Flatのガンプラ製作日記

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2022.12.24
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「魔神航路Z ゼウスとの決戦」です。


魔神航路 Z ゼウスとの決戦【電子書籍】[ 仁木英之 ]

ギリシャ神話の通り金色の羊の毛皮を取りに来たイアソン。
ノブユキたちを元の世界に戻してあげたいと言うものの
全てにおいて打算的というか、調子が良いというか、
の彼の言動は今一つ信用ならない印象を与えます。
しかし、一行の中でもっとも汗をかくのも彼だし、

もやもやしながらも話は進みます。

金色の羊の毛皮は炎の牛とドラゴンに守られています。
その解決策を求めて、イアソンの師匠である万能の
ケイローンに会いに行きます。
ケイローンから策を得たものの、ケイローンはヘラクレスの
攻撃で命を落としてしまいます。
ケイローンの策は「無効化するためには同じだけの
力をぶつけてやる」ということでした。
炎の牛は過去にメディアが脅されて負の感情を混ぜ込んで
作ったものです。イアソンは妻となったメディアに
躊躇いなく、酷い仕打ちをして、負の感情を高めさせて


そして、金色の羊の毛皮が手に入った時には、やはり
嫌な予感は当たってしまい・・・

最後にノブユキが蹴った魔神弾にはさまざまな人の想いが
込められていました。それは「同じだけの力」というに
相応しいものでした。

変えるということなのです。

ところで、イアソンはいつからあんな野望を抱いていたん
ですかね。最初から、とも取れますが、決定的だった
のはケイローンの死だったのかな、とか思っています。

万能と呼ばれ、知らぬ事はなく、文武両道の師匠を
イアソンは尊敬していたはずです。そんなケイローンでも
ゼウスの策略の前に亡くなってしまいました。
イアソンは今の枠組みの中では不十分でケイローンの弟子
という枠組みを超えた存在になりたいと確信してしまった
のかな、と思いました。

4巻通しての感想になりますが、なかなか面白かったです。
読みやすいし、魔族であるテュポーンたちをうまく描いて
いるし、英雄は能力は高いけど、単に珍し物好きなだけ、
ノブユキたちは特別な力はなく、元の世界に戻りたいと
思いつつ、この世界にも愛着も湧いてきて、思い悩む
(一般人だから普通に悩む)などが丁寧に描かれています。

満足。





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Last updated  2022.12.24 14:49:09
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