお茶したあとに食事して新幹線で名古屋方面へ帰りました。お土産は「生もみじ」(にしき堂さんの。おいしいよ)久々に土日をみっちり使ったレジャー、だったなぁ。
June 12, 2010
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その1のアップから2週間以上…。その1のみでその後は闇に葬りかけておりましたがやはりそれではいかんなと思い直し^^;5月22日(土)昼過ぎの新幹線で広島へ。前日けっこう遅くまで飲んでいたので(苦笑)新幹線の中で寝ようと思ってたけどほとんど寝れずに広島着。ホテルにチェックインし少し休んでメイクをしっかり整えてから先輩方との待ち合わせ場所へ。メイクのせいか、少し遅刻してしまった…。(すんません。)数年ぶりなのですぐに先輩方を見つけられるかな少し不安だったけどまったくそんなことはなく!すぐにTさん&Kさんのお2人発見。さっそくお土産の手羽先をお渡ししたりしてあたしが学生時代にお慕いしていたKさんはお仕事柄か、昔より体格ががっしり筋肉質になっておられたけどそれ以外はTさんもKさんも変わらないお姿で。お世辞かどうかはわからないけどあたしに対しても「変わらないねぇ~」と言ってくれた(笑)初めは焼肉屋さんで乾杯お肉をガッツリ食べながらそれぞれに近況報告。次に居酒屋さんへ移動し、東京の先輩に電話してみたりもしつつデザートをつつきながらしゃべるしゃべる。Tさんは翌日も仕事だということで9時過ぎにはお開きにして居酒屋を出たのだけど「じゃぁ」と言いかけたところで先輩方お2人が愛知土産の手羽先を持っていないことに気づき。…焼肉屋に置いてきちゃってるじゃん・・・orzみんなで焼肉屋へ戻って手羽先を受け取り(受け取ってもらい、かな)お開きとなり。先輩方と別れて雨の中をタクシーでホテルへ帰った。お2人ともの仕事の予定がたまたま空いていたからこそそして、そんな大切なオフの日を後輩ごときと過ごすことをよしとしてくれたからこそこの楽しい時間が実現したんだなぁ…ってしみじみとありがたく思っております。Tさん、Kさん。貴重な時間を、本当にありがとうございました。あれっ。まだ観劇にたどりつかないですね^^;次回へ続きます~。
June 12, 2010
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けっこう久しぶりの観劇レポのような気がしますねぇ^^;でもね、ホントに、久しぶりなんですよね。なっかなか、いい演目かついいキャストに恵まれなかったので…。えっと、ある日仕事から帰宅して日々チェックしている劇団四季の公式HPをみたところあたしが非常に、とても、すごく、尊敬している俳優の濱田めぐみさんが広島で開幕する『マンマ・ミーア!』に出る可能性大、のようで。しかも、キャスティングされているメンバーの中にはこれまたあたしの尊敬する俳優である阿久津陽一郎さんもおられ。コレは、行くしかないでしょう!ということで。さっそくすぐさま広島公演の初日の席を予約。往復の新幹線と、宿泊場所も確保。ワクワクしながら当日を待つことにした。しかし。遠路はるばる広島へ行くのにただ観劇するだけではもったいない(?)。…ということで。学生時代の先輩が2人広島にいるのでもしもお2人の都合さえよければ会えないだろうか…と連絡をしてみたところお2人共からOKのお返事が!!お2人とも、あたしが結婚したときに遠くから式に出席していただいたほどお世話になった人だし(ちなみに両方とも男性なのだ~)そのうちお一人に対しては学生当時あたしが大きめの恋心を抱いていたこともあり(笑)超ひさしぶりだからぜひぜひお会いしたかったので会えるとなったら広島行きの楽しみももう2倍にも3倍にもふくらんで…。当日までの1週間ほどを本当にドキドキワクワクしながら過ごすことになったのだ~。ということで、1日目2日目については次回へ持ち越します~^^;
May 25, 2010
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劇団四季『クレイジー・フォー・ユー』昼公演を観た後浜松町からまた山手線に乗りまして新橋へ。Wing新橋内のスープストックトーキョーで一旦やや軽めの食事。ここのスープストックトーキョー、もう何回目の来店だろう(笑)東京来るといっつもここに立ち寄ってる^^カレッタ汐留に着いて劇場へ行く前に日テレプラザにあるドーナツプラントへ立ち寄る。某ミ○ドのドーナツと比べると一個当たりの価格としては3~4倍はするのだけど大きめでふっくらしておいしいので好きなんだよね^^5個ほどのドーナツをお土産に買った。それから劇場へ~。お土産のドーナツの入ったビニール袋は持ち込むとガサガサいって迷惑なのでクロークへ預けてから客席へ。夜(ソワレ)公演で観るのは、『アイーダ』この演目、もう通算何回目の観劇になるだろうか。東京公演の初日翌日を観にやってきたときはラダメス役がひどかったせいで観劇の感動も薄れたという思い出もある。今回はラダメス役に阿久津さんが入りアイーダ役には樋口さんが入りアムネリス役には初見の光川さんが入りメレブ役にはあたしの大好きな有賀さんが入り…と久しぶりにいい『アイーダ』が観れそうだという期待があった。そして、期待はもちろん裏切られることなく。二本目も「あ~、いいもん観たわ~~」という余韻が心地よい。阿久津さんのラダメスが以前よりもニヒルさとあくどさとエロさを足した感じになっててまた違う魅力を醸し出してるとこもよかったし初めてキャスティングされた頃から何度も観ている有賀さんのメレブもまたさらにうまくなって、自信をもってやっている感じだし初めて観させてもらった光川さんのアムネリスもパンチ力のある歌声とすらっとしたスタイルでよかった。笑いをとる「間」はもう少し改善の余地ありかなと思うけど。余韻に浸りつつ観劇後は寒風の中電車で品川駅へ移動しエキュートで豚まんを買い(車中で食べるため^^)キオスクで東京ばな奈を買い(お土産用)舟和の芋ようかんも買おうと思ったが売り切れていて買えず…新幹線で自宅の最寄駅へ到着したのは、夜の11時直前。確かに疲れはしたけど、とても有意義な日帰り東京行きだったなぁ^^
February 7, 2010
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土曜日に、東京へ行ってきた。ハイ、そうです、目的はもちろん観劇のみ。当日、新幹線が雪のため少し遅れたので東京に着いてから取る予定だった昼食を車中で済ませてから品川駅で下車。山手線で浜松町へ向かい強風の中到着したのは四季劇場<秋>この日は、久しぶりの上演になる『クレイジー・フォー・ユー』東京公演の初日、なのだ。取れないと思っていたのだけど2階席の端っこの方とは言え初日のチケットが取れて大きな仕事を終えた後でもあるこの日はとても待ち遠しかった。この演目で使われてるガーシュインの音楽は元々大好きだし演目そのものも超八ッピーなので最近落ち気味(というか落ちたっきり)のあたしのテンションもこれで少しはあがるんじゃないかと思ったりして(笑)で、開演。・・・いやぁ~~、よかったですよ。もうね、1幕が終わった時点で涙があふれてきてしまいました。「あー、いいもん観たなぁ~」っていう感動で。すぐそばに扉がありスタッフさんが立ってたんだけど「えっ?もう泣く??」って顔してた気がする^^;2幕が終わってカーテンコールになって会場はもうほんっとに幸せな気分満載。最後はオールスタンディング。これこそ初日の醍醐味だよねぇ~~。以下はあたしの好みとして、ですが。ポリー役の木村花代さん、もう少し声量があって地声で歌えるといいな。今の感じだと、クリスティーヌとかベルとかの姫系が抜けてない気がする。ボビー役の加藤敬二さん、さすがに声の出方が落ちてきてる気がする。役の年齢に合ったいい俳優さんが他に出てきてもいいかも。ザングラー役志村さん、身のこなしを加藤さんと比べたら気の毒なのかもしれないけどやっぱり動きがぎこちない気がします。でも、この演目は主役級の人のレベルももちろんだけどアンサンブルさんも含めて全員の呼吸やシンクロが一番大事だと思っているのでその点ではかなりよかったなと。ポリー役が樋口さんになったらもう一回行きたいけど…ないだろうなぁ。ということで、本日の一本目の観劇終了。すぐさま二本目の観劇場所へ向かうのでした~。
February 7, 2010
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書こうかどうしようか、数日悩んだのだけれどあえてここは書くことにしようと思う(おおげさ^^;)10月4日(日)、東京へ行ってきた。目的はもちろん観劇。6年前に大阪で初演になりその後京都、福岡、名古屋を経てついに東京での公演となった『アイーダ』を観るため。大阪も京都も福岡も、それぞれ複数回観にいっている。京都公演は初日に行ったし千秋楽前日も行った。福岡では初めてセンター最前列で観たし、3日連続での観劇もした。もちろん名古屋公演にも何度も足を運んだ。アイーダ役は、濱田さん・樋口さん・井上さん・秋さん・今井さんを観た。アムネリス役では、佐渡さん・森川さん・シルビアグラブさん・五東さん・江寿多さん。ラダメス役では阿久津さん・福井さん・渡辺さん。この3役については、ほぼコンプリートと言っても過言ではない。メレブ役でも、オリジナルキャストの山添さんを観ているのは今となっては自慢だし(笑)どんどんうまくなっていった有賀さんも頼もしかった。ゾーザー役では沢木さん・飯野さん・大塚さんと観てきたし川原ゾーザーを観てしまった(苦笑)というけっこうレアな体験も。「ローブのダンス」というナンバーでは歌と演技のすごさに拍手が鳴り止まずショーストップになってしまうということを何度経験したことか…。もう、この演目については思い出がたくさんあって語りつくせないほどだ。そんな大好きな演目だからこそ東京公演が決定したときはぜひ行こうと思った。だから楽しみにしていた。新幹線で東京へ向かいなんだかんだで劇場へ着き、開演。・・・濱田アイーダはね、もう、とにかくすごいの一言。以前だって100点満点以上だったのにさらにグンとうまくなっていてより繊細な表現がされるようになっている。歌も、せりふも、頭の先から爪先までの動きの一つ一つもすべてが洗練されていてすべてに意味がある感じ。上演中はずっと、彼女の動きばかりを目で追っていた。(…ここから後は、私見です。あくまでも。)なのに、渡辺ラダメスは濱田さんのアイーダにおっついてない。歌もせりふも動きも、表現のすべてが。アイーダとラダメスの二重唱なんか二人が同じ実力でないと成立しないのに上手さでも声量でも完全に食われてしまっている。感情表現も稚拙。悪い意味で、ベタ。声質がこもっているし高音が出ない上に中音部でも伸ばせない。声量をカバーしようとしているのか「将軍」役の凄みでも表そうとしているのかどう歌ってもどうせりふをしゃべっても全体にシャウト気味で、がなってる感じ。のどをつぶす気でしょうか?こんなことなら、若手の俳優さんの中に渡辺さんよりも可能性のある人はたくさんいるはず。川東さんとか、岩崎晋也さんとか…。(他にもいっぱいいる)なぜわざわざ渡辺さんを劇団に入団させてまでラダメス役をあてがったのか、理解できません。実は、メレブ役の中嶋さんも微妙だと思うあたし。この方も、声が伸びないし高音が出づらい。以前この役をやっていた山添さんも有賀さんもワイスさんも中嶋さんに対してほどの違和感は感じなかった。(あたしは)濱田さんとか、松本ネヘブカ・飯野ゾーザーとかには感動したけど他がね…って感じの観劇でした。金田ラダメスが出てきて評判がよければまた遠征を検討しようかと思ったりして^^;
