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でっぷりとした胴体、全体的に均等なバランス、そしてこの色。 つやつやてりてりに輝くお揚げをまとったおいなりさんのよう・・・。というわけであたしはこのわんこを「おいなりさん」 と呼んでいる。 このわんこは、BTSサナームギラーヘンチャート駅とMBKをつなぐ広々とした通路の主として、数年君臨し、この写真を見せると「ああ。MBKだよね?」とバンコク在住の友人や、バンコク在住タイ人の皆さんが口をそろえて言うくらい知られたわんこ。 この写真を撮った2年後・・ あれ? 少しやせた?おいなりさん!? どんなに近寄っても、かまれる危険を冒して、顔を近づけても「ん?」と少し目を開けるだけで「すやすや、すやすや」と再び寝てしまうおいなり君。どんなに学生が近付こうが知ったことではない。 しかし そんなおいなりさんを上回るものすんごい奴が現れた! 周囲の雑踏、騒音・・・もちろん彼には何の関係もない。 なにもわざとそんなに人が通る場所を選んで眠らなくてもいいものを・・・。 こんなところに寝ているのだから踏まれるはずだ。踏まれないわけがない・・・そうおもって見つめること わずか20秒。 というか階段の青い看板の前にいる男性に注目していただきたい。 ぎゃあああーーー!尻尾踏まれたーーー! 男性も犬の尻尾を踏んだことにすら気がつかない・・・。 おそるべしタイ犬&タイ人! あれ?でもおきない・・・。ま、まさか死んでるんじゃ?? びくびくしながら近付くと 「ぴゅおおお、ぴゅおおおお」と鼻が詰まったようなメルヘンチックないびきをしつつ、まどろみ中。 観察わずか20秒って踏まれたってことは1日何回踏まれてるんだろ。だって、階段の上から見たら死角だから絶対踏むもんね。 踏まれたくて寝てる、ど・M犬なのか・・・それとも全く痛覚がないのか。 とりあえず、BTSでMBKに行く人は、階段下のわんこにお気をつけ下されー。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2012年12月08日
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こちらサパーンタクシン(タクシン橋)の船着場・・・ ここには、おきている所をほぼ見ない、わんこさんがたくさんいる・・・ カップルの背後でぐぉおおおおお・・・・ 死んでないぞ、生きてるぞ ぐぉおおおおおお・・・・すぴぃ・・・・zZZZZ ほんとに死んでないんだぞ ぐぉおおおおおおおお・・・・すぴぃ・・・zzzzz 人間がこんなに近付いたって、おきねえぞ ぐぉおおおおおおお、すぴー、ZZZZ ちなみによっしぃ、この前のタイ旅で「大」が出そうで(お下品!)ちょっと落ち着かないまま、アパーンタクシンの船着場におりましたら、一匹の子犬がひょこひょこと近付いてきまして・・・。 そしていきなりよっしーの前にぴたり。 な、なんてかわいいのかしら?と思ったら 目の前で、糞を・・・!!!!! いやーん、あなた、なんでよっしぃがもよおしてるの知ってるのよー(驚愕)! 一緒にいた友人は動画で取っておきたかったと悔しがっておりました・・・。 しかしこの船着場はほんの一例。どんなところにもやつらは寝ているので、バンコクに行く人、いや、タイに行く人は 犬地雷を踏まないように注意が必要だ! 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2012年09月17日
