右肩下がりの人生

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2007/07/02
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今回は、そんな家庭環境で育った私の幼少期の行動と感情を書いてみたいと思います。


子供の頃には話を聞いてくれなかったばかりか、機嫌の悪い時などには

「黙っていなさい」「一人で遊んでいなさい」「大人の大事な話があるんや」

大人の会話を邪魔するのは悪い事だと叱られたりもしていました。

大事な話といっても、祖母の体の調子や名誉職の会合での事を話すぐらいでした。

「昨日の夜に足が攣った」「お茶よく飲んだから今日はオシッコが良く出る」 

「○○さんがこんな服着てネックレスをして来ていた」 

今思い出しても実にくだらない事です(笑) 




会話不足で母親と心が通じて無かったせいか

私は子供頃、人の物を盗ったり嘘ばかりついていました。

友達の家へ遊びに行っては、友達の玩具をコッソリとポケットに入れて

そのまま家に持ち帰り、家族には「○○くんに貰った」と言って自分の物にしていました。

また同級生との会話では、些細な事でも嘘ばかりついていた事を覚えています。

私は悪い子供でした

ガキ大将的な悪さではなく、ずる賢く悪い子供でした。

8歳までは家族や先生の前では猫をかぶり、嘘をついては同級生を陥れる

自分でも嫌になるぐらい卑怯でイヤラシイ子供でした。


ですが、家族は私が物を盗んだり嘘つきな子供だったとは今でも知りません。



今でも母は「手が掛からないし聞き分けの良い子供やった」と言っています。

私が本当の事を話しても、家族は認めないでしょう。

特に母は絶対に認めません。

祖母と母は、時に自分が信じている事や自分の理想としている事が

自身の記憶の中で現実となってしまいます。



その都度「悪い友達やった」「あんな子といっしょにいるから濡れ衣を着せられた」

少し取り乱し気味になり、最後には感情的になって会話にならなくなってしまいます。

私も最近では、それぞれ好きなように過去の記憶があってもいいものかと諦めています。

今になって、母に自分のしてきた事を認めさせても意味が無いように思えてきました。

たとえ現実でなかろうと、母の数少ない好い思い出なら、それでもいいのかと思います。


母の記憶の中では、私は永遠に良い子のようですが現実は懸け離れていました。

どうして人の物を盗んだり嘘をついてばかりいたのでしょう・・・?

生まれ付きの悪い子供だったからでしょうか・・・?

私は、生まれ付きの悪い子供や悪人なんていないと思います。

人の心は育ってきた環境によって、善にも悪にも変化してしまうものだと考えています。

私の場合、祖母の自分が話題の中心で居なければ我慢できないという性格のせいで

母親との心の会話が足りなかったからではないかと思います。


結局、私も祖母のように家族や母親の気を引きたかったのでしょう・・・。

仮病 』という術を使う祖母に対し、どうする事も出来ない私は

盗み・虚言 』という形になって表れたのだと自分で分析しています。

もちろん自分の弱さと問題を解決させる知識の無さもありました。

大人は日常のストレスを趣味やスポーツなどで発散させる術を知っていますが

子供は自分の気持ちを上手くコントロール出来ません。

あの頃の私も『 やるせなさ・苛立ち 』を他の事に変えることが出来ませんでした。

当時の同級生や友達の家族には本当に迷惑を掛けてしまいました。

人生をもう一度やり直せるのなら、母の記憶の中の良い子を現実にしたいと思います。





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Last updated  2007/07/02 01:00:24 AM
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