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スカイデッキに出れば分刻みで出発する飛行機
今回はエアカナダが出発1週間前にストライキをしたので
予定通り飛ぶのか心配はしたものの
毎日更新される運行状況を確認して
予定通り出発当日を迎えた
17:00発の飛行機に乗るため
15:00に空港に着いた
オンラインでチェックインができるので
手続きは楽だが
毎回苦労するのは預け荷物を23キロ以内にすること
今回も家の体重計でだいたい23キロにしてきたものの
ギリギリオーバーしていたので
手延べうどん、雑穀米をリュックに詰め込み
リュックの肩紐がちぎれそうになっていた
10時間のフライトで
日本時間の朝5:00
トロント空港へ着いたと連絡があり
乗り継ぎ便で空港で大学の教授夫婦と出会えたとのこと
大学近くの家まで教授たちと一緒にタクシーで帰れたと聞いて安心した
日本時間の13:00
家を出発してから25時間後
カナダの家に着いたと連絡が来るまで
心配でなんとなく眠れなくなるから
翌日は毎回ぐったり体調を崩す
4月末に娘を迎えに行ってからの4ヶ月は
息子も進級し
私も仕事が忙しい年度初めなので
娘の要望を聞いて生活するのは大変で
とても長く感じる
それでも毎年帰ってくるたびに
世の中の見方や考え方が変化していて
姉と弟の関係も変化していて
成長していく子供たちが頼もしい
ここまでの5年間は激動だったので
空港へ行くといつも5年前の出発ロビーを思い出す
出発ロビーには誰もいない
消しゴムマジックで人を消したわけでもなく
空港には数名のスタッフ以外ほとんど人はいない
電光掲示板には「欠航」cancelの赤文字が点灯し
この状態でも海外へ出すことができた奇跡を感じる
当時、渡航禁止になる国も多く
飛行機に乗るために
チェックインカウンターでは
行き先の国の許可や宿泊先の確認ができているか
書類の提出を求められ
到着後は2週間の隔離生活を強いられた
ルールを守らなければ日本に戻らなければならない
誓約書も何枚も書いた

5年前、弟の視線は姉から離れることはなかったけれど
今は、学校の予定もあるし
彼女との約束もあるし
行こうと思えばいつでもカナダへ行けるので
空港へ見送りには来ない
もう少し行き来の頻度が増えてくれば
送り迎えに車を出してと
娘に甘えられることもなく
高速バスで一人で帰ってくるようになるだろう
サマータイム終了 2025.11.04
ホープウェル・ロックス 2025.10.05
happy fall! 2025.09.28