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こちらサパーンタクシン!(タクシン橋) BTSを乗り継いで、天気の良い日にこの船着場に来ると 「ふわ~、ええ気持ちやなぁ~」 とばりばりいい気分になるっ。※注、よっしぃは関西人ではありません! この日はチャオプラヤーエクスプレスでカオサンへお散歩に。 プラスチックの椅子に腰掛けて、窓にひじをかけると、なんかもわっとしたものが肘に。 「え ?」 と思って見たら・・・強烈な睨み眼でこちらを見る1羽が・・・ 「な、なによ、何すんのよ」 って目でハトさんが・・・。あたしの肘がハトの胴体にぶつかったらしい。でも全然逃げる気配なし。 その後、インド人の家族連れがやってきて、子供がぴーぴー、喜んでハトを指差して、逃げないのがわかって、つんつんつついても 「な、なによ、痛いじゃないのよ、なにすんのよ」 って顔はするけど、逃げない。 どんだけ逃げないんだこのハト!? しばらくして、舟が走り出しました。 いやっほーーーい、チャオプラヤエクスプレス大スキー!!!!と、興奮しつつもおもむろにもう一度ハトを見ると・・・ スピードに耐え、「くぅううううう」という顔で我慢している、ハト、その人の姿・・・ん?ハトその鳥の姿? くぅうう、負けるもんか。。。 って、お前、まだ乗っていたのか!? スピードさらに加速すると 「むひぃいいいいいい」 という表情が顔に出てまいりまして・・・思わず「ああ、ハトもこんな顔するんだ。鳥にも表情があるんだね」なんてのんきに見てしまいました。 写真撮っていたら、みんなに笑われてしまったおいらも痛いが・・・タイの動物って・・・ 寝ているところしか見たことがない犬といい相当の怠け者揃い だ・・・け・・・ど、まさかさかハトが飛ばずに舟を使って移動するとは。タイの怠け者動物もここまできましたかしました(驚愕)! 恐るべしタイランド・・・。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2012年08月28日
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日本では見ることがなくなってしまった野良犬。下手すると、犬の落し物も見なくなってしまった今日この頃。 あたしゃアラフォーなもんだから、小さい頃といえば、まだまだ日本を野良犬が闊歩していた「ど・昭和」なわけ!アンダスタンド? ただでさえ転校を重ね、野良犬なんかスズメ的に無頓着な「ど・田舎」にいたもので、全国各地の田舎の大きな野良犬に、めちゃくちゃ追いかけられたり、手なづけたり…今の都会っ子なんて、そんなもん見たら気絶すると思うけど、巨大な野良犬が田んぼの真ん中で死んでいて、カラスがついばんでいる所なんざ、よく見たものですよ。 えっへん。(威張る所ではない) そうそう。犬を飼うのは昔は楽だったねー。 お散歩の際のわんこの落し物は、「死して屍拾うものなし(古すぎて死亡)」だったもんで、今みたいにビニールなんて持つ必要なかったし。 そのせいか、砂場で遊んでいると犬の落し物が出てきて大騒ぎ。 現代っ子にはありえないね。 今は無理やり妙なお洋服を着させられ、落し物をするのも飼い主の顔色伺いながらぷるぷるするわんこたちをよく見る。かわいそうだね。 ああ・・・日本は、犬にとって幸せな国なんだろうか。今や日本の野犬なぞ、日本狼並みに絶滅の危機なのかもしれん・・・。 それにくらべてタイはすごい。ある種、「犬王国」。 なぜって…タイは三歩、歩けば犬の落し物を踏んでしまう・・・ちょっと大げさだったかな?そして五歩、歩けば日本の雑種よりはるかに体格の立派な、そして顔は・・・ほげぇっとした、すごーく言ったら悪いけど・・・アホまるだし的な顔の野良犬に会うことができる。 アパートの前、ホテルの前、ゲストハウスの前、駅、レストランの中、とか「えーーーー?」ってところにいるんだけど、中でも「コンビニの冷房にあやかろうとして、常にコンビニに入ろうとしている野良犬、またはなぜかコンビニの中に寝ている犬」に出会った時は衝撃だった。 自動ドアが開くたびに中に入ろうとするんだけど、店員ににらまれると、しゅーんとなってしまう・・・でも冷気を楽しむために扉の前に鎮座し、ドアが開くたびに「ふほー」って顔してるわけよ。 