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樽前山で撮った写真をもう1枚だけ掲載させていただきます。写真は、ヤマハハコ。この季節は、花の種類は少なく、タルマエソウの別名で知られるイワブクロ(←この写真自体は、カムチャツカで撮影したものです)も、名残の花が一輪咲いているだけでした。機会があれば、また別の季節に登ってみたいと思っています。
2008年10月01日
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今回の樽前山登山でいちばん印象に残ったのがシラタマノキの群落です。18年前の9月に登った時には気づきませんでした。外輪山の内側が立入禁止になっていることが幸いして、以前より殖えているのかもしれません。
2008年09月30日
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昨日の日記で、樽前山と雲仙普賢岳に登ったことを書きましたが、私にとっては、樽前山は31年ぶり、普賢岳は18年ぶりの登頂となりました。↓の写真にありますように、私自身もすっかり歳をとって白髪が目立つようになりました。ちなみに樽前山に登ったのは今回が3回目。1回目は濃い霧のため何も見えず、2回目の晴天時に撮ったのが左上の写真です。この時は25歳で独身。普賢岳のほうは、長崎に5年間住んでいたことがあったので何度か登りました。右上の写真は、噴火が始まる2週間前に家族で登った時の写真です(個人情報保護のため、私以外の顔と体形はボカシてあります)。私自身も歳をとってしまいましたが、山のほうもずいぶんと変わってしまいました。樽前山は、その後小噴火を繰り返し、溶岩ドームの形や噴気孔がずいぶんと変わっています。31年前はすぐ近くまで行かれましたが、現在は、外輪山の内側は立入禁止になっています。雲仙普賢岳のほうは、ご存じの通りです。当時1359メートル(近くに1360と書かれた岩がありました)が最高地点でしたが、現在は、正面に1483メートルの平成新山がそびえています。こんなに変わるとは思ってもみませんでしたねえ。
2008年09月29日
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先週の月曜日(9/22)、千歳空港からの帰り便が14時40分発の1便しか無かったので、午前中にレンタカーに乗って、空港近くの樽前山に登ってきました。そして、土曜日は、妻の実家のある九州に短期帰省した際、義父母への親孝行を兼ねて島原温泉へ。そのついでに登ったのが雲仙普賢岳でした。1週間のうちに北海道と九州の活火山に登ることになるとは...。8月のカムチャツカ旅行の時は悪天候に悩まされましたが、その埋め合わと言うべきか、樽前山も普賢岳もほぼ快晴、絶好の登山日和でした。これら、2つの山はいずれも山頂部が溶岩ドームになっていて登山禁止です。但し、ご存じのように雲仙の平成新山は1995年頃までに新たに形成したもの、樽前山のドームは1909年以来で100年の歴史があります(30年前に登った時とはだいぶ形が変わっていましたが)。
2008年09月28日
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昨日に続いてコスモスの写真です。今回は、諫早市の五家原岳の中腹にある白木峰高原のコスモスです。かつて長崎に5年間住んでいたことがあり、まだ子どもたちが小さい頃、この白木峰高原を訪れたことがありました。たぶん20年ぶりということになります。この高原は、なんと言っても景観が魅力で、北側には五家原岳、南側には諫早湾、さらにその奥に雲仙の山々を眺めることができます。単に景色の美しさを堪能するというだけでなく、大自然と人間の手による開発との関係を考える場としても大いに意義深い場所であるように思います。
2008年09月27日
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先日の出張の振替休日を利用して、妻の実家のある九州方面に来ています。往路では、途中、中国道沿線の国営備北丘陵公園に立ち寄りました。ここの大花壇には、四季折々の花が植えられています。2006年の連休に訪れた時には、チューリップや、アイスランドポピーが見頃でした。今回は、同じ場所に様々な品種(黄花を含む)のコスモスが植えられていました。平日の午後、しかも天気予報で雨の予報が出ていたこともあり、このエリアで見かけた入場者は、私たち夫婦を除いて10人未満でした。※コスモスの背が高かったので、三脚にデジカメをとりつけて高く持ち上げ、セルフタイマーでシャッターを切りました。
2008年09月26日
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北大植物園の一角には、高山植物や多肉系植物を育てているロックガーデンがありました。その中でいちばん目立った花は、ヒダカミセバヤというベンケイソウの仲間でした(ピンク色の花が咲いているほうです。手前は別種)。アングルによっては、どこかの岩山を登っているような写真が撮れます。
