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トルコライス、またはトルコ風ライスは、日本の洋食屋で提供される盛り合わせ料理の一種。長崎県、大阪市、神戸市に同名の料理が存在しますが、それぞれ内容は異なります。その中では長崎のトルコライスが特に有名です。発祥の地としては神戸説がありますが、1950年代に長崎のある喫茶店が考案、以後、各地に伝わっていったと言われています。但し、初めて考案したと主張する店が多数存在していて、未だに発祥の店は不明ではありますが…。 また、トルコライスというネーミングも奇妙です。トルコは中国、フランスと並び世界3大料理に数えられるところ。しかし、トルコは国民の99%がイスラム教徒。イスラム教徒は豚を食べないのに、なんで、トルコライスにはトンカツがのっているのか?という疑問も出てきます。ただ、これは、「インドカレー」と言って、インド人が食べない牛肉入りのビーフカレーが出す店があるぐらいなので、あまり気にすることはないかもしれません。とにかく謎の多い料理ではあることは事実です。トルコライスは、コンソメ味ピラフ、具無しのナポリタンスパゲティ、ドミグラスソースのかかった豚カツというのが、最も一般的な組み合わせです。しかし、ピラフはドライカレーや炒飯、さらにはサフランライスになることがあります。また、スパゲッティ部分はナポリタンスが一般的ですが、これまた具あり・具なし、バターだけであっさり味付けしたもの、ケチャップたっぷりの濃厚タイプなどもあります。カツの部分も、薄いトンカツが基本ですが、ハンバーグや焼肉、フライの場合もあるのです。バリエーションが多いというか、長崎ちゃんぽん同様、キチンとしたルールがないのです。まさに、トルコライスは「大人版お子様ランチ」。食べたいものを強引にひとつの皿に盛った料理なのです。長崎チャンポンと同様に、新しいもの好きで大ざっぱな長崎県人向けのメニューなのです。
2019年01月30日
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徳島ラーメンには大きく分けて「茶系」「黄系」「白系」の3系統があります。戦後まもなく白系が誕生し、後に黄系・茶系と登場したといわれています。茶系は「黒系」とも呼ばれ、豚骨スープに濃口醤油やたまり醤油で味付けし中細麺を用い、トッピングには豚のバラ肉・ネギ・もやしなどを使い、生卵を乗せるのが特徴です。新横浜ラーメン博物館に出店した「いのたに」がこの茶系だったことから、全国的には単に「徳島ラーメン」と呼んだ場合、概ねこの茶系ラーメンを指します。
2019年01月28日
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佐世保バーガーとは、長崎県佐世保市名物の手作りハンバーガーのこと。味はそれぞれの店で異なりますが、①注文を受けてから作る、②ハンバーガー自体が大きい、③各店が独自に調合した甘めのマヨネーズソースをたっぷり使っていることが特徴。佐世保では、佐世保のハンバーガーショップのことを総称して佐世保バーガーと言っています。だから、ハンバーガー店で、「佐世保バーガー」の名前がついているものはないのです。朝鮮戦争による特需で、佐世保が好景気に沸いた1950年前後、米海軍関係者から教わって作ったのが佐世保バーガーの始まりと言われています。当時、米軍基地の周りには、外国人バー街を中心に100店舗以上ものハンバーガーショップが立ち並んでいました。徐々に淘汰されてはいますが、その頃から今まで3代にも渡って50年以上も営業している店も少なくありません。佐世保は明治19年に軍港が設置され、他県から人々が流入して急速な発展を遂げた典型的な港町だけに、開放的で新しいもの好きな人が多く、ハーバーガーも評価されたのでしょう。マクドナルドが日本に上陸したのが1971年7月20日(銀座店)ですから、その20年以上も前に、佐世保の人々はハンバーガーを食べていたのです。佐世保は、我が国のハンバーガー伝来の地ということになります。佐世保のハンバーガーショップは、それぞれ工夫して独自のハンバーガーを作り上げています。だから、佐世保に行くと、いろいろな種類のハンバーガーに出会えます。ベーコンエッグバーガー、チキンカツバーガー、ヘルシーバーガー、ステーキバーガーなど。2003年5月、東京・中野にオープンした佐世保バーガーの店「ザッツバーガーカフェ」(今は「サセボー」)のヒットを 皮切りに、全国的にハンバーガー愛好家の間で佐世保バーガーが注目を浴びているのです。
2019年01月27日