バカのようで、かしこいね・・・タイの犬。 でも、コンビニの店員がこれまた、犬が中に居ようと、どうでも良かったりすると「えーっと、タイのテレビ雑誌見ちゃおうかな~」って、店内散策してると「ぎゃーーーーー!野良犬が寝てる!」ってのに遭遇してしまうこともある。 あたしは無類の犬好きなので、タイは天国だったけど、一度犬をはじめ、全ての動物が嫌いだという友達を間違って連れて行ったときは大変だった。 そんな人連れて行かなきゃ良いじゃんとか言わないでちょうだい。 あたしだって、ここまで凄いとは思わなかったんだよ・・・ってレベル。小鳥が足元に来てもダメなんだって(爆笑)。 なので犬が苦手ない人は最大限の注意を払おう。 タイは日本やアメリカのように、野良犬を捕獲して処分することはないので、どんどこ増えていくのです。でも残念ながら犬たちは狂犬病の注射もしていないので、ひじょーに危険でもありますので、あたしのような犬好きでも「わーい!」と叫びながら駆け寄って触れないのです。 かといって、タイの犬はとっても心地が良いのかって言うと・・・バンコクの野良わんこはそうでもなさそうな気がする。意外と大変なんだよね。 例えばこの子・・・。 あたしがタイ人友Mさんとへろへろに酔っ払って帰ろうとしたところ、スクムビットロードをずっと渡ろう、渡ろう、と頑張ってたんだけどね。ちなみに泥酔のMさんは「あんたらーい(危なーい)!」と叫びながら、わんこを呼び寄せようとしていたくらい。 車が全く途切れなくて、更に渋滞でもバイクも突っ込んでくる環境で、あわわ、わわわ、と何度も真ん中の植えこみに戻ってきてたんだけど・・・諦めて座り込んだ。 翌日、二日酔いでへろへろとタイ語学校に行こうとしたら、まだそこに居たんです。しかーも・・・爆睡中。 あんた、渋滞の間にわたらないと、ご飯も食べれないしお水も飲めなくなるのよ!って叫んでみたかったけど・・・爆睡。 帰る頃にはいなかったから、渡れたんだね・・・と、ほっとするも・・・。 タイの犬ってほんっとにのん気だなあ・・・と、呆れ果てる。 でもタイの犬はかわいい(ヨダレ)。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中~!
2011年12月28日
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我らは、水のとってもきれいなはずのナイハーンビーチの端っこの方にいた。 いやっほぉおおおい!泳ぐぞオ~、遊んじゃおうぞ~!と子どものように海に向かって走っていくも・・・ 現実は残酷だった。 遊泳禁止の季節を迎えたナイハーンビーチの波は、ディープインパクトで見たような波・・・が来るわけないけど、もう海全体がうねっちゃって、おまけに日本海のように紺色。 「もしもぉおお、死んだらァ~・・・あなた~」※「悲しみ本線日本海」 とか唄いそうになった・・・空は曇り、寒い。あうあう、なんで寒いんだ。 だがしかし、我々は水と波に果敢にチャレンジすることを諦めなかった。 本当にタイ人か?というくらい、まじめに、いやみかってほど笛ふいてレッドカード・・・じゃなかった指を指して注意してくるライフセーバーの目を盗みながら、波際でぽちゃぽちゃ。 わーい、波がうねって四方八方から来て、浅瀬なのに、もて遊ばれちゃうよ~。 楽しいよぉ~! しかしライフセーバーは見逃してはくれなかった・・・ 「ぴー(ホイッスル)!」 ちょっとあんた!あっちのファランなんかもっと沖に出て、わいわいやってるじゃん。しかも泳いじゃってるし!うちらは波打ち際でぽちゃってるだけでしょ!あっち注意してよ! 「ぴぴぴー(ホイッスル)!」 えーっ!欧米人には文句言えないわけ?だからアジア人はバカにされるのよ!やい、アジア代表!あいつらに言って来い! 「ぴー(ホイッスル)!ぴっ、ぴっ、ぴー!ぴぴっぴぃ~!ぷふぅ」・・・(息がもたなかったらしい) マジ切れたあたすは、割と中央部で少し沖で戯れている欧米人を指差して「あいつらは!?」