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Jul 1, 2005
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翌日の出張を控えて、ホテルに前泊した。

あまり期待はしなかったが、彼女に良かったら一緒に泊まらないかとメールを打った。

その日飲み会で遅くなるから、10時ぐらいなら行けると返事があった。

すごく嬉しかった。

早めにチェックインして、シャワーを浴びて待ったが、なかなか来ないので、再び服を着て、

ホテルのバーで、携帯が鳴るのを待った。一人で出来上がっても仕方ないので、

適当に飲んで部屋に戻ることにした。かれこれ1時間は待っただろうか。とても長い時間に感じられた。

部屋に戻ると時計は12時を回っていた。あきらめてベッドに入ったが、なかなか寝付かれなかった。



背景に水の流れる音もする。心配ですぐ身支度をして、駅まで迎えに出ようと階下に下りると、

彼女が、ホテルのロビーの椅子で懸命に携帯と格闘している。

思わず笑ってしまった。まったく飲んべいにはあきれるが、そんな彼女が可愛いのは仕方ない。

彼女を担いで、フロントの目を気にしながら部屋まで連れて行った。彼女はご機嫌だったが、苦しいと

いうのでベッドの上に転がして、服を脱がせてあげた。

明日早いので、そのまま寝るつもりだったが、スーツにストッキング、ブラジャーと脱がせて、

パジャマに着替えさせようとしたのだが、僕の方がすっかり興奮してしまった。

しかし、安心して僕に全てを預けて眠っている彼女をこのままどうにかすることはしたくなかった。

朝まで素裸の彼女をしっかり抱いているだけで満足するしかなかった。

こうして翌朝、僕は、ひどい寝不足のまま、彼女を置いて、また出張に出ることになった。



彼女のメールがあった。彼女がいとおしい。





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最終更新日  Aug 13, 2020 12:49:52 AM
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