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シシリアンライスとは、プレート皿に、温かいライスを盛り、その上に炒めた肉と生野菜を盛り合わせマヨネーズをかけたもの。佐賀県でも佐賀市近郊にしかないご当地グルメです。牛丼に野菜サラダをのせたようなものといってよいでしょう。昭和50年頃に佐賀市内の喫茶店で誕生したと言われています。賄い料理を起源とする説がありますが、詳細は明らかではありません。また、シシリアンライスという名称についても、初期にシーフードが使われていたことから、地中海最大の島であるシチリアのイメージと重ねて命名されたという説が有力ですが、はっきりしたことは分かっておらず、未だに謎なのです。ただ、当時は人口密度に対する喫茶店数が日本一という程、市内には喫茶店があったそうで、他店との差別化の武器として、シシリアンライスが登場したのでしょう。数年前にメディアで取り上げられブレイク。現在は佐賀市内の30軒を超える店で食べられ、それぞれの喫茶店流にアレンジを加え、オリジナルのシシリアンライスを出してくれます。ちなみに、価格も500円~1000円と幅がありますが、多いのは700円、750円。佐賀観光協会では、シシリアンライスの「シシ」との語呂合わせで、4月4日をシシリアンライスの日に定め、日本記念日協会の認定を受けて、PRを行っています。シシリアンライスは、温かいごはんと肉とサラダを一緒にしただけのもの。お客さんとしてはセットで色々食べられのすし、お店としては、バラバラに出せば手間がかかるが、一皿に入れてしまえば経費もかからない。また、肉とサラダがある分だけ高くなって利益も確保しやすいという佐賀商人の発想から生まれたものといってよいでしょう。
2019年01月24日
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チキン南蛮とは、宮崎の郷土料理のひとつで、揚げた鶏の胸肉を甘酸っぱいタレに漬け込み、タルタルソースをかけたもの。宮崎県延岡市内にある大衆食堂「お食事の店 直ちゃん」が発祥であると言われています。現在の店主の先代が、昭和30年代後半に鯵の南蛮漬けを参考に、安価で手に入りやすい鶏の胸肉料理として一品150円で売り出したのが始まりです。この時、まだタルタルソースはかけられていなかったのですが、当時試食した料理人仲間がアレンジして、この調理法が普及したのです。現在では、宮崎県下の惣菜屋や飲食店には必ずあると言っていいほどの定番メニューになり、県内の各家庭でタルタルソースまで作られるなど広く浸透しているばかりでなく、現在では全国区のポピュラーな宮崎県を代表する料理として広く知られるようになりました。宮崎で鳥インフルエンザが発生した時に、ある新聞社から取材がありました。「鳥インフルエンザが発生しているというのに、宮崎県内では名物『チキン南蛮』の売り上げが好調なのですが」と。私はこう答えた。「宮崎県民は、おおらかでのんびり屋が多く、人柄も温かい。『チキン南蛮』も、むしろ品薄になる前に食べておこうというぐらいの、おっとりした気質がある」また、宮崎は県民1人当たりパチンコ台数全国一の地域で、「考え方がギャンブル的で、不運に見舞われても、それはそれでしょうがないという割り切ったところがある」と。宮崎の人は、どちらかというとコツコツ地道に努力するのが苦手。地元食材でボリウムがあるので人気になるのは当然だし、男性も女性も子どもも好き。家庭で作る場合でも安くて簡単に出来るのが、何よりも宮崎県人向きなのです。オタフク チキン南蛮のたれ(200g)/オタフクソース
2019年01月21日
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フィッシュカツとは、魚のすり身にカレー粉などの香辛料を入れ、パン粉をまぶして揚げたもの。主に徳島県東部で食べられているローカルフードです。徳島県小松島市の蒲鉾屋「津久司蒲鉾」の先々代が昭和30年(1955年)頃に売り出したのが始まりだとする説が有力です。今はあちこちで作っていのすが、共通しているのはカレー粉が入っていることで、味付けは店ごとにオリジナルで少しずつ違うし、魚も太刀魚やアジ、エソを使ったり、ホッケやタラを使ったり店によって異なります。価格は、「津久司蒲鉾」の場合3枚入りで290円。現地では非常にポピュラーな食べ物であり、地元ではスーパーやコンビニなどでも販売されています。おかずによし、お酒の肴によし、お弁当にもよしということで、子供から大人までみんなに愛されていますが、特に、子どもや若い人に人気。お惣菜とかおやつ代わりに食べているといいます。食べ方には、そのまま、醤油、ソースやマヨネーズをつけて食べるほかに、フライパン(油は引かなくていい)やオーブントースターで温めると表面がカリッとなり、カレーの香りも引き立ってさらにおいしくなります。さらに、ソースや醤油、マヨネーズを付けて食べるのもオススメだといいます。また、お好み焼きに混ぜて「カツ玉」として食べるという方法もあります。なお、基本的に徳島県では「カツ」と言えば豚カツの事ではなくフィッシュカツの事を指し、豚カツの事はそのまま「トンカツ」と言う場合が多い。リーズナブルな価格で無駄金を使わない徳島県人にピッタリの食べ物。最近は、「カツ」という名前から、合格祈願や選挙の必勝祈願などの縁起物としても売れているそうです。
2019年01月18日
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牛骨ラーメンは、牛骨で出汁を取る鳥取県中西部のご当地ラーメンです。鳥取牛骨ラーメンを提供するおすすめ店が22軒あります。麺は基本的に中太ちぢれ麺で、具はチャーシュー、メンマ、モヤシ、ネギなどシンプルなものが多い。また、ナルトではなく、かまぼこを使う店が多いのも特徴です。タイムセール第5弾!ラーメン 送料無料【メール便 送料無料】牛骨ラーメン今だけ3食セット(常温生麺&スープ)500円ワンコイン!
