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HappyLife @ Re[1]:七夕(07/07) ♪ミルク9387さん♪ お楽しみいただけて…
ミルク9387 @ Re:七夕(07/07) うけましたw
Happy Life@ Re[1]:久しぶりに(06/12) ♪ミルク9387さん♪ お久しぶりです。 …
ミルク9387@ Re:久しぶりに おぉ・・・なんと簡潔でわかりやすいU^ェ^…
ミルク9387 @ Re: わかります。 自分自身が頑張ろうと思っ…
August 12, 2005
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カテゴリ: カテゴリ未分類
金曜日の夜。

そうわかっていつつ、予定をいれる気力がなく、結局、予定なく帰宅する。

今日は、午後から雨という予報だった。
帰るときはまだ降っておらず、最寄り駅に着いたら雷が鳴って、家に着いたら雨が降り出した。

その後、どんどん雨は強くなり、あー、寄り道して飲みに行かなくて良かった。なんて、思う。


なんだか、最近、雨が待っていてくれている気がする。

早く帰れ。と、家に着くのを見届けて、降りだしているそういう気持ちになる。

へんなの。







ヴェニスの中へは、バスでは行けないので、近くに泊り、翌朝、船で行く。

21:00頃ホテルに着き、ヴェローナで食事をしていない人は、みんなで近所のピザ屋に行った。

私は、既に、食べていたので、ホテルのバーで1~2杯飲んで、そんで、今日はリラックスタイムとして、さっさと寝ようと思っていた。

ガイドのサビーネが居たのでバーの場所を尋ねると、一緒に行こうと言い、一緒に飲んだ。

初めての女性ガイド。

いくつ?と聞いたら、同じ歳だということが判明し、一気に距離が縮まった気がした。

彼女は、とても良い人で、とてもはっきりしていて、誰もいなかったバーで2人で飲んでたときは、楽しげだったけど、その後、別のツアーのガイドが飲みに来て、ガイド同士で話している時は、明らかにつまらなげで、早く部屋に戻ろうとしているのが伝わってきた。

彼女が席を立ったので、私も席を立った。





彼女は部屋に戻ったけれど、私はもう一杯飲んでこうと、ワインをグラスで頼んで、

バーではなく、大きなテレビのあるラウンジで、一人飲みながら日記を書いていた。

途中、バーテンが来て、テレビをつけていいか?と聞くので、いいよ。と答えると、彼は、サッカー中継をつけた。


その後、つけっぱなしで仕事に戻り、また、行方を確認しに来る。





そうしていると、ご飯から戻った部隊が、サッカーがついているのに気づき、やってきた。

私は、飲みながら、明日のヴェニスでの予定を立てていた。

ゴンドラツアーとオプションディナーがあったけど、前に来たときにゴンドラには乗ったことがあるし、せっかく水の街ヴェニスにいるのだから、みんなで「肉」を食べるより、シーフードを食べたかったので、キャンセルした。
ということで、一日フリータイムだ。







バーの手前は、レストランになっていて、そこで、バーテンがもう一人の人とご飯を食べていた。

グラスを置こうと行ったら、彼は私に気づき言った。


「もう一杯どうだい?」

「もういらない。部屋に戻るわ。」



そう答えた私に、彼は、続けた。

「僕らは今、ご飯を食べているんだ。もし、君がここで僕らと飲んでくれるなら、今飲んだワインよりも、もっと良いワインをタダで飲めるよ。」









卑しい私は、「もっと良いワイン」と「タダ」という言葉に惹かれ、

「OK。ここで飲む。」



と、即答してしまった。





彼は、ボトルでワインを持ってきて、今飲んでいたグラスとは比べものにならない、きちんとしたワイングラスを持ってきて、

そして、乾杯をした。

もう一人の人が、ワインに合うパンを持ってきてくれ、その後、5-6種類のチーズが運ばれてきた。





( ̄m ̄*)ウププッ。タダだよ。


生粋のイタリア人の彼。

残念ながら、カッコいい!とよだれがでるような人ではなかったが、

普通の、中肉中背。陽気なイタリア人って感じな人。


彼の片言の英語と私の片言の英語。

私が、イタリア語会話集を持っていたので、それを媒介に、片言で話す。



彼は言う。

「このツアーで日本人を見たのは初めてだ。」

「え?そうなの?」

「英語を話す国の人は、英語しか話さない。旅行者の彼らがイタリア語を話そうとするのではなく、僕達が英語を話さなければならないから、そういう国の人たちは僕らはあまり好きではない。」

「あー。それは、なんとなくわかるなー。」


そう。私なんかは、イタリアに来たからには、わからないけど話す努力はする。
日本に来た外国人に、『日本にいるんだから、日本語しゃべろ!!』という思いが少なからずあるからだ。

でも、一緒に旅をする英語圏の人たちは、ビックリするくらい、英語しか使わない。
道を聞くでも、堂々と英語で聞きまくる姿を見て、この旅に来て初めて『あー。英語圏の人たちに、日本にいて日本語話せ!ということは不可能だ。』と発見した直後だったので、よけい。


