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2024.10.14
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アメリカで話題になった映画​ 「シビル・ウォー アメリカ最後の日」 ​を見てきました。休日の、午前中の早い時間だったので吉祥寺の劇場内は人がパラパラでした。

 この映画、アメリカで権威主義的な大統領の連邦政府に反発した州が西部同盟というのを結成、国内で米国兵同士の激しい内戦がおこる。ジャーナリストの主人公一行が、大統領にインタビューするため、各地で戦闘が行われている中、車でワシントンDCを目指す、というあらすじで。

 以下、ネタバレアリの感想




 個人的には「予告編を見たときに期待した映画と違う…」という感想でした。というのは、もっと派手なドンパチのあるアメリカを舞台にした戦場ドキュメント風のものかと思ったら、確かにそういう要素も一部でありますが、むしろ主人公たちがジャーナリストで、車に乗って延々とアメリカ各地の様子を見つめる。意外と淡泊、というか、淡々と「今(戦場になった)アメリカをカメラで映す」という、いわゆるロードムービー的な作品でした。

 また、この映画はアメリカではそのリアリティーで大ヒットしたそうですが、そのリアリティーというのはアメリカ人にしかわからない、それこそトランプ政権や格差による格差による社会の分断、対立をあおる危機感、何より、自分は日本人でアメリカに行ったことがないので(グアムはある)、町の風景や人々がどうしてもリアルに感じられない、異国で起きている遠い出来事にしか見えず。

 むしろこれが日本国内を舞台にした内戦モノであったら公開されたアメリカ国民としてのリアルと同質なものを感じられたんだろうなと。

 映画を見た後にネットでいろいろな解説を読みましたが、たとえば映画冒頭で大統領が3期目を就任、は、アメリカの憲法で大統領は2期までと決められているのを破った、という意味で、これは例えば近年トランプ大統領が同様のことを目指すと発言したことに通じているとか、最初に起きたテロ事件の場所が、実際にあった分断、対立で起きた事件と暴動に似たテロを思い起こさせる場所や内容であったとか・・・でしが、私はこの映画の後にそういう解説でようやく昨今のアメリカ事情として知ったわけで






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最終更新日  2024.10.14 22:36:10
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