2019年01月15日
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豆腐ちくわは鳥取県内でも鳥取市でのみ製造されています。いつごろからあったかについては詳しい文献がないため詳細は定かではないですが、江戸時代末期にはすでに食べられていたと言われています。岡山城の城主であった池田光仲が1648年鳥取城に転封(左遷)になった時、領民に豆腐食を奨励したことがきっかけになっていると思われます。江戸中期には、すった豆腐を棒状にして細い竹につけ、加熱処理した「ちくわ豆腐」が登場しています。そのころの鳥取藩では、藩の財政が貧しく、庶民の生活も質素倹約が強いられ、良い漁港が少なく漁獲高も少なかったことから魚を食べることさえ贅沢とされていました。僅かの魚も無駄にしないためにも、考え出されたのが豆腐との混ぜ合わせだったのです。山村の多い鳥取では田んぼの畦に大豆が栽培され、豆腐の消費は比較的多かったことから豆腐を利用した食品として考えられたものと思われます。まさに質素倹約の生活の中から生まれた食品といってよいでしょう。因幡は真面目な人が多く、かつ、タテ人脈の地域だけに、殿様の奨励通りに豆腐ちくわが広まっていったのでしょう。
2019年01月12日
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鍋焼きラーメン(なべやきラーメン)とは、高知県須崎市で企画された鳥スープを土鍋で煮込んだラーメンであり、主に須崎市内のラーメン専門店や飲食店で提供される。ご当地ラーメンであることを強調する際には須崎ラーメン、須崎鍋焼きラーメンといわれることもあります。 野菜や親鳥の鶏ガラから採られ、具材に使われる肉も親鳥の肉です。親鳥を使うようになったのは、谷口食堂の前に鶏を扱う店があり、無料で分けてもらっていたという事情もあったようです。 2002年(平成14年)に須崎市の名物として売り出そうと商工会議所・市役所などの有志により「鍋焼きラーメンプロジェクトX」が発足し、積極的にPRが行われるようになっています。高知須崎鍋焼きラーメン専門店「橋本食堂」(2人前・スープ付) 生麺 (坂本龍馬を育んだ高知の名店(高知ラーメン、土佐ラーメン))【あす楽対応】
2019年01月09日
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ニラ玉の作り方1.ニラは5cmくらいに切り、卵は溶きほぐしておく。2.熱したフライパンにサラダ油をまわし、創味シャンタンを加え油と軽く混ぜ合わせる。3.卵を入れて強火で一気にかき混ぜ、半熟状のいり卵を作る。4.③にニラを加え、軽く炒め合わせる。
2019年01月06日
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可杯(べくはい)は、さかずきの一種。「べくさかずき」ともいう。飲みほさなければけっして下に置くことができないさかずきを、「可杯」という。いくつか種類があります。
2019年01月06日
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岡山ドミ丼とは、岡山市のご当地グルメ。丼に飯を盛ってデミグラスソースをかけ、その上に千切りキャベツを乗せ、その上から揚げたての豚カツをいくつかに切り分けて乗せてその上からデミグラスソースをかけるもの、あるいは、デミグラスソースの中にくぐらせた豚カツを乗せるものです。
2019年01月03日
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