October 8, 2009
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このブログをちょくちょく見てくださってる方はお気づきかもしれませんが、ここ最近、観劇レポートをアップしていませんでした。実は、4月5日には『トロイ戦争は起こらないだろう』名古屋千秋楽を、4月15日には『ジーザス・クライスト・スーパースター』名古屋初日を、それぞれ観劇してきたのだけれど…どちらも今後あたしが観ることはないだろう(←遠い目…)まあよほどのベストキャストでもそろわない限りは。『トロイ~』の方はストレートプレイ。歌もダンスもない、いわゆる普通の演劇。哲学的なストーリーとたたみ込むように流れてくるセリフを理解しようと頭も耳もフル回転で観た後はどっと疲れてしまい軽く頭痛がした。『ジーザス~』はミュージカルでタイトルナンバーを聞けばきっと誰でも知ってるくらい有名な作品。だけど、正直あたしには内容やストーリーがつまらなかったし一人ひとりの役の感情の動きがつながっていなくて唐突な感じがした。名古屋でライオンキング公演が終わりアイーダ公演が終わってからは演目にもキャスティングにも恵まれていない気がしている。特にキャスティングについては名古屋だけでなくどの公演でも「う~ん…」な感じになっている。当面は、足しげく劇場通いすることはなさそう。それはそれで寂しいけど。
April 24, 2009
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12時開演のため、ちょっとだけ何か食べておきたくてたまたま通った東京国際フォーラムでやっていた長野県の産直市みたいなイベントで串団子を買って食べたあと、いよいよ帝国劇場へ向かう。1泊ツアー最終日の観劇は、初となる、『ミス・サイゴン』ベトナム戦争時代の、アメリカ兵と娼婦として働くベトナム人少女の間の叶わぬ恋。戦争中だからこそ、二人は自分たちの恋が叶わぬものだなんて思わない。でも結局はいろんな偶然と必然が重なって二人の運命は噛み合わないまま、時が残酷に流れていく。全般に、悲劇。ずっと観たいと思っていた演目だったけど近場での上演はなかなか実現されず今回東京へ行くとなったときに観るならこれだと思った。元アイドルと言っていいのだろうか、ソニンさんのキム役にも興味はあったし。ちょうどソニンさんが出る回のチケットも取れた(笑)で、そのソニンさん。うまいんですよ、うん。スタイルもいいし。歌もうまい。だけど、息づかいがちょっと苦しげ過ぎるっていうか…。演技で苦しげに歌ったり、息を荒めにしたりというのはもちろんあるけどなんか全体にフガフガいってるように聞こえちゃって。声量はあるし、低音もしっかり出てるんだけどその分高音がいまいちかな。相手のクリス役、藤岡正明さん。う~ん、正直、存在感薄かったです。ごめんなさい。出番は主役級の割にはそう多くないのである意味仕方ないけどそれにしても存在感薄かった。歌も、演技も、良くも悪くも普通。悪く言えば、藤岡さんのこの役はいなくても劇は回ったかも。(例えばキムのひとり芝居的なものも成立しそうな。)それから、エンジニア・筧利夫さん。この方も楽しみにしてたんだけどさすがに舞台慣れしているのはよくわかった。アドリブ的な言動もちょこちょこ見られたし。声もよく通る。ただ、いかんせん歌が…。役者さんであれだけ歌えたら普通にうまいけどミュージカルであの歌唱力ではやや不十分かなぁ。まあこの役はあまりにも歌うますぎても説得力に欠けるかもしれない。キャラクター勝負ってとこもあるので、その点ではありはありかな。あと、全体的に、歌詞が全然聞き取れない!!どの人もそうなんだよなぁ…。誰かの歌に、違う人が違うメロディで歌をかぶせてくる場面がけっこうあって。ポリフォニーってヤツ???Aさんの歌詞もBさんの歌詞もどっちも聞き取れないから全然意味わかんない^^;そして一つの音に歌詞たくさん当てすぎ!!これらが東宝ミュージカルのおそろしいところだ…。この演目、悪くはなかったしひどくもなかったんだけど周りの観客がすすり泣く中まったく泣けなかったあたし…。特にオチもないし(悲劇なので当然か)何の救いもなくドラマが終了するせいかいまいちガッツリ感情移入するまでいかなかったなぁ。帰りに品川駅でソフトクリームを食べようと思ったら「機械の故障で今できないんですよぉー」と言われたが、最後の最後までスッキリしない感じだったなぁ(笑)
October 14, 2008
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浜松町の四季劇場[秋]で観たのは『劇団四季ソング&ダンス55ステップス』3連休初日の土曜日ということもあってかほぼ満員。この演目、まだ初日から1週間なのでそのせいかもしれないけど。『ソング&ダンス』はいろんなミュージカルのいろんな名曲やスタンダードナンバーを集めてその曲その曲でそれそれ場面や趣向を変えて繰り広げられるエンターテイメント。ミュージカルというよりは、歌とダンスのライブ。まあ、詳しくは劇団四季の公式HPを検索してください(笑)実はあたし、数年前まだ劇団四季を観だした初期に『ソング&ダンス パート2』を観たことがあって。1幕の後半と、2幕のほとんどでウトウトした覚えがでも今回は、ほとんどが知っている曲でもあるし「○○さんが歌ったあの曲を、 この演目では一体誰が歌うんだろう?」という興味もあって楽しみにしていた。結果的には、全般に当たり!でした。あたしが大好きな早水小夜子さんの『愛の物語(アイーダ)』やダンスでも楽しめる『トプシー・ターヴィー(ノートルダムの鐘)』。『手をすり抜けて(マンマ・ミーア!)』もドナ役で観る時とはまた違った早水さんの歌が聞けたし。終盤の『アイ・ガット・リズム(クレイジー・フォー・ユー)』も俳優さんたちのマーチングバンドっぷりが素敵だった。楽器演奏という意味では、バリ舞踊のガムランもよかったなぁ。ただ、残念な部分もそりゃああって。仕方ないけどね。以下、言いたい放題の私見ですのでご了承を。田中彰孝さん。声がもう少し伸びるといいのになぁ。声量もいまいち足りない気がする。歌のライブなので、例えばラダメス役になりきるほどの必要はないけど歌だからこそやっぱり声の質や量は大事かなと。あと、小道具の帽子を落としちゃった場面があったんだけどもう少しうまいスマートなカバーの仕方があったんじゃないかなぁ…。落としたことに慌てふためいちゃってる様子が痛々しかった。身のこなしがちょっと荒い気もします。花田えりかさん。やはり日本語を完璧にマスターする方が先かと。訛ってます。確実に。歌でわかるほどなのでよほどです。音の出し方が不安定で、歌い出しから初めの4~5音は音を探してる感じです。ぶれてる。これは田中さんも多少同じ。声量はあるけど、高音が出づらそう。アルト音域で歌える歌に絞る(演出上自分では選べないでしょうが)か、高音をもう少し出せるように訓練して欲しいなぁ。『シャドウランド』は高音があまりないせいかけっこううまかったので。シャウトもよかったし。坂田加奈子さん。10回以上の連続ピルエットターン、最後の最後でバランス崩してしまいましたね残念っ!でもすごくきりっとしたダンスを常に見せてくれるところはさすが。全体的にダンサー陣のレベルが高かったのが印象的。ヴォーカル陣は、他の4人と比べて田中さんと花田さんの実力不足が否めない…。これが若さということなのだろうか。う~ん。でも、ウトウトする暇もなくて(笑)すごく楽しめる舞台だった。これは機会があればぜひもう一度観たい。(でも近場でやってくれない限りたぶん無理…)
October 12, 2008
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3連休の前半、行ってきました、東京。前日の金曜日は気のおけないメンバーでの飲み会があり妙にテンションがあがってしまいましてまたいろいろと下世話な話をしてしまったよ…。飲むとつい、「あたしが・あたしは」と自分の話に持って行ってしまうのが女の悲しい性質(言い訳)ちょっと反省。・・・ということがあって、次の日朝起きなきゃいけないのになんかおかしなテンションになってしまった。結局寝付いたのが夜中の2時ごろ。で、朝8時に何とか起きて、サンドイッチ作って新幹線で一路東京へ。ああ、言い忘れましたがもちろん東京行きの目的は観劇ですよ、ええ、ハイ。3連休のせいか指定がとれず、自由席に乗り込んだんだけど意外にも窓際に座ることができ睡眠不足解消のためぐっすり。いつものように品川で降りたら寝起きでボーっとしていて山手線を逆に乗ってしまった(一駅ですぐ降りて乗りなおしましたよー)浜松町に着いたのがお昼ごろ。持参のサンドイッチを食べようと入ったのは旧芝離宮恩賜庭園へ。ビル群に囲まれた中なのに、緑がいっぱいで静かで広くてのんびりして落ち着くとこです。入園料150円でこの環境はありがたい。入園料払って入っていく、弓道道具を持った人たちがいたけど弓道場でもあるのかな??ゆったりした気分で自作サンドイッチを食べることができましたぁ。池に近づくと、鯉がガッツリ目線を合わせながらこっちに来る…。コワい。多少まったり過ごしてから、劇場へ。観劇レポは、その2へっ!
