歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2015.09.15
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カテゴリ: 一日一首

秋晴れに草木も猫も機嫌よし行き会う人に親しみのあり
















 ゴロッと横になって縁石に頭を擦りつけたりする。こっちも猫を飼っているので扱いにはなれている。背中を叩いたり撫でたりして、暫しスキンシップして遊ぶ。かなり気の強い、まだ若い雄猫だ。ニャーガニャーゴ言いながらジャレ噛みされて、爪も立てられた。

 立ち上がって離れようとしても、後ろを付いてくる。その様子を見ていた小学生の子供連れのお母さんが「猫と散歩なのかと思った」と、なれなれしい猫に見とれていた。他の子供が猫の相手をしている間に離れられた。
 こういう猫は徳だなあ。我が家のピピには有りえない。吾が家に来た人にさえ、近づくどころか二階に逃げ上がってしまうのだからえらい違いだ。







 彼岸花が場所によってはぼちぼち咲き始めたが、私はどちらかと言えば開く前の初々しい姿が好きだ。梅でも桜でも同じで、開ききった満開のものはもう美しいとは思えない。
 世阿弥の「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」は「お能」のあるべき姿を述べたものですが、この本質的な心は何事にも通じるものだと思っています。

 チラリズム然り、謙虚さ然り。全部出してしまっては興が覚めるというもの。花だって同じだ。あの強烈な緋色の彼岸花が咲いている様を知っているからこそ、咲く前の興趣が生まれるわけだし、咲いてしまえばそれだけの事。
 何でもたくさん集めて喜ぶ癖が人間にはあるようですが、そんなのが好きな人には「お能」の幽玄など理解できるはずも無い。端から興味なんか持ちようもない。






♪アベリア、アベリア咲いた道・・・

 今、アベリアの花が真っ盛りですね。ピンクがかったのもあるしまっ白のもある。
 スイカズラ科の花で、別名をハナツクバネウツギって言うんですね。東アジア、メキシコ原産を品種改良した園芸種。
 病害虫が少なく丈夫で枝をよく出し、刈りこんで色々な形に仕立てられるので生垣の他、公園や道路脇の植え込みにもよく植えられる。わが家にも植えてあるが、株立ちで結構大きくなるので放っておくと大変なことになる。




◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。


「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行

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最終更新日  2015.09.15 10:54:41
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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