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2008年04月06日

執念、江戸博、森ビル、最終日をかけこむ。

(4)

テーマ：美術館・展覧会・ギャラリー(8190)

カテゴリ：展覧会

江戸東京博物館
森美術館では「ＵＳＢアートコレクション展」最終日でした。
頑張って行ってきました。

江戸博.JPG

「篤姫」はさすがに１５分待ち状態でした。
中も混雑していて、特に手紙のところはへばりついて動かない。。
最終日に来る自分が悪いのだとあきらめました。
お輿入れの道具や天璋院時代の着物が美しかったです。
それにしてもつくづく、宮崎あおいと顔、全然違うなと感じました。
篤姫看板.JPG

とはいえ、私の興味は常設展示室内５Ｆの「川瀬巴水展」が強く、

東京の焦点を絞り、「東京二十景」シリーズのうち１９点の完成版画、原画（下絵）、試し刷りが並んで展示してあったので、なかなか面白かったです。
下絵はフルカラーで、浮世絵版画の下絵のように線だけということはないです。
何が一番表現として違ったかというと、水の表現が版画、下絵と違いました。
でもどちらも趣があって良かったですよ。
新版画の世界も、浮世絵と同じく共同作業によるものだとよく分かりました。

「江戸の華　熱き心・火消と祭り」は常設展示室内６Ｆ内で７月６日まで。
この展覧会は「山本寛斎」展とのコラボレーションということです。
それを知らずに、入り口の日本橋の再現を渡って、前方をみると、展示ケース内に、江戸とはほど遠いきてれつ衣装と、それを着た白人のおねーさんのバックパネル（あとでデビット・ボウイと判明）、天井のほうにはファッションショーか何かの大きな映像が流れていて驚きましたが、面白い企画ではありますよね。
江戸は火消しということで、山車の資料や浮世絵版画、国芳の板絵や半纏などが展示されていました。

森ビル.JPG

そのあとは大江戸線で六本木へ、森ビルに到着。
はじめの肖像のテーマでは杉本博司と森泰昌とシンディ・シャーマンの人物の写真が並び、とても迫力がありました。

ＵＳＢではこのほか、宮本隆司（神戸の震災をうつしたものは、やはり訴えるものがありますね）、畠山直哉、アラーキーの日本人作家の写真を所蔵していました。
中国の作家チン・ガは自らの背中に毛沢東の足跡をたどった仲間の作品発表の活動にあわせて、奇跡を追加していくことからはじまった写真シリーズ３枚が展示されていました。
リキテンスタインやリヒターなど有名どころも展示されていました。

図録は売り切れ、予約販売していました。

帰りはふらつく足で六本木ヒルズ内のラ　ブティック　ドゥ　ジョエル　ロブションパ・マルに辿り着くも（アピシウスのもと総料理長のお店です。サラリーマンのランチのためにパイとスープのお店を神田に出し、確か同じものがテイクアウトできたと記憶しています）本日のテイクアウトは終了で残念でした。

帰宅の車中、ベーコンエピの香りが香ばしく、うっとりでした。

４月７日、すごい間違いを見つけ訂正～。

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