October 12, 2008
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京都で観たのは、『ウエストサイド物語』京都公演の初日にも観たんだけど正直あまり…だったし(ストーリー的にツライ話でもあり)初日なのにスタンディング・オベーションもなかったしもう観る機会はないかと思っていた。でも、トニー役が阿久津さんではなく福井晶一さんというのは気になっていた。このお二人が『アイーダ』のラダメスをやったときはお二人の役作りの違いに感動した。同じ役なのに違う人が演じることでこんなにも性格や雰囲気が変わるものなんだって、改めて「演じる」ことのすごさに気づかされた。ウチの母は、ラダメス役では阿久津さんより福井さんのほうが好きと言っていたなぁ。ということで、福井さんのトニーを観に京都遠征の運びとなったのだ。観てみると、あたしは阿久津さんより福井さんのトニーの方がしっくりきた。テノールの声質も、時々響かせるファルセットも無理がなく役に福井さんの声や雰囲気がなじんでいる感じに思えて。そして初日では「…うーん」と思ってしまったマリア役の笠松さんも、力をつけたなぁと思った。相手役とのハーモニーが合うようになったし声もガツガツしなくなっていてふんわりとしてこれまた無理なく役になじんでいる感じ。阿久津さんとより福井さんのほうが合うのではないかと思ったくらいです。ストーリーはホントに悲劇というか救いがないというか…。死んじゃって終わりだもんね…。ズド~ン…っていう心のまま終わる観劇はなかなかしんどいもんです。ただ今回は、千秋楽前日ということで特別カーテンコールで出演者代表のご挨拶もあり観客はスタンディング・オベーションで何度も何度もカーテンコールが続いて暗い気持ちのまま劇場を去らずに済んだのがよかった。観劇後は、お昼が軽めだったせいかお腹が空いていて。京都駅の地下街でペスカトーレを食べてから帰路へ。あー京都に来てたんだなって思わせてくれたのは唯一、帰りの車窓から見えた東寺。いつ京都に来ても何の京都観光もしないあたし。
August 31, 2008
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先日日帰りで京都へ行ってきた。目的は観劇。…ハイ、「あーあー、またかよ」と思った方はこのまま読み飛ばしてくださいね~^^;すみませんー。朝からバス移動して京都へ着いたのが11時過ぎ。着いてすぐに行く予定にしていたところへすぐさま向かう。中村藤吉京都駅店。お茶の名店で、甘味も有名なところ。込むだろうなと思ったこともあって早めにいっておきたかったのだ。早めだったのが功を奏して、すぐに席へ案内された。そこで注文したのがこれ。左上のが、生茶ゼリー。抹茶アイスと小豆をトッピングして食べます。ゼリーがぷるぷるもちもちでつるんつるんしてて、とてもおいしい。ゼリーもとってもおいしかったんだけど、驚いたのはこのゼリーの入ってる器。なんとロイヤルコペンハーゲン!!わざわざオリジナルで作らせたのだろうか…。すごい。すごいです。さてゼリーだけではお腹いっぱいにならず、またなんか食べたくなりまして次に食べたのがこれ。ミネストローネと、胚芽パンのセット。サイズはSにしたんだけどLにすればよかったと後悔そうこうしているうちに開演時間が近づいてきたので劇場へ移動。観劇レポについては後編へ!
August 31, 2008
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金曜日の夕方、劇団四季『マンマ・ミーア!』を観てきた。実は(ということもないけど)2月の名古屋『マンマ・ミーア!』初日にも観たので、今回の名古屋公演では2度目の観劇になる。今回はチケットを1週間ほど前に取ったんだけど、当日行ってみると1階の後方数列は空席ばかりで同じく1階のサイド(壁際というか)も空席が目立ち…。要は、1階は中心部には観客がいるけどその周りは座席が空いている、みたいな感じというか。稼働率7割くらいの見た目だったなぁ金曜日の夜だというのに、こんな稼働率で大丈夫なんだろうか。まああたしが心配することではないだろうけど。初日に鈴木ほのかさんのドナを観て非常にすばらしい、あたし好みのドナだということはよ~~くわかっていたので今回は初めて井上智恵さんのドナが見られるかと思ったけどキャスティングは鈴木さんだった。初見のドナが観られないのは残念だけど自分好みのドナが観られるのはかなりうれしい(笑)そして楽しみにしていたのが味方さん演じるハリー・ブライトと脇坂さん演じるビル・オースティン。自分としては予想外だったんだけど、味方さんのハリーがかなりよかった。生で音を出さなければいけないギターのシーンは苦労のあとがよくわかりましたがちょっと天然な感じのハリーの雰囲気が出ていたし味方さんのまじめで真摯なところも役によく活かされていたなぁ~と思う。味方さん。また一人大好きな俳優さんが増えました。脇坂さんは『アイーダ』や『ウィキッド』のダンスシーンで精彩を放ってたのがすごく印象的。今回はダンスというよりもセリフや演技が中心になるのでどうだろうと思ってたけれど、う~ん…。あたしは、バリバリ踊ってる脇坂さんのほうが好きです。決してビル役がヘタとかではなくてよかったんだけど、なんか、ちょっと違和感…。栗原さんのビルの方があたしにはしっくり来たかな。あと、また新しいスカイ役やペッパー役の人が出てましたねぇ。スカイ役の方、玉城さん、ですかね。うーん、まだまだ改善の余地はありますね。伸びしろはいっぱいあるということで、今後に期待。特に歌はもうちょいがんばってみて欲しいです。ペッパー役の、鎌滝さん。開脚ジャンプが、う~ん…、でした。あたしは望月龍平さんのペッパーを観たことがあるのでその開脚ジャンプのすごさといったらハンパなかったなぁと。それを思うと、まだまだ全然だなぁと、思うわけで。ソフィ役の谷内さんは、ナラ役もよかったけどホントにうまいですね。あたしの中では、谷内ソフィ最高です。樋口ソフィを観てみたいけど、たぶんそんな機会ないだろうなぁ…。
May 24, 2008
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1月12日(土)は、名古屋で開幕する『マンマ・ミーア!』の、会員先行発売日。発売の午前10時から、PCの前でがんばった人がたくさんいたんだろう。あたしは『アイーダ』の終盤のキャスティングというか舞台としてのレベルには納得いかない部分もあったし『マンマ・ミーア!』はキライではないけど2ケタ回数通った『ライオンキング』や『アイーダ』ほどの思い入れはないので初日に観にいくことはないだろうなと思いあえて「先行」での予約はしなかった。が。発売初日から2日も経ってるのに、名古屋の『マンマ・ミーア!』開幕初日のチケットは、なんと、まだ全然売り切れてない…。どういうことなんだろうか?平日の夕方開幕だから??まあ、平日(火曜という中途半端さ)夕方開幕なんて確かに普通ありえないけどね…。余裕で空席いっぱいあり、の初日なんてねぇ。そんなに空いてるなら行くか…ってことで結局予約しちゃったじゃん(笑)!!
January 13, 2008
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東京での1日目は「ウィキッド」「モーツァルト!」と非常に濃くてオズの世界では二人の魔女の人生を疑似体験し、1700年代のヨーロッパではモーツァルトの人生を疑似体験し、正直頭も目もかなり疲れた。ホテルへついて食事をし、入浴して寝る、で終了。2日目はお昼前にあたしの大好きなスープストックトーキョーでブランチ。スープももちろんおいしかったんだけど、セットのパン(全粒粉入りかな?)が、モチモチでまたおいしかった。で、この日のイベントは、約半年ぶりになる、「ライオンキング」観劇。東京で1泊することが急に決まったのは実はこのため。お目当てはスカー役の川地啓友さんとシンバ役の田中彰孝さん。特に川地さんの方はスカーで拝見するのは名古屋ライオンキング以来でもあり絶対に見逃したくなかった。田中さんも最近のシンバ役の中では評判よかったし一度観ておきたいというのはあった。川地スカーは、こちらの期待を裏切らない邪悪さ(笑)だった。名古屋のときと比べると紳士的な(?)邪悪さだったけどスカーの解釈としては、やはりあたしは川地さんがピッタリはまる。そして田中シンバ。うーん。期待しすぎたんだろうか。意外にもフツー…。「終わりなき夜」なんかは、もっとスコーンと声が出てて欲しかったなぁ。「王となるリプライズ」のフェイクはよかったけどまあなまってないだけ、前回観た某シンバより感情移入できたけど。アンサンブル全体のバランスがあまりよくなかったのも気になる。声の質も、声量も、歌い方も。特に白レイヨウは声が全く出てなかったし、赤レイヨウはアンサンブルとしては独自性を出しすぎに思えた。全員が歌うような場面でもうまくまとまってない感じがあちこちに見受けられて…。ぶっちゃけ「ウィキッド」にスーパー1軍俳優(役付きの人もアンサンブルも)が行ってるし、キャッツもやってて自由劇場用のストレートプレイ要員もとられてるし地方ではアイーダやらドサ回り公演もいくつもやってるしできちんと安定した力のある俳優さんが「ライオンキング」まであたらないのだと思われ。ライオンキング9周年に向けての比較的ベターなキャスト配置がされたと思われるこの日の公演でさえこの程度のレベルか…と思うと情けない。心の底から満足いく舞台をみることはなかなか難しいもんです。
December 21, 2007