2008年09月25日
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北大植物園の写真の3回目は、ハルニレの古木です。こんなに空洞ができても、まだまだ頑張って枝を伸ばしています。動物たちの住みかにもなりそうですね。ハルニレは、英語名エルムという名前でも知られているそうですが、これまで別の木だと思っていました。ちなみに、「ニレ」というと、私が子どもの頃に流行った「....赤い夕陽が 校舎をそめて ニレの木陰に はずむ声...」という歌があります。しかし、その時には、ニレの木がどんな木なのかは全く知りませんでした。ウィキペディアで調べた限りでは、「ニレ(楡)はニレ科ニレ属の落葉樹と半落葉樹の総称である」となっていて、特定の一種類ではなさそうです。なぜ歌詞が「ニレ」なったんでしょうねえ。
2008年09月24日
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昨日に続いて北大植物園の写真です。今回は、園内で見つけた赤い実3種。左から、ツリバナ、ヤマボウシ、ナナカマドです。どれも本州でも見られますが、北海道で揃って眺めるのもまた格別です。
2008年09月23日
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9月20日の朝に少々時間があったので、北大植物園に行ってみました。まだアルバムを調べていないのですが、ここを訪れたのは確か30年ぶりだと思います。↓の写真は、オオウバユリの実です。9月9日の日記に、龍ノ口グリーンシャワー公園の山のウバユリの写真を掲載しました。それよりも背が高く、たくさん実をつけています。後ろの樹木はハルニレの森です。
2008年09月22日
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日本心理学会の大会会場のすぐ北に札幌農学校第二農場があることに気づきました。北海道は何度も旅行していますが、こういうところがあることは今まで知りませんでした。私が学生時代だった30数年前にも公開していたかなあ。9月20日の昼休みにさっそく見学。こういうところで昼寝ができる大学っていいですね。なお、9月20日の夕刻に「平成ポプラ並木」、21日の早朝には「元祖ポプラ並木」も見物してきました。じぶんの日記(9月19日付け)に写真があります。よろしかったら併せてごらんください。
2008年09月21日
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北大構内の池です。東京・文京区の三四郎池を遙かにしのぐ豊かな自然を感じさせてくれます。このほか、じぶんの日記(9/18付け)にも写真を掲載しましたように、いまの季節は、ナナカマドの赤い実が至るところで見られます。1つだけ残念なことは、いちばんたくさん生息している野鳥が、一般にあまり歓迎されていない、カラスであるということです。
2008年09月20日
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札幌市内のビジネスホテルに来ています。今回は、仕事のための旅行ですが、昨晩と本日の早朝のみ、ちょっとだけ観光しました。また、移動日(帰着日)の午前中も天気がよければレンタカーで小旅行をする予定です。写真は、往路の機上から眺めた十和田湖・八甲田と恐山・宇曽利湖(うそりこ)です。この日は途中まで雲ばかりでしたが、秋田県上空あたりから晴れ間が出てきました。
2008年09月19日
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富士山の写真を何枚か連載してまいりましたが、先月訪れたカムチャツカに行く途中にも、飛行機の上から、いろいろな火山を眺めることができました。乗った飛行機は成田発、ペトロバヴロフスク・カムチャツキー直行便で、行きがけは、男鹿半島→青森→サロマ湖→千島列島の北側のコースを辿ります。↓の写真は、上から順に、A:岩木山→津軽富士B:羊蹄山と洞爺湖(ボンヤリ)→蝦夷富士C:十勝岳上空→美瑛富士も写っていますD:大雪山系上空E:阿頼度島(あらいどとう)→阿頼度富士F:空港から眺めた、コリャーク山(カリャークスキー山)です。私自身は、Bに2回、A、C、Dには1回ずつ登ったことがあります。EとFは残念ながら未登頂です。
2008年09月05日
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昨日に続き、富士ミルクランドから眺めた富士山の写真です。昨日も述べたように、8月下旬は局地的な豪雨が相次ぐ不安定な状況にありましたが、ここでは夕方から朝8時半頃までは、ほぼ全体の姿を眺めることができました。圧巻は日の出の瞬間です。日の出の方向が右側にずれていたので「ダイヤモンド富士」というわけにはいきませんでしたが、山腹からの日の出の瞬間(↓の写真では6時0分~6時9分頃)を眺めることができました。朝8時半すぎからはすっぽりと雲に覆われ、チェックアウトの10時に至るまで、再び姿を現すことはありませんでした。
