蚤とダイエット

蚤とダイエット

2007.05.08
XML
このタイトルから始まるコメントを頂きましたので回答いたします。

あ、コメントは最近頂いたのですが、
記事をアップしたのは1月20日なので読んでいない方のために再掲しますね。

=====ここから再掲=====

「糖尿病と7年の付き合い?」

読売新聞の「医療ルネサンス」の「糖尿病の食事2」では、
56歳の主婦A子さんが紹介されています。

>薬で血糖値は下がるので、つい気持ちは緩み、
>食後に菓子パンやケーキ、せんべいなどに手が伸びてしまう。



糖尿病の治療はなんでこんなに難しいのでしょう?
ぼくの勝手な判断ですけど、

その1.痛みがないから。
その2.食いしん坊が原因なのにそれをやめることができないから。

それと、前回も書きましたが、

その3.カロリーを抑えて栄養素はバランス良く食べる食事指導だから。

A子さんは『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』という本と出会い、
その著者である江部康二さん(57)が理事長で医師をしている高雄病院で
治療を受けています。
その江部さん自身も糖尿病なんだって。なんじゃこれ?
医師がどうして糖尿病になるの?ぼくには謎だ。



>主食は昼食のみ。あるいは3食とも抜くが、肉や魚、揚げ物など、
>脂肪やたんぱく質が中心のおかずは食べていい。
>食後に血糖値を上昇させるのは糖質で、脂質やたんぱく質は
>あまり影響しない点に着目した方法だ。

なんだか「低炭水化物ダイエット」を連想してしまいます。

大いなる疑問です。
なぜ疑問に思うか、については最後に書きます。

A子さんは昨年10月から3食とも主食を抜き、大好きな菓子パンやケーキも
やめたにもかかわらず、思ったほど血糖値が下がらない日もあり
教育入院を12日間したそうです。

>A子さんは入院して、主食だけではなく、乳製品や調味料から
>ニンジンなどの野菜まで、あらゆる食品に糖質が含まれていて、
>意識しないと取りすぎてしまうことを学んだ。

穀物や野菜の糖質が悪者とはどうしても思えません。
例外は白砂糖の糖質ですけどね。これは摂ってはいけません。
乳製品もやめた方がいいでしょう。

>一方で病院食には、肉類もたくさん出て、品数も夕食には6品程度出るなど、
>思ったよりも食べることができて驚いた。

おいおい、これで糖尿病が完治できるの?大いなる疑問です。
ちなみに

「高雄病院で出されたある日の糖質制限食」

の中から、動物性食品(魚介類を除く)を拾ってみました。

(朝食)6ピースチーズ一つ
(昼食)牛肉のソテー、鶏ミンチいため煮
(夕食)卵焼き、鶏肉と大根の煮物

>退院後も糖質制限食を続けるA子さんは、
>「ご飯の代わりに肉や魚などおかずを一品増やしたので、
>食生活が前より豊かになった気がします」と話す。

それでは、なんでぼくが疑問を呈したのか?
その根拠は次の記事の表現です。

>高雄病院は、1999年から糖尿病患者に糖質制限を勧めている。
>これまで入院した200人以上が行い、退院後も8割の人が続けているという。

入院した200人は糖尿病が完治したのでしょうか?
それとも何らかの改善があったのでしょうか?
そこのところが具体的に書いていない。不思議です。

>退院後も8割の人が続けているという。

ということは完治した人は2割だけ?それとも完治はしていないにもかかわらず、
ずぼらなためにやめちゃった人?
これほどまでにあいまいな記事は信憑性が疑われます。

>「いろいろ食べられるので、継続しやすい面があります」
>と、江部さん自身も実践して5年以上になる。

5年も実践しながら糖尿病が完治していない、ということですよね?
どのくらい改善したのかも書いていません。不思議です。

>同病院の患者のデータでは、平均的な血糖値を示す
>ヘモグロビンA1cの値が1ポイント以上改善した。

たった1ポイントですか?これも不思議です。1ポイント以上、ということですから、
最大は何ポイント改善したのでしょう?それが書いていないことは不思議です。

効果がある療法なら、改善、完治するはず、させないといけないと思うんです。
そこんところの表記があまりにも曖昧すぎます。

「また為谷がエラそうなことを言っているよ」って思われちゃうかもしれません。
しかし、ぼくは糖尿病から1年で生還しました。
空腹時血糖値が130mg/dlはありましたから、立派な糖尿病でした。
(と知ったのは「健康管理士」の勉強をしてからのことですが・・・)

前回の記事を読んでいない方はぜひジャンプして下さいね?

【糖尿病患者もフランス料理に舌鼓】
http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200701190000/


【当該記事URL】
http://plaza.rakuten.co.jp/healthycyuunen/diary/200701200000/

=====再掲ここまで=====

>糖尿病になれば、死ぬまでつきあわなくてはいけません。

誰がそう断言しているのでしょうか?医師でしょうか?
あなた自身がそう思っているのでしょうか?それとも
医師からそういう風に言われたのでしょうか?

>従って、5年だろうが、7年だろうが治療を続けなくてはなりません。

死ぬまででしたら何十年も、でしょうね?

>私も糖尿病ですが、糖質制限法は効果があります。

「効果がある」ということは「改善ができる」ということであり、
「完治ができる」ということではありませんよね?

そもそも糖質制限法では完治はできないことは火を見るより明らかです。

ではどうしたらいいのか?
2人の医師の言葉を借ります。

★渡辺正医師
http://www.dr-watanabe.nakano.tokyo.jp/

糖尿病は簡単に言うと栄養過剰の病気です。薬物療法を行う前に、
次のような方法を行えば糖尿病は治ると考えていいでしょう。

1.朝食をとらない(栄養過剰を抑えるため)
2.生野菜をたくさん摂る
3.適切な運動療法を行う

この3点に留意すると糖尿病はきれいに治ります。

★甲田光雄医師
http://www.nishikai.net/japan/koda/index.html

糖尿病は不治の病と言われていますが、全然そんなことはありません。
実際は簡単に治ります。
現代栄養学では、健康生活、体力を維持するためには三大栄養素を合わせて
ある一定量以上食べないといけない、という先入観があるため、
糖尿病患者であっても極端な少食療法をとれないのです。
そのために治るのも治らないのです。
糖尿病がなぜ難病といわれるのかというと、それは治らない食事の仕方を
しているからです。少食療養をすれば糖尿病は必ず治ります。
食べ方を改めると簡単に治るのに、古い栄養学にとらわれているために
治らないのです。

【参考サイト】
『社会問題勉強会』
http://www5.ocn.ne.jp/~kmatsu/
ここの[医療TOPページ]の[糖尿病に薬はいらない]をクリック







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.05.08 23:52:28
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

為谷 邦男

為谷 邦男

Favorite Blog

北国の空き家問題 New! メルトスライム25さん

2025年2月17日の… New! 藻緯羅さん

今、どんな想念を持… New! lovelovelove7240さん

「般若心経解説」を… New! ヨーガ1950さん

四コマ漫画 「隊長… New! チョロ君1004さん

2/16 亡き姉の思い出 New! JIMEsanさん

目指せ60キロキープ!… 久住咲夜さん

人差し指がくっつく ごねあさん

福田村事件 ~ 関… 背番号のないエースGさん

こんなものを見つけ… かきつばた3672さん


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: