歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2018.04.01
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カテゴリ: みそひともじ

♪ 日本の桜吹雪が好きという豪州おうなは土筆が苦手





 オーストラリアの友人(メアリーとバーニー)に文人画の体験をしてもらおうと、かつて画塾の生徒だったN女史がアトリエに連れて来るというので、私にも声が掛ったのでいそいそと出掛けて行った。
 英語が話せるN女史とS女史の図らずも両極のような二人のおかげで、小難しい話も通訳しながらの楽しい初の文人画体験となったようだ。


 その場で即興で描いた絵を、まったくの初心者が真似て書く。筆など持ったことがないのだろうと思うが、そつなくこなして一枚の絵を仕上げたのはさすが。上手に描くことを本望としない、文人画ならではのスピリチュアルな体験はいい思い出になった事でしょう。

 庭の桜も満開の昼下がり、傍観者3人は早く終われとばかりに酒と料理を待ち焦がれていた。ようやくあり付けた二人の女史の手になる料理。英語も料理も得意な二人の女史のおかげで弥生最後の一日をとても楽しくすごせ、これぞ僥倖というもの。



 この料理の中でN女史が作って来てくれた一品が面白く、美味しかった。今オーストラリアで人気の料理だそうで、その名も「ラップ」という。薄いナンのような皮に色んな食材を並べ、くるっと巻いてラップで包んである。ラップのままカットして、剥きながらかぶりつくというもの。




 トルティーヤとサンドイッチの良いところを採った、日本で言えば「のり巻き」のような感覚のもの。ラップという名称はあまりにそのままの感じだが、「おにぎり」と同じのようなイメージでしょうか。
 パンを使ったサンドイッチよりも野菜や具材がたくさん挟めるし、ひき肉のような細かい物でも挟み込めるのがいい。バリエーションはアイデア次第で食材の国籍を問わないところがいいね。ラップの口をしっかり止めておけば、多少の汁気のあるものでも大丈夫だろう。

 私は昨日、いつもと全く違うコースをウォーキングしてたまたま足下に顔を出していた土筆にほだされて、入れ物もないので手に握れるだけのものを採って来た。それを料理したものが有ったので、オーストラリア人に食べてもらいたくて持参した。
 メアリーは口に合わなかったらしいが、バーニーは美味しいと言ってくれた。どうやら彼の地にはツクシ(英語で horsetail)というものが無いらしかった。






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最終更新日  2018.04.01 09:55:33
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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