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12月の観光のハイシーズンを前に中東では不穏な動きが…。イスラエルがガザに侵攻するとかしないとか。ロケット弾がエルサレムに着弾しただの、なんだの。そして隣のヨルダンでは、政府の燃料価格の値上げの発表を受けてデモが数日間行われました。
当然お客様のお問い合わせも、「先のことは分からないとはいえ、情勢は一体どうなるんでしょうか?」という不安の声に変わります。12月にヨルダン・イスラエル旅行を計画されている方も多いので、当然のことと言えます。
私としては非常に答えにくいのですが…というのも、100%確実なことは言えませんし、政治家でもなんでもありませんので、水面下での動きも分かりません。ただ、現地在住の者としては、楽観的ではあります。
まず、ヨルダンのデモ。こちらはほぼ終息。政府が値上げを発表した時には、私も「えええっ! 貧しい人はどうなるの?」とかなりショックを受けましたが、その後いろいろなアラブたちの意見を聞くうちに、色々な考え方があるのだなと言うことに気付かされ、値上げだけを一概に非難するわけにはいかない、とも思い始めました。
例えば、とあるタクシーの運ちゃんが言っていたこと。ナルホド、こんな考え方もあるんだと納得しました。「タバコをスパスパと1日に2箱も吸う代わりに、1日1箱半にしたらいいんだ。それからラマダン中にアラブがどれだけ食べ物を捨てているか知っているか? 捨てる代わりに食べたらいい。家に10人招待する代わりに6人だけ招待したらいい。」
ナルホド~。言われてみれば確かにそうです。アラブ世界は「見せかけ」の世界。山のようにどっさりと料理しては、食べきれずに捨てている家庭がどんなに多いことか。同じものは翌日には食べない、と公言するアラブも多い。ということは、余った料理は捨てられる運命。それから、家に人を招待する数も半端じゃない。招待客や料理が多ければ多いほど人に「お金持ち」という印象を与えられるので、競争のように呼び合う。
ハッキリ言って無駄なことが多い。このタクシーの運ちゃん、核心をついているやないの! まぁ政府の汚職は歴然とした事実ですから、どうにかしてほしいものですが、それでも一般の人たちも「お金がない」「お金がない」と言いながら、タバコは1日に2箱も消費しているわけですから、もうちと"節約"に励む余地はありますね。
そんな訳で私自身も落ち着き、デモも落ち着き…。アンマンでの生活は全く普通です。今後たとえデモが起きるとしても、デモは人々の権利であり、ヨルダンに限らず世界各地で行われています。デモが統制されている限り、人々の生活や観光に影響が及ぶことはありません。
さてお次はイスラエル。私としてはやはり楽観的であります。というのも、イスラエルはこれから観光のハイシーズン、ピークシーズンへと突入します。1年の中でも最も観光客の数が増えるのが12月。こんな時期にわざわざガザ侵攻しますかいな? そこまでイスラエル政府も自己抑制に欠けているわけではないでしょうに…というのが私の理論。でも何度も申し上げるように、100%確実なことは言えません。
ガザとのゴタゴタについては、随分以前に「オレンジジュースとマシンガン」というタイトルでブログに投稿したことがあります。 http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200901070000/
さてそんな訳で…結論。ヨルダンのデモに関してはご心配なさる必要はありません。イスラエルに関しては、もうしばらく様子を見守る必要がありますが、まず問題ないであろうと思っております。ただし様子を見たいと思われるお客様には是非しばらく様子を見ていただきたいと思います。12月初旬まではホテルのお部屋もキャンセル料なしで仮にお取りしたままにできます。
お問い合わせなどがありましたら、
naoko_kimura@picturesque-jordan.com
までどうぞ。
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