とホイッスル君に指摘。 「ぴーぴー、ぷぷぷぷぷっぴー(ホイッスル)!」 指摘してもおいらたちにしか、注意をしない、弱虫やろう。 ふん、いいもん。 波にもライフセーバーにももてあそばれ、デッキチェアーでふてくされてビールを飲んでいると・・・。 ん? うちらの周りを飛び跳ねていたも「もしゃもしゃ犬」が、海を見つめてうっとりとしはじめた。 「うっとりだ、わん」 それは厚み20センチの神戸牛霜降りステーキでもなく、3メートルはあるほねっこでもない。 彼の目線の先には、ある1匹の犬。 ぶちの、どうしようもなく、普通の犬。 ただ、このぶち犬、さっきからずーっといるので観察していて、少々おかしな行動が気になってはいた。3兄弟で、他の2兄弟は飼い主のくれる餌やらにきゃっきゃ言うし、この犬にもじゃれつく。しかし、この一匹だけ、何か思いつめた顔で、足元の海水を足で「ちょん、ちょん」とさわり、餌にも目をくれず、兄弟のコミュニケーションにも加わらなかった。 な、なんで、そんなに吠えず、さわがず、はしゃがず、まじめな顔しているの?しかも眉間にしわまで寄せて。 「もしゃもしゃ犬」は海にじゃぼじゃぼ兄弟を置いて入り始めたぶち犬、その人(?)を見つめていたのだ。 僕は彼になりたい。いつかあんな海のオスになりたいワン。 そんな彼の囁きが聞こえてくるようだった(メスかも知れんけど)。 ぶち犬は、このビーチの常連らしい。彼を見て笑いながらチェアー係のおねーさんが教えてくれた。 でもぶち犬、海に入っても全く顔に変化がなく、楽しそうではなく、ますます思いつめた顔で、波に近付いていく。 なんて厳かな雰囲気。・・・最後の敵に挑むような兵士のようだ(大げさ)。 以前見た「波に戦いを挑む犬」かと思いきや、これがまた、全く違った。 彼は「波乗り犬」そのものだったのである。 彼はでかい波が来たことを見極めると、おもむろに波にひょい、と背を向け・・・ むぅうう(真顔)。 このように、波に乗り・・・ ごぽぽぽ(真顔)。 水に顔がつかることを嫌う犬が多いというのに・・・もうしっぽだけになり・・・ ちゃぽん。 しばらく、うっとりと、しっぽを出したまま海水にうもれていた。 しかも・・・なぜかはしゃがずに、ひたすら繰り返すクールガイ。犬って楽しい時、尻尾振り回して遊びまくるか、逃げるかだけど、このわんこは一体なんだったんだろう。むしろ波に乗っている時間より、波に飲まれて海水の下にいるのを楽しんでいるように見えたんだけど。 わんこにも「性格」があるんだなあ、と思ったし、そうだとしてもかなり変ってる部類のわんこのような気がしてならなかった。 ぶち犬はナイハーンビーチの一番奥(高級ホテル「ヨットクラブ」の反対側)の岩場あたりで、おじーさんと2匹の兄弟とお散歩に来るから、波乗りが見たかったら行ってみよう! 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2010年12月28日
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プーケットはパトンビーチで、ビールをぐびぐび飲みながら、よだれをたらして昼寝をしている間も・・・タイ犬は我々を爆笑させようと身を潜め(?)ている。ボーズ頭で意味もなく短パンのすそをパンツのゴムにねじ込む(さながらおむつのように見える変なスタイルの・・・子どもの頃ゴム段するときに、スカートをパンツのゴムにねじ込んだ、あれに似ている・・・)という、アバンギャルドに見えつつ、あまりにも素朴なにーさん(仮にもビーチボーイの端くれらしいが、どう見ても作業員)にデイベッドを広げてもらい、のびのびと横になる。作業員みたいなビーチボーイに「なんでそんなおむつみたいな格好で仕事をしてるんだ?」って、後で聞いたら・・・裾が足に当たって痒いんだって・・・ゴムにねじ込んだ方が汗がたまってかゆそうだけど。 ま、そいつはおといて、ビーチは・・・ああ、極楽。 