超満開という言葉があるかどうか知らないが、桜の花は触れれば直ぐにでも散ってしまいそうな真っ盛りの日曜日。今まさに散る寸前の時。
各地では自粛ムードのの中ながら、花を愛でる人々で混雑した事でしょう。
近くの運動公園にある競技場では大学の陸上競技大会があり、声援と歓声が快晴の空に響き渡っていた。
午前中は仕事をして午後からは陽気につられてウォーキングに出かけ、普段は行かないコースを歩いてきた。
遠くから桜の花が咲き盛っているのを見つけると、そこがどんなところなのか見てみたい気にさせられる。遠回りながら、決まった目的地があるわけでもないので自然にそちらに足が向く。
そこは高台になっていて大企業の新しい社宅が3棟並んでおり、その脇に桜の古木が並んでいた。それはもうすでに最盛期を過ぎていて、花吹雪が舞い白い花弁が坂道を染めていた。
いつも思うが、桜はやはり遠くから眺める方が美しい。その咲いている場所がどんなだか知らないところは、なおさら情趣をそそられる。
しかし、そんな花を見つけたとしてもあまり近付きすぎない方が良いようだ。近くに行ってみると、想像とは裏腹な案外つまんないところが多い。
美人だってそうかもしれない。
遠くから眺めているだけなら、飽きる事もがっかりすることもない。しかし、近しくなって知らなくてもいい事を知ってしまったりすると、せっかくの美人も色褪せてしまう。
何となく曖昧なままの方が希望的観測の域を出ず、想像するいいイメージを維持できるというもの。
1万歩が一応の目安になっているが、大抵は7千か8千歩で1日が終わる。
歩数計の示す値は、数字のもつ魔力なのか非常に説得力がある。数字で明確に示してくれることで目標を作りやすく、それを達成する楽しみある。
昨日はここに示す通り1万5千歩、
ダイエットに、「1g単位で測れる体重計で毎日測るだけで痩せられる」というのがあるが、それとよく似ている。たとえ50gでも減るとそれが喜びの基準となり、明日はもっと減らそうという気になってくる。
そうなると自然に食べるものにも気を付けるようになり、少しでも効果が出る方向へと意識が移っていく。
運動もするようになるし、食べるものにも気を使うようになる。
一たびそのモードに入ってしまうと、もう後はどんどん体重が減っていくばかりというわけだ。
人間の意識なんて案外単純なもので、きっかけさえあればそれなりのマインドコントロール出来るものだ。
目的に合ったマインドコントロールを如何にするかということが、様々な成功の秘訣だ。
潜在的な”欲”を上手く利用し、特別な努力をしなくても目標を達成できるとすれば、人はもっと幸せになれるはずだ。
この辺りの研究がもっと進んで、そのノウハウを皆が手に入れる時代が早く来る事を願う。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
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