2008年09月04日
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8月下旬の旅行では、帰りがけにもう一度富士山麓に泊まりました。但し、行きがけに泊まった御殿場とは正反対の、朝霧高原の富士ミルクランドのコテージです。8月下旬はとにかく天気が悪く、各所で局地的豪雨の被害がありましたが、このあたりは奇跡的によく晴れ、明け方から9時頃までは、富士山がとてもよく見えました。写真は、富士山の山裾からの日の出の瞬間です。手前のキノコとのツーショットとなりました。この富士ミルクランドは、設備も整っていて、お子様連れのご家族にはオススメです。好天の平日に2連泊すれば、富士スバルライン経由で日帰り登山もできるかと思います。
2008年09月03日
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井上陽水の「少年時代」に「夏が過ぎ 風あざみ...」という歌詞があります。この「風あざみ」がどんなアザミなのか、長年疑問に思っていましたが、ウィキペディアでは、「風あざみ」は...これは陽水による造語で、植物のアザミが直接関係がある訳でもない。風あざみという品種も存在しない。ちなみにアザミは春の季語でもある。むしろ言葉の響きを重んじたものだと思われる(陽水の作品にはそのようなものが散見される)。というように解説されていました。しかし、いくら言葉の響きとはいえ、「夏が過ぎ 風ざくら...」とは言いません。やはり何かしら8月の終わり頃にピッタリのアザミの花があるのではと思ってみたりします。↓の写真は、最近、富士山麓とカムチャツカで見たアザミの花です。夏の終わりに咲いていることは確かですが、季節感はどうでしょうか。一番右の写真は、私がよく登る龍ノ口グリーンシャワー公園で見たアザミです。但し、こちらのほうは6月14日に撮影したもので、夏の終わりではありませんね。
2008年09月01日
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富士山須走口五合目~六合目付近にはホタルブクロの花がいっぱい咲いていました。ホタルブクロの花自体は、大学構内でも見かけることがありますが、富士山のほうは、砂礫の斜面一帯に群生していて規模が違います。登山路よりも下山路の道沿いのほうが見事でした。なお、ネットで検索したところ、ホタルブクロの仲間にはヤマホタルブクロというのがあります。ガクの一部が反り返っているのがホタルブクロで、反り返ったガクが無いのがヤマホタルブクロだそうです。写真の花は、極端に反り返ったガクが見当たらないので、ヤマホタルブクロかもしれません。色は、この写真の色のほか、もっと白っぽい色もありました。大学構内にあるホタルブクロのほうは、確かに、ガクの一部が反り返っています。
2008年08月31日
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昨日に続いて、富士山須走口とカムチャツカ・アヴァチャ山麓で見つけた花の比較です。今回の黄色い花は、たぶん、アキノキリンソウだと思いますが、ミヤマアキノキリンソウの可能性もあります。写真左がアヴァチャ山麓、右は富士山麓です。右の写真は富士山頂の一部が見えています。
2008年08月30日
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富士山須走口の五合目からの登山路には様々な高山植物の花が咲いていましたが、そのうちのかなりの種類はカムチャツカで見かけた花とよく似ていました。下の写真は、オヤマノエンドウの仲間で、左がカムチャツカ、右は富士山麓です。全体に毛が多い特徴を持つエゾオヤマノエンドウという種類もあるそうですが、左の写真がそれに該当するのかどうかはよく分かりませんでした。カムチャツカの写真の左上に見えている緑色の施設がベースキャンプの山小屋です。その後ろにあるのがアヴァチャ山ですが、霧のため2000m付近より上は見えていません。左の写真の標高は800m前後、右の富士山麓は2300m前後で、かなりの標高差がありますが、緯度が異なるため似たような気候になっているようです。[※8/29追記]富士山で見た花のほうは、花の形や、富士山麓の花サイトなどの情報から、どうやら「オヤマノエンドウ」ではなく、「ムラサキモメンヅル」であったようです。追記・訂正させていただきます。
2008年08月29日