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「ウィキッド」観劇後、すぐさま有楽町へ移動。目指すは日本に冠たる帝国劇場!以前に中日劇場で観たことがある演目、「モーツァルト!」の2度目の観劇…の前にまずは有楽町のお茶漬けやさんで少し腹ごしらえ(笑)このお店、あまり期待せずに入ったせいもあるけどお茶漬けの量も4時ごろ食べるものとしてはちょうどよく味もけっこうおいしくって、あたし的になかなかヒットだった。東宝ミュージカルは、ロビーの商魂たくましさが特徴例えばこの演目のCD版では、主役が中川さん、のバージョンと、主役が井上さん、のバージョンが両方売られている。グッズも種類が豊富だし、舞台のDVDもバンバン販売している。この公演は、主役モーツァルトが井上芳雄さん。その妻コンスタンツェは、元SPEEDのhiroさん。他にも山口祐一郎さんや市村正親さんなどがご出演。井上さんは中日劇場で観たときと同じく、よく歌いよく動き、歌声のブレもなくてとてもよかった。この方の甘い歌声、女性たちの心をわしづかみするのも納得。hiroさん。初ミュージカルかな?う~ん、まだまだ努力の余地はありそうセリフが棒読み的で、感情の機微が感じられなかった。力強くいくべきところはただがなってるだけに聞こえたし。大声だしゃあいいってもんじゃないからねぇ…。歌の方は高音も出るしうまいんだけど、歌謡曲っていうか、普通にJ-POP 。上手に歌えばいいってもんじゃないからねぇ…。あと、ちょっとがっくりきたのは市村さん。前回観たときと比べて、声量も声の伸びも正直落ちたと思う。キビキビとした身体の動き、演技での幅広さはさすがだと思うけど。個人的には、コンスタンツェの母役の阿知波悟美さんがよかったなぁ~。中日で観た森公美子さんバージョンもよかったけど。この演目、ストーリーがつまらないのが玉にキズ(苦笑)あ、あくまでも私見ですよ!!その点ご留意くださいねっ!!モーツァルト自身の、波乱万丈人生そのものを描きたいのかモーツァルトとコンスタンツェを軸にしたいのかモーツァルト一家の、家族間の葛藤や愛が中心なのか…メインになるテーマがありすぎてどれもこれも織り交ぜたらわけわかんなくなっちゃったって感じにあたしには思えるんだよなぁ~~~。中川さんバージョンも何かの機会があれば観てみたい気はする。だけど、当面この演目を観ることはないだろうなぁ。
December 19, 2007
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先日の土日の東京行きは、このブログをご贔屓に見てくださってる方にはもう聞き飽きたかもしれませんが「観劇」これのみ。グルメとか、ショッピングとかはほぼなし。一日目の昼の予定が、約半年振りとなる劇団四季「ウィキッド」もう、コレ目的に何ヶ月も仕事をがんばってきたと言っても過言ではないくらい楽しみにしてた。しばらく前に一旦、エルファバ役が樋口麻美さんに替わり樋口さんも好きなんだけど樋口さんのエルファバも観てみたいんだけどでもやっぱり濱田めぐみさんで観たいと思っていて複雑な心境だった。でも東京行きの1週ほど前にまた濱田さんがキャスティングされ、かなりうれしかった。汐留の鼎泰豊(ディンタイフォン)で昼食後、劇場へ。そして開演。いやぁ~~~、すごいです。半年経って、さらに3倍くらいうまくなっちゃってます、濱田さん。また今回も、1幕だけで涙…。ちなみにグリンダが乗ってくるシャボン玉の出る輪っか、沼尾さんの背中部分にちゃんと留め具があるんだな~と2度目にして気づく(笑) 落ちたら大変だもんね。2幕では、グリンダ役の沼尾さんの声の調子が絶好調ではない部分があったかな。この半年ずっとぶっ通しだもんね。そろそろ少し休めるといいんだろうに。あと、2度目だからこそ少し細かいことにも目が行ったなぁ。フィエロ役李さん、…やっぱなまってます。特にセリフが。ま、フィエロはウィンキー国の人間だから…、という言い訳では通らないくらいなまってるっすよ。歌はいいんだけどなぁ。全体に、今の俳優陣でやっているこの演目はあたし的には文句のつけようがないほどすばらしい。さすがにこの劇団の現時点のスーパー1軍もうアンサンブルでさえも動きや声に狂いがない。その分、他の演目によりうまい人が配役されなくなるというおそろしい悪循環は起きるが。感動のまま、都路里でソフトクリームを食べ次の目的地へっ!!
December 18, 2007
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名古屋での劇団四季『アイーダ』も千秋楽が決定しいよいよ佳境?となってきた。そんな中、メレブ役に有賀光一さん・ゾーザー役に飯野おさみさんがキャスティングされたのを知ってまたも劇場へ向かってしまいました。この御二方、あたしの中でのベストメレブ&ベストゾーザーなので行かないわけにはいきません。今回はソワレ(夜の部)に行ったんだけどなんとマチネ(昼の部)公演では新ラダメス:渡辺正さんがデビューし、久々に秋夢子さんがアイーダに戻ってきてると聞き「とりあえず今日は福井さんで観たい~~~。 ソワレは福井さんに変更になってますように!」「秋夢子さんはもう2回は観てるから ソワレは今井さんに戻ってて欲しい~~~」…と思ってたら、あたしの希望通りのキャスティングになってた。運の悪いあたしにしては珍しい出来事だ(笑)アイーダ役今井さん。あたしが前回観たときよりまたうまくなられました。声の出もよくなったし、細かいところまで自分の個性を出せてる。役をやりこんで余裕が出たのだろうな、と。2幕終盤は演技とは言えかなり泣いていらっしゃったのが印象的。彫りの深いお顔なのでちょっとした表情の変化も伝わってきやすく、舞台映えしてます。メレブ役有賀光一さん。久しぶりに拝見しましたが、いい意味で大人っぽくなられました。男っぽく、と言ったほうがいいかも『アイーダ』の舞台の中ではこの人だけがちょっと笑いをとるべき演技が2ヶ所あるんだけどそこはしっかり役目を果たしてましたね。(あたしの苦手な某メレブは、 そこをフツーに笑いをとらずにやっちゃうんだよね…。)細かい演技にも気を使っておられる感じが伝わってきて、以前よりもずっと深みを増してます。目の前にいたらぜひ抱きしめたいです(笑)ゾーザー役飯野おさみさん。さすがです。あの貫禄。あの渋さ。あの偉大な父性。ゾーザーにも振り付けが少し増えましたね、軍団のダンス。この方も相手役の動きをちゃんと読んでいて、それに合わせるかのように自分の動きもしっかりとつけて魅せてます。前回飯野さんを拝見したときはなんとなく声の出がいまいちかな?という時だったんですが今回はすごく伸びてました。すばらしいの一言です。全体としては、アンサンブルが名古屋初日と比べてもかなりいいですね。しいて言えば「お洒落は私の切り札」の、バック女子チームがいまいちだったかなぁ。そんなに人数いて、たったそんだけの声しか出ないの?って感じで。男子チームはずいぶん良くなってきたなぁ。っていうか、初日のひどさはなんだったんだろう?しかし、隣りの席のプチセレブ風のおばさまが香水つけすぎで、あたしはくさくて死にそうだった。幕間に一旦席を立って戻ってきたおばさまがまたくさかったので、思わず「くさっ!」とつぶやいてしまいました。上演中もお召し物の衣擦れの音が気になって気になって。劇場に来るときはおしゃれに、ってのはわかるけど香水はかーなーり、控えめにして欲しい。それと、衣擦れしそうなお召し物は遠慮してくれー。
October 27, 2007
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そういえば、ウェストサイド物語の初日であたし的にはかなり不思議なことがあったんで補足。普通、フツウ、ですよ。開演の、しかも初日には、幕が下りた後はオールスタンディングになるものです。まして今回の演目、劇団四季では12年ぶりの上演となるもの。劇団側の力の入れっぷりは結構なモンだと思います。(実際には公式HPなどの取り上げ方や 開幕までの広報スケジュールを考えると、 意外なほど「ホントに力入れてる?」って感じでしたが)なのに。初日。初日なのにですよ。上演中、ショーストップとなるほどの拍手喝采はなかったし、それどころか、幕が下りた後、通常のカーテンコールが3度ほどあったあと、(幕が開いて俳優さんたちが手をつないだりして出てきてペコリ)…。そのまま終了。誘導灯もあっさり点灯。え~~~~!!??ですよ。ものすごい久しぶりに上演する演目で、しかも初日ですよ!?誰一人のスタンディングもなく、終了って!!今まで、初日やら千秋楽やら、千秋楽前日やら、○○回記念やら、○○年記念やらいろいろ見てきましたけど、スタンディングが全くないなんてこと、なかったんだから!!そういうときの公演は、劇団も俳優さんも、そして観客もテンション上がりまくりなので少々パッとしない出来(そんなことありえないけど)だったとしてもスタンディング・オベーションになるのが普通。…だったんだけど・・・。そういう意味でも、なんとな~く腑に落ちないまま劇場をあとにしたのでした。う~ん。
September 10, 2007
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京都で1週間過ごしたこともまだアップしてないのですが、その前に、1本観劇したのでその感想などを。先日の土曜日、東京で『ウェストサイド物語』が開幕したのでその初日を観てきました!さすがに初日なので招待客も多く浅利代表ももちろんお越しになってました。なんかお見かけするたびに、どんどんお年を召してる気がいたします。まあ、劇団運営とかファンサービスに関わることでは代表氏にはいろいろ言いたいこともあったけどここはぐっと我慢して、ということで。筋としてはかの有名なジェット団とシャーク団の争いの中に運命のように生まれるトニーとマリアの恋とその悲しい結末。ロミオとジュリエットだと思ってもらえばだいたいOK(苦笑)トニーは阿久津陽一郎さん、マリアは笠松はるさん。ベルナルドが加藤敬二さんで、アニタは樋口麻美さん。主要な役はこのへんかな。阿久津さんの、ケモノ姿でもなく囚人姿でもなく古代エジプト風でもない普通のジャケットにジーンズ姿って、初めて見た(笑)だからかえって違和感が…。歌曲っぽい歌い方や、ファルセットやささやくようなピアニシモ声も初めてのような気がして、新鮮だった。いやぁ、さすがです。加藤さんは、他の若いダンサーさんと比べても一番足が上がってて、一番細くて、一番キレがあって。相変わらずすごいなぁと思う。しかし、何と言ってもやはり御年が…メイクや衣装があっても、どうにも浮いてます。なんとも言えないビミョーな感じです。いや、ホントすごいんですけどね、すごすぎるくらいうまいんですが。樋口さんは、ポリーをやってから一皮むけましたね。強い女、強情できっぷのいい、姐さん的なキャラが引き立つなぁと。今回の役もまさにそんな感じ。情熱的でパワフルで、妹分のマリアをしっかり面倒見て。ダンスのキレもすばらしいです。女らしくて、激しくて、熱っぽくて。笑顔がとても印象的だったし、樋口さんの年齢的なものともぴったり合ってる気がしたなぁ。で、マリア、笠松さん。バレエ出身とのこと。マリアはそんなに激しいダンスはないこともあり、その辺は問題なし。歌はオペラ調に近いかな。ただ、阿久津さんとのデュエット部分では半音ずれることが少なくとも4~5小節はあったかと。阿久津さんが音を全く外さない方なだけに目立ちましたね。演技も平坦です。メリハリに欠けます。まあ、今後に期待、と。そしてこの演目、私には、あくまでも私にはですよ、正直、ちょっと物足りなかったかなぁ…。振り付けとかストーリーの流れとかが、当たり前っちゃ当たり前なんだけど古い。昭和風?っていうかな。キャラクター一人ひとりのセリフや動きもなんか唐突と言うか、根拠・説得力に欠けると言うか…。終わり方も尻切れトンボ的でー。バーンスタインの音楽は以前から好きなので生オケで聞けるこの演目を楽しみにしてもいたんですが、今回に始まったことではないとは言え、四季のオケ部は、正直あまりうまくないので…。「プパー」「パポー」っていう感じの気の抜けた音がちょこちょこ聞こえるのは耳障りっす(涙)金管・木管系は特に音が目立つんだもん…。ひとつ気になったのは、パンフレットのスタッフ欄に「演出補 野村玲子」の名があったこと。劇団内夫婦で、演出と演出補。なんか、それってどうなんだろ…。釈然としない何かがモヤモヤモヤ結論。たぶん、この演目をわざわざ観に遠征、ってことは今後ないと思います。