周囲は原色のブーメランパンツにお腹のお肉がまんまるく乗っている、胸毛だらけのおっちゃんファランや、ビキニのブラとって大またを開き、あまりの開放的なスタイルに尊敬され、ビーチボーイに握手を求められる肥満体のファランおばあちゃん(爆笑)など、人のことは言えないが アザラシのような醜態を晒していて、壮観。 目の前のデイベットには、お友達同士と思われるファラン女子2名(アラ50くらい)がぐっすり寝ていたのだが ・・・ん? 砂浜で遊んできた集団の犬のうちのまず1匹が、死ぬほど寝ているその2人の客を見抜いたのか、デイベッドの下にもぐりこんだ。そして、適当に穴を掘って、よっこらしょ、と横になった。 え? あ、暑いから陰に入って寝たいのね?と思ったけど、ここで気になるのが・・・人がいないデイベットもたくさんあるってこと。なぜ、わざわざ人がいるベッドで怒られるかもしれないのに・・・わざわざ人が寝ている人のデイベッドにもぐるのか。 !!!!! ・・・秘密はパラソルにあった! デイベットはならべてあるが、パラソルはお客さんがいるところにしかさしてない。パラソルがさしてある方が、日差しがさえぎられるので、地表温度もわずかにさがる、ということを、この犬は知っているのだ。 すげえ、パトンビーチの犬!天才だ! ぐっすり寝入った犬はどうもボス格で、ビーチで遊んでいる間もジャイアンのような存在感を漂わせつつ、リサイタルこそしないが、そこはかとなく周囲の雑魚犬を威嚇していた。そのうちに、茶色い見るからに野良犬ちっくな犬が、ボス犬の横のデイベッドの下にもぐりこんだ。・・・他のパラソルのある場所でも良さそうなものを・・・。もしや夫婦?いや、親子・・・?それとも単に寝ている客を探すのがめんどくさくて、ボス犬茶色ブチ君の真似をしたのだろうか。茶色ブチ君と同じように、熱い砂を少し掘って、夢の世界へ・・・。 かわゆい。 爆睡ファランの下に爆睡犬・・・おかしな光景に目を離せなくなってきた。 しばらくすると・・・また驚きのことが! 二匹同時にポーズを変えた。え?あわせてるの?おきてるの?なんなの?ただの偶然?すごいなあ。人間だと寝相をぴったり同じタイミングでかえないよね。 ってか同じタイミングで変えたポーズまで同じなんだけど! お遊戯会で同じダンスをするのにどいれだけ練習した?こいつら・・・こいつらってば寝ているのに、数秒のタイムラグもおかず同じポーズ。すごーーい。ビールを握り締めたまま、眠ることもやめ、2匹から目を離せずいたものの・・・先にデイベッドの上のファランが起きた。 きゃあ、どきどきする。どうなるのかしら。 ・・・気がつかない(爆笑)。 ファラン二人はデイベットの下にいる二匹にまったく気がつかずおしゃべりを始めた。それでも起きないわんこ・・・。 しかしファランのおしゃべりがかなりエキサイティングになってきて、身振り手振りが大きくなり、デイベットを揺らし始めた。なんだ?ケンカか?加勢しようか? ・・・さすがに茶色ブチ君が目を覚まし、「うんだよ、うっつせえなー」と、悪態をつくかのごとく、わざとチェアーを揺らすように出てきた。 「きゃああ!」 ファラン二人は死ぬほどビックリしてかたまった後、大爆笑。 ・・・ちなみにもう1匹は・・・いつまでもそのまま寝ていた・・・。 ビーチの犬はどうすれば一番心地よく昼寝ができるのか、よく知ってるんだなあ、と感心した犬だったと同時に、どうして寝たまま同じポーズがとれるのか、考えさせられた一日だった。 え?くだらない。だって・・・気になったんだもの。 国民性や県民性があるように、犬にも国の違いで性格があるように思う。だって、こいつとか・・・。あ。こいつは犬じゃなくて人間が犬のぬいぐるみかぶってるのかもしれないけど。 この前おしゃれな某町で、どしゃぶりにあい、あたしは「あー、早くやまないかなあ」と500円ランチを楽しんでいたところ・・・飼い主が雨が降ると思っていなかったのか、木につないだまま、全然戻ってこない犬がいて、最初は雨に打たれてもじっと我慢していたけど、そのうち変なポーズで木の葉陰に隠れたり、苦労しつつ、色々な人に視線を投げかけ助けてって顔してたわけ。