Flatのガンプラ製作日記

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2022.08.16
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「魔導の系譜」です。

魔導の系譜 (創元推理文庫) [ 佐藤さくら ]

タイトルから明らかなように魔導がいっぱい出てくる
ファンタジー小説です。
なのですが、ちょっと異色なのは魔導師が忌み嫌われ、
虐げられているという点です。
魔導師は王族の指南役みたいな立場が多いと思います。

通じるということだからです。
つまり、博識ということであり、為政者のアドバイザー
にはピッタリです。
ゲームでも、魔法使いがクラスアップして賢者になる
というものもあり、賢いというイメージは間違って
ないと思います。
なのですが、この小説の舞台の国では良く分からなくて
恐い、気味が悪いというのが、魔導師に対する認識で
それが迫害に繋がっていたのです。
しかし、魔導自体の便利さは認識しており、迫害し、
下に見ておきながら、道具のように魔導師を様々な

魔導師は生まれつきの才能でなれるかなれないかが
決まってしまうため、なりたくなくても魔導師として
蔑まれる人生が待っています。
それは王族であっても、です。
ゼクスは蛮族と差別されるセルディア人でかつ、

絶望していたのですが、レオンという魔導師の
師事を受け、少しだけ救われます。

その後、ゼクスは国を変えたいと願う友のために
立ち上がります。
しかし、なんのために戦うのか意味を見失ったゼクスは
戦えなくなってしまいます。
その時、彼の頭に浮かんだのは、半ば飛び出すような
形で出ていった師匠のレオンでした。
レオンを探しに向かったゼクスは・・・
かなりのページ数なのですが、読みやすくてあっという
間でした。
世界観も面白いし、ゼクスの苦悩、レオンの苦悩が
丁寧に描かれていて、良かったです。
全員聖人君子などではなく、悩み、苦悩し、己の行為に
戸惑いながら、前に進んでいるのが面白かったです。





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Last updated  2022.08.16 21:30:11
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