September 10, 2007
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ウィキッドを堪能し、劇場から出てホテルへ戻るときふと見ると、カレッタ内にはこんな素敵なイルミネーションが。「エメラルドファンタジー」という、ウィキッド関連のイベント。・・・携帯で撮ったので(ホテルにデジカメを置いてきてしまった)あんまりキレイでもないかも?雰囲気だけでもお伝えできればと雨が降っていたのでタクシーで帰ることにし運転手さんに汐留にあるホテル名を告げたらなんと銀座にある同じ名前の系列ホテルに連れて行かれてしまった…。なんとなく、方向が逆のような気もしたんだけど不案内な土地だし、あたし方向音痴だしー、と思って不安を払拭していた。銀座でタクシーを降り、間違いに気づいた。ワンメーターくらいだった。「ここが銀座か~」と浸る間もなく、都会は恐ろしいし何が起こるかわからないので(笑)すぐにまたタクシーを拾って今度は間違いなく自分の泊まるホテルまで連れて行ってもらった。ちなみにこの後、ホテルの部屋で観劇の余韻に浸っているうちにホテル内のレストランがオーダーストップになってしまい近所にも適当なお店がなかったため、この日の夕食は泣く泣くコンビニで仕入れてきて食べたとさ(涙)
July 2, 2007
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1ヶ月プラスアルファぶりの更新です。どうもみなさん、お久しぶりです。ほんとごぶさたです。…すみません。記事の更新はしてなかったんですが、この間にこのブログの登録ジャンル(?)を「趣味・ゲーム」に変更しました。ゲーム、の部分はおいといて、要は趣味、つまり観劇の方にシフトチェンジ。と言っても食べ歩きのことやら旅行のことやらも書いていきますよん。で、さっそくですが。この土日で、東京観劇ツアーしてきました。土曜の昼に『ライオンキング』を観て、土曜の夜に『ウィキッド』を観て、日曜の昼に『キャッツ』を観て、という観劇三昧。メインは6月中旬に開幕した『ウィキッド』日本初演なので、本当は初日に行きたかったのだけどチケット取れず他の観劇予定を入れつつ今回の日程になった。「オズの魔法使い」のストーリーの、前段階、という設定で、二人の女の子が「良い魔女」「悪い魔女」と呼ばれるようになる過程というか…。ま、詳しくは劇団四季のHPでも見てください。いやぁ~~、とにかく、衝撃だった。主役お二人は、以前にも別の演目で拝見したことはあったが今回そのお二人ともが、パワー&うまさ300%アップになっちゃった…という感じ。(どんだけうまくなっちゃうんですか、濱田めぐみさん・沼尾みゆきさん!!)一幕は濱田さんの歌で終わるんだけど、幕が下りたときドラマの内容にもだし歌のパワーのすごさにも圧倒された。そして何より、「ここまで来るのに濱田さんは一体どれほどの汗と涙を流したのだろう」「この人の歌と演技を見るためにここに居ることができて本当によかった」・・・という思いで胸が詰まり、ドラマへの感動もあって涙がポロポロ出て止まらなかった。休憩に入って照明のついた客席で、あたしの2列くらい後ろの方から「あの人もう泣いてるよ」という声もしたがそれでも涙は止まらなかった。2幕でも濱田さんの歌と魂のこもった演技は続き、やはり涙がこみ上げた。両方の腕に鳥肌が立ち、寒気がするほどだった。カーテンコールではすぐにスタンディング・オベーションになった。濱田さんもすごいのだけど、もう一人の主役、沼尾さんもこれまでやった役とは一味違い、新たな境地を思いっきり開いたという感じですごい。そして脇役やアンサンブルのレベルが半端なく、尋常じゃないくらいに高い。舞台の端から端まで、こんなに完成度の高い舞台・演目は久しぶりだった。実は6月の終わりに、名古屋で『アイーダ』も観たのでこの2週間ほどで4本観劇したことになるのだが『ウィキッド』以外の3演目は、完成度で言うと正直2~3ランク落ちるレベルだったと思う。特に『ライオンキング』は、名古屋で千秋楽を迎えて以来の観劇だったので楽しみにしていたが率直に言って期待を裏切られた。がっかりの出来だった。中国人俳優さんはお国訛り丸出しで聞き取りづらく、しっかり役のついた人もアンサンブルさんたちも歌・ダンス・演技ともに出来上がってない感じだった。『アイーダ』も『キャッツ』も、主要な役者さんを『ウィキッド』など他演目に持っていかれたことでぐんと質が落ちたことが明らかだった。ものすごい感動と同時に、かなりのがっかり感と今後への不安を覚えた東京観劇ツアーだった。
July 1, 2007
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阿蘇旅行その4の前に、久しぶりの観劇レポを(苦笑)今日は待ちに待った、名古屋での劇団四季「アイーダ」公演初日。名古屋での公演が決まったときにはめちゃめちゃ嬉しかったし、経済的な問題さえクリアできれば毎週でも毎日でも観にいきたい、大好きな演目。ドキドキしながら劇場へ向かうと、さすがは初日。スポンサー関係と思われる、ダークスーツの男性がけっこういる。ふだんは観劇なんかしなさそうなおじ様が多い(笑)お花もたくさん飾ってあるし、何と言っても劇団四季の一番エライ人、浅利慶太氏もご来場。初めて拝見しましたが、意外に大柄な方でした。そして今日の出演者を確認するためキャストボードを見ると。なんと、アイーダ 井上智恵 …の文字が!!!えーーーーーっ。えーーーーーーーっ。開幕前のキャンペーンなどには樋口麻美さんが出られていたのでてっっっきり初日キャストもそうだと思って楽しみにしていたのに…。イヤ、井上さんがダメとかじゃなくて、樋口さんだと思ってたのにそうじゃなかったというショックですよ、うん。そしてメレブ 中嶋徹 ゾーザー 大塚俊 …の文字にもショック。ゾーザー役は大塚さんも好きなんだけどできれば飯野おさみさんで観たかったなぁーという想いだったのに。あと、メレブ役は、あたしの苦手な声質・歌い方の中嶋さんではなくできれば有賀さんで観たかった…(涙)そんなこんなで、開演前のロビーでもうすでに一泣きしまして。開演してからはまあまあ感情移入して楽しみました。アムネリス役五東さんの歌詞が一部飛ぶとかライティングのミスが少しあったりとかメレブ役中嶋さん・ネヘブカ役石倉さんの歌声が一部引っくり返るとかいくつかアラはありましたが全体的に悪くはなかったです。ただ、これまでの大阪公演・京都公演・福岡公演でいろんなキャスト・いろんな回を観させてもらったあたしとしては、あえて、「四季っ!まだこんなもんじゃないだろっ!」…と言わせていただきたい。アンサンブルのシンクロがいまいちだったことや役のついている人たちもまだまだ100%じゃないと思うんで。まあ反対から見ればこれからが楽しみとも言えるけどね。(どんだけ上から目線なんだ、あたし)名古屋で千秋楽を迎えるまでに、何回行けるかなぁ。
May 12, 2007
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年末年始に実家へ帰省し、なんと10日間ほどものんびり過ごしたんだけど、その中でも楽しみにしていたことの一つが観劇!!…ということで、年の始めに母と二人で福岡へ行き千秋楽間近の「アイーダ」を観てきた。朝から高速バスに揺られて2時間。天神に着き、先に父上ご所望の明太子を買う。ついでにお土産にと緑茶(茶葉)なども買ってから、キャナルシティへ。キャナルシティ。…もう何回来たことか(苦笑)すっかり勝手知ったる場所になってしまった。昼食をとって、さらに甥っ子へのお土産にするためにポケモンセンターへ寄り買い物。冬休みのポケモンセンターは、お年玉でお金に余裕のある子どもたちでいっぱい。親御さんって、大変だなぁと思ったよそしていよいよ劇場へ。チケットを見ながら席へ着くと、なんと、前から5列目、ほぼ中央の席!!舞台から2~3メートルという近さ!開演して驚いたのは、やはり濱田めぐみさんのパワーのすごさ。この日も、アイーダの人生そのものを送っていた。歌、笑い声、怒り、嘆き、涙、強さ。濱田さんのアイーダは本当にけなげでいとしい。わかる人にはわかるネタですが、阿久津さんと濱田さんが歌う「♪ど~~したのかなぁ、こんなことを…」の部分。入りの部分のブランクが今まで観たときより多かったなぁ。歌詞とんだのかしら??と一瞬思ったもん(笑)大阪以来ひっさびさに拝見した、飯野おさみさんのゾーザーはやっぱり渋くてオシャレでかっこよかった~~!!実際に年齢を重ねた方だからこそ出せる味というか。バカ息子に対する焦りや期待、失望も、リアルで深い。そして一番印象に残ったのは、メレブ役・有賀さんの成長っぷり。大阪公演のときも観させてもらってるけれど、もちろんそのときと比べても、6月に同じく福岡で観たときと比べても、すごくうまくなってると思う。6月に一緒に観た母も同じ感想らしいので、間違いない(笑)うまさが全体に底上げされたのと同時に、ブレがなくなり安定感が出た気がする。う~~ん、堪能何度も何度も感動のため息をつきつつ、天神バスセンターへ行き、また2時間長崎へと揺られたのでした…。しかし、千秋楽の前々日だというのに、S席でも意外にちょこちょこ空席があった福岡シティ劇場。その行く末を不安に思うのはあたしだけか?