犬好きなあたしの視線にも気がついて「あうあうあう」と言ってくる。すまんのう・・・あたしも傘持ってないんだよ・・・。通りすがりのいい人たちが、犬に傘をさしかけると「まって、おいていかないで・・・」といい人の足にまとわりつく犬。・・・結局あたしが見ている間に飼い主は来ず、雨はやんだけどぶるぶる震えてそのままいたあわれな犬・・・。 雨がやんだ後、犬に話しかけると「くぅうん・・・くぅううん」と寂しげな心情を訴えかけてきた。 この犬が見たら、飼い主の行動に捕らわれずビーチでのびのびと暮らすパトンビーチのワンコの自由さは、天国なんだろうなあ。と、思いました。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2010年05月30日
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パトンビーチでのぉーんびりビールを飲んでいると、「そんなもん売れねぇよ!」と突っ込みたくなるシロモノを抱えた(1メートルはある木彫りのハーレー、変な風に吹流しが出る笛、センスの悪いハンモック、自分の時計)物売り、意外とかわいいアイテムぞろいのコットンワンピース売り、酒飲みだと狙われたら最後。ストーカー級にビールを売りつけるビール売りなど、様々な人間に会うことができる。犬だってそうだ。でもタイの犬って日本の犬よりキャラが濃い気がするので、そのへんは人間と同じなのかもしれない。今まで出会った犬で一番強烈だったのは、日本ではなくプーケット在住・坂道にあるバイク修理屋の人間みたいな犬。上目遣いに背中を掻けと要求するわ、座っている椅子にこっそり隠れて絶妙なタイミングで出てきて、あたし達を驚かせて勝ち誇ったような顔をしたり、おやじにタイヤをかけられて、「ね、見て見て!俺面白いでしょ?」とタイヤをかけたままあたし達の周囲をぐるぐるまわった奴・・・あれっつ?犬みたいな人間だったかな? こんなやつ、日本はおろか世界中にもなかなかいない。おまけにタイ犬って顔がまぬけだ。動かない。無関心。目が憎めない。今日ご紹介するのは、一応首輪つきの、黄土色ぶちクン。飼い主のまっくろいおじさんの後ろから、うれしそうな微笑を浮かべて登場。ほっ、ほっ、ほっと呼吸も聞こえるご機嫌ぶり。ぶちクン、いきなり波打ち際を走り出し、そして、深いほうへ。 四足をすべて浸す深さに到達すると、なぜか熟練の漁師よろしく沖をにらみつけている。さながら兄貴が漁に出て帰ってこず、兄弟舟に乗り損ねた弟のよう。どうした、山川豊・・・鳥羽一郎は帰ってこないのか? 次の瞬間、犬は波に向かって「わほぉおおおん」と叫び、斜めに突撃していく。どっ、どうしたんだ!波ってのは無限に来るわけで、ぶちクン、そのたびにそれを繰り返し、ひたすら波にほえながらつっこむ。彼は遊んでいるのではない、ぶちクンは波に本気でほえているのだ。波が生き物だと思っているに違いない。そして、波に突っ込むことで海に戦いを挑んでいるという自らの勇ましさに酔っているのだ!見よ、この勇ましい顔を!彼の中の大きな大きな敵との戦いなのだ。こんなに真剣な顔をして、本人、もとい本犬、大真面目なのだ。ここまでくると、まっ黒でロン毛でみずぼらしい飼い主がどんなにブチ君を呼んだところで、振り返るわけもなく、えんえんと波と戦い続ける。実家で昔飼っていた雑種2匹(すごくみすぼらしい)などは、たらいの水すら、ホースの水すら嫌がり、風呂に入れるときは兄弟3人でおさえつけてたらいで洗ったもんだが、人格、いや犬格によってここまで違うとなると、犬も人間並みに個性があるんだろう。海で遊んでいる犬は沢山見た事があるけど波と真剣に戦っている犬はあんまり、いや見たことなかったっす。それにしてもタイ犬、かわゆすなあ。 応援にぽちっと押してください。ランキング参加中です.
