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元チュラ大生のタイ人がおすすめするタイ料理屋をご紹介ー。・・・って、タイ人お嬢Tの好きな店、なんだけど・・・。サイアムスクエアをわが庭のように歩いていたチュラ大、そしてスッチー時代に通い続けたお店なんだとか。「でも、最近新しいお店、増えた。だから、もう、ソムタムヌアか、ここくらいしかわからなーい」バンコクもめまぐるしくお店がかわる。ほんの数ヶ月後になかったことだってある。サイアムスクエアを遊びの拠点にしていたお嬢にとっては、さぞやつまらんだろうな。で、この日はお嬢の旦那、モンゴル人の超セレブ(●●省のトップの息子で、自らは国連関係に従事)で、「よっしー。元気ね。ごはんおいしいね」くらいの日本語以外は英語のAぼっちゃんもジョイン。彼のとーちゃんは天皇両陛下がモンゴルを訪れた時にも先陣を切って案内し、日本のテレビでもその雄姿が見れたという、政治家であり、ファン太郎こと朝青龍が足故障で帰省した際「せっかくだからサッカーやって」と言って、日本で大ブーイングをおこさせた張本人と言われている人である(爆笑)。 だからお嬢はモンゴルの空港では顔パスで通れるという。ほんとかよ!?お嬢Tの結婚式で見た限りでは穏やかなやさしそーな人であったよ。ちなみにダーリンA君が覚えたタイ語は「リアオサーイ(左に曲がる)、リアオクワー(右に曲がる)、キットゥン(恋しい)、アロイ(おいしい)」だけだとか。そりゃよかったね。モンゴル人だけどモンゴル相撲もできないし、馬頭琴もひけない。バター茶もたしなまない。でも羊肉は大好きだ。「だって僕、チンギスハーンじゃないもの」・・・そう、草原の遊牧民ではない、ウランバートルの都会っ子なのだ。お嬢がわが実家にホームステイしたとき、片田舎、Y町をバスの窓から見て「ウランバートルに似てる」って言ったんで、バンコクのよーな都会を思い出したらだめみたいだけど。この日は親族の葬式帰りだったお嬢夫婦、疲れ果てた顔をしている。「疲れたな、お腹減ったな」というお嬢に「この人、おそーしきで沢山ご飯食べた・・・」とちくる夫。「ちょっとだけなー!」と怒るお嬢。このお嬢、ものすごくよく食べる。そして食べた瞬間尿から糖が出ちゃいそうな甘いものもよく食べるのに、太らない。うらやましぃ。ん?でも待てよ。お嬢Tのおかーさんはものすんごく太っている。・・・うふふ、今におでぶになっちゃうよー、お嬢。さて、「ここの、これ、おいしい。有名」とお嬢がすすめる、なんか春巻きみたいなやつ。そんなにうまいのかーと口に運んで愕然。居酒屋メニューのチーズ春巻きだ。有名って言うか、これ、誰でもつくれそうな気がするけど。「そんなことなーい!これ、ここのがおいしーい!」・・・そうかな?????まあ、さくさく、とろーりはしてるけど、これ、普通よ。当然全く辛くないし。で、あたしはタイ料理に飽きていたので洋食のようなものを注文。ビーフシチューとカレーのあいの子ってかんじのもの。やわらかーく煮込んである牛肉はほろほろとくずれ、とっても美味しいけどおこちゃまメニュー。胃に優しい。 「・・・辛くないから、私、ほしくないねー」あんた!ちっとも辛くないチーズ春巻きはべたぼめだったじゃん!で、お嬢が頼んだのは、これ。パッキーマオ。もちろん「ぺっ、ぺっ(とっても辛く)」でご注文。その上、親の敵みたいに唐辛子を投入。「よっしー、食べる。いいね。」・・・。お嬢は大のパッキーマオ(酔っ払い炒め)好き。ただでさえ辛いそれを地獄行きの辛さにするのが得意だ。食べさせられてもんどりを打つあたしと、お嬢のダーリンAぼっちゃん。それを見て「あーっははは、おかしーな、よっしーと、A!」と笑いまくるお嬢。しかし悲しいかな、舌は痛いがめちゃくちゃおいしい!このアホみたいなリアクションのタイ、モンゴル、日本の3人組と、「早く店しめてぇんだよ、はやくかえんねーかなー」と全員で見つめる従業員。不思議な光景だった。 軽い昼食なんかにおすすめのカジュアルカフェ風なお店。わざわざ張り切ってディナーをなんて感じじゃないんで、買い物ついでにどうぞ♪。 住所:352/1-2 BEHIND THEATRA,SIAM SQUARE soi4 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2009年08月12日