January 15, 2007
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この話題も、さまるわたりコイツさんのめでたいご披露宴がらみ。そんなに経ってないと思いきや、もう1ヶ月近くも前の話になってしまった。…。ま、気にせずにいきますちなみに披露宴が終わってからは、宮崎から同じく披露宴に出席していた友人とミニ2次会。途中の路上では、すれ違いざまにほんの少し身体に触れたというだけで怒り、相手の女性グループに自分の乗っていた自転車を持ち上げ投げつけるというすごいお兄さんも見かけてしまい、「大阪は怖いなぁ」と思った私。次の日にはすっきり目覚めて、いざ梅田へ。前述の、宮崎の友人とお好み焼きでランチをして別れ、ハービスENTにある劇場へ。久しぶりに観ることにしていた「マンマ・ミーア!」だけど、「マンマ・ミーア!」を初めて観たときとは違うキャストで観られることも、今回の観劇のありがたい点。特に、この演目のオリジナルキャストである保阪知寿さんのドナ。そして、ライオンキングではサラビ役でよく拝見した、ターニャ役の森以鶴美さんも楽しみ。俳優さん全員の息がぴったり合っているからこそすんなりとストーリーと音楽に入っていける。そして楽しく笑えて、ちょっとほろ苦・甘酸っぱい感情も与えてくれる。いつ観ても、すごいなぁと思う。待望の初見・保阪ドナ、いやぁ、足細いっ!!世間的に言えば中年くらいの御年だと思われるのに、スマートで、筋肉質で、歌もダンスも力強くて、声は若々しくチャーミングで。本当に驚かされた。…ただ、あくまでも私の好みなんだけど、私は、以前観たときにキャスティングされてた早水小夜子さんのドナの方がしっくりきたんだよね。体型は保阪さんよりふくよかだけど、低音の声の感じとかが私好みで。早水さんを、東京のキャッツ・グリザベラ役で観て感動したせいもあるかも。あと、これも私の好みの問題なんだけど、吉沢梨絵さんのソフィが、なんとなくいまいちなんだよね…。前観たときも微妙にそう思ったんだけど、吉沢さんの声質が、基本的には私の好みの声質と違うというのが原因かと。高音がキンキン響いて聞こえちゃって、歌の感情が入ってこない気分になってしまうんだよね。あ、あくまでも私の好みなので、あまり参考になさらないように。もう一つは、ペッパー役の松本さんの開脚ジャンプの到達点が低くてキレがなく、ジャンプのスタミナも続いてなかったことは残念。望月龍平さんの時の完成度の高さと比べると、やっぱりどうしても…。でも、がんばってほしい!今後に期待。ターニャ役森さんや、明戸さんを始めとした父候補役3人などさすがに主要キャストのみなさんはすばらしい完成度だと思った。感動。全体としては、けっこうよかったです、うん。それにしても、こんな機会を作るきっかけになってくれたコイツさんご夫妻には感謝(笑)
October 23, 2006
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観劇から1週間ほど経ってしまったけど、「夢から醒めた夢」の名古屋公演初日に行ってきた。初めて観るこの演目、劇団四季の公式HPなどで予習はしておいた。何が楽しそうって、開演前のロビーパフォーマンスらしい。いろいろ想像していたけど、予想以上に驚きの連続だった!!ロビーの奥から、ホイッスルとドラムの音がしてカラフルな鼓笛隊、みたいな扮装の俳優さんたちがやってくる。あとで気づいたんだけど、ドラムを叩いてた方は私が大好きな、川地啓友さんだった。もっと早く気づいてじっくり拝見すればよかった…ロビーのあちこちで、タップダンスをやってくれる兵隊さんのコーナーあり、ハンドベルを演奏してくれる小人の妖精コーナー↓あり、マリオネットを見せてくれる仮面男がいたり、手回しオルゴールを披露してくれるおじいちゃんがいたり、ロビー中を歩き回るピエロや、足の長ーいピエロもいたりして、けっこうな人ごみ状態のロビーを、あれも見たいこれも見たいとウロウロ・・・。そんな中、私の肩をトントンと叩く人が…。誰?と振り返ると、わーーー!!!ピエロさんが私の肩にアゴを乗せて、いたずらっ子のような笑顔思わず、こんな写真を撮ってもらっちゃいました。なんてステキな笑顔なんでしょうっ!確かにロビーパフォーマンス、楽しい!!開演前のこの時間だけにお金を払っても構わない、くらいの楽しさ。演目自体は、子どもでもわかるようなシンプルさがありつつもちろん歌やダンスはまったく手を抜いていない内容。サーカスやアクロバットにも近いような演出も盛りだくさんで、見ても、聴いても、ストーリーも、すべて楽しめる。最後はちゃんとハッピーエンド。温かい気持ちで劇場を後にすることができる。子ども連れのご家族が多かったのもうなずける。ただ、毎度毎度指摘してしまうんだけど、いくら子どもが時々飽きちゃうからといって、アメを与えておとなしくさせるのだけは勘弁してっアメのビニールをカサカサと開ける音と甘ったるいフルーツの香りが気になってすっごくイライラするし観劇に集中できないんだよね…。子どもが泣いちゃったりとか、声を出しちゃったりとかするのは全然気にならないんだけどね。劇場側も、少なくとも上演中は飲食厳禁というところをもっともっと周知徹底してほしいなぁ。
September 23, 2006
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幸せな、幸せな観劇を終え、キャナルシティ博多2階のパパスカフェでお茶。喫煙席だったのであまりゆったりできなかったけど、飛行機の時間までを少しつぶすことはできた。(コレがあとで自分の首を絞めることになる…)キャナルシティ博多の通路で↓こういうの発見。警備会社のネームが入ってるロボット。液晶画面がタッチパネルになってて、フロアガイド機能を使うことができる。子どもがコイツの周りを取り囲んでいて浦島太郎でいじめられるカメみたいになってた(笑)キャナルシティから天神まではバスで3区間分くらいなので、どんなにかかっても10~15分くらいで行けるだろうと思い、バス停で待つ。でも、すぐに来るはずのバスがなかなか来ず、20分くらい待ってしまいタクシーで行こうと一歩歩いた途端にやっとバスが結局バスに乗り、雨で混んだ国体道路をダラダラと移動。(この判断も、やはり自分の首を絞める結果を招く)天神に着くまで20分くらいかかってしまった。天神に着いたのは5時30分頃。地下通路へ降りて、地下鉄空港線の駅へダッシュ5時36分発の地下鉄に間に合った。そして福岡空港駅に着いたのは5時47分!!あ、ちなみに言い忘れてたけど私が乗る飛行機は6時ちょうど発…駅から空港ターミナルまでも、とにかくダッシュ久々にこんなに走り続けたわ…そんなこんなで、どうにかこうにか飛行機には間に合ったけど空港のおみやげ物売り場を見て回る、なんてことは1秒たりとも、まったくできなかった。まさに(?)とんぼ返りの日帰り福岡行きだった。
September 14, 2006
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いよいよ開幕。しかし、アイーダのオーヴァーチュアは、いつも第1音が激しくてビビッてしまう。現代風衣装の、白いワンピースの樋口さん登場!足が、足首が、すんごい細いです!顔も小さくって、こんな華奢で、あんなに踊って歌えるのってすごい。濱田アイーダとはメロディラインの取り方がまったく違うし、細かい感情表現の力の入れどころも違う。濱田さんをイメージの前提として持っていると、それは違和感にもつながるけど、別のものとしてとらえれば、新たなアイーダの魅力も発見できるし、「あ、アイーダってこんな考え方してる人なのか」なんて意外に思えることもあったりして。樋口アイーダ、序盤から涙の演技だった。初めのソロ曲で、瞳がキラッと光って。「あ、涙だ」とわかったときはボロボロ涙をこぼしてた。濱田さんはここで、敵国への憎しみとかそれに負けないぞっていう悲壮な決意を秘めていると私は思ってるんだけど、樋口さんはきっと、仲間を不幸に巻き込んでしまった自分へのふがいなさ・情けなさや自国の状況の切なさみたいなものがまずあるんだろうなと。私は、そう感じた。いろんな役を違うキャストで観ていつも思うのは、セリフや体の動かし方、歌のブレスのタイミング一つで、俳優さんごとの「役の解釈」が表現できるんだなぁってこと。同じセリフをしゃべっているはずなのに、同じ役でもAさんが演じるのとBさんが演じるその役は、まったく別人で。本当に、すごいなぁと思う。阿久津ラダメスは、普段どおりのクオリティを常に保っている。これを私は勝手に「阿久津クオリティ」と呼んでいる(笑)…と、思いきや、ん?今まで観てきた阿久津ラダメスとは、ちょっと違う。アイーダに話しかけるときの口調がささやき声のようだったり、歌の感じがソフトでマイルドな感じだったり。悪い意味じゃなく、少しだけ角の丸い将軍、というか。これもやっぱり、樋口アイーダと演技を練ってそういう表現にしたんだろうなぁ。う~ん、役者さんて、すごい。そして、今回樋口アイーダについで楽しみだったのが、最近キャスティングされた、メレブ役の吉賀陶馬ワイスさん。出てきたときの第一印象は、メレブ、でかっ!…いや、でかいのがいけないわけじゃなくて、コレもイメージなんだけど、今までのメレブって、有賀さんにしろ中嶋さんにしろ、ずっと小柄な俳優さんだったんだよね。そういう人が出てくるという勝手な予想をしてるところに、阿久津さんくらいの大柄めの方が出てきたもんで、ちょっとびっくりしてしまいましたでも、よかったです、うん。1回噛んだけど(苦笑)、ちゃんとメレブしてました。あとは、もう少しメリハリのある笑いをとれるメレブになってもらえるといいな。もう一つ思うのは、ファラオが元気すぎ(笑)ラダメスの凱旋祝賀パーティで苦しみだすところ、いつも唐突なんだよねぇ~。急に苦しくなるわけだから、そりゃそうなんだけど。なんか、全然具合悪くなさそう…。ま、そんなこんなで、やっと念願の樋口アイーダに会えて、大満足な旅でした。あともう少しお金を使う勇気が私にあったら、夜の公演も観て福岡に泊まってから帰ることにしたはず…。そんな勇気がない私が、情けないような、偉いような。
September 12, 2006
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行くと決まったら即予約。まずはもちろん観劇チケット。ネットで、前方右側ブロックでも中央に近い良席ゲット。次は移動手段。自宅から空港までの行き帰りを考えると、実は飛行機でも新幹線でも所要時間が劇的に変わるわけではない。なので、移動が楽な飛行機にすることに。特割利用で、往復2万8000円弱。リーズナブルです。(行かなければ0円じゃん、と考えるのはここでは邪道)朝6時おきでセントレアへ。ANA機内でいただいたポンカンジュースがおいしかった。11時過ぎには福岡・博多着。早っ!まずは早めのランチを天神で。中華大好きで、機会があればしょっちゅう中華を食べたがる私。選んだのがアツアツのスーラータンメン。これもおいしかったで、キャナルシティ博多へ。開場前は無印良品でウインドウショッピング。劇場前で待っているとシティ劇場のスタッフさんが開場のご挨拶をされ、劇場のドアが開いて、私はこの日の第1号入場者になった!すでに数回訪れているこの劇場。かって知ったるという感じでスタスタと場内を歩いて客席へ。あとはどきどきしながら上演を待つ…。
September 10, 2006
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今週の初め、いつもチェックしている劇団四季の公式HPを見ると、「アイーダ 樋口麻美」の文字が!!2003年のアイーダ大阪公演では1年数ヶ月の間ほとんどすべてアイーダ役は濱田めぐみさんがキャスティングされ樋口麻美さんによって演じられたのはほんの3週間ほど。2005年の京都公演では、樋口さんがキャスティングされることは全くなかった。大阪・京都の両公演いずれにも遠征し、アイーダ役の濱田めぐみさん・井上智恵さん、ラダメス役の阿久津陽一郎さん・福井晶一さん、アムネリス役の佐渡寧子さん・森川美穂さん・シルビア・グラブさん・五東由衣さんなど何役かのキャストを見比べてきた中で、樋口麻美さんのアイーダを観ていないことはずっと、ずっと心残りだった。しかし、である。福岡公演では今回初めて、樋口麻美さんがキャスティングされたのだ!しかも今までの事情を考えると、キャスティングされてもごく短い間であろうと予想される。ならば、行くしかないでしょう、そう、福岡へっ!!