2009年10月26日
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以前からうちのアパートにはアイドル犬がいる。オーナーの飼っている熊みたいな胴体のものすんごい「でぶレトリバー」。いつも入り口のこのベンチが定位置で・・・夕方、入り口にいると、アパートスタッフときゃっ、きゃと遊んでいる。というか、スタッフは痩せさせようと必死なのかもしれん。この犬のお気に入りのボールを投げて、必死で走らせている。なもので、やつはいつも、ぜーぜー、息をしながら、ベンチにどっしりと座ってしまうのです。ぐふう、かわいい。 だがしかし、あれはわずか3週間前だったんだと思うんだけど、アイドル犬を脅かすものすんごいやつがやってきた。名前はパンキー。真っ白な毛。おじぃちゃんみたいなしわしわの顔、でも赤ちゃんで、大きな瞳がビー球みたい。ちょおおおおおお、かわいい!背中をなかなでなですると、じぃさんのように目を閉じて、さらに「背中をもっとさわって」、と、どんどん近付いてきてつぶらな瞳で訴えかけてくる。オムツ姿もまたたまらん!今じゃすっかりあたしにもなついてくれまして、このざまです。 あああああ、かわいい!最近このサルの話ばかりするあたしに、タイ人Mさんは「よっしぃってばなんで猿の話ばっかりすんの?つまんなぁい!」的なリアクション。Mさんが遊びに来るっていうのはMさん、仕事終了後。ほとんど夜なので、もう小屋に入っている時間なもんで、まだ遭遇していない。で、Mさんに仕事が休みの日に来て、とにかくその猿を見ろ!とにかく死ぬほどかわいい、と言ったところ「そんなもの・・・ばーっかじゃないの?」とまるで相手にしていなかったのですが、あたしに抱かれて赤ちゃんのようになっているパンキーに「うわあああぁあああああ!写真、写真!」と林家ペー・&パー子夫妻も真っ青に写真をとりまくりはじめた。そしてしまいには目を潤ませて「か、かわいい・・・」とパンキーのとりこ。頭にまでよじ登らせてうはうはいう始末。だからいったじゃーん! そして、いつしかパンキーの話ばかりするようになったMさん。とほほほ。ミイラとりがミイラになってやんの。緑が多く、そのほかにも木々を走り回るリスや、インコにうっとりできるこの環境なのですけど、パンキーは、やばい。かわいすぎる。「あと2日で、おねーちゃんかえっちゃうんだ、また1ヵ月後に会いに来るから元気でね」と話しかけているうちに、思わずほろりと泣いてしまったあたし。するとパンキー、驚いた顔であたしの顔を覗き込み、あたしの指をちょいちょいとさわって、じーっと大きな目で不思議そうな顔をしてた。ぐぅおおお!!!!パンキー。。。(めろめろ)。タイとはすぐ戻ってくるから、タイとはお別れじゃないんだけど、パンキー・・・おいらのこと忘れないかな。え?タイのブログじゃなくて猿のブログかって?だって、今パンキーにめろめろなんですもの!パンキーに会いたいがために、このアパート、常宿にしそう・・・やられた。どんな優秀なスタッフよりもやり手の宣伝マンなのかもしれん。ああ、パンキー・・・。●●みねぇさんも、「ちょっとぉおお!なんで猿の話ばかりするの?」と、いみがわからんという顔をしていましたが、こんなことをされて・・・ もう脳みそとけちゃったようで、Mさん同様、狂ったように撮影した写真を見ては「あああ、かわいい、かわいい」とノイローゼのようにつぶやくのだった。ここにもミイラ取りがミイラになったやからがいる。うわーん、パンキーとわかれたくないよーう!応援にぽちっとおしてください。ランキング参加中です。
2009年01月11日
