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2023.07.10

2008年03月26日のブログ記事から。牛乳、その「都合のよい真実」

カテゴリ：牛乳・乳製品について

カテゴリ：牛乳・乳製品

牛乳論争というのがありますね？
最近では新谷弘実医師の『病気にならない生き方』の牛乳の記述に対して、
「牛乳製品健康科学会議」と「社団法人・日本酪農乳業協会」から
公開質問状が出されたのは記憶に新しい事ですね。

どっちが正しいか間違っているかは私には関心が薄れてきました。
「ど～っちだっていいや」
ってな感じです。

1.何も変わらなかった人
2.健康を害した人
3.健康上の不具合が改善できた人

と三つに分けて考えたとき、
１番の人は、本を読んだだけで何も実行、実践しなかった人か、
もともとどこも健康上問題がなかった人だと思うのです。
２番の人はないと思います。「思う」と私が思っているだけですけど。
実例がありましたら教えて下さい。
３番の人はいますよ～。
私が知っているだけでも数人。
「たった数人かよ」って言われちゃいそうですけど、

牛乳論争はどっちが正しいのか？どっちが間違っているのか？
どっちにも正しいことがあり、間違っていることもあるのか？

どちらを信用し、支持したらいいかわかりませんよね？
そこで、新谷氏が言及していないことから牛乳を考えてみませんか？

結論から申しましょう。それは、

ということです。
まだ歯が生えていない乳幼児は食べ物を噛めないので、
お母さんのオッパイを飲んで栄養を摂取します。
さらに胃や腸が発達していないので固形物は消化できません。
だから母乳はヒトの乳幼児にとっては「完全栄養食」と言えるでしょう。
同じように牛乳も仔牛にとっは「完全栄養食」と言えるでしょう。

ヒトであれば、一歳をさかいに、徐々に固形の食物に移行していきます。
完全に乳離れしたら、もうヒトのお乳（母乳）は必要ありませんね？
そうして、固形物から栄養分を摂るようになります。

そうして成長していき大人になって、年老いて、病気にかかったりして、
咀嚼ができなくなったりすると、流動食を摂るようになります。
さらに、飲み込めなくなったら、点滴で栄養物を補給します。
あ、私の知り合いで、胆石の手術をした人は、半ヶ月も
一切口からは食べられず、点滴で栄養を補給していました。
げっそり痩せましたが、
「元々太っていたから良かった」
なんて本人は言っていました。

つまり、ヒトは、離乳後は固形物を食べて栄養を補給するのが自然の摂理だ、
ということです。他の哺乳類も同じです。
広く自然界を見渡してもそのことが言えると思います。
そうして水分補給には水です。
水にはカロリー（熱量）はありません。（ミネラルは含有してますが）

母乳を飲まないで生きていけるようになったヒトに、
母乳に替えて液体の栄養物である牛乳を飲ませることが
「へんだなぁ～」と、感じていただけたでしょうか？

実践して下さい。
あなた自身もあなたのお子さんも、牛乳を飲まないことで、
なんら不都合はありませんから。
三ヶ月でもいいですから、やめてみませんか？
不都合がないどころか、何かが改善されることもありえますから。
そうしたらそれは、

「都合のよい真実」

となりますよ？