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全国的に雨模様の天気が続いていますが、その合間を縫って富士山に登ってきました。早朝、御殿場のホテルから、朝日に照らされている富士山がよく見えていたので、さっそく車で出発。須走口五合目を6時35分頃から登り始めて、12時05分に頂上着。コンビニおにぎりを食べたり、お鉢巡りをしてのんびり過ごし、14時5分に下山開始、16時45分に須走口の駐車場に戻ってきました。このスケジュールであれば、日帰り登山も十分可能です。ちなみに、須走口というのは、私が高校生の頃に麓から古御岳神社のあたりまで登ったことがあります。いまでは「ふじあざみライン」ができていて、標高2000mの新五合目まで、車で登ることができます。五合目から本六合目(2700m)あたりまでは、他のルートでは決して見られないような豊富な高山植物がありました。なお、天気のほうですが、中腹は快晴だったものの、頂上は霧。写真は、上から、早朝、御殿場のホテルから見た富士山、上から2番目は山麓の様子、3番目は最高地点の剣が峰、4番目は、ホテルに戻った時に見た夕日に照らされる富士山です。
2008年08月28日
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カムチャツカで見かけたハンゴンソウ(反魂草)の花です。ピンク色のヤナギランとともに、非常によく目立つ黄色い花でした。ハンゴンソウの花は、以前、フンザでも見たことがあると思っていましたが、だいぶ花の形が違います。似たような名前に「オオハンゴンソウ」という特定外来生物もありますが、これはあまり似ていませんね。
2008年08月26日
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カムチャツカでいっぱい見かけたクルマユリの花です。野生のクルマユリを見たのは初めてでした。最初はコオニユリだろうと思っていたのですが、花や葉っぱの付き方で見分けられるようです。この時季に咲いていた百合のはクルマユリのみでしたが、平地では、クロユリの種が各所で見られました(写真右下)。クロユリの花を見るためには、やはり、7月に来る必要があるようです。
2008年08月25日
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カムチャツカでは曇りの日が多く、時たま霧雨という悪天候が続きましたが、そういった湿気のせいで、各所でいろいろなキノコを見つけることができました。写真Aはホテルの横のブランコの上に並べてあるキノコです。朝、誰かが採集したものかと思いますが、食べられるのかどうかは不明。写真Bは、アヴァチャ山麓に生えていたキノコで名前は不明。写真CとDは、六輪駆動車がパンク修理している時に、すぐ近くの林の中で見つけたもので、いずれもベニテングタケではないかと思います。一番下のキノコは直径が15cmくらいありました(腕時計との比較あり)。ロシア人はけっこうキノコが好きなようで、自分でキノコを採って、道路沿いで売るひとも居るようです。しかし中には毒キノコを間違えて売る人もいるらしく、ホテルでみたTVニュースで、キノコ博物館で毒キノコの見分け方を教えているというような話題を取り上げていました。
2008年08月24日
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カムチャツカの山麓や林の中では、いたるところにブルーベリー(青紫)と、ヒョウタンボクの実(赤)がなっていました。どちらも美味しそうに見えますが、ヒョウタンボクのほうは猛毒だということで注意が必要です。このほか、スイカズラの実もありました。ブルーベリーというと、家庭菜園では土壌の酸性化に気を配る必要があり、放っておくと数年で枯れてしまったりしますが、このあたりは火山性の土壌のため、自然にどんどん殖えるようです。若干心配なのは、エキノコックス症の感染です。昨日アップしたジリスもそうなんですが、ブルーベリーの実をそのまま食べても大丈夫だったかなあ。2~3粒しか食べていませんが。[※8/23追記]上から2番目は、スイカズラの仲間(ハスカップ、クロミノウグイスカグラ)の写真でした、掲示板でご指摘いただきありがとうございました。
2008年08月22日
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アヴァチャ山ベースキャンプの山小屋周辺で見かけたジリスです。ウィキペディアの当該項目には「ジリスにはプレーリードッグ、マーモットなどが含まれる」と記されていますが、プレーリードッグなのか、リチャードソンジリスなのか、それ以外のジリスなのか、よく分かりませんでした。アラスカにはホッキョクジリスという種類も居るようなので、それかもしれません。現地のガイドは単に「ジリス」と言っていました。ここのジリスは人によく馴れており、半ばペット化していて、丸々と肥えています。一番下の写真にあるように、貰った餌の一部は、頬袋に貯め込んで巣まで運んでいるようです。人間が餌を与えることによる環境への悪影響が気になるところでありますが、付近の高山植物が食い荒らされるというような被害は出ていない模様。
2008年08月21日