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生ビールで喉を潤し、われわれはバイクドライビングへしゅっぱーーーつ!美しいビーチを眺めながらGOGOGO!!!!なのですが…パ、パンク…。しかも山の中の…急な坂道にて。ど、どうすんだべーー????しかしタイの神様(?)はいつも我々の隣にいるのだった。パンクに気がついたその場所からわずか数メートルに…バイクの修理屋とおぼしき家屋が!?これってこわいーー。だって今までぜんぜんなかったんですよ、こんなもの。なぜ、この時にこんな場所に???これは奇跡としか思えん。で、恐る恐るその家屋へ。「????」そこにであたしたちを見つめていたのは「タイの犬ってば、大きくてのんびりでかわいーー!」と思っているそのものの素朴な雑種犬…と、色黒、濃い顔のワイルドおやじ。おやじは大変のんびりした人で、あわてないさわがない。「まあ、そこに座ってまってろや」と布のかぶせてあるベンチをすすめてくれた。犬好きのあたしがにやにや…まるでおねーちゃんでもみるおっさんのような目で自分を見ていることに、その犬は気がついてしまった。その犬は「うほうほうほ」と、傍目にも「おまえわらってるんだろ?」とわかる顔で近付き、なぜかあたしたちの足元にちょこんと腰を下ろした。気にせず喋っていると、組んだ足のつま先に、みょーな感覚が・・・。な、な、なんだ?ふと、わんこに目を落とすとあたしの足に背中をこすりつけている。背中に白い薬のようなものがかかっているところを見るとおやじがダニ避けでもかけてやったに違いない。 そしてこいつってば、あたしを上目遣いでみると「かいてーな、かいてーな」と語りかけてくる。えええ?もーしょーがないなー。そう思ってつま先でかいてやる。タイの犬ってむやみに触ったらいけないんだって。狂犬病の予防接種とか受けてないからね。なもんで、相変わらずつま先でかきつづけてみた。すると…「うほうほうほ」というカオで心地良さげに半目を閉じた雑種犬。なんだよー、こいつ(爆笑)。長距離走破でくたくたのまむあん号が心配で、おやぢの手際を見てると…ガソリンを入れにきたにぃーさんが現れたりして、急がねばならぬのだけど、のぉーんびり。にぃーさんが何か叫んでいる。多分「おやじーーー!ガソリンくれよー!まってんだよー」って雰囲気なんだけど、おやじ。「ジャイィエン、イェン(落ち着いてー)!」…うーん。のどか。 その時、布をかぶったベンチががたがたっと動いた。「うわあ!びっくりした!」思わず二人で思わず抱き合うと、そこから出てきたのは、件の雑種犬…。は?え?なに?雑種犬は、くるりとこちらを振り返ると「うほうほうほ」と妙な吐息と変な微笑みで勝ち誇ったような顔をした。こ、こいつ…明らかにあたし達を驚かしたのだ。ひょえーーー!!なんだこの犬!まむあんさん「ねえ、この犬背中にチャックついてるんじゃないの?絶対中に人間入ってるよ」よっしー「そうとしか思えないよね(怯)」さらにこの犬、まむあん号のタイヤと格闘しているおやじの元に行き、ちょこんと座った。おやじ、作業の手を止めて、犬の顔をじっと見つめる。そして、おもむろに犬の顔をくわっと掴み、「おい、まだ治ってないのか?」といわんばかりに、この犬の顔のカサブタを取り始めたのだ。おい!タイヤは(焦)!?だがしかし、この犬、驚くべきことに、微動だにせず、おやじが自分のカサブタをとるのをじーっと耐えている。普通の犬なら「キャン!」とか言って走り去るだろう。このおやじが自分のためにカサブタをとってくれていることを、この犬は知っているようだ。よっしー「なんか親子みたいだね」まむあんさん「親子なんだよ・・・」この犬がうっとりとカサブタをとってもらって、すっかり油断した瞬間、おやじはまむあん号のパンクしたチューブを犬にかけた。犬「????」おやじは楽しくてたまらないように、にやにやと犬を見ている。犬はあちゃー、またやられちゃった、っていう顔。 あたしたちがそれを見て爆笑している事に気がついた犬、こちらに「てへっ!」と首をかしげた。さらに「うほうほうほ」と言いながら、自分の無様な姿を身近で見せたいのか、ファッションモデルのように練り歩く。こっ、こいつ!犬じゃねえ!人間だ!出て来い、人間!まさかこんなところで、最強の芸達者な動物…いや、人間に出会うなんて!この犬は絶対人間だと思った人も、パンクした数メートル先に修理屋なんてどんだけ強運なんだと思った人も、ぽちっと押してください。ランキング参加中です。
2008年07月16日
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