最近は、サイドの仕事の負担がますます大きくなって、週3日とはいえ結構きつく、やせ細っていくような心持で過ぎて行く。事実、しっかり食べているのに体重は微減していて、増える様子は微塵も感じられない。
年一回の健康診断の度に身長も徐々に短くなって、歳と共に縮んでいくのが分かる。
そんな生活のせいかどうか知らないがこの頃は「赤い色」、特に「目の覚めるような深紅」や「抜けるようなスカーレット」に心を惹かれる。一時は、やけに白が好きだったのが嘘のようだ。枯渇していく身体が危機感を感じて、刺激を求めているのかも知れない。
赤ワインはもとより、先日のカナダの来客に頂いたブラックベリー・ジャムまでパンに塗って食べる有様だ。ジャムなんて見向きもしなかったのに・・・。
左から ベニカナメモチ、唐辛子、アセロラ、ザクロ石
赤いバラやスカーレット系の牡丹、モネの「ひなげし」の絵、マリリン・モンローの口紅、サクランボにカシスソーダ、アセロラに柘榴、デイゴの花。マグロやサーモンの刺身、イクラにレッドペパー。ムーラン・ルージュの赤い風車、柿右衛門や薩摩切子の赤、スカラ座の緞帳。
目をつぶれば様々な赤が脳裏を駆け巡る。
モネ「ひなげし」
赤いブラウスやスカート姿を最近ほとんど見かけなくなった。なぜ女性は赤いものを見に着けなくなったのだろうか。「赤は男を引きつける色」だということを結論付けたアメリカの研究も有るというのに。
米倉涼子のスカーレットオハラのような赤いドレス姿の女性を、突然目の前にしたら血管が切れるかもしれない。
目の覚めるような赤は確かに人を高揚させる。ビビアン・リーやマリリン・モンロー、ニコール・キッドマンは赤が似合う女優だ。
気になる画家の一人「タマラ・ド・レンピカ」の絵をずっと「赤」のイメージのある絵と思っていたが、実際には赤い絵は殆どないというのはどういう訳か。その絵から受ける印象から、赤という色を脳が勝手に造り上げていたらしい。
タマラ・ド・レンピカはワルシャワ生れの女流画家
スカーレットオハラという名前はバラはもちろんのこと、芍薬にも朝顔にもアマリリスにもあるようで、如何にこの色と名前がが日本人に好まれているかが良く分かる。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
◆ ジョーク、冗談、ユーモアは生活の調味… 2014.10.22
◆ 消えていってこそ虹 2014.10.21 コメント(2)
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