September 10, 2006
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劇団四季のストレートプレイ、三島由紀夫作「鹿鳴館」先日の日曜日に千秋楽公演を観にいった。正直、私は三島作品が嫌い苦手で、小説にチャレンジしたこともあるが数ページで挫折。文体が私には合わないのだ…。漱石とか鴎外とか実篤とかはそれなりに読めてそれなりに楽しめるんだけど三島作品だけは楽しむ前に拒否反応が出てしまって(苦笑)それだけに、今回の観劇には、私としては珍しく不安感を覚えていた。睡魔が襲撃してくるのではないかとでも、25分の休憩を挟んで開演から約3時間の2幕。意外に(?)寝ることもなくしっかり観ることができた。何せ耳も目もかなり集中していないと、セリフを聞き逃したり動きを見逃したりしてしまう。ちょっとでも話の筋をつかめなくなるのは絶対にイヤなので、集中度もムリヤリ高くしておいたので疲れた。一言で感想を言うとすれば、「おぉ~。なるほどねぇ~。」かな。明治の時代背景も絡んで、いわゆる特権階級の人々の思想とか、知的で文化的で優雅で贅沢な建前の後ろにある、ドロドロとして冷たく荒れた、ある意味人間的な本音。そういうものを第三者の立場で俯瞰できるのは興味深かった。私にとってはもちろんエンターテイメントではあるけれどエンターテイメント性はある意味高くないとも言えるジャンルの作品。ベテラン俳優さんが多く配されていて、その点での見ごたえは十分にあった。比喩表現や、現代ではあまり使わない堅苦しい日本語表現が多く、しかも流れるような長ゼリフ!それを感情を込めて、自然な形で観客に訴えるのには素人目から見てもかなりの技術力が必要だろう。俳優さんたちの技術の高さを改めて感じた作品ではある。おっ、なんだか珍しく批評的なカタイ文章(笑)誰か最後まで読んでくれるのだろうかか?平幹二朗・佐久間良子元夫婦が共演したという「鹿鳴館」も観てみたかったなぁ。
September 6, 2006
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7月の頭には3本の演目を東京で観たばかりだけど、7月最後の日曜日、劇団四季の昭和三部作第3弾、ミュージカル「南十字星」を名古屋で観劇。実はこの演目、東京での初演のときにそれを観るためだけに東京へ行ったことがある。そのときは主役二人は阿久津陽一郎さん・樋口麻美さんペアだった。太平洋戦争で不条理な罪を背負って死刑にされていく「戦犯」を扱う演目。「あー、おもしろかった」という気持ちになれるものではないけど、心の中にズン…と残る何かがあったし、俳優さんたちの息の合った演技・ハーモニーに圧倒された。さて今回は、保科役には初演と同じく阿久津陽一郎さん。リナ役には大平敦子さん。ほとんどダンスを見せるようなシーンが阿久津さんにないのが残念。愚かに思えるほど素朴で実直な人柄の保科。それを演じることができる阿久津さんの人柄もきっと似ているところがあるのでは、と思う。大平さん演じるリナ、品のいい感じがよく出ていたなぁ。(なんとなくセリフの話し方が賀来千香子さんに似ている気がする。)発声の仕方が裏声っぽいので、ソロ以外の歌の場面でどうしても他の歌声となじんでない感を私は感じてしまいました…。特に阿久津さんと二人でのハーモニーでは、お互いの歌声がフィットしてないというか。大平さんの声が強くて、私としては違和感がありました。あ、でもバリ舞踊とかすごくキレイだったし和服もインドネシアの民族衣装もよく似合ってたし、全然文句はないです(笑)その他の俳優さんで気になったのは、藤川和彦さんかなぁ。失礼ながら、男性としては小柄な方で声はややハイトーン。この演目では訳詞も担当しておられ、きっと博学な方なんだろうなぁと思う。けっこう存在感大きかった。千秋楽だったこともあり、カーテンコールでは代表して阿久津さんからのご挨拶もあった。客席内の灯りがついてからも、スタンディング・オベーションでのカーテンコールが7回も続き、作品への感動の大きさと、さすが千秋楽!という感慨がある。結局昭和三部作のすべてを千秋楽に観劇することができ、ほんとに幸運だったなぁ~ちなみに、帰りに売店で多くの方がパンフレットやこの演目のCDを買っている中、私はひとり、ディズニーアニメの「ノートルダムの鐘」のサントラを買って帰った。(セリフや歌を、劇団四季の俳優さんが吹き替えているのだ!)う~ん、満足満足。
August 2, 2006
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東京での一夜が明け、いよいよ2日目。というか最終日。いろいろと疲れてグーグー寝ていたせいもあり、朝11時ごろ起きてチェックアウトし、同じホテル内の中華料理店で朝昼兼用の食事「また中華?」と思うかもしれませんが、私はすごく中華料理が大好きなので、全然問題なしです!そしていよいよ、五反田で電車を降りて今回の旅の最終目的地、キャッツシアターへ!シアターのすぐ隣は某宗教団体の建物になっており、無宗教の私はちょっとギョッとした。キャッツシアターの中へ入ると、人がたくさんいる~~。カップルや女性グループだけでなく、小さい子どももいる家族や、中年ご夫婦も。さすがに日本のミュージカルの金字塔「キャッツ」。観客層も幅が広いよう。客席に入ると、これまたびっくり。ネコから見たサイズの、いろんなものが場内中に散りばめられてる。粗大ゴミ的なものもあれば、日用品のゴミなども。舞台の実際の映像が、劇団四季の公式HPの「キャッツ」ステージガイドで紹介されてるので、ぜひそちらをごらんください(笑)そして幕が上がると、私の席のすぐ前が通路になっていることもあって、ネコたちが目の前を走って回る!すごい迫力、すごい臨場感!ステージ上には絶えず10数匹のネコたちが歌って踊って飛び回っていて、どこを見ていいかわからないくらい。舞台装置もすごく凝っていて、幕が開いたときには舞台そのものが回転するのを始め、びっくりするようなところからネコが出てきたり、ネコたちが空中ブランコしたり!早水小夜子さん扮するグリザベラが歌う「メモリー」は、とてもとても感情がこもっていて、私は正直そこまではただ舞台の流れをびっくりしながら追っているという感じだったんだけど自分の心をぐぅっっっと全部持ってかれるような感動がおそってきて理由のよくわからない涙を流してしまった。感情移入して悲しくなったわけではないし、寂しくなったわけでもないと思うのに、あのときの自分の涙の理由の説明はできないなぁ…。キャッツ観劇後は、めずらしくグッズを購入してしまいました。それにしても、感動、感動の2日間だった!!本当に観劇以外の何もしない旅だったけど、大満足。キャッツを観ることは、劇団四季のファンになってしまってからはある意味「いつか叶えたい夢」だったので、それ以外にも2本の演目を一緒に観ることができて幸せだったぁ
July 17, 2006
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「ブラックコメディー」は、休憩なしの約1時間半公演だったので次のソワレ公演までしばらく時間が空いてしまい、すぐ近くにある旧芝離宮恩賜庭園を散策。暑かったし、池の水もよどんでてお世辞にもキレイとは言えない感じだったけどまあビルばっかりの中の緑のオアシスとは言えるかも…。電車で新橋まで行き、劇場のあるカレッタ汐留へ。茶寮都路里へ行こうかと思ったけど、すっごく行列が長かったのであきらめた抹茶ソフトクリームで我慢して、本屋さんや雑貨屋さんをウインドウショッピングして時間つぶし。そうこうしているうちに、開演時間。電通四季劇場「海」の客席へ。「オペラ座の怪人」は、実は以前にも一度見たことがある。でもいろいろあって、幕開けはじめの部分を見逃しているのだ!*詳しくはこちらへ舞台は、衣装も装置もすごく豪華絢爛でにぎやかでとても美しい雰囲気。ファントム役村さん、クリスティーヌ役沼尾さんの歌声は、うなるほどすばらしくて感激!!ラウル役の北澤さんもよかったんだけれど、いまいちインパクトというか、「北澤さんっぽさ」が出せていなかった気がするなぁ。特に村さんは、序盤に若干不安定さがあったものの、豊かなテノールが胸を打つというか…。ただ邪悪なだけのファントムじゃなく、なんか切ない感じもしたりして、よかったなぁ~。観劇後は、カレッタ汐留内にある中華料理店でおいしいコース料理をゆっくりといただいてお腹いっぱいでホテルへ戻った。
July 17, 2006
