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2005年01月07日

今日は昨日よりは暖かい日・・・良かった～

結果は、商品券１万円＋ヘアードライヤーが２個
へえへえ、余りもんをかっぱらってきました～～
図々しい権化でございます
もっとも、相方に全部取られた～～～～～

さてと源氏物語を書いたついでじゃ
紫式部と清少納言
中学校の教科書では、バラバラに教わっているけど

才女が集まったと言うべきなんだろうなあ～～

ここで断っておくけど、清少納言も紫式部も本名ではない
本名は・・・知らん（（（爆）））
だって、本には書いてないよ～～～～～
そもそも、少納言とか式部は男の官職名
それを宮中で女が勝手に付けただけなんだもん
そして、歴史にも名をとどめていない
旦那の名前は知られているけど・・・

女の場合は、よほどの高貴の人で無かったら名前が無いもん
俗称として紫式部と清少納言がある
一部の本には少納言と略されたのもあるけど、清少納言で統一じゃ＾＾

清少納言の方が有名人だったと言うべき何だろうなあ

はてさて、調べてみました～～～
清少納言は定子に仕えたのは９９３年
清少納言は２８歳、定子１８歳の時
そして、１０００年に引退し家に戻ってわびしい生活

紫式部は彰子に仕えたのが１００７年
ジャスミンさんが聞いた嫌がらせと言うけど・・・
年代が少しずれていて、一緒に働いていない
だから、嫌がらせとは言えない結論

通説では、清少納言は才気溢れる活発な女性で理想主義
反対に、紫式部は現実に即応した控えめな女？？？
これでだいたいが想像付くかな？？？
清少納言は評判が良いから、紫式部は勝手に嫉妬？？？

こんな文章がある
かたぐるしいけど・・・読めるかな？？

「清少納言こそしたり顔にいみじう侍りける人
さばかりさかしだち真名書き散らして侍りほども、
よく見れば、まだいと足らぬ事多かり」

普通に読んでも判るよね
訳したら
「清少納言と言うくそ女は生意気な顔をして腹が立つ
利口ぶって、何よ！！
偉そうに漢字を書けば良いってもんじゃ無いわよ
よく見たら、単なるアホだわ
私より足りないところがあるじゃん」

あはは、そんなもんなんだよね
自分と正反対に生きてる女を否定する
勝てない部分はおいて、勝てる部分を強調する
現代でも居るでしょ＾＾

清少納言は、確かに頭のいい女だった
だから、和歌をそらんじて臨機応変に返事が出来る
男顔負けの言葉を発して人気もある
宮廷での活躍は数多くの話が残っている
男に負けない！
そんな気概があるから、生半可な男をやりこめる
だから、人気ははっきりする、好きか嫌いか＾＾
この手のタイプの女は、現代では出世するだろうなあ～

これに対して紫式部は現実即応型できれい事が嫌いな潔癖主義
万事が保守的でルールにのっとって行動する女だから
辛辣な文章をチラリと入れて、
私は違うわよ～とアピールしてる

そんな性格の清少納言だけど定子が死んでから隠居生活
死んだ親父の家で隠遁生活をした
？？？？
何で旦那と一緒じゃ無いのか？
理由は２つ
清少納言は、離婚経験者
１６歳結婚して１年後に子供が出来る
でも、すぐに離婚するんだけど・・・・・夫とは友達付き合い
これが出来るのが勝ち気で明るい性格なんだろう

もうひとつ
実は・・・・清少納言は定子を愛してる
まさしく、１０歳年下の定子を愛したことは確か
だから、反発もあったんだろう

同性が好きなら、男女の関係はきれい事で済ませる
ここも紫式部の気に入らないところだよね
ややこしいったらありゃしない
ついでに書くなら、二人ともファザコン
これは事実

さて、色々書いたけど疑問がわくでしょ？
見知らぬ清少納言を何故紫式部は知り得たか
それは、「枕草子」の存在を抜きにしては語れない
枕草子は、確かに格調高く才気溢れる文章
これを読んでの感想から出発したと考えられる

双方の立場は同じ
でも、先任者である清少納言の言動・評判を聞いた
そして、枕草子を読んだ
だから、反発を強めた・・・・そう考えられる

当時の１０年と言う単位は、恐ろしく昔の話
なにせ、４０～５０歳で死ぬのが当たり前
宮廷に出るのも、２０～３０歳中盤まで
後は、恐ろしきおばあさんと言われる時代だったからね

その１０年前の先輩に対して辛辣な文章
それは、生き様の違いをアピールしたかったんだろう
現在でも、他人の文章を批判する物書き屋が居る
それと同じたぐいとしてしかみれない

はてさて、紫式部を若干批判的に書いたけど・・・・
もし、現代だったらどうだろう？
僕も清少納言に惚れるかな？？？
意外に反発して、紫式部に行ったりして＾＾

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