彼は続ける。

「でも、君みたいに、英語圏以外の人は、少なからず、この本があるように、イタリア語を話そうという努力をしてくれる。だから、君をこの席に誘ったんだ」


ほう、そうなのか、イタリアンガイ。

彼は、当然、バーテンなので、そして当然、バーは開いていて、夕食から帰ってきた人、他のツアーの人を含めて混んでいた。

彼が席を立っている間は、もう一人の従業員とコミュニケーションをとるのだが、この人は、もう、全くイタリア語しかわからない。

本を中心に、指差しコミュニケーション。


途中、同じツアーの人が通り、




「そんなとこで飲んでるの?」

「こっちでも飲んでるから終わったら来なよ。」




なんて言われたりしたけど、

ここには、良いワインとチーズがタダであるからねー。このビンを空けるまでは席は立てないな~。

あくまでも卑しい私。


いやー、でも、チーズ、無茶苦茶旨いんです。

知ってます?イタリア。

私は、異国に来ると、スーパーマーケットが大好きで欠かさず行くのですが、日本で言うと、グラムで買える「肉」や「鮮魚」のスペースがあるとして、この国では、肉や魚よりも「チーズ」に割いている場所が圧倒的に多いんです。

なのに、なのに、

イタリアに来たってさ、一緒のツアーの人と飲んだって、つまみなんてあるわけもなく、ひたすら飲むことしかしてなかったから、

そんな中で、

この国で、この国のチーズを初めて堪能した。それも、この種類。

v(≧∇≦)v うれしぃーー。


シアワセだな~。


そりゃ、ワインもすすみます。










そのうち、一緒に食事をしていたもう一人が、彼女からの電話を受け、帰っていく。

彼が戻ってきた。

気づくと、バーはもう閉店して、辺りには誰もいなくなっていた。



今思い出すと、何をどうやって、どれだけ話していたかわからないけど、
でも、ちゃんと意思疎通できてきた。



いろいろ話していると、


「君は、とてもオリエンタルだ。」



いい感じに酔っ払ってきて、見つめられて言われた。





キター (゚∀゚) !!!!


じゃなくって、


・・・キター ( ̄. ̄;)





さすが、イタリアンガイ。



体験的に、

ラテン系の「オリエンタル」という言葉は、危険信号。



口説く時の、ファーストコンタクト。



まぁ、でも、ここは、ホテルだから、帰り道を気にしなくていいし、

相手は、どこから来たかわかない人ではなく、いちよホテルのバーテンだし。

タダで飲ませてもらっているんだし。



ありがとう。と言って、飲んでいると、






セカンドステップ。




「さっき、僕が居ないとき、ここに男が来て、話をしていただろう?彼は君のことが好きだよ。それをみて、僕はとってもジェラシーを感じたんだ。」

と、



手にチュー。



チュー。




チュー。






オイ。3回もするなよ。(;^_^A



なんだか、前にも同じ展開になったことがある気がする。(笑)

この流れは、いたって、通常の流れなんだろうな~。




日本だと、この流れで、既に、ドギマギしてしまうのに、

なぜか、外国だと、平静になってることに気づく。



だって、ハグとか、チューが当たり前の人たちと旅をして、国にいて、

いちいち、ハグごときに過敏反応していたら、コミュニケーションできないじゃん。

ただ、挨拶のチューは、当然やりなれないから、どうしていいかわからず、相手にあわして、ホホを寄せるくらいしかできないんですが。。


まぁ、手にチューくらいは、いいだろう。みたいな。

ってか、さっき、君が居ない間、ツアー仲間の一人がここに来て話をしていたの、君見てたのね。みたいな。










たぶん、だいぶ酔っていた。


何でだろう。


ワインボトルに入る前に飲んでいたのも加えたとしても、
通常、人と飲んでいるときの私なら、まだ許容範囲なはずなのに。







ワインを空けたし、よし、そろそろ、部屋に戻ろう。

時間は、何だかんだいって1:00AMだ。

明日も起きるのは6:00だってば。






じゃぁね。ありがとう。と席を立とうとしたら、

彼が言った。


「最後に一杯、スペシャルカクテルを作るから待ってて。」






なんでだろう。結構、酔ってる私。


でも、そういわれると断れないので、それを待つ。



オレンジベースの味のカクテル。

「イタリアだと、グラッパという酒もあるけど、それは強すぎるから、これにした。」


そりゃそうだ。グラッパ(蒸留酒)なんて、たぶん40度くらいあるだろうに。


と、そのカクテルを飲む。


































・・・。


気づくと、朝。

自分の部屋のベットの上。

いつも、自力で起きていたのに、この旅初めて、ルームメイトに起こされた。


で、酒が身体に残ってるし。くそーー。












・・・で、私、あのカクテルのあと、何したろう?どうやって、部屋に戻ってきたろう?





( ̄∇ ̄;エッッ…?


なに?


なんで、覚えてないの??




いや、なんとなく、断片的に思い出せる。


でも、線がつながらない。






|||||/( ̄ロ ̄;)\||||||| まじ~~?

なんで、覚えてないのぉぉぉぉぉぉ?




ちょっと待て、私は日本で、さんざん飲んできたけど、

人と飲んでて、記憶なくしたことないのに!


それも、ここは日本以上にいつでも若干の緊張感を持ち続けなければならない異国。
私が、記憶をなくすなんて、なおさら、ありえない。













考えられること。

1 最後の酒が、オレンジ系の味だと調子に乗ってたけど実はものすごい強い酒だった。

2 ・・・・・・最後の酒に、何か入れられた?















旅の思い出つくっちゃいました。テヘッ。(*^▽^*)ゞ





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Last updated  August 13, 2005 10:37:37 PM
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