歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2012.05.31
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カテゴリ: TNK楽歌31
♪  身の細るこのごろにしも紅に心魅かれて染まるもがもな 




 最近は、サイドの仕事の負担がますます大きくなって、週3日とはいえ結構きつく、やせ細っていくような心持で過ぎて行く。事実、しっかり食べているのに体重は微減していて、増える様子は微塵も感じられない。
 年一回の健康診断の度に身長も徐々に短くなって、歳と共に縮んでいくのが分かる。


 そんな生活のせいかどうか知らないがこの頃は「赤い色」、特に「目の覚めるような深紅」や「抜けるようなスカーレット」に心を惹かれる。一時は、やけに白が好きだったのが嘘のようだ。枯渇していく身体が危機感を感じて、刺激を求めているのかも知れない。

 赤ワインはもとより、先日のカナダの来客に頂いたブラックベリー・ジャムまでパンに塗って食べる有様だ。ジャムなんて見向きもしなかったのに・・・。



左から ベニカナメモチ、唐辛子、アセロラ、ザクロ石

 赤いバラやスカーレット系の牡丹、モネの「ひなげし」の絵、マリリン・モンローの口紅、サクランボにカシスソーダ、アセロラに柘榴、デイゴの花。マグロやサーモンの刺身、イクラにレッドペパー。ムーラン・ルージュの赤い風車、柿右衛門や薩摩切子の赤、スカラ座の緞帳。
 目をつぶれば様々な赤が脳裏を駆け巡る。



モネ「ひなげし」

 赤いブラウスやスカート姿を最近ほとんど見かけなくなった。なぜ女性は赤いものを見に着けなくなったのだろうか。「赤は男を引きつける色」だということを結論付けたアメリカの研究も有るというのに。

 米倉涼子のスカーレットオハラのような赤いドレス姿の女性を、突然目の前にしたら血管が切れるかもしれない。
 目の覚めるような赤は確かに人を高揚させる。ビビアン・リーやマリリン・モンロー、ニコール・キッドマンは赤が似合う女優だ。


 気になる画家の一人「タマラ・ド・レンピカ」の絵をずっと「赤」のイメージのある絵と思っていたが、実際には赤い絵は殆どないというのはどういう訳か。その絵から受ける印象から、赤という色を脳が勝手に造り上げていたらしい。



タマラ・ド・レンピカはワルシャワ生れの女流画家

 スカーレットオハラという名前はバラはもちろんのこと、芍薬にも朝顔にもアマリリスにもあるようで、如何にこの色と名前がが日本人に好まれているかが良く分かる。

◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。

「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)





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最終更新日  2018.06.19 17:33:33
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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