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2014.01.24
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カテゴリ: ビジネス・経営


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なぜ中国人は交渉に強く、日本人は弱いのか?
ゲーム感覚で交渉を挑む、中国人に負けない法



200回以上中国に渡航し、同国を「主戦場」としているビジネスマンとして、
「中国のトイレはなぜ汚いのか」など、最近は中国関連のコラムを中心に書いてきた。
今回は、中国との付き合いから逆に考えたことだが、新年からの両国関係の違和感もあり、
「日本人はなぜ交渉力が弱いのか」「なぜ誤解されやすいのか?」について触れてみたい。 

■中国人の「ビジネス」に対する考え方とは?

私の独断的な考えかもしれないが、日本人は思い込みが激しく発想が一面的で、
必ずしも子どもの時からディベート(討論)のテクニックを鍛えられていない。
そうしたこともあり、戦略的な思考が十分にできていないことが少なくない。

中国人と渡り合い、世界に通用する交渉力を身に着けるには、

最近の日本と中国の関係の悪化を見るにつけても、
両国の価値観の違いに、その原因の一つがあるような気がする。

例えば、商人は一般的には卑しい職業とされている国も、少なくない。
昔の日本人は「士農工商」で、商を農や工の下に位置づけたが、この理由の一つは、
生産をするかどうかということが少なくとも建前だったと思う。
だが、中国人はそうは考えない人が大半だ。善しあしは別にして、何も生産せず、
極端なことを言えば「口先三寸」だけで儲けることを恥ずかしいとは思っていない民族だ
というのが、私の理解である。

もし相手を騙したり、誤魔化したりしても、相手が馬鹿だから仕方ないと思っている人も少なくない。
「駄目で元々」と考えて、厚顔無恥も甚だしい要求を平気で繰り返すような極端な交渉には閉口するが、
逆に、「そこまで言うには余程の裏事情があるのだろう」と忖度してしまいがちなのが、


中国人ビジネスマンにとっては、多くの交渉は「ゲーム感覚」でなされることも少なくない。
だから、クソ真面目な日本人にとっては、不信感の塊となってしまう。
「法律は守らなければならない」と考える日本人に対して、
「法律も人間が決めたものだから、朝令暮改しても当たり前だ」と発想する中国人と議論しても、
うまく行くはずはない。



■日本人の思考回路にも問題がある

一方、日本人は「協調することで人間関係はうまく行く」と単純に信じている人が多い。
それゆえ、妥協文化が蔓延しがちた。だが、お人好しの振りをしておけば得をした時代は、
もう過ぎ去ったといってもよいのではないか。

「阿吽の呼吸」は、単一文化や単一民族に近い、という背景から生まれたとも言える。
少子高齢化が日本の成長を止めるというならば、今後はいっそのこと、
海外からの労働者(移住者)をもっと積極的に受け入れることで、
日本再生が実現するのではないだろうか?

そうやって、外国人文化を受け入れ、多様性に対応することが日本を活性化する早道である。
つまり、「異質を理解したうえでの協力」こそが、日本社会に必要な要件である。
新しい日本人文化を、今こそ再構築すべきだと思うがどうだろうか?

実は、私の会社AMJ(アドバンスト・マテリアルズ・ジャパン)の営業マンの半分は、
外国人トレーダーである。また、中国関連の貿易では、当たり前のように中国人トレーダーに
一定の権限を与えている。日本人では交渉がうまく行かないケースがあるからだ。
無論、中国人に任せれば100%うまくいくというものでもないが、
AMJでは「外国人力」を最大限活用して「異質の協力」を実現している。

そもそも、「日本人が交渉慣れしていない」という指摘は、今に始まったことではない。
相手が中国人でなくても、日本人が交渉下手なのは、
日本人の背景や、その思考回路にも原因があると、私は思う。

つまり、瑞穂(みずほ)の国、日本は農耕民族が大多数の「村社会」であり、
お互いが助け合わなければ食べていけなかった。それゆえ、農民がみんなで一緒に田植えをしたり、
刈込みをしたりせざるを得ない。

やはり、よくいわれることだが、狩猟民族や大陸の遊牧民族などとの最大の発想の違いは、
日本人が農耕民族であることから発生している。日本の「村社会」はお互いが協調しなければ、
除け者にされたのである。違った考え方を持っていても、
あえて迎合することでトラブル(問題)を回避しようとする人も少なくない。

そこへいくと、世界の常識はまず、多くの人は自立することから始まった。
だから、他人に対して依存心が少ない。「自己の確立」は、個人主義的な発想が基礎になるはずだ。
ときどき海外から帰ってきて、日本人に会うと、幼児性を感じることが少なくないのは、
案外、安易な依存関係から抜けられない人が多いからかもしれない。

■これからの日本人には、もっと多様性が必要

結局、内向き思考の考え方は、突き詰めると「お察し文化」を蔓延させることになりかねない。
確かに仲間うちで同じタイプが集まると、何事にも反対意見が出てこないのでトラブルがなく、
何事もうまく進むように見えるから、安心感がある。だが、その代償、といってはなんだが、
「井の中の蛙」が異質を排除すると、いいことはあまりないものだ。

今までは「鎖国」に近い政策を続けていてもよかったかもしれないが、もう限界である。
「島国根性」から抜け出さないと、国際ビジネス(商売)の現場では、
視野が狭くなり、成功はおぼつかない。

今や時代のスピードが等比級数的に速くなっている。旧態依然とした決定を繰り返していくと、
知らず知らずにガラパゴス状態に陥ってしまうのである。

日本人のビジネスマンに必要なのは、多様性のある見方や考え方を受け入れ、
「蛸壺状態」にならないようにすることだ。だが、特に大手企業の中には、
自分が責任を取るのは嫌だから、初めからリスクを回避するような逃げ口上を用意する風土が
まだ残っている。新たな方針や戦略を作成するときは、衆議を尽くすことになる。

こうなると、ユニークな意見よりも、常識的な意見に反対が出にくくなり、
決定権限者の面子を潰さないような妥協案が出てくることも多い。
そして全員が責任を取らなくてよい陳腐な戦略が出てくるから、うまく行っても利益は薄く、
逆に下手をしても、責任をとる人は出ないような意思決定がなされがちだ。

内側から、妥協を繰り返しているようでは、まず勝てない。

異質を排除せず、安易な妥協文化とは決別する。

それが中国人云々よりも、日本人ビジネスマンが、交渉に強くなる第一歩ではないか。
そして、国際社会でサバイバルすることを肝に銘じて、中国人に負けないように、
したたかに日本人魂を発揮したいものだ。





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最終更新日  2014.01.24 15:48:46
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