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昨日掲載した「ダーチャ」は周囲を草原や畑に囲まれていました。雪と火山とごつごつした岩山ばかりを想像していたので、これまた意外な風景でした。↓の写真は、ジャガイモ畑、その後ろが菜の花。一番下の写真左側は、至る所に生えているチシママンテマ、右側は、白樺の木の下にあったデルフィニウムの仲間です。寒さが厳しいところだからでしょうか、このあたりには、外来種の雑草は殆ど見当たりません。どこを見渡しても、北方系の植物か、人間が育てている作物の花ばかりでした。
2008年08月20日
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カムチャツカには「雪と火山と荒涼とした大地」というイメージがあったのですが、実際に訪れてみると、けっこう草木が豊富で、北海道の最果ての地よりも北の方にこんなに緑豊かな土地があったのかと驚くほどでした。もっとも冬は1~3mくらいの雪が積もるそうです。↓の写真は、8月6日、悪天候でヘリコプターが飛ばなかったことによる代替地として訪れたダーチャの風景です。ダーチャ(дача)というのは、ロシア語の辞書によれば、「田舎の家」、「別荘」というような意味があるようです。昼食をごちそうになった家の場合は、老夫婦のうち、ご主人が一年中ここに住み、奥さんは夏だけここに住んで、花や野菜をつくり、時たま旅行者のもてなしをしているとのことでした。ご主人は、退職前は技師をしていたそうです。こんな寒い場所ですが、デルフィニウムなどは、雪の下で冬を越し、毎年、こんなに背の高い鼻を咲かせるとのことでした。リビングストンデージーなどは、ポット苗を植え付けたものでしょう。畑には、赤カブ、ジャガイモ、各種ハーブなどが植えられており、応接ハウスの入口はナスタチュームで飾られていました。ヘリコプターが飛ばず、ナリチェボ高原に行かれなかったのは大変残念でしたが、こういう暮らしぶりを拝見させていただくことて、たいへん意義深い一日となりました。
2008年08月19日
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2日続けて龍ノ口グリーンシャワー公園の昆虫たちの写真を掲載しました。今回は、先日のカムチャツカ旅行で出会った虫たちの写真です。A:???BとC:ルリヤンマの仲間?(BとCは別種)D:昆虫ではなく、ザトウムシE:シジミチョウの仲間F:ヒオドシチョウG:???H:シジミチョウの仲間...ということで、外国籍のため、ザトウムシとヒオドシチョウ以外はよく分かりません。お教えいただければ幸いです。[※8/19追記]ドクターT9323さんから正確な情報をいただきました。以下のように追記させていただきます。E:シジミチョウの仲間→ヒメシジミH:シジミチョウの仲間→ヒョウモンチョウ図鑑で詳しく調べたところ、Eはアサマシジミにも似ているように見えますが、羽根の表側の写真が撮れていないため、区別できませんでした。
2008年08月18日
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カムチャツカの花の第三弾はウルップソウです。私自身はこの花を見るのは初めてでしたが、国内では、礼文島、白馬、八ヶ岳などで咲いているそうです。すでに終わりかけている花が多かったですが、雪渓が融けた場所などでは、まだまだキレイな花を咲かせていました。青花のほか、白っぽい花もいくつか見られました。
2008年08月15日
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カムチャツカの花の第二弾は、バチカゼッツ高原(ヴァチカジツ高原)にたくさん咲いていたワレモコウです。昨日のヤナギラン同様、モンゴルでもワレモコウの花をたくさん見ました。しかしカムチャツカでは少なくとも3種類のワレモコウがあるようです。1つは、日本やモンゴルでよく見かける丸っこいワレモコウ。残りの2つは、穂の長い種類で、ナガボノワレモコウと呼ばれているようです。このうち、赤い花は、ナガボノアカワレモコウ、白花はナガボノシロワレモコウ。但し、どっちつかずのピンク色のナガボノワレモコウもありました。なお、この高原には1500m前後の山があり、ここに登るツアーも日本から出ています。アヴァチャ山同様、晴れた日に登りたいものです。
2008年08月14日
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カムチャツカでいちばんよく見かけた花と言えば、やはりヤナギランです。空港を降り立った時も、道沿いでも、牧草地でも、また、かなり標高の高い場所でも、お花畑を形成していました。そう言えば、昨年訪れたモンゴルでも、各所でヤナギランを見かけました。日本人にとっては珍しい花ですが、現地の人々にとっては、日本のセイタカアワダチソウやヒメジョオンと同程度の雑草扱いなのかもしれません。但し、ヤナギランは、お茶や食材としても利用できるので有用です。↓の写真は、アヴァチャ山ベースキャンプ近くで見たヤナギランの群生。背景の岩山はラクダ山と呼ばれており、比較的簡単に登ることができました。
