つきのわ王国(四畳半分)

つきのわ王国(四畳半分)

2009年01月27日
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カテゴリ: fair



本を読みたい。

本を読みたい。

本を読みたい。

本を読みたい。

本を読みたい。

本を読みたい。


たくさん字をみないと文をよまないと、
あたしの中がからっぽになってゆく気がする。

取り込んだ文字という記号のストックがないと、
キミに好きと言う方法も手段も、何も無い。
好きじゃないと伝える手段も、理由も言い訳も並ばない。
記号化されないキモチやキオクが記録されないまま、
表現されないまま腐ってゆくのを体感する。
肉体内にあるから、乾いて風化することもできずに、
どろどろ煮詰められてゆくのを、体感している。
沈んで凝り固まったあたしのココロが、重い。
それがまた、深深と積もって溜まってゆくのが、重い。
隙間がなくなる。何も、無くなる。

言葉が無いあたし、というあたし。
それは、あたしなのだろうか。

笑い顔が作れて、日常を過ごしていられれば、
(寝起きし家事をし稼ぎ世話をし時を流せば)
生活・毎日におおきな不都合がなければ、
それはもう、だいたい、それであたしなのだろう。

すくなくとも、キミには。





あたしにはお金がかかっている。

あたしってビンボー、あたしって貧乏性、と思っても、
なかなかどうして、莫大な、お金がかかっている。

食べる。病む。屋根が要る。人と係わる。
化粧をする。保険をかける。税金がかかる。

どこまでが、無駄金なのか。

髪を切る。おやつを食べる。本をよむ。
薬を飲む。手紙をかく。水洗トイレを使う。
涙をティッシュでふく。洗濯する。ゴミが出る。
所在を明らかに、身分を明らかにする。資格が要る。

どこまでが、あたしの維持費として、まっとうか。

「お金が全てじゃない」とはよくいうけれど、
「お金がほとんどだ」って思う、実際のところ。

好き、だって、ただじゃない。
心配、だって、ただじゃない。
その逆だって。
卑しく聞こえるかもしれないけれど、
それはほんとうだ。

何かしてあげたい。
プレゼントしたい。ごはんを作ってあげたい。
時間を割いてあげたい。見合う自分で居てあげたい。
それは、ほとんどの場合、お金がかかる。

お金が無くなった、あたし。
ニア イコール、何も無い、あたし。

なんか残酷だぁ。
なんか、残酷なんだなぁ。
あたりまえの、残酷。

(・・・酷さが残る、って、ナンダロウ・・・)


そもそも、あたしって何か、という問題。
いつなんどきも、あたしはソレにぶちあたる。
アイデンティティ?なんて、
アオイ響きなんだw 青春のようだよww




時には、生命維持に必要な栄養1食、買うよりも、
誰かと並んで色付き水を飲むほうが重要だなんてこと。

時には、ほんとうに学び備えるべき知識を得ることより、
学び備えること自体を楽しむために無意味を身につけること。

価値、って何か。

飢えている人へのごはんと、
飽いている人へのごはんの価値の違い。
等しく同等のモノコトなのにの、違い。

キミがすきなあたしの必須機能と、
あたしがすきなあたしの最優先項目の違い。
等しく同等なセカイに立っているはずなのにの、違い。

価値って、何なんだろう。

わからなくなって、しんどい。

ふだんはわからなくったって、生きてゆけるのに。
ふだんはわからなくったって、全然、生きてゆけるのに。





なんとか、苦笑してみよう。

苦くてだめだったコーヒーも、
今は毎日飲むようになったじゃないか。

はじめは、苦笑でも、し続ける。
そのうち、苦味の抜けた、笑いになるといい。







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最終更新日  2009年01月27日 17時35分31秒
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