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「この季節にぴったりの、ご機嫌なウインターソング・・・」ってなんですか?なんか歌番組みて呆然としてるんですが・・・ウインターソングかあ。そんな言葉あったね。タイにはあるのかな、ウインターソング。最近日本の音楽ぜんぜん聴いてないんだけど、4ヶ月半の留守の間にもますます知らない人が増えたような。でも「注目を集めている」とかいっても実のところそんなにチャート上じゃなかったりして、しかも知らない人もたくさんいるみたいで、日本のキャッチコピーもなかなかあいまいってかほめるの大変ですね。あはは。まあ、それはさておいて、日本の冬にも、日本の流行にも背を向け。話を進めます(笑)。前日年越し花火でフィバり(意味わかんねえ、死語だし)、そのままよろよろと待ち合わせ場所のBTSモーチット駅へ。プイさん一家のサラブリ県に住む親戚を訪ねる旅に、ずうずうしくも合流させていただくことなったのでした。うひょひょーい、うるるん滞在記ですよぉ。「よっしぃがぁ、プイさん家族と旅にでたぁ~」(下条アトム風にお願い)麦藁帽をかぶって陽気なプイさんに迎えられ、ぐっさ・・・いや、プーさんの運転する車へ。今日はのんちゃん、きれいな白いワンピースを着ていて、さらに助手席にはプイさん、プーさん兄弟のおねえさんも乗っている。うひょひょひょ、なんだか盛り上がっちゃうよー・・・車は一路サラブリ県へ。途中、ぐっさ・・・いや、プーさんが「お腹減らない?おいしいカリーパフのお店があるよ」と、連れて行ってくれた。腹が減ってて夢中になって食べてしまい写真はない(バカ・・・)。カリーパフとは、さくさくのパイ生地の中に少し甘めのカレーあんが入っている。ちょっと甘さに違和感を感じるけど、しっかりカレーの味。このへん、カリーパフが名物らしいのだけ、ぐっさ・・・いえ、プーさんは名店しか行かない人らしく「ここ。前は店舗構えてたんだけど、やめて屋台だけにしたんだ」・・・ふへぇええ。屋台までも網羅ですか。いくらタイ人でも見落としそうというか、忘れちゃいそうだけど。さらに、いろんな場所で店を見つけては食うか?食うか?と問いかけてくるあたり、タイ人Mさんと同じ。うーん、タイ人ってほんっと食べるの好きだよな・・・。体重増加が気になるあたし、それにそれほど間食はしないあたし、ちょいギブ。ほんとは食って、食って食いまくりたいのだけど。さて、サラブリの親戚のおうちに寄る前に、「よっしーさん、猿見に行きますよ!」と、猿と遺跡とひまわりで有名な町、ロッブリーまで足を伸ばすことに。で、猿を見る前に、ランチターイム。ここでもぐっさ・・・いや、プーさんの目がぎらり。「ロータリーの前に大人気のクイティアオ屋があるんだ」実は道の途中、本当は立ち寄りたかった一番うまい店があったのだそうだけど、今日はお休み。ちぇっ。そういや1月1日でした。しかし、ここがだめならあそこ、プーさん、とものすんごい「食のデータ」を保持していらっしゃる。車はロッブリーのロータリーへ。バンコクからまだ2時間ちょいくらい。バンコク行きのロットゥア(ツアーバス)が、発着する場所のよう。そこの目の前がその店。 なんでも、クイティアオヌアがことのほか有名らしい。なにせここは仏教国。仏教徒の中には牛肉を食べない人も多いようで、プーさん&おねえさんも牛肉を食べない。たしか「タイ人お嬢」のお母様も食べなかった気がする。「あ、でも日本では関係ないって食べたんだよ!」とAねぇさん。おい、それってなんだ(笑)!おいしい麺への期待にのんたんもわくわく。ご機嫌! あたしはバーミーナムのヌア(牛肉)を、そしてプーさん、おねーさんはクイティオナムのムー(豚肉)を注文。ガオラオ(スープのみ)も、麺も頼んで4人でいただきます!その間、プーさんが「豚も食べろ!」とやたらお肉をくれる。タイ人、ほんと、優しいよ(涙)。あたしは牛を食べたのだけどスープはあっさりしているのに濃厚なコク、内臓もくさみなく、ほどよくお肉はやわらか。タイは牛肉が固いけど、ここまでやわらかくできるなんていいですわね。こっちが豚で・・・ こっちが牛。バーミーは麺は少し太めで、喜多方ラーメン風お店はというと、ひっきりなしに人が入ってくるの。Aねぇさん「ね、ね、バンコクと人の顔が違うでしょ?」よっしー「そうですね。あんまり薄い顔の人がいないというか」Aねぇさん「イサーンだから濃いよね」そう。なんだかまだタイに来たことがないころ「コレがタイ人」と思っていた顔の人たちが多い。要は「こてこてのイサーン」顔ってことなんだけど。比較的バンコクに近く、地方都市でもあるけど、服もどことなくちょっとだけ垢抜けない。まむあんさんが言う「南部の顔」とも全く違う気がする。タイ人の顔ってずいぶん違うんだなあ。つづく・・・応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年01月17日