2008年08月13日
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カムチャツカから戻ってまいりました。今回の旅行の目的は、アヴァチャ山(2741m。ロシア語の正式な発音は「アヴァーチャ」)に登ることと、その周辺の高山植物の花を楽しむことにありました。しかし、今回は残念ながら天候に恵まれず、特に登山日は登り初めから激しい風雨にさらされ、私自身は2000m付近で登頂を中止せざるを得ませんでした(それでも、視界がきかないことを承知で頂上まで登った人が4名ほどおられましたが)。写真の一番上は、登山の前日にベースキャンプから一時的に見られたコリャーク山(3456m、こちらは上級の登山技術必要)です。上から2番目は、ベースキャンプから去る日の早朝に一時的に見られたアヴァチャ山です。頂上から噴煙が上がっています。もっとも、こういう天気ならではの珍しい光景にも出会うことができました。写真の下3枚は、登山の途中、日の光が射し込んだ時に見えた虹とブロッケン現象です。明日以降は主として、カムチャツカの花の写真を掲載したいと思います。
2008年08月12日
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8月2日土曜日の朝は、例によって龍ノ口グリーンシャワー公園の山に登ってきました。今年に入ってからこれで23回目の登山となりました。この日は、ちょうど龍之口八幡宮で、大祓祭が行われており、入口には大きな茅輪(ちのわ)が設置されていました。神道のことはよく存じ上げていないのですが、ネットで調べたところでは、常に清らかな気持で日々の生活にいそしむよう、自(みずか)らの身心の穢れや、そのほか災厄の原因となる諸々の罪・過ちを清める事を目的として行われるものであり、この時期の大祓は夏越(なごし)の祓いと呼ぶそうです。大祓い詞を唱えながら、最初は反時計回り、2回目は時計回り、そしてもう一度時計回りに輪をくぐることとされています。
2008年08月02日
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少し前に訪れた三徳山投入堂の断崖に咲くコオニユリです。コオニユリに良く似た花にオニユリがありますが、ムカゴが無かったことと、このあたりに生息する百合にはコオニユリが多いことから「コオニユリ」とさせていただきました。なお、この投入堂を拝観するには、かなり急な崖(鎖場もあり)を登らなければなりません。雨後などで滑りやすい時は、スニーカーも禁止で、わらじ(有料)に履き替える必要があります。また、底にスパイクや金具の付いた靴などの登山用シューズや・ピッケル・ストックや杖も禁止、さらに、単独ではなく、必ず2人以上のグループで参拝しなければなりません。一人旅の方は、次の参拝者がやってくるまで入口受付で待機し、一緒に行動する必要がありますのでご注意ください。
2008年07月16日
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6月30日に行った「しまなみ海道」の最終回です。サイクリングを終えてから、大三島にあるマーレ・グラッシア大三島という海水温浴施設で温泉に浸かり、夕食をとりました。この施設は、夕日がキレイなことで知られています。この日は夏至のほぼ一週間後であったため、日の入りは一番右側(北西側)に寄っており、お風呂はもとより、レストランの座敷の中まで夕日がさし込みました(写真はいずれも、レストランのガラス越し、および隣の休憩室のベランダから撮ったものです)。西方向は視界が開けていますので、冬至の頃でも夕日は見られそうです。余談ですが、瀬戸内海に沈む夕日というと、私が大学生の頃にはやった、●瀬戸は日暮れて 夕波小波...という小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」を思い出します。ウィキペディアによると、この曲の舞台は、この大三島よりは遙か東の、香川県小豆郡土庄町沖之島とされているそうですが、イメージとしては、しまなみ海道に沈む夕日のほうがピッタリするような気もします。
2008年07月06日
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しまなみ海道の魅力の1つは、橋の上から真下に眺められる渦潮にあります。渦潮は、潮流の流れの激しい時に発生します。私たちが自転車で通った時は、それほど強い流れではありませんでしたが、それでもいくつか小規模なものが観られました。橋の上から眺める渦潮としては大鳴門橋が有名ですが、こちらのほうが自然が豊かでのんびりできるように思います。日本三大急潮というのは来島海峡と、鳴門海峡と、もう1つは関門海峡だそうです。但し関門橋は歩行者や自転車では渡ることができません。人道トンネルでジョギングはできますけれど....。
2008年07月05日