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またまた更新がずれ込んでしまいましたやっと書けます、東京での1泊2日!!実は先週の土日、東京へ行っておりまして。ずっと念願だった、観劇のみを目的とした上京!それもなんと2日間で3演目も見ることができるスケジュールを組んで新幹線とホテルがセットになったプランを申し込んだ関係で名古屋駅出発は土曜日の朝6:40!!朝5時おきなんて、久しぶりにしました…。でもけっこう車内混んでたなぁ。ディズニーランド&シー行くグループや家族が多かった気がする。品川へ着いたのが8:30ごろだったんだけど、なにせ観劇のみが目的(笑)なのですることがない。お昼前まで浜松町のインターネットカフェで遅ればせながら「彼氏彼女の事情」…(少女マンガですよ)を読みふける。1時の開演に向けて、カフェの近くにあったインド・ネパール料理店で昼食。あまり期待せずに入ったお店だったけど意外においしかった。で、劇団四季の自由劇場へ。この2日間でまずはじめの観劇は、「ブラックコメディ」停電になって真っ暗な部屋、という設定の舞台で繰り広げられる恋人同士・カレのもう一人の恋人(!)・カノジョの父・隣人・電気屋など狭いような広いような人間関係のドタバタパニック。幕開け序盤は設定の説明みたいな感じだけど、そこからの展開はなかなかおもしろく、テンポよく進んでいく。俳優全員の息が合ってないと、笑いのツボも作れないわけだからその辺はうまいこと作りこんであるなぁと思った。最後は、これといった結末がないままで、よく言えば余韻が残る感じの、悪く言えば後味がすっきりしない感じの幕引き。いかにもヨーロッパ風のストーリー展開というか。でも決してつまらないわけではなくって、ぐいぐい引き込まれていく展開で、1時間半の舞台中、飽きることは全然なかった。主役の石丸幹二さんの熱演は光ってたなぁ~。衣装のピンクっぽいYシャツが、どんどん汗びっしょりになっていくさまが印象的。ストレートプレイなのに、石丸さんの動きを見ていると「日々鍛えてるんだろうなぁ」…としみじみ思えるほどの身体の使い方。何気ない身のこなしでも頭から爪先まですべてを緊張させてやっているんだろうなぁって。「オンディーヌ」でも石丸さんと組んでた坂本里咲さんもよかった。私には、声のトーンが若干高すぎる俳優さんなんだけどしっかり自分をアピールしてる感じがしてすごいなぁと思うし。ハロルド役の栗原英雄さんもステキでした。「ライオンキング」のスカー役が私の中の栗原さんの印象だけど、ハロルドは若々しくって、ちょっとおネェキャラで。栗原さんの新たな一面を見た!という感じ。クレア役の八重沢真美さん、セクシーな役似合うなぁ~。女から見ても、太もものあたりや細い足首などきれいな脚のさばきっぷりが色気たっぷりでたまりませんでもなんだかんだ言っても舞台中では、電気屋のシュパンツィヒがある意味一番オイシイ役だった気がするなぁ~。ストレートプレイも悪くないよね、と思える舞台でした、うん。
July 14, 2006
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さて、3日目。この日は、長崎から私の母が出てきて一緒に「アイーダ」を観る予定になっていたので母の乗った高速バスが着く天神へ迎えに出た。天神の駅ビルの中で少し早めの昼食をとり、キャナルシティ内の「福岡シティ劇場」へ移動。・・・約3時間後、客席から立ちあがって舞台の俳優さんの方へキャーキャーと手を振り回す母が隣にいた。…ちょっと恥ずかしかった(苦笑)けど、音楽も舞台装置的なものも大好きな母にこの舞台を観てもらえてよかった!以前名古屋に来たときに「ライオンキング」を一緒に観たときもやはりキャーキャー言ってはしゃいでいた。そうかと思って「クレイジー・フォー・ユー」の長崎公演を観てもらったら「ダンスが多かった。もっと歌を聞きたかった」と贅沢な感想をもらし、その上一緒に招待した父と二人、時々交代でウツラウツラしたと言う。それじゃあ、コレならどうだ!文句ないだろう!!…という意味も込めての「アイーダ」をだったんだけど、コレは母にはかなりヒットしたようだ。こちらのもくろみは見事に当たり、しめしめ、という感じ観劇後は、感想などを熱く語り合いながら(笑)お茶をして、天神のバスセンターの乗り場まで母を送り届けた。ここで、「母がバスに乗り込むところまで」を見届けさえすればこの後の悲劇(?)は起きなかったんだけど…。
July 6, 2006
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この週末、ダンナの友人の結婚式があるため福岡へ。その友人とは私も知り合いではあったけど、私は結婚式には参加しない。なのに、なぜわざわざのこのこと福岡へ行ったか。それは、福岡には、福岡シティ劇場という劇団四季の劇場があり、私の大好きな演目「アイーダ」が上演中だから。…ただそれだけです(笑)。そんな口実でもなければ、名古屋から福岡まで観劇のためだけに遠征なんて無理。結婚式は土曜日で、日曜に帰ればすむというところを前乗りして金曜日の夜の公演を観に行くことにした。アイーダ役濱田めぐみさんは、私が本当に大好きな俳優さん。特に、この演目を見て彼女を尊敬すらするようになったと言っても過言ではない。今回も気品高くて、力強くて、美しい王女だった。観終わったあとは、彼女の圧倒的なオーラを受けて座席から立ち上がるのを忘れるほどの感動・ため息が押し寄せてくる。ダンナも、「濱田さんは、毎回アイーダを生きて死んでいくんやな」…という名言を残した。(ダンナ生きてますよ、念のため)アイーダをがんばって演じる、というのではなく、彼女はアイーダの人生を舞台の上で送っている。まさにそんな感じ。ラダメス役福井晶一さん。知的で迫力がある将軍だった。体の動きも力強くて、低めの声で歌う歌もステキだった。強いて言えば、高音が出にくい部分はあったかな。阿久津ラダメスとはまたちょっとタイプの違うラダメスで、私としては甲乙つけがたいなぁ。アムネリス役五東由衣さん。ソフトでマイルドな歌いっぷりや、優雅な身のこなしでたっぷり魅せていただきました。メレブ役有賀さんも、笑顔がキュートで表情豊かだったし(京都時代よりうまくなった!)、ゾーザー役大塚さんもいい意味でアクのある感じだし、ネヘブカ役松本さんは高音をしっかり出して存在感あったし。アンサンブルのレベルがすごく高いことも評価できる演目。実はこの日の公演、なんとセンターブロック最前列での観劇だった。さらにダンナが結婚式出席を済ませた翌日、つまり日曜日の昼にも同じ演目を観る予定にしていた。だけど、最前列でこれだけ感動させられて、他にも観る機会があるのにそれを逃す手はないっ!ということで、急遽、観る予定がなかった土曜日のチケットも取ることにっ!!チケット取れなきゃあきらめたかもしれないけど、意外にいい席が取れちゃうところがまたすごいです。いろんな意味で。この日はアドレナリン出まくりのまま、屋台でとんこつラーメンを食べ、屋台バーでおいしいカクテルをいただいて宿泊先のホテルへ戻りました。すごすぎます・・・。こんなに幸せな思いをしちゃってもいいんでしょうか??
June 25, 2006
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約1ヶ月ぶりの観劇。本日のマチネ(昼の部)公演で千秋楽となった、「異国の丘」を楽しんできました昭和三部作第2弾in名古屋。シベリア抑留のエピソードを中心に太平洋戦争前後の悲劇を中国側と日本側の視点から、そして英米側の思惑もドラマの中に混ぜながら、美しく、切なく、苦しく、悲しく、物語は進んでいく。首相の子息として何不自由なく送っていた学生生活。そんな境遇におごることなく、強く、やさしく、勇敢で清廉な心をもって平和を願い、日本人としての誇りを愚直なほどに貫いた秀隆。演じる主役の下村尊則さんは筋の通った気高さ・穏やかさを見事に表現されていた。ライオンキングのスカー役で下村さんを拝見したとき私は正直、スカーとしては若干クドい気がしていた。でもその演技の濃さが、今回の役には(私としては)うまくフィットしていた気がする。キビキビとした身のこなしも美しく、声の豊かさも悲しく切ない歌詞をさらに盛り上げて涙を誘った。ヒロイン役木村花代さん。初めて拝見したけど、ステキな俳優さんだと思う。敵国日本人の秀隆を愛してしまい、結ばれないとわかっていても互いの国の平和のために、そして愛する人の夢のために、自分の身を犠牲にした女性という難しい役だけどしとやかに、芯の通った強さを持ちつつ演じておられた。また別の演目で見せてもらいたい。男声でのコーラスが演目の始めと終わりにあるのだけど本当にすばらしいハーモニーを、この物語を悲惨なほどのつらい思いだけで終わらせず、未来に向けての希望、子孫たちに向けてのメッセージを託すという形で昇華させるためのものと感じられた。本当に、ほんとうにいい演目であったし、よい俳優陣だったと思う。千秋楽だけあって、最後はもちろんスタンディング・オベーションでした!実は約1週間後にまた別の観劇予定がありますお楽しみにっ(笑)!
June 18, 2006
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