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クンオップウンセン、プーオップウンセン、ムール貝の香草蒸し、だけで四人のお腹が満たされるわけがない。しょぼーんとしていたお嬢パパが言い放った。「ヤワラーに、ちょー、うめー店があるよ。夜ご飯それにしようぜ!腹減った」とそれまでのおとなしモードを吹っ飛ばす男らしさで(?)言い放った。腹へってたんで全員大賛成…こんなに並んでお腹満たされない店は後にも先にもここが最後だとあきらめようね。みんな!夜のヤワラーにつれてきてもらって感動しつつ、周囲を撮影していたら勝手に入ってきたコイツ、誰(爆笑)?しかも気取ってポーズとってるじゃん!もー、相変わらずタイ人は笑わせてくれるよな。こういうベタベタなセンス、日本人にはないかも。ここはバンコクの中華街。タイに行ったことがない人のために説明。バンコクのどまんなかにある中華街は日本の中華街と違って、雑然としています。通りだけが中華街ではなく、小道にはいった住宅街も、浮浪者あふれる公園も、場末の売春婦あふれる通りも、上半身裸のおじいさんが俳諧するのも、ヤワラー。 で、ここが隠れた名店でござーい。 店先でお気に入りの食材を選ぶんだけどシーフードマーケットとか想像しちゃだめ!発泡スチロールにぐろそうな魚が無造作に…こんな感じでつっこんであるだけ。お嬢パパは常連らしく、手馴れた手つきで白身の魚とかにを厨房に持って行きました。店先に店員がいねーんだよ(涙)。はっきり言って店は超汚い。魚の頭(生)が落ちてたり。トイレなんて入れないくらい汚い。あまりに店のトイレが汚いので、魚とかかっさばいている厨房のトイレを使わせてくれたほど(店の人でもためらうようだが、厨房のトイレもめちゃくちゃ汚い)。店って言っても室内にアルミ製のいすとテーブルがあるだけだから、突然浮浪者が入ってきてなんかわめいていったり、意外と恐ろしい。でも汚くてもうまいから行きたい!って言えるってことは相当おいしいってこと。しかも華僑の方が言うなら間違いなし。こういう店ってタイに住んでいるタイ人がいないと絶対行けないじゃん♪。ビバ!ローカル!んで、いつもは中華風の揚げた魚に甘酢あんかけが大嫌いなあたし。出てきたものを見てイヤーな予感がしたんだけど…なんとこれが激うま!魚の臭みが全くない、すばらしい白身の魚を丸ごと一匹素揚げ。それもあたしのきらいなからっ、とした感じではなくちゃーんとやわらかく、揚げすぎず、「焼き魚?」程度の揚げ具合。それに、醤油ベースのタレと野菜。こりゃー、もー、ご飯がすすむすすむ!魚の嫌いなお嬢ですら「あらっ、これおいしい」と言っていたほど。 写真もぐろく見えますが、Big Assむーさんのお店のパーティーでごちそうになった雷魚にしても、タイのお料理ってぐろい魚が意外に淡白でうまいのよね♪。ますますタイの魚料理が気に入ってしまったよ。 この菜の花みたいな青菜炒めがまた、にんにくの味がきいててさいこー!でもタイのパクブンファイデーンとは違ってあっさりとした上品な味。 だがしかし、このゴーヤと蟹のスープは苦すぎて食えなかった。ゴーヤ好きなんだけど、まったくニガ味抜きしてないんだろうねー。お嬢も「げえ」と言っていましたが、この一家の大黒柱、お嬢ママはごくごくのんでいらっしゃいました。タイの人と食事に行ったら、おしゃれなお店は観光客でも探しやすい場所にあるから、こういう朴訥とした店に連れて行ってもらうといいでしょーね。ローカルの人たちと食べるお料理って何よりも、おいしく感じるし♪。うまそーってよだれたらしちゃった人も、ヤワラー散策したくなっちゃった人もぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2008年04月07日
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