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今回の旅行では、自転車で、今治(サンライズ糸山)と大島(今治市・吉海町)を往復しました。↓の写真は、帰りがけに立ち寄った馬島です。ウィキペディアによれば、この島の人口は34人、また島民や緊急車両などの許可車を除いた一般自動車の上陸は制限されており、自転車やバイクのみ、専用のエレベータで降りることができます。島で見かけた人は、島民と思われる方3名(いずれも遠くに見えていただけ)、観光客と思われる方2名のみでした。すぐ近くまで寄ってきた生き物は、↓の写真のカニ1匹のみでした。島民の車以外が通らないせいでしょうか、車道を横切る時も余裕たっぷりに歩いているように見えました。
2008年07月04日
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しまなみ海道・大島(今治市・吉海町)の海岸です。ここを通って驚いたのは、海岸のどこを見てもゴミが1つも落ちていないということでした。国内の海岸で、こんなにキレイなところを見たのは生まれて初めてでした。今回は、この島のほか、馬島、伯方島の海岸にも立ち寄ってみましたが、数個の漂着物があったほかは、ゴミらしいゴミは全く確認できませんでした。かつて、瀬戸内海の塩飽本島(香川県)に海水浴に行った時は、海岸のゴミに腹を立てたものです。また、日本海側の海岸には、ハングルの文字が書かれた得体の知れない物がたくさん漂着していたりします。まもなく海水浴シーズンということで一斉に大掃除をした直後なのかもしれませんが、とにかく、こんなにキレイな海岸は日本では希有といってよいでしょう。
2008年07月03日
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しまなみ海道の写真の3回目はサンゴシトウの花です。撮影した時は、アメリカデイゴ(カイコウズ、海紅豆)かと思っていましたが、帰宅後にネットで検索したところ、花びらが細長くてあまり開いていないといった特徴から、サンゴシトウの花であることが確認できました。漢字では「珊瑚紫豆」と表記されているサイトと、「珊瑚刺桐」と表記されているサイトがあり、どちらが正確なのかはよく分かりません。但し、中国では「刺桐の木」というのがあるらしいです。
2008年07月02日
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しまなみ海道の写真の連載2回目は、露地植えのカンガルーポー(カンガルーポウ)です。私自身は、かつて、鉢植えで育てたことがありますが、半年余りで枯れてしまいました。温暖な気候のせいでしょうか、ここの島では、そのカンガルーポーが露地植えされており、いっせいに花を咲かせているのは驚きでした。
2008年07月01日
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きょうは土日出張の振替休日をとりました。梅雨時にしては珍しく好天にめぐまれたので、夫婦で、しまなみ海道までサイクリングに行ってきました。写真は、海岸沿いに咲くナデシコの仲間です。カワラナデシコのように見えますが、海岸の岩場に咲くのもカワラナデシコと呼ぶのかどうかは不明です。このあたりの海岸で驚いたのは、ゴミが1つの漂着していないということでした。こんなにキレイな海岸を国内で見たのはこれが初めてでした。
2008年06月30日
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ホタル見物の翌日は、すぐ近くのとっとり花回廊に行ってきました。昨日の日記では、オリエンタルポピー系のお花畑の写真を載せましたが、こちらのほうにはアイスランドポピーのお花畑があり、4月18日に写真を掲載したことがあります。あれから1カ月半が経過し、大部分はマリーゴールドに植え替えられていました。残ったポピーは写真上の通りです。こういう、終わりかけのお花畑というのも、私の好みではあります。
2008年06月05日
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日曜日は、高梁市の「満天堂浜町店」で「当店特製手作りお弁当」を買ってから、コスモスパーク北房にポピー見物に行きました。この日は公開初日で宣伝不足のせいか、入場券の通し番号は開園の2時間後でありながら、18人目と19人目だったようです。そのぶん、静かなポピー畑を楽しむことができました。ポピー畑というのは時期的にはちょっと遅い気がしましたが、オリエンタル・ポピー系(オニゲシなど)を10種類ほど育てているとのことでした。コスモスのほうは、このあと7月に種を蒔いて、秋に公開するそうです。2007年10月22日の写真と比較してみると、ポピーにもそれなりの美しさはあるものの、やはりコスモスのほうが心が和むようには思います。
2008年06月04日
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日曜日、ホタル見物に向かう途中、吉備中央町・賀陽のダチョウ牧場[※]に立ち寄ってみました。[※追記]その後、閉鎖。ここのダチョウは、2007年12月3日にも御紹介したことがあります。前回よりも数が増えており、しかも間近に眺めることができました。なかなか表情豊かな鳥ですね。なお、この日は、このあと、「満天堂浜町店」で「当店特製手作りお弁当」を買ってから、「コスモスパーク北房」にポピー見物に行きました。ポピー畑の写真は明日以降に掲載いたします。
2008年06月03日
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日曜日の夜は、鳥取県・大山の近くにホタル見物に行きました。ネットでホタルの出現ポイントを事前にチェックしていたのですが、そのような場所に行くまでもなく、宿泊先のホテルのすぐ近くの川沿いで、数十匹のホテルの乱舞を楽しむことができました。ホタルの生育に適した川があれば、別に観光情報に頼らなくてもホタルはちゃんと観られるものなのですね。重要なことは、「ホタルの出現ポイント」という観光情報の知識を持つことではなく、自分の力で、ホタルの現れそうな場所を見つけ出し、じっくりと待つことです。さて、そのホタルの写真なんですが、やはりデジカメで撮るのは難しいです。上の2枚は飛んでいるところ、その次の2枚は、手のひらと葉っぱの上で光っているところです。撮影困難レベルはオーロラと同じくくらいかなあ。余談ですが、今回泊まったホテルは、なかなか豪華で、お城みたいでした。これでも夫婦2人合計、朝食付きで1万3650円。ライバル会社の宿泊プランのため、ここからはリンクしないでおきます。
2008年06月02日
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日曜日、ドイツの森の帰りに通った旭川土手(左岸から上流方向)です。この季節は、土手いちめんにオオキンケイギクの花が咲きます。もっとも、この植物は特定外来生物のチャンピオンみたいな花であり、関連サイトでも、強靱な性質のため全国的に野生化し、河川敷や道路にしばしば大群落をつくっており、在来生態系への影響が危惧されている。などと記されています。そんなこともあって、大規模な刈り取り作業が行われている模様で、以前よりもだいぶ、群落の面積が少なくなってきています。この風景も今年限りになるかもしれません。
2008年05月27日
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日曜日午後は、夫婦で、「ドイツの森」に行ってきました。数日前のローカルニュースで、ポピーのお花畑が見頃だというので、近場でもあり、ちょっと寄ってみた次第です。過去日記を検索したところ、2003年の5月17日と、7月20日に記録があり、5年ぶりであることが確認できました。この日の閉園時刻は18時となっていましたが、17時頃には殆ど人影もなくなり、ドイツの雰囲気?を静かに楽しむことができました。
2008年05月25日
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きょうは月曜日でしたが、出張の振替休日ということで、昼前に近くのRSKバラ園に行ってきました。RSKバラ園は、岡山ではもちろん、全国でも規模の大きいバラ園の1つとして知られています。ちなみに、RSKとは、山陽放送の略称【RSK(Radio Sanyo K.K.)、旧愛称「ラジオ山陽」からとったもの】であり、園の中心には、放送局の電波塔が立っています。バラは、その周りを囲むように同心円状に植えられています。子供向けのアスレチック遊具が併設されていることもあって、私が岡山に引っ越してきた18年前から何度も訪れていましたが、最近はすっかりご無沙汰でした。園内の様子も、遊具も全く変わっていないように見えました。
2008年05月19日
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出雲大社参拝の日に泊まったホテルです。印象が良かったので、私のブログとしては希有ですが、アフィリエイトのイメージを貼っておきます。このホテルは海に面しており、いまの季節は、客室から美しい夕日が眺められます。また、タラソテラピーと呼ばれる海水の温水プールがあり、健康増進にも適しております。↓の写真は、客室バルコニーから眺める夕日です。なお写真の下にあるガラステーブルは、客室内からバルコニーに勝手に運び出したものです。手すりがテーブルに写っていて、手すりの外にあるように見えていますが、当然のことながら、じっさいはテーブルも椅子も手すりの内側にあります。なお、今回は、翌朝になって天気が良かったので、急遽、三瓶山に行くことを決めましたが、もともと三瓶山登山を予定されている方には、↓のペンションもオススメです。オーナーさんのお話や手品